Exnessでのドル円取引は他の海外FX業者での取引とは全くの別物です。
レバレッジ無制限(最大21億倍)を使えば、理論上では証拠金が1円に満たずともポジションを持つことができます。
そうは言っても実際にExnessでドル円取引をする場合にどれぐらいの証拠金が目安になるのかや、どんな取引手法が有効かイメージしづらいですよね。
そこでこの記事ではExnessのドル円取引だけに焦点を当てて徹底的に掘り下げていきます。
口座開設がまだ済んでいなければ「Exnessの口座開設方法と手順」に沿って、取引のための口座を開いた上でこの記事に戻ってきてください。画像の手順通りに進めるだけで迷わずExnessで取引が始められます。
また、Exnessでのポンド円取引、Exnessでのゴールド取引については別のページにまとめていますので、よければ参考にしてください。
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Exnessって実際どうなの?という方は「Exness(エクスネス)の評判・口コミまとめ」の記事を参考にしてください。実際にExnessを使ってみた体験談や、トレーダーの生の声からわかる安全性や信頼性、メリット・デメリットをまとめています。
Exness(エクスネス)のドル円の取引条件
ここでは、Exness(エクスネス)のドル円の取引条件について以下4つのポイントでご紹介します。
Exnessのドル円は、海外FX業者の中でも特に優れています。
何より無制限レバレッジの採用、そして口座タイプ別にトレードスタイルに合った低スプレッドでドル円の取引が可能です。
Exnessのドル円:レバレッジ
Exnessでは、「有効証拠金が1,000ドル未満」・「取引回数が10回以上」・「累計5ロット以上の取引実績」があるとドル円を無制限レバレッジで取引できます。
無制限レバレッジ
無制限レバレッジは資金損失のリスクが高く、経験豊富なトレーダー限定で提供しながらも、リスクを抑えるために以下の前提条件を設けています。
本取引口座:
- 取引口座の有効証拠金はUSD 1,000未満であること
- トレーダーは最低10件の注文(指値注文を除く)を決済し、パーソナルエリアのすべての本取引口座で取引量が5ロット(または500セントロット)以上あること。
すべての条件を満たすと、対象となる取引口座のレバレッジ設定に無制限レバレッジの選択肢が表示されます。
引用元:Exnessヘルプセンター>取引>一般的な質問>「取引口座に課されるレバレッジと証拠金所要額について」より一部抜粋
無制限レバレッジの条件を満たしていない状態でも最大2,000倍レバレッジでドル円が取引可能です。
Exnessのドル円:必要証拠金
Exnessでのドル円の必要証拠金の目安をご紹介します。
ポジションを保有するのに必要な証拠金は下記の計算式で求めることができます。
ドル円のレートが145円の場合、最大2,000倍レバレッジ・無制限レバレッジの必要証拠金はそれぞれ以下の通りです。
ロット数 | 最大2000倍 必要証拠金 | 無制限 (21億倍) 必要証拠金 |
---|---|---|
0.01ロット | 72円 | 0.0000072円 |
0.1ロット | 729円 | 0.00072円 |
1ロット | 7295円 | 0.0072円 |
Exnessの必要証拠金や計算方法は下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
Exnessのドル円:スプレッド
Exnessのドル円スプレッドは、各口座タイプで以下のようになります。
口座タイプ | 取引コスト (スプレッド+往復取引手数料) |
---|---|
スタンダード口座 | 1.1pips |
スタンダードセント口座 | 1.1pips |
プロ口座 | 0.7pips |
ロースプレッド口座 | 0.7pips (0+0.7) |
ゼロ口座 | 0.7pips (0+0.7) |
ドル円のスプレッドは、スタンダード口座・スタンダードセント口座が「1.1pips」、プロ口座が「0.7pips」・ロースプレッド口座・ゼロ口座が「0pips」となります。
ただし、口座タイプによって以下の取引手数料が必要です。
- スタンダード口座:無料
- スタンダードセント口座:無料
- プロ口座:無料
- ロースプレッド口座:1ロット/往復7ドル(0.7pips相当)
- ゼロ口座:1ロット/往復7ドル(0.7pips相当)
ロースプレッド口座・ゼロ口座はドル円を「0pips」でトレード可能ですが、取引手数料が往復で7ドル発生するので、実際の取引コストはプロ口座と同じ「0.7pips」となります。
各口座タイプの詳しい取引条件の比較は「Exnessの口座タイプ比較&トレードスタイル別のおすすめ口座タイプ」の記事をご覧ください。
Exnessのドル円:スワップポイント
Exnessのドル円のスワップポイント(2023年9月時点)は以下の通りです。
- ロングスワップ:0
- ショートスワップ:-2.37359pips
ショートスワップがマイナスになっているので、ショートポジション(売り)を保有しているだけで1ロットごとに「-2360円」の損失が毎日発生します。(1ドル=145円で計算)
ドル円のスワップポイントは全口座タイプ共通ですが、取引実績の豊富なトレーダーはExness運営による招待制で「優待スワップフリー」が適用されます。
優待スワップフリーが適用されると、ドル円をスワップフリーで取引可能になります。
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Exness(エクスネス)でドル円を取引するデメリット
ここでは、Exness(エクスネス)でドル円を取引する以下のデメリットについてご紹介します。
それぞれドル円を取引するデメリットを詳しくみてみましょう。
日本語の情報が少ない
Exnessは、日本語による情報が少ない海外FX業者というデメリットがあります。
Exnessがアジア圏に進出したのが2020年と遅かったことが、日本語の情報量が少ない主な理由です。
例えば、Exnessに関するレビューは、日本で知名度のあるXMTradingやGEMFOREXと比べて、まだ日本語によるものは多くありません。
ボーナスを実施していない
Exnessは2020年にアジア進出以降、一度もボーナスキャンペーンを実施していません。
ドル円は、初心者が最初に取引する通貨ペアとして定番ですから、ボーナスを活用して取引経験を積みたい方も多いでしょう。
Exnessではボーナスの実施がないため、少額資金&スタンダード口座でレバレッジを活用することをおすすめします。
レバレッジ制限が細かいこと
Exnessでドル円を取引する強みは、やはり業界で最も高い無制限レバレッジです。
しかし、レバレッジ倍率の高いFX業者ほど、どうしてもレバレッジ制限が細かくなるデメリットがあります。
具体的に、Exnessのレバレッジ制限には以下の種類があります。
- 口座残高によるレバレッジ制限(無制限〜500倍)
- 経済指標発表前後のレバレッジ制限(200倍)
- 取引開始後・終了前のレバレッジ制限(200倍)
口座残高によって最大レバレッジが無制限から段階的に制限され、最終的には500倍まで引き下げられます。
また、経済指標発表時や取引開始後・終了前は、最大レバレッジが一時的に200倍に制限されるので注意が必要です。
初回最低入金額が高い
Exnessで、より良い環境でドル円を取引するには、初回最低入金額が高くなります。
なぜなら、スタンダード口座・スタンダードセント口座以外は、1,000ドル相当の初回最低入金額だからです。
口座タイプ | 初回最低入金額 |
---|---|
スタンダード口座 | 10ドル (約1,450円) |
スタンダードセント口座 | 10ドル (約1,450円) |
プロ口座 | 1,000ドル (約145,000円) |
ロースプレッド口座 | 1,000ドル (約145,000円) |
ゼロ口座 | 1,000ドル (約145,000円) |
もちろん、初回最低入金額が高い分、優先的に低スプレッドで取引が行えます。
とは言え、1,000ドル相当未満の少額資金で取引したい方には、少し高く感じられるでしょう。
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Exness(エクスネス)でドル円を取引するメリット
ここでは、Exness(エクスネス)でドル円を取引する以下4つのメリットをご紹介します。
レバレッジ制限やボーナス無しでも、ドル円の取引環境が優れているExnessのメリットを確認しましょう。
取引コストが低い
Exnessでは、ドル円の取引コストを抑えやすいメリットがあります。
特にプロ口座は、取引手数料が無料の口座タイプとしては、他社より非常にコストが安いです。
ドル円(USD/JPY)の取引コスト(スプレッド+取引手数料)をメジャー海外FX業者の「プロ向け口座」で比較したのが下記の表です。
口座タイプ | ドル円 (USD/JPY) | 取引手数料 | 最大レバレッジ |
---|---|---|---|
Exness (プロ口座) | 0.7pips | 無料 | 無制限 |
XMTrading (KIWAMI極口座) | 0.6pips | 無料 | 1,000倍 |
FXGT (プロ口座) | 0.8pips | 無料 | 1,000倍 |
BigBoss (プロスプレッド口座) | 1.8pips (0.9+0.9) | 往復9ドル | 1,111倍 |
Titan FX (Zeroブレード口座) | 1.03pips (0.33+0.7) | 往復7ドル | 500倍 |
AXIORY (ナノ口座) | 1.1pips (0.5+0.6) | 往復6ドル | 400倍 |
Exnessのプロ口座と他社口座で比べると、ドル円(USDJPY)の取引コストは「XMTrading(KIWAMI極口座)」の0.6pipsに次ぐ2番目の低さです。
取引コストの低さとプロ口座でも最大レバレッジ無制限でトレードできることを考慮するとExnessでドル円を取引するメリットは十分にあるといえます。
無制限レバレッジで超少額トレードが可能
Exnessでドル円を取引する最大のメリットは「無制限レバレッジ」です。
Exnessの無制限レバレッジとは、以下の条件を満たしていると選択できる、実質21億倍のレバレッジになります。
- 口座残高が1,000ドル相当未満
- リアル口座で最低10回の取引実績
- リアル口座で合計5ロット以上の取引実績
無制限レバレッジ(21億倍)では、1円の証拠金でもポジションが建てられるため、スプレッドや相場が逆行した際の含み損だけを基準に取引が可能です。
スワップフリーで取引可能
Exnessのドル円は「優遇スワップフリー」の対象銘柄となっているので、条件を満たすことでスワップフリーで取引可能です。
また、すべての口座タイプが「優遇スワップフリー」の対象で、1つの口座で短期・長期トレードどちらも可能です。
口座タイプ | 優待スワップフリー |
---|---|
スタンダード口座 | 対象 |
スタンダードセント口座 | 対象 |
プロ口座 | 対象 |
ロースプレッド口座 | 対象 |
ゼロ口座 | 対象 |
ただし、「優遇スワップフリー」が適用されるための条件は公表されていません。
Exnessのアルゴリズムによりトレード状況を判断して自動的にレベルが引き上げられます。
Exnessのスワップポイント・スワップフリーに関する詳しい内容は、下記の記事で紹介しているので参考にしてください。
スキャルピングからスイングまで快適
Exnessは、ドル円をスキャルピング・デイトレード・スイングトレードまで快適に行えます。
なぜなら、5種類の口座タイプで幅広いトレードスタイルに対応しているからです。
- スタンダード口座:手数料無料で無制限レバレッジ
- スタンダードセント口座:1,000通貨が1ロットで小規模取引
- プロ口座:手数料無料&中程度の低スプレッドでバランスが良い
- ロースプレッド口座:1ロット最大3.5ドルの手数料低スプレッド
- ゼロ口座:1ロット3.5ドルからの手数料で超低スプレッド
上記のスキャルピングやデイトレードが快適な口座タイプを選べます。
また、条件を達成すればスワップフリーで取引可能なので、スイングトレードにも最適です。
取引方法の自由度が高い
Exnessは、取引方法の自由度が高いこともドル円を取引するメリットです。
制限された取引方法や戦略はありますか?
Exnessでは、取引方法を制限してません。取引方法は「分析と取引のタイミングを決めるご自身のアプローチ」と定義しています。
ご希望のどのような取引方法でも使用可能ですが、複数のパーソナルエリア、決済処理などのトピックに対する特定のポリシーへのご理解とご考慮をお願いいたします。 さらに、Exnessは非倫理的行為、不正、ソフトウェア操作、その他の言及されていない不法行為に関与したトレーダーに対するサービスの停止を行う権利を有します。
引用元:Exnessヘルプセンター>取引>よくある質問>「制限された取引方法や戦略はありますか?」より一部抜粋
具体的にExnessでは、以下の取引方法も認められています。
- 複数口座の両建てが可能
- 裁定取引(アービトラージ)が可能
- 自動売買(EA)に全口座タイプが対応
- スキャルピングに制限無し
特に複数口座の両建てや裁定取引が禁止されていないFX業者は珍しいです。
例えば、ドル円と相関性の高い銘柄を対象に、両建て取引を行うといったトレード戦略もExnessなら行えます。
Exnessで両建てトレードを行うメリットや手法は下記の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてください。
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Exness(エクスネス)のドル円トレードにおすすめの口座タイプ
Exness(エクスネス)でドル円をトレードするのにおすすめの口座タイプを2つ紹介します。
項目 | スタンダード口座 | ゼロ口座 |
---|---|---|
最大レバレッジ | 無制限 (21億倍) | 無制限 (21億倍) |
初回最低入金額 | 10ドル | 1,000ドル |
スプレッド | 1.1pips | 0pips |
取引手数料 | 無料 | 往復7ドル (0.7pips) |
マージンコール | 60% | 30% |
ロスカット水準 | 0% | 0% |
スタンダード口座は初回最低入金額が「10ドル」なので初心者・低資金でトレードを始めたい方向け、ゼロ口座は中~上級者向けとなります。
- 低資金で始めるならスタンダード口座
- 取引コストで選ぶならゼロ口座
それぞれ順番に解説していきます。
低資金で始めるならスタンダード口座
Exnessでは、口座タイプごとに初回最低入金額が異なっており、スタンダード口座は「10ドル」から利用可能です。
項目 | スタンダード口座 |
---|---|
最大レバレッジ | 無制限 (21億倍) |
初回最低入金額 | 10ドル |
スプレッド | 1.1pips |
取引手数料 | 無料 |
マージンコール | 60% |
ロスカット水準 | 0% |
他の口座タイプ同様に最大レバレッジ無制限・ロスカット水準0%でトレードできるので、初心者や低資金で取引を始める方におすすめの口座タイプです。
また、スタンダード口座は「FXGT」や「BigBoss」などのメジャー海外FX業者と比較しても、業界最高スペックの狭いスプレッドとなっています。
口座タイプ | ドル円 (USD/JPY) |
---|---|
Exness (スタンダード口座) | 1.1pips |
XMTrading (スタンダード口座) | 1.7pips |
FXGT (スタンダード+口座) | 1.9pips |
BigBoss (スタンダード口座) | 1.8pips |
Titan FX (Zeroスタンダード口座) | 1.33pips |
AXIORY (スタンダード口座) | 1.7pips |
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取引コストで選ぶならゼロ口座
Exnessでドル円をトレードするなら「ゼロ口座」がおすすめです。
初回最低入金額が「1,000ドル」必要・取引手数料が往復7ドルかかりますが、スプレッドが「0pips」なので合計しても「0.7pips」でトレード可能です。
項目 | ゼロ口座 |
---|---|
最大レバレッジ | 無制限 (21億倍) |
初回最低入金額 | 1,000ドル |
スプレッド | 0pips |
取引手数料 | 往復7ドル (0.7pips) |
マージンコール | 30% |
ロスカット水準 | 0% |
また、Exnessでは取引コストの低いゼロ口座でも最大レバレッジ無制限・ロスカット水準0%でトレード可能です。
取引コストは「ロースプレッド口座」・「プロ口座」と差がありませんが、約定方式やその他の銘柄のコストを考慮しても「ゼロ口座」がおすすめです。
口座タイプ | 取引コスト | 約定方式 |
---|---|---|
ゼロ口座 | 0.7pips (0+0.7) | 成行約定 |
ロースプレッド口座※1 | 0.7pips (0+0.7) | 成行約定 |
プロ口座※2 | 0.7pips | 即時約定 |
※1ロースプレッド口座はドル円(USD/JPY)・ユーロドル(EUR/USD)以外のメジャー通貨ペアでスプレッド+取引手数料がかかります。
※2プロ口座は取引手数料が無料ですが、約定方式が「即時約定」なので、値動きが活発な相場では約定拒否(リクオート)が発生する可能性が高くなるといったデメリットがあります。
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Exness(エクスネス)のドル円でおすすめのトレードスタイル
ここでは、Exness(エクスネス)のドル円でおすすめする以下2つのトレードスタイルをご紹介します。
Exnessの取引条件とドル円と特徴を生かした取引方法を探している方は、まずシンプルな手法から試してみましょう。
東京市場でロットサイズを上げたスキャルピング
Exnessでおすすめの「東京市場でロットサイズを上げたスキャルピング」とは、細かな値幅を狙ったトレード方法です。
具体的には、ロンドン市場やニューヨーク市場と比べて、値動きの落ち着きやすい東京市場をあえて狙う取引方法になります。
利益幅が確保しづらい状況でも、Exnessの無制限レバレッジなら、ロットサイズを大きくすることで利益が確保しやすいです。
具体的にドル円のロットサイズと損益幅を一覧表で確認してみましょう。
ロットサイズ | 1pips | 10pips | 100pips |
---|---|---|---|
0.01ロット (1,000通貨) | 10円 | 100円 | 1,000円 |
0.1ロット (10,000通貨) | 100円 | 1,000円 | 10,000円 |
1ロット (100,000通貨) | 1,000円 | 10,000円 | 100,000円 |
10ロット (1,000,000通貨) | 10,000円 | 100,000円 | 1,000,000円 |
値動きの落ち着きやすい相場でも、ロットサイズを上げることでロンドン・ニューヨーク時間と同じように大きな利益を狙うことが可能です。
例えば、東京市場でレンジ相場なら、ロットサイズを上げてドル円をレンジ売買で細かくスキャルピングするといった取引方法が挙げられます。
Exnessでのスキャルピングの詳しい取引条件や手法について知りたい方は別記事を参考にしてください。
ドル円と相関・逆相関しやすい銘柄をみてスイングトレード
Exnessでおすすめの「ドル円と相関・逆相関しやすい銘柄をみてスイングトレード」とは、ドル円の特徴とExnessの取引条件を生かした取引方法です。
ドル円には、ゴールドや日経平均株価と相関、逆相関が見られやすい特徴があります。
例えば、ゴールドとドル円には逆相関が発生することが多いです。
逆相関が確認された状況では、ドル円で以下のようなトレード戦略が考えられます。
- ゴールドが先に下がり始めた
- すぐにドル円の新規売りを発注する
- ゴールドが下げ止まりの動きをみせた
- ドル円の売りポジションを決済する
上記のように取引を行えます。
また、Exnessでは「複数口座両建て」に制限がありません。
あらかじめドル円の両建てポジションを建てておき、逆相関が確認できた方向のポジションを決済するといった両建て手法も可能です。
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Exness(エクスネス)のドル円に関する注意点
ここでは、Exnessのドル円に関する以下5つの注意点をご紹介します。
ドル円に関するレバレッジ制限や他社とのルールの違いを確認しましょう。
口座残高によるレバレッジ制限がある
Exnessでは、口座残高(有効証拠金)に応じて以下のレバレッジ制限があります。
口座残高(有効証拠金) | レバレッジ |
---|---|
0~999.99ドル相当 | 無制限(2,000倍) |
1,000~4,999.99ドル相当 | 2,000倍 |
5,000~2,999.99ドル相当 | 1,000倍 |
30,000ドル相当~ | 500倍 |
Exnessでドル円を取引する際は、有効証拠金の変動によって最大レバレッジが変わることに注意しましょう。
経済指標の発表前後でレバレッジ制限がある
Exnessでは、経済指標の発表前後でレバレッジ制限があります。
経済指標発表前後のレバレッジ制限のタイミングと制限される倍率は以下の通りです。
重要なニュースが取引金融商品に関する場合、ニュースリリースの15分前から5分後までに発注された注文について、必要証拠金は最大レバレッジの1:200に固定されます。
引用:Exness ニュースリリース中の証拠金所要額の引き上げ
- レバレッジ制限期間:経済指標発表の15分前から5分後まで
- レバレッジ倍率:一律200倍に制限
上記のレバレッジ制限が、制限時間内の新規注文に対して行われます。
ドル円でレバレッジ制限が行われる経済指標は、通貨ペアを構成するUSD(米ドル)とJPY(日本円)の経済指標です。
取引時間終了前後のレバレッジ制限がある
Exnessでは、取引時間終了前後を対象としたレバレッジ制限もあります。
具体的な取引時間終了前後のレバレッジ制限は以下の通りです。
取引金融商品の外国為替および貴金属は、週末および祝祭日に取引が中断される場合があります。 市場取引終了前の3時間および市場取引再開後1時間は、これらの金融商品には証拠金所要額の引き上げ(最大レバレッジの1:200)が適用されます。
引用:Exness 証拠金所要額の引き上げ
ドル円を含む通貨ペアの取引は、取引時間が終了する3時間前から、次の取引時間が開始して1時間が経過するまで一律200倍のレバレッジに制限されます。
プロ口座はリクオート(約定拒否)の可能性がある
Exnessでは、口座タイプによって発注方式が異なり、プロ口座ではリクオート(約定拒否)が発生する可能性があります。
具体的に各口座タイプの発注方式は以下の通りです。
口座タイプ | 約定方式 |
---|---|
スタンダード口座 | 成行約定 |
スタンダードセント口座 | 成行約定 |
プロ口座 | 即時約定 |
ロースプレッド口座 | 成行約定 |
ゼロ口座 | 成行約定 |
それぞれの約定方式の特徴を比較すると以下の通りになります。
項目 | 即時約定 | 成行約定 |
---|---|---|
約定拒否 リクオート | 起きやすい | 起きにくい |
スリッページ | 起こらない | 起きやすい |
プロ口座に採用されている「即時約定方式」はトレーダーが注文した価格でしか約定されないので、0.01pipsでもレートが変動すると売買が不成立になります。
そのため、値動きが活発な時間帯はリクオートが発生しやすいというデメリットがありますが、スリッページが起きないので投資家に不利なレートで約定しないといったメリットもあります。
それぞれの上記の特性を理解したうえで、口座タイプを選ぶようにしましょう。
約定拒否(リクオート)とは
スリッページとは
複数口座の両建てが可能
Exnessでは、複数口座の両建てを禁止していません。
FX業者の多くは、国内・海外を問わず、複数口座の両建てを禁止していることが一般的です。
しかし、Exnessでは複数口座の両建てを禁止しておらず、裁定取引も行えます。
Exnessの両建てルールや手法については別記事を参考にしてください。
時間帯によってスプレッドが広がる
Exnessでは、日本時間の早朝6:00〜10:00までドル円のスプレッドが拡大する傾向があります。
ドル円のスプレッドはスタンダード口座で「1.1pips」、プロ口座で「0.7pips」ですが日本時間の早朝は上記のように「4.8pips」まで広がっています。
その他の銘柄は通常通りとなっているので、ドル円をトレードする際は時間帯にも注意が必要です。
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Exness(エクスネス)のドル円に関するよくある質問
- Exnessの取引コストを簡単に計算する方法は?
-
Exnessで取引コストの計算をする際は「Exness投資計算機」が便利です。口座タイプやロット数などを入力するだけで、全ての取引コストが自動計算できます。
- Exnessの1ロット当たりの通貨単位は?
-
Exnessは、1ロット当たり10万通貨が基本の単位となります。ただし、スタンダードセント口座のみが1ロット当たり1,000通貨です
- Exnessの必要証拠金の目安はいくらですか?
-
Exnessの必要証拠金は、無制限レバレッジの場合1円程度なので、損益変動による含み損を基準に取引を考えると良いでしょう。また、最大2,000倍レバレッジでドル円を取引する場合の必要証拠金は以下の通りです。
ロット数 最大2000倍
必要証拠金無制限
(21億倍)
必要証拠金0.01ロット 72円 0.0000072円 0.1ロット 729円 0.00072円 1ロット 7295円 0.0072円 ドル円の必要証拠金目安 ※1ドル=145円で計算
- Exnessの無制限レバレッジの利用条件は?
-
Exnessの無制限レバレッジの利用条件は以下の通りです。
- 口座残高が1,000ドル相当未満
- リアル口座で最低10回の取引実績
- リアル口座で合計5ロット以上の取引実績
- Exnessでドル円の取引におすすめの口座タイプは?
-
それぞれ、ドル円の取引スタイルに応じて、おすすめの口座タイプは変わります。初心者の方にはスタンダード口座、取引コストを重視したい方にはプロ口座をおすすめします。ドル円のスキャルピングに特化した裁量トレーダーの方はロースプレッド口座、自動売買(EA)でドル円を取引する場合はゼロ口座がおすすめです。
- Exnessの入金方法は何がありますか?
-
Exnessでは5種類の入金方法に対応しています。
- クレジットカード
- 国内銀行送金
- 海外銀行送金
- 仮想通貨
- オンラインウォレット(bitwallet・STICPAY)
- Exnessで億り人になれますか?
-
どのFX業者でもトレードスキルと経験によって資産が1億に到達する「億り人」になれる可能性があります。少額資金からレバレッジを利かせた取引で億り人を目指す意味では、Exnessが理想的とも言えるでしょう。
Exnessでの億り人の目指し方とコツは別ページに詳しくまとめています。
- Exnessで出金拒否はありますか?
-
Exnessは、複数の金融ライセンスを取得しており、悪質な出金拒否はありません。ただし、運営の意図しない形で悪質な取引・利用を行った場合には、罰則として出金拒否が行われる可能性があります。
詳しくはExnessの出金拒否の事例をご覧ください。
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