海外FXのレバレッジは国内FX業者とは異なり、25倍以上のレバレッジで取引可能です。
最大1,000倍や3,000倍、5,000倍にレバレッジ制限なしの業者まで、これまでのFXの概念を覆すようなハイレバ取引が可能になっています。
ただし、海外FXでレバレッジ取引をするにあたって知っておきたい注意点や制限・規制のルールもあるため、あらかじめ把握しておきましょう。
この記事では海外FX業者の最大レバレッジランキングや国内FX業者との違い、レバレッジや必要証拠金、損益の計算方法などまとめてご紹介していきます。
海外FXで各社の最大レバレッジ・ランキング一覧
ここでは、海外FX業者で各社の最大レバレッジをランキング形式の一覧表でご紹介します。
順位 | 海外FX業者 | 最大レバレッジ |
---|---|---|
第1位 | Exness 評判・口コミをみる | 無制限 |
第2位 | FBS | 3,000倍 |
第2位 | TradersTrust | 3,000倍 |
第3位 | LandFX | 2,000倍 |
第4位 | BigBoss 評判・口コミをみる | 1,111倍 |
第5位 | XMTrading 評判・口コミをみる | 1,000倍 |
第5位 | FXGT 評判・口コミをみる | 1,000倍 |
第5位 | IS6FX 評判・口コミをみる | 1,000倍 |
第5位 | IronFX 評判・口コミをみる | 1,000倍 |
第6位 | TitanFX 評判・口コミをみる | 500倍 |
第6位 | ThreeTrader 評判・口コミをみる | 500倍 |
第7位 | AXIORY 評判・口コミをみる | 400倍 |
2023年10月時点では、海外FXで最も高いレバレッジはExness(エクスネス)が提供している無制限レバレッジです。
無制限レバレッジは、実質21億倍ものレバレッジが適用され、ほぼ数円の資金でポジションを建てることが可能ができます。
必要証拠金が限りなく0円に近いため、エントリー時はスプレッド分と損切りまでの含み損だけを基準に超少額資金で取引が可能です。
海外FX各社のレバレッジと特徴
ここでは、海外FX業者で提供されている各社の最大レバレッジ別に代表的な業者とその特徴をご紹介します。
各社で提供されて最大レバレッジだけでなく、提供されている取引条件やボーナスにも違いがあるのでしっかり確認しておきましょう。
無制限レバレッジの海外FX業者:Exness
Exness(エクスネス)は、海外FXで最も高いレバレッジ「無制限(実質21億倍)」を提供している海外FX業者です。

Exnessの無制限レバレッジは、実質21億倍も利用できます。
ほぼ必要証拠金は0円なので、スプレッド分・損切りまでの含み損に耐えられる範囲ならポジションが100円未満でもエントリー可能です。
もちろん、無制限レバレッジには以下の利用条件がありますが決して難しい内容ではありません。
- リアル口座で往復10回以上の取引実績
- リアル口座で合計5ロット以上の取引実績
無制限レバレッジの条件を満たすと、口座残高が999ドル相当未満の状態で無制限レバレッジが適用されます。
ただし、口座残高が999ドル相当を超えると、段階的に以下の有効証拠金によるレバレッジ制限が発動するので注意しましょう。
有効証拠金 | 最大レバレッジ |
---|---|
~999ドル | 無制限(21億倍) |
1,000ドル~4,999ドル | 2,000倍 |
5,000ドル~29,999ドル | 1,000倍 |
30,000ドル~ | 500倍 |
Exnessは、レバレッジ制限が発生する10万円未満の少額資金で大きく稼ぐのに最適です。
レバレッジ制限は、有効証拠金が基準に達してから新規・既存のポジションへ自動的に適用されます。しっかり稼いで出金したら、再び少額資金から無制限レバレッジで大きく狙うといった使い方が可能です。
Exnessの取引条件や金融ライセンスの取得状況については以下の一覧表にまとめました。
Exnessの運営会社と金融ライセンス
運営会社 | Exness (SC) |
---|---|
所在地 | F20, 1st floor, Eden Plaza, Eden Island, Seychelles |
金融ライセンス | セーシェル金融庁(ライセンス番号:SD025) |
Exnessの取引条件
口座タイプ | スタンダード口座 | スタンダードセント口座 | プロ口座 |
---|---|---|---|
発注方式 | 成行約定 | 成行約定 | 即時約定 |
最大レバレッジ | 2,000倍 無制限レバレッジ | 2,000倍 無制限レバレッジ | 2,000倍 無制限レバレッジ |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
1ロット当たりの単位 | 10万通貨 | 1,000通貨 | 10万通貨 |
最大ロット | 200ロット | 200ロット | 200ロット |
最小ロット | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
初回最低入金額 | 10ドル相当額 | 10ドル相当額 | 1,000ドル相当額 |
取り扱い銘柄 | 通貨ペア:96種類 貴金属CFD:11種類 株価指数CFD:11種類 エネルギーCFD:3種類 仮想通貨CFD:34種類 株式CFD:98種類 | 通貨ペア:34種類 貴金属CFD:2種類 | 通貨ペア:96種類 貴金属CFD:11種類 株価指数CFD:11種類 エネルギーCFD:3種類 仮想通貨CFD:34種類 株式CFD:98種類 |
マージンコール | 証拠金維持率が60%を下回った状態 | 証拠金維持率が30%を下回った状態 | 証拠金維持率が30%を下回った状態 |
ロスカット水準 | 証拠金維持率0% | 証拠金維持率0% | 証拠金維持率0% |
取引プラットフォーム | MetaTrader4(MT4) / MetaTrader5(MT5) | MetaTrader4(MT4) / MetaTrader5(MT5) | MetaTrader4(MT4) / MetaTrader5(MT5) |
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※公式サイト:https://www.exness.com/j
3,000倍レバレッジの海外FX業者:FBS
FBS(エフビーエス)は、無制限レバレッジの登場以前で最も高いレバレッジ倍率だった最大3,000倍レバレッジを提供している海外FX業者です。
最大3,000倍レバレッジは、1万円の証拠金でも、3,000万円相当までポジションが建てられます。
ただし、最大3,000倍には制限も多く、Exnessの無制限レバレッジの方が使いやすいです。
- ボーナスに申し込むと最大500倍にレバレッジ制限
- 最大3,000倍レバレッジが使えるのはスタンダード口座のみ
- 200ドル相当以上の口座残高から最大レバレッジは下がる
1,000倍レバレッジの海外FX業者:XMTrading
日本で最も馴染みのXMTrading(エックスエム)では最大1,000倍レバレッジを提供しています。
近年の海外FXでは、最大1,000倍レバレッジが一般的なレバレッジ倍率となっており、海外FX初心者の方にも使いやすい倍率と言えるでしょう。
また、XMTradingは、常時ボーナスを実施しているため、追加のトレード資金も調達できます。
- 新規口座開設ボーナスで13,000円相当
- 入金ボーナスで10,500ドル相当
- その他取引毎にボーナスと交換できるポイントも貯まる
最大1,000倍レバレッジを提供する海外FX業者の中でも、ボーナスや総合的な取引条件のバランスが取れていることがXMTradingの特徴です。
また、XMTradingの口座残高によるレバレッジ制限は以下の通りです。
有効証拠金残高 | 最大レバレッジ |
---|---|
~40,000ドル | 1,000倍 |
40,001ドル~80,000ドル | 500倍 |
80,001ドル~200,000ドル | 200倍 |
200,001ドル~ | 100倍 |
XMTradingの口座残高によるレバレッジ制限は比較的ゆるく、口座残高が40,000ドル(約60万円相当)まで制限されません。
また、レバレッジ制限によって100倍未満に下がることはないため、国内FXの法人口座向けのレバレッジとほぼ同等の水準まで保たれます。
XMTradingの取引条件や金融ライセンスの取得状況については以下の一覧表にまとめました。
XMTradingの運営会社と金融ライセンス
項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | Tradexfin LimitedFintrade Limited |
所在地 | Unit E, F28, Eden Plaza, Eden Island, Republic of Seychelles7TH FLOOR, TOWER 1, NEXTERACOM, CYBERCITY, EBENE 72201 |
金融ライセンス | セーシェル金融庁(ライセンス番号:SD010) モーリシャス金融サービス委員会(ライセンス番号:GB20025835) |
XMTradingの取引条件
口座タイプ | スタンダード口座 | マイクロ口座 | KIWAMI極口座 | ゼロ口座 |
---|---|---|---|---|
発注方式 | NDD(OTC)方式 | NDD(OTC)方式 | NDD(OTC)方式 | NDD(OTC)方式 |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 | 1,000倍 | 500倍 |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 1ロット/片道5ドル相当 |
1ロット当たりの単位 | 10万通貨 | 1,000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最大ロット | 50ロット | 100ロット | 50ロット | 50ロット |
最小ロット | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
初回最低入金額 | 5ドル相当 | 5ドル相当 | 5ドル相当 | 5ドル相当 |
取り扱い銘柄 | 通貨ペア:55種類 貴金属CFD:5種類 エネルギーCFD:8種類 仮想通貨CFD:31種類 商品先物CFD:8種類 株価指数CFD:29種類 | 通貨ペア:55種類 貴金属CFD:5種類 エネルギーCFD:8種類 仮想通貨CFD:31種類 商品先物CFD:8種類 株価指数CFD:29種類 | 通貨ペア:55種類 貴金属CFD:5種類 エネルギーCFD:8種類 仮想通貨CFD:31種類 商品先物CFD:8種類 株価指数CFD:29種類 | 通貨ペア:54種類 貴金属CFD:5種類 エネルギーCFD:8種類 商品先物CFD:8種類 株価指数CFD:29種類 |
マージンコール | 証拠金維持率が50%を下回った状態 | 証拠金維持率が50%を下回った状態 | 証拠金維持率が50%を下回った状態 | 証拠金維持率が50%を下回った状態 |
ロスカット水準 | 証拠金維持率が20%を下回った状態 | 証拠金維持率が20%を下回った状態 | 証拠金維持率が20%を下回った状態 | 証拠金維持率が20%を下回った状態 |
取引プラットフォーム | MetaTrader4(MT4) / MetaTrader5(MT5) | MetaTrader4(MT4) / MetaTrader5(MT5) | MetaTrader4(MT4) / MetaTrader5(MT5) | MetaTrader4(MT4) / MetaTrader5(MT5) |
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500倍レバレッジの海外FX業者:TitanFX
上級者トレーダーから人気のTitanFX(タイタンエフエックス)では、最大500倍のレバレッジが提供されています。
最大500倍のレバレッジは、海外FXで考えると低めのレバレッジ倍率です。
しかし、TitanFXの最大500倍レバレッジは、口座残高による制限がありません。
資金の多い上級者トレーダーにとっては、制限のないレバレッジは使い勝手が良いです。また、TitanFXはスプレッドの狭さと約定力に優れています。
銘柄 | 平均スプレッド スタンダード口座 | 平均スプレッド ブレード口座 |
---|---|---|
USDJPY 米ドル/日本円 | 1.6pips | 0.6pips |
EURUSD ユーロ/米ドル | 1.2pips | 0.2pips |
GBPUSD ポンド/米ドル | 1.5pips | 0.5pips |
AUDUSD 豪ドル/米ドル | 1.1pips | 0.2pips |
XAUUSD ゴールド | 1.9pips | 1.8pips |
TitanFXは、全ての銘柄を対象に金融機関の参加する電子取引所で注文が約定するNDD ECN方式を採用しています。
スプレッドの安定感と大口取引も対応できる約定力、そして制限のない最大500倍レバレッジで快適に取引したい上級者トレーダーにTitanFXは最適です。
TitanFXの取引条件や金融ライセンスの取得状況については以下の一覧表にまとめました。
TitanFXの運営会社とライセンス
項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | Titan FX Limited |
所在地 | Poteau 564/100, Rue De Paris, Pot 5641, Centre Ville, Port Vila, Republic of Vanuatu |
金融ライセンス | バヌアツ共和国金融サービス委員会(ライセンス番号:40313) |
TitanFXの取引条件
口座タイプ | スタンダード口座 | ブレード口座 | マイクロ口座 |
---|---|---|---|
発注方式 | NDD STP方式 | NDD ECN方式 | NDD STP方式 |
最大レバレッジ | 500倍 | 500倍 | 1,000倍 |
取引手数料 | 無料 | 1ロット/片道3.5ドル | 無料 |
1ロット当たりの単位 | 10万通貨 | 10万通貨 | 1,000通貨 |
最大ロット | 100ロット | 100ロット | 100ロット |
最小ロット | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
初回最低入金額 | 200ドル相当額 | 200ドル相当額 | 無し |
取り扱い銘柄 | 通貨ペア:59種類 貴金属CFD:11種類 エネルギーCFD:4種類 株価指数CFD:21種類 仮想通貨CFD:34種類 米国株式CFD:100種類 | 通貨ペア:59種類 貴金属CFD:11種類 エネルギーCFD:4種類 株価指数CFD:21種類 仮想通貨CFD:34種類 米国株式CFD:100種類 | 通貨ペア:34種類 貴金属CFD:2種類 仮想通貨CFD:1種類 |
マージンコール | 証拠金維持率が90%を下回った状態 | 証拠金維持率が90%を下回った状態 | 証拠金維持率が90%を下回った状態 |
ロスカット水準 | 証拠金維持率が20%を下回った状態 | 証拠金維持率が20%を下回った状態 | 証拠金維持率が20%を下回った状態 |
取引プラットフォーム | MetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5) | MetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5) | MetaTrader4(MT4)/MetaTrader5(MT5) |
海外FXのレバレッジとは
ここからは海外FXのレバレッジについて以下3つのポイントをご紹介します。
国内FXと海外FXには大きな違いがあり、計算方法やレバレッジ制限など覚えておきたい知識がいくつかあるので、必ず確認しておきましょう。
レバレッジ取引とは
レバレッジとは「てこの原理」という意味で、小さな力で大きなものを動かすことを指します。
FXにおけるレバレッジ取引とは、自身の資金を証拠金(担保)として預けることで、証拠金以上の取引を可能にする取引方法です。
最大レバレッジ1,000倍の業者に10万円預けると、10万✕1,000倍=1億円相当の取引まで行えます。
実際に取引で使っている有効レバレッジが高いほど、少額資金でも大きく稼ぐことが可能です。
ただし、有効レバレッジが高い状態はリスクも高くなるため、レバレッジは使い方が重要になります。
レバレッジには、有効レバレッジと最大レバレッジの2種類があります。最大レバレッジとは口座で使えるレバレッジの最大倍率、有効レバレッジは現在の取引で使われているレバレッジ倍率です。リスクの高い取引とは、有効レバレッジの高い取引を指します。
海外FXと国内FXのレバレッジ制限の違い
海外FXと国内FXのレバレッジ制限には以下の違いがあります。
項目 | 海外FX業者 | 国内FX業者 |
---|---|---|
レバレッジ規制 | 国による最大50倍~無制限 | 最大25倍 |
レバレッジ制限 | あり | なし |
追証 | なし | あり |
ゼロカット | あり | なし |
強制ロスカット水準 | 平均20% | 平均100% |
国内FX業者は日本の金融庁のルールにより、最大レバレッジ25倍に制限されています。
個人が店頭FX取引を行う際は、通貨ペアの種類を問わず、取引金額に対して4%以上の証拠金を差し入れ、維持する必要があります(レバレッジに換算すると25倍以下となります。)。
※引用元:金融庁「投資を行っている方へ」より一部抜粋
海外FXは、日本の金融庁ではなく諸外国の金融当局で規制されます。
世界的にみても日本のレバレッジ規制は厳しいことも主な違いです。
例えば、日本以外の先進国では、ヨーロッパ諸国やオーストラリアが最大30倍、アメリカでも最大50倍のレバレッジが利用できます。
日本から利用できる海外FX業者は、レバレッジ規制のない国が多く、最大400倍~無制限(実質21億倍)が多いです。
レバレッジの計算方法
レバレッジは下記の式で求めることができます。
レバレッジ =(現在のレート✕取引数量)÷ 証拠金
現在レート=1ドル130円
取引数量=1ロット(10万通貨)
証拠金=10万円
計算結果からレバレッジを求めると、130倍となります。
次に、最大レバレッジ1000倍で1ロットを取引するために、必要な証拠金を求めてみます。
つまり、最大レバレッジ1,000倍の業者では、13,000円の証拠金を用意すれば1ロットでのトレードが可能となります。
ただし、証拠金が少ないと許容できる損失幅が狭くなり、強制ロスカットになる可能性が高くなるので、十分に注意してください。
海外FXでレバレッジ取引をするメリット
海外FXでレバレッジ取引をするメリットを4つ紹介します。
レバレッジ取引の基本や国内FX業者にはない仕組みを紹介するので、参考にしてみてください。
最大レバレッジの制限がない
海外FXでレバレッジ取引をする一番のメリットは、最大レバレッジに制限がないことです。
日本では、どのFX業者を選んでも最大25倍レバレッジが上限に規制されています。しかし、世界的にみると最大レバレッジに規制のない国の方が多いです。
- 日本:主要通貨ペアは最大25倍・主要通貨ペア以外は最大20倍
- ヨーロッパ:主要通貨ペアは最大30倍・主要通貨ペア以外は最大20倍
- アメリカ:主要通貨ペアは最大50倍・主要通貨ペア以外は最大20倍
- オーストラリア:主要通貨ペアは最大30倍・主要通貨ペア以外は最大20倍
そもそも、日本のFXで適用されている最大レバレッジの規制は世界的にみても厳しくなっています。
一方で、世界全体でみれば、最大レバレッジに規制のない国が多いため、海外FXは最大レバレッジに制限のない魅力があります。
資金効率が良く低資金でも取引が可能
海外FXのレバレッジで取引することで、資金効率が良く低資金でも取引できます。
実は、初心者の少額資金、上級者の大型資金のどちらも最大レバレッジは高いほど良いです。
最大レバレッジが高いほど、ポジションの必要証拠金は少なく済みます。
実際にドル円のレートが148円と仮定して、最大レバレッジごとの必要証拠金を比べてみましょう。
レバレッジ | 必要証拠金 |
---|---|
1倍 | 14,800,000円 |
25倍 | 592,000円 |
100倍 | 148,000円 |
1,000倍 | 14,800円 |
国内FXの個人口座で提供される最大25倍レバレッジだと148万円、国内FXの法人口座は一般的に100倍が多いため約59万円の必要証拠金が求められます。
しかし、海外FXで多い最大1,000倍レバレッジでは、国内FXの法人口座よりも少ない1万円程度が必要証拠金です。
短期間で大きな利益を狙いやすい
最大レバレッジが高いと、より多くの利益を短期間で狙いやすいメリットがあります。
なぜなら、本来は1,000万円の資金が必要な取引も、最大1,000倍レバレッジなら1万円の資金から実現可能だからです。
取引で発生する利益は、ポジションの大きさ(取引の規模の大きさ)が大きく影響します。
ポジション数 | 10pips | 100pips |
---|---|---|
100通貨(1倍) | ±10円 | ±100円 |
2,500通貨(25倍) | ±250円 | ±2,500円 |
100,000通貨(1,000倍) | ±10,000円 | ±100,000円 |
500,000通貨(5,000倍) | ±50,000円 | ±500,000円 |
例えば、1円の値幅を利益として得た場合、実際の利益は10万通貨なら10万円、100万通貨なら100万円となります。
ゼロカット採用で追証がない
海外FX業者はゼロカットを採用しており、追証が発生する心配がありません。
証拠金ギリギリのポジションを保有している場合、急な相場変動により強制ロスカット水準を超えて、口座残高がマイナスになることがあります。
しかし、海外FX業者ではゼロカットシステムが採用されていることで、口座内の証拠金以上の損失が発生した場合でもトレーダーは損失を補填する必要がありません。
反対に国内FX業者は金商品取引法(第39条)によって顧客の損失を補填できないので、トレーダーは損失額を追加で入金しなければなりません。
(損失補塡等の禁止)
第三十九条 金融商品取引業者等は、次に掲げる行為をしてはならない。
二 有価証券売買取引等につき、自己又は第三者が当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため当該顧客又は第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該顧客又はその指定した者に対し、申し込み、若しくは約束し、又は第三者に申し込ませ、若しくは約束させる行為
三 有価証券売買取引等につき、当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため、当該顧客又は第三者に対し、財産上の利益を提供し、又は第三者に提供させる行為
引用元:「e-Gov検索第三十九条」より一部抜粋
海外FX業者は、レバレッジ倍率が高いものの、口座残高の範囲で損失が確実に制限できるメリットがあります。
ゼロカットがあるからこそ、安心して高いレバレッジ倍率の取引に挑戦しやすいです。
海外FXでレバレッジ取引をするデメリット
レバレッジの高さは海外FXの魅力ですが、実際の取引では以下3つの潜在的なメリットがあります。
基本的にメンタル面でのデメリットなので、初心者の方は必ずチェックしておきましょう。
1回のトレードで多額の資金を失う可能性がある
有効レバレッジの高い取引は、自己資金の何倍もの利益を狙える反面、ゼロカットがあっても最大で口座残高の全額を失う可能性があります。
自分に合った適切なリスク管理を行い、上手くレバレッジを活用するのがトレードのコツです。
例えば、リスク管理には以下の方法が挙げられます。
- ハイレバレッジ取引はゼロカットでも困らない範囲の少額資金で行う
- 最大損失額は常に口座残高の1%から5%以内におさめる
- ポジションを持つ際は損切り注文もしくは損切りする条件を決めておく
国内FX業者に比べ海外FX業者は、1,000倍・3,000倍のレバレッジによって自分が思っている以上にポジションが多く持ててしまいます。
レバレッジが高いほどロスカットの可能性が高くなる
海外FXは使える最大レバレッジが高いため、有効レバレッジの取り扱いにも注意が必要になります。
なぜなら、有効レバレッジの高い取引ほど、強制ロスカットになるリスクが高いからです。
- 有効レバレッジ:ポジションを保有するために使われているレバレッジ倍率
- 最大レバレッジ:口座で使える最大のレバレッジ倍率
先に「最大レバレッジの制限がない」でご紹介した通り、最大レバレッジが高いことにデメリットはありません。
しかし、有効レバレッジの高い取引は、いわゆるハイレバレッジ取引で強制ロスカットのリスクも高まります。
有効レバレッジの高い取引では、自己資金に対して高いレバレッジが働き、含み損も大きくなるため、強制ロスカットのリスクも高いです。
レバレッジで海外FX業者を選ぶ時のポイント
レバレッジで海外FX業者を選ぶ時のポイントを5つ紹介します。
国内FX業者と違い、取得している金融ライセンス・ロスカット水準など業者によってそれぞれ違いがあるのでしっかりと確認しておきましょう。
大口取引は口座残高によるレバレッジ制限を選ぶ
レバレッジの高さを生かして、大口取引を考えている方は「口座残高によるレバレッジ制限(エクイティレバレッジ)」を採用している海外FX業者を選びましょう。
なぜなら、取引金額に応じて最大レバレッジを制限する業者もあるからです。
例えば、FXGTでは取引金額に応じて、最大レバレッジが制限されるダイナミックレバレッジが採用されています。
ティア | 取引量 | レバレッジ |
---|---|---|
ティア1 | 0ドル以上300,000ドル未満 | 最大1000倍 |
ティア2 | 300,000以上1,000,000ドル未満 | 最大500倍 |
ティア3 | 1,000,000以上2,000,000ドル未満 | 最大200倍 |
ティア4 | 2,000,000以上3,000,000ドル未満 | 最大100倍 |
ティア5 | 3,000,000以上5,000,000ドル未満 | 最大50倍 |
ティア6 | 5,000,000ドル以上 | 最大20倍 |
FXGTを参考にすると、メジャー通貨ペアで30ロット(30万通貨)を超えると最大レバレッジが制限されます。
したがって、30ロットを超える大口取引をする場合は、XMTradingやExnessなど、口座残高を基準にレバレッジを制限する海外FX業者がおすすめです。
少額資金は最大レバレッジを重視する
海外FXを使って、少額資金で効率よく取引するなら「最大レバレッジ」を重視して海外FXの口座を選びましょう。
なぜなら、最大レバレッジが高い海外FX口座の方が、少額資金を最大限に活用してトレードができるからです。
少額資金の場合は、海外FXで一般的なレバレッジ制限も影響が少ないです。
- 口座残高によるレバレッジ制限:少額資金なので対象外になりやすい
- 取引金額によるレバレッジ制限:少額資金でエントリーできる範囲では対象外になりやすい
何れのレバレッジ制限についても、少額資金は対象外になりやすく、口座の最大レバレッジがそのまま使えます。
例えば、無制限レバレッジを採用しているExnessや、最大1,000倍レバレッジでボーナスも使えるXMTradingやFXGTなら少額資金とレバレッジの相性も良いでしょう。
強制ロスカット水準の低さを確認する
最大レバレッジの高さも重要ですが、強制ロスカット水準の低さも大切です。
海外FXの強制ロスカット水準は、おおむね0%~70%で各社によって異なります。強制ロスカット水準が低いほど、最大まで許容できる含み損の金額が高くなるため、レバレッジと資金を最大限に活用できます。
海外FX業者名 | 強制ロスカット水準 | 最大レバレッジ |
---|---|---|
Exness | 0% | 無制限(21億倍) |
XMTrading | 20% | 1,000倍 |
FXGT | 20% | 1,000倍 |
TitanFX | 20% | 500倍 |
BigBoss | 20% | 1,111倍 |
AXIORY | 20% | 400倍 |
例えば、Exnessはロスカット水準が0%と口座残高がゼロになるまで取引可能で、レバレッジを最大限有効活用できます。
金融ライセンス・補償制度を確認する
海外FX業者を選ぶ際の基本的な要素として安全性・信頼性も重要になります。
なぜなら、安全性・信頼性のない海外FX業者では、不安定な約定力や悪質なレート操作などによってレバレッジを生かしきれないからです。
海外FX業者を選ぶ際は、諸外国の金融ライセンスの取得や補償制度で安全性・信頼性を確認しましょう。
日本から利用できる海外FX業者の代表的な金融ライセンスは以下の通りです。
- モーリシャス金融サービス委員会(Financial Services Commission, Mauritius:FSC,M)
- バヌアツ金融サービス委員会(Vanuatu Financial Service Commission:VFSC)
- イギリス領バージン諸島金融サービス委員会(British Virgin Islands Financial Services Commission:FSC)
- ベリーズ国際金融サービス委員会(International Financial Services Commission:IFSC)
- セントビンセント・グレナディーン金融庁(Financial Conduct Authority:FSA)
海外FX業者が取得できる金融ライセンスの他、直接の管轄にはできないものの、グループ会社でCySEC(キプロス証券取引委員会)やFCA(英国金融行動監視機構)といった世界有数の厳格な金融ライセンスを取得している場合があります。
また、近年では各社で補償制度への加入も定番となってきました。
補償制度に加入している海外FX業者の例は以下の通りです。
FX業者 | 補償制度への加入 | 顧客資金の管理体制 |
---|---|---|
Exness | Financial Commission | 信託銀行で分別管理 |
XMTrading | AIG保険 | 信託銀行で分別管理 |
FXGT | ブローカー向けの賠償責任保険 | 信託銀行で分別管理 |
TitanFX | 専門家賠償責任保険役員賠償責任保険Financial Commission | 信託銀行で分別管理 |
AXIORY | Financial Commission | 信託銀行で分別管理 |
悪質な出金拒否・口座凍結がない
海外FXのハイレバレッジを使って、少額から大金を得たとしても実際に出金できなければ意味がありません。
正当な理由なく行われる悪質な出金拒否や不当な口座凍結のない、安心して利用できる海外FX業者を利用すべきです。
海外FX初心者の方は、まずは以下の金融ライセンス取得済みの業者から使ってみましょう。
- Exness
- XMTrading
- FXGT
- TitanFX
- AXIORY
トレードレベル別おすすめのハイレバ海外FX業者一覧
最大レバレッジが高いおすすめの海外FX業者を紹介します。
初心者から上級者まで、それぞれ有利な条件で取引できる5社を選びました。
初心者向け:最低限の資金で取引したい
海外FX初心者の方は「最大レバレッジが高く、ボーナスが充実していること」を基準に口座を選びましょう。
なぜなら、初心者のうちは負けやすいため、可能な限り少ない資金で取引の経験を積める方が効率的だからです。最小の自己資金で利益も狙っていける有利な条件で海外FXを利用しましょう。
海外FX業者 | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス | 最大レバレッジ | 初回最低入金額 |
---|---|---|---|---|
FXGT (スタンダード+口座) | 15,000円 | 100%(上限10万円) 30%(1回30万円以上) 20%(上限120万円) | 1,000倍 | 1,000円 |
XMTrading (スタンダード口座) | 13,000円 | 100%(上限500ドル) 20%(上限10,000ドル) | 1,000倍 | 500円 |
Traders Trust (クラシック口座) | 10,000円 | 200%(20万円以上の入金) 100%(上限1,000万円) | 3,000倍 | 5,000円 |
IS6FX (スタンダード口座) | 5,000円 | 100%(抽選) | 1,000倍 | 5,000円 |
海外FX業者の口座開設ボーナス・入金ボーナスは、トレード資金として活用できる「クレジット」で付与されます。
クレジット自体は出金できないものの、トレード資金として使えば、利益が無制限に出金できることが特徴です。
例えば、XMTradingで13,000円相当のクレジットを受け取って、ハイレバレッジ取引で10万円の利益が得られれば、ゼロリスクで10万円の利益を手に入れられます。
中級者向け:少額資金で大きく稼ぎたい
取引経験のある中級者トレーダーの方には「少額で使える最大レバレッジが高く、スプレッドも比較的狭いこと」を基準に海外FX業者を選ぶと良いでしょう。
なぜなら、取引経験が十分なら、海外FXの魅力でもある少額資金から大きく稼げることに集中した方が効率的だからです。
低スプレッドで資金も多めに用意して取引するなら国内FXの方が手堅く、少額資金で大きく稼ぐには海外FXの方が向いています。
海外FX業者 口座タイプ | Exness プロ口座 | FXGT プロ口座 | XMTrading KIWAMI極口座 | ThreeTrader Rawゼロ口座 |
---|---|---|---|---|
最大レバレッジ | 無制限 | 1,000倍 | 1,000倍 | 500倍 |
スプレッド (ドル円) | 0.7pips | 0.3pips | 0.6pips | 0.1pips |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 1ロット/片道2ドル |
ボーナス | なし | なし | あり (口座開設ボーナスのみ) | なし |
初回最低入金額 | 10万円相当 | 500円相当 | 500円相当 | 10万円相当 |
最大レバレッジ1,000倍では、初回最低入金額が500円の「FXGT(プロ口座)」・「XMTrading(KIWAMI極口座)」がおすすめです。
上級者向け:制限が少なく有利な条件で取引したい
少額でハイレバレッジというより、純粋に海外FXの有利な条件で取引したい上級者トレーダーの方は「レバレッジ制限が少なく、スプレッドやスワップポイント・約定力が優れていること」を基準に海外FX業者を選びましょう。
なぜなら、レバレッジ制限の少ない方が使い勝手がよく、極端に高いレバレッジよりも、有利なポジションを安定して構築できる方が効率的だからです。
海外FX業者口座タイプ | TitanFXブレード口座 | AXIORYナノスプレッド口座 | ThreeTraderRawスプレッド口座 |
---|---|---|---|
海外FX業者 口座タイプ | TitanFX ブレード口座 | AXIORY ナノスプレッド口座 | ThreeTrader Rawスプレッド口座 |
最大レバレッジ | 500倍 | 400倍 | 500倍 |
レバレッジ制限 | なし | 口座残高1,000万円から | なし |
スプレッド | ドル円:平均0.3pips | ドル円:平均0.2pips | ドル円:平均0.1pips |
最大ロット | 100ロット(1,000万通貨) | 1,000ロット(1億通貨) | 80ロット(800万通貨) |
法人口座の開設 | 可能 | 可能 | 可能 |
資金力のある上級者トレーダーなら、余力を残して低リスクで取引したい場合が多いでしょう。
口座残高によるレバレッジ制限のない、TitanFXやThreeTraderなら、最大レバレッジは国内FXの法人口座より高い水準で使い続けられます。
最大レバレッジが高ければ、余力も残して取引が可能です。
また、上級者向けの海外FX業者は、いずれもNDD ECN方式を採用していることがポイント、ECN(電子取引所システム)を介して、市場との直接取引ができます。
銘柄ごとに海外FX業者のレバレッジを比較
ここでは、海外FX業者で人気のCFD銘柄を対象に最大レバレッジを比較します。
通貨ペアよりボラティリティの大きいCFD銘柄は海外FXトレーダーにとって定番です。
各社でレバレッジが異なるので、取引したいCFD銘柄に合わせて、一番有利な業者を選びましょう。
貴金属CFDのゴールドでレバレッジ比較
貴金属CFDの中でも、ゴールドはボラティリティと流動性のバランスが良い銘柄として人気です。
また、海外FX業者ではゴールドのCFDも高いレバレッジで取り扱われることが多く、ハイレバレッジとの相性も良いです。
海外FX業者 | Exness | XMTrading | FXGT | ThreeTrader | TitanFX |
---|---|---|---|---|---|
最大レバレッジ | 無制限 | 1,000倍 ※ゼロ口座は500倍 | 1,000倍 | 500倍 | 500倍 |
スプレッド | スタンダード口座:2.0pips プロ口座:0pips ロースプレッド口座:0.6pips | スタンダード口座:3.7pips KIWAMI極口座:2.1pips ゼロ口座:2.2pips | スタンダード+口座:3.5pips プロ口座:2.7pips ECN口座:2.2pips | Pureスプレッド口座:1.3pips Rawゼロ口座:0.8pips | スタンダード口座:2.0pips ブレード口座:1.9pips |
強制ロスカット水準 | 0% | 20% | 20% | 20% | 20% |
ボーナス | なし | あり | あり | あり | なし |
スワップフリー | あり | あり | あり | なし | なし |
スキャルピング | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
自動売買 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
ゴールドを最も高いレバレッジで取引できるのはExness(エクスネス)です。
Exnessは、無制限レバレッジがゴールドCFDにも適用されるため、ボラティリティを生かして少額で投機的に稼ぎやすいと言えます。
スプレッドも重視したい方は、ThreeTraderとTitanFXが良いでしょう。
ボーナスを活用したい・スワップフリーでゴールドをスイングトレードしたい場合はXMTradingとFXGTをおすすめします。
仮想通貨CFDのビットコインでレバレッジ比較
仮想通貨CFDの取り扱いは、近年の海外FX業者でも定番となりつつあります。
他の銘柄にない圧倒的なボラティリティと、海外FXのレバレッジは短期間で利益を狙いたいトレーダーに人気です。
ここでは、各社の仮想通貨CFD(ビットコイン)に適用される最大レバレッジ・スプレッド・スワップポイントなどの取引条件を以下の比較表にまとめました。
海外FX業者 | FXGT | Exness | XMTrading | TitanFX |
---|---|---|---|---|
最大レバレッジ (ビットコイン) | 1,000倍 | 400倍 | 250倍 | 100倍 |
ビットコインの平均スプレッド | スタンダード+口座:21.8pips プロ口座:13.6pips ECN口座:4.9pips | スタンダード口座:12.4pips プロ口座:7.7pips ロースプレッド口座:1.5pips | スタンダード口座:35.7pips KIWAMI極口座:26.6pips | スタンダード口座:5.0pips ブレード口座:5.0pips |
仮想通貨CFDの銘柄数 | 87種類 | 35種類 | 31種類 | 17種類 |
スワップポイント | 4時間毎 | なし | なし | 毎営業日 |
スワップフリー | あり | 完全スワップフリー | 完全スワップフリー | なし |
ボーナス | あり | なし | あり | なし |
仮想通貨CFDをハイレバレッジで取引したい方はFXGT(エフエックスジーティー)の一択になります。
なぜなら、FXGTは海外FX・海外仮想通貨取引所のどれと比較しても最も高い最大1,000倍レバレッジを提供しているからです。
ただし、スプレッドの広さに弱点があるため、仮想通貨CFDを低スプレッドで取引したい方はTitanFX、レバレッジの高さも確保したい方にはXMTradingが良いでしょう。
株価指数CFDの日経225でレバレッジ比較
海外FX業者では、株価指数CFDの取引も人気です。
各国の株価指数は、外国為替との相関・逆相関も見られやすく、ボラティリティの高さからレバレッジ取引との相性も優れています。
海外FX業者 | 最大レバレッジ | スプレッド | ボーナス |
---|---|---|---|
XMTrading | 500倍 | スタンダード口座:7.0pips KIWAMI極口座:7.0pips ゼロ口座:7.0pips | あり |
Exness | 400倍 | スタンダード口座:15.0pips プロ口座:9.3pips | なし |
FXGT | 100倍 | スタンダード+口座:16.8pips プロ口座:13.1pips ECN口座:8.0pips | あり |
ThreeTrader | 100倍 | Pureスプレッド口座:26.9pips Rawゼロ口座:76.6pips | あり |
TitanFX | 500倍 | スタンダード口座:9.2pips ブレード口座:8.9pips | なし |
日経225CFDに関しては、XMTrading(エックスエム)が総合的にみても最も有利な取引条件を提供していました。
XMTradingは、日経225を500倍レバレッジで取引でき、スプレッドも他社と比べて大幅に狭くなっています。
したがって、レバレッジを効かせて少額資金で日経225を取引したい場合はXMTradingが最適です。
エネルギーCFDの原油(WTI原油)でレバレッジ比較
エネルギーCFDは、海外FXトレーダーにとって貴金属や株価指数と並ぶ定番の取引銘柄です。
特にWTI原油は、比較的高いレバレッジ倍率が各社で取り扱われており、短期トレードとの相性に優れています。
海外FX業者 | 最大レバレッジ | スプレッド |
---|---|---|
XMTrading | 200倍 | スタンダード口座:3.2pips KIWAMI極口座:3.2pips |
Exness | 50倍 | スタンダード口座:11.2pips プロ口座:3.2pips ロースプレッド口座:2.5pips |
FXGT | 100倍 | スタンダード+口座:1.0pips プロ口座:0.6pips ECN口座:0.6pips |
ThreeTrader | 100倍 | Pureスプレッド口座:3.0pips Rawゼロ口座:3.0pips |
TitanFX | 500倍 | スタンダード口座:0.6pips ブレード口座:0.5pips |
原油に関しては、レバレッジを含めて総合的な取引条件だとTitanFX(タイタンエフエックス)が圧倒的に有利です。
TitanFXでは、最大500倍レバレッジがWTI原油に適用されるため、少額資金から取引できます。
また、スプレッドに関しても、他社より狭いのでハイレバレッジでWTI原油をスキャルピングしたい方にも最適です。
海外FXのレバレッジ制限ルール
ここでは、海外FXで設けられている以下のレバレッジ制限ルールをご紹介します。
各社で高い倍率のレバレッジを取り扱う海外FXでは、銘柄の流動性やリスクなどを考慮してレバレッジ制限ルールがあるので確認しておきましょう。
口座タイプごとのレバレッジ制限
海外FX業者では、口座タイプごとに最大レバレッジが異なる場合が多いです。
例えば、XMTradingでは各口座タイプで以下の最大レバレッジの違いがあります。
- スタンダード口座:最大1,000倍
- マイクロ口座:最大1,000倍
- KIWAMI極口座:最大1,000倍
- ゼロ口座:最大500倍
XMTradingでは、ゼロ口座が最大500倍レバレッジに制限されます。多くの海外FX業者がゼロ口座のように、スプレッドの狭い座タイプで最大レバレッジが制限されていることがほとんどです。
取り扱い銘柄によるレバレッジ制限
海外FXでは、豊富な通貨ペアの他に株価指数や貴金属などのCFDも同じ口座で取り扱われています。
ほとんどの場合は、メジャー通貨ペアが高いレバレッジ倍率、マイナー通貨ペアやその他CFD銘柄は最大レバレッジが制限されることが多いです。
例えば、XMTradingの各取扱銘柄の最大レバレッジは以下の通りになります。
銘柄 | 最大レバレッジ |
---|---|
メジャー通貨ペア | 1,000倍 |
CHFを含む通貨ペア | 400倍 |
USDTRY/EURTRY | 100倍 |
その他エキゾチック通貨ペア | 50倍 |
仮想通貨 | 250倍 (一部の銘柄は50倍) |
貴金属 | 1,000倍 (SILVER:400倍) (PALL・PLAT:22.2倍) |
コモディティ(商品) | 50倍 |
株式指数 | 100倍 (JP225:200倍) (HK50Cash:66.7倍) |
エネルギー | 66.7倍 (GSOIL・NGAS:33.3倍) |
証拠金残高ごとのレバレッジ制限
多くの海外FX業者では、証拠金残高ごとにレバレッジ制限を設けています。
一般的に最大レバレッジの高い業者ほど、証拠金残高のレバレッジ制限の段階が細かく設定されている場合が多いです。
例えば、無制限レバレッジを提供しているExnessでは、以下の証拠金残高ごとのレバレッジ制限が設けられています。
有効証拠金残高 | 最大レバレッジ |
---|---|
~999ドル | 無制限(21億倍) |
1,000ドル~4,999ドル | 2,000倍 |
5,000ドル~29,999ドル | 1,000倍 |
30,000ドル~ | 500倍 |
最大レバレッジ無制限で取引できるのは、有効証拠金残高$999までで徐々に制限がかかっていきます。
保有ポジション数によるレバレッジ制限
海外FX業者の中には有効証拠金残高ではなく、保有しているポジション数によって最大レバレッジが制限される「ダイナミックレバレッジ」というルールを設けているブローカーもあります。
ダイナミックレバレッジを採用しているのは、主にFXGTとTraderTrustです。
ここでは、FXGTを例にメジャー通貨ペアのダイナミックレバレッジを例に紹介します。
取引量 | 最大レバレッジ |
---|---|
0ドル以上300,000ドル未満 | 1000倍 |
300,000ドル以上1,000,000ドル未満 | 500倍 |
1,000,000ドル以上2,000,000ドル未満 | 200倍 |
2,000,000ドル以上3,000,000ドル未満 | 100倍 |
3,000,000ドル以上5,000,000ドル未満 | 50倍 |
5,000,000ドル以上 | 20倍 |
FXGTの場合、メジャー通貨の取引量(ポジション数)が300,000ドル以上になると最大レバレッジが500倍に制限されます。
その他、銘柄ごとに取引量の範囲は違うので注意してください。
経済指標等発表時のレバレッジ制限
海外FX業者では、経済指標等発表や天災・戦争・選挙などのイベント時にレバレッジ制限がかかる場合があります。
XMTradingでは、過去に以下のようなレバレッジ制限が行われました。
重要なお知らせ
投稿日: 2019年12月11日19時30分(JST)
2019年12月12日に行われるイギリス総選挙により、多くの通貨、コモディティおよび株式市場全般において、極端な市場ボラティリティ、取引量の少ない市場、異常なスプレッドおよび価格差が引き起こされる可能性がありますことをご案内申し上げます。
こちらの出来事をふまえ、本期間中に予想される市場の乱れからお客様および当社を保護するべく、XMTradingは以下の一時的措置を講じます:
2019/12/12のサーバー時間(GMT+2)16:00(日本時間の23:00)より、以下の全ての銘柄の全ポジション(新規にポジションを建てる場合と既存のポジションを保持する場合)の必要証拠金を一時的に次のように引き上げます:0.5%(200:1のレバレッジ )を全てのGBP通貨ペアに適用
※引用元:XMTrading「重要なお知らせ」より
今回の一時的措置は、イギリス総選挙の結果発表後まもなく、2019年12月13日(金曜日)までには全てのポジションにおいて撤回され、必要証拠金は通常(お客様毎の通常の口座レバレッジ設定)に戻ります。
イギリス総選挙時には、ポンド(GBP)に関連するすべての銘柄でレバレッジ制限が行われました。
このように大きな価格が変動が予想される場合には、事前に公式サイトでの発表やメールが届くので必ず確認しておきましょう。
プラットフォームごとのレバレッジ制限
一部の海外FX業者では、取引プラットフォームによってもレバレッジ制限が行われる場合があります。例えば、海外FX業者のeasyMarketsでは、下記のようにプラットフォームごとにレバレッジ制限があります。
プラットフォーム | 最大レバレッジ |
---|---|
MT5 (MetaTrader5) | 500倍 |
MT4 (MetaTrader4) | 400倍 |
easyTrade | 200倍 |
ほとんどの海外FX業者では、プラットフォームによるレバレッジ制限はありませんが、「easyMarkets」のような場合もあるので、利用できるプラットフォームが選べる業者ではレバレッジ制限があるか必ず確認しておきましょう。
海外FXのレバレッジ取引に関するよくある質問
海外FXのレバレッジ取引に関するよくある質問を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
- 海外FXのレバレッジは何倍ですか?
-
海外FXは、レバレッジに規制がない国に拠点がある場合が多いため各社で最大レバレッジが異なります。例えば、XMTradingでは最大1,000倍、Exnessでは無制限(実質21億倍)レバレッジで取引が可能です。
- 海外FXのレバレッジに制限はありますか?
-
日本の金融ライセンスを取得していない海外FX業者では、最大レバレッジの規制がありません。
- 海外FXで最大レバレッジが無制限の業者はありますか?
-
はい、Exnessは最大レバレッジ無制限でトレード可能です。
- 海外FXで最大レバレッジが5,000倍の業者はありますか?
-
はい、以前にGEMFOREXでは「レバレッジ5,000倍口座」であれば最大レバレッジ5,000倍を提供していました。しかし、現在はサービスを終了しています。
- 海外FXで最大レバレッジが3,000倍の業者はありますか?
-
はい、FBS・TradersTrustであれば最大レバレッジ3,000倍で取引できます。
- 海外FXで最大レバレッジが1,000倍の業者はありますか?
-
はい、FXGT・XMTradingなどの海外FX業者を利用すれば最大レバレッジ1,000倍でトレード可能です。
- 海外FXには追証がありますか?
-
いいえ、海外FX業者の多くはゼロカットを採用しているので、追証が発生することはありません。
- レバレッジの計算方法を教えてください。
-
はい、レバレッジは下記の式で求めることができます。
レバレッジ=(現在のレート✕取引数量)÷証拠金
- 海外FXでレバレッジ制限のない業者はありますか?
-
はい、FXGTやTradersTrustといった海外FX業者は証拠金残高によるレバレッジ制限を受けません。
- AXIORYの最大レバレッジを教えてください。
-
はい、AXIORYの最大レバレッジは400倍です。
- 海外FXのレバレッジ取引では追証が発生しますか?
-
いいえ、海外FX業者は日本の規制対象外なので、ゼロカットを採用できます。ゼロカットによって、FX業者がマイナス残高の補填を行うため追証は発生しません。
- 国内FX業者の最大レバレッジを教えてください。
-
はい、国内FX業者は日本の金融ライセンスを取得しているため、法律により最大レバレッジは25倍に制限されています。
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