最大レバレッジの高い海外FXとボラティリティの高いゴールドなら、秒足スキャルピングでも高い利益を狙えます。
特にSNS上では海外FXのゴールドスキャルパーが多数おり、爆益報告をしている方々をよく見かけます。
そんな勝ち組ゴールドトレーダーの仲間入りができるよう、スキャルピングでうまく利益を狙う手法や海外FXとゴールドスキャルピングの相性の良さについて解説していきます。
ゴールドスキャルピングと海外FXの相性が良い理由
ここでは海外FXとゴールドのスキャルピングの相性が良い理由として以下の5点を解説します。
トレード対象としてゴールドの特徴と海外FXの取引条件の相性を確認して、実際の取引で活かせるようにしましょう。
ボラティリティが大きく短時間で稼ぎやすい
数分というごく短期間で利益を狙うスキャルピングで、大きな利益を得る方法は「取引量・サイズを大きくする」もしくは「大きな値幅を狙う」の2つの方法しかありません。
大きな値幅を狙うには、ゴールドのようにボラティリティが大きく、短時間で稼ぎやすい銘柄でスキャルピングをします。
| 日付 | USDJPY | EURUSD | XAUUSD |
|---|---|---|---|
| 2024/03/01 | 79pips | 45pips | 492pips |
| 2024/03/04 | 73pips | 34pips | 404pips |
| 2024/03/05 | 84pips | 36pips | 313pips |
| 2024/03/06 | 99pips | 73pips | 286pips |
| 2024/03/07 | 180pips | 81pips | 205pips |
| 5日間の平均ボラティリティ | 103pips | 54pips | 340pips |
ゴールドは、メジャー通貨ペアと比べてボラティリティが非常に大きいです。
ゴールドは1日あたり200pips以上が日常的なボラティリティとなるため、スキャルピングでも大きな値幅が狙えます。
最大レバレッジが高い
海外FX業者では、最大レバレッジの高い貴金属CFDとしてゴールドを取引できます。
国内のCFD業者では、ゴールドの最大レバレッジは20倍でFXの最大25倍レバレッジよりも低いです。
一方、海外FXでは多くの業者でFXと同じ500倍以上の最大レバレッジが利用できます。
| 海外FX業者 | 最大レバレッジ |
|---|---|
| XMTrading | 1,000倍 |
| Exness | 無制限 |
| FXGT | 1,000倍 |
| easyMarkets | 1,000倍 |
| AXIORY | 100倍 |
| TitanFX | 500倍 |
| BigBoss | 1,111倍 |
| IS6FX | 1,000倍 |
| ThreeTrader | 500倍 |
海外FX業者Exnessでは、ゴールドを無制限レバレッジ（実質21億倍）で取引できます。
500倍のレバレッジでも十分に高い倍率で、海外FXなら少額資金でもゴールドのスキャルピングで利益を狙うことが可能です。
1分足チャートでも利益が狙いやすい
ゴールドはボラティリティが高く、海外FXでレバレッジが高いため1分足チャートを軸としたスキャルピングでも十分な利益が狙いやすいです。
数分単位の値幅でも広く利ざやが確保でき、最大レバレッジが高いため少額でもロットを上げて利益を底上げしやすくなります。
長期的に明確な上昇トレンド
長期的に明確な上昇トレンドもゴールドをスキャルピングの取引対象として選ぶ理由の1つです。
ゴールドは、実物資産として古くから認知されており、長期的な相場展開を追うと明確な上昇トレンドであることが分かります。
長期的な上昇トレンドが明確なので、スキャルピングで取引する時間軸でも上昇トレンドが発生していると、さらに利益を伸ばしやすくなります。
低スプレッドな口座も多い
海外FX業者では、ゴールドを低スプレッドで取引できる口座も多いです。
実際に海外FX各社のゴールドの平均スプレッドを表にまとめてみました。
| 海外FX業者 | 標準的な口座タイプ （1週間の平均スプレッド） | 低スプレッド特化の口座タイプ （1週間の平均スプレッド ＋取引手数料） |
|---|---|---|
| XMTrading | 2.5pips | 1.3pips |
| Exness | 2.0pips | 1.25pips |
| FXGT | 2.4pips | 2.1pips |
| easyMarkets | 4.5pips | 3.5pips |
| AXIORY | 2.9pips | 1.5pips |
| TitanFX | 2.2pips | 2.1pips |
| BigBoss | 2.4pips | – |
| IS6FX | 3.4pips | 2.7pips |
| ThreeTrader | 1.5pips | 1.2pips |
先にご紹介した通り、ゴールドは日常的に100pips以上は1日で動く銘柄です。
高いボラティリティを加味して考えると、1～2pips前後のスプレッドは非常に狭いと言えます。
ボラティリティが高く、スプレッドが狭いのはスキャルピングを行う上で欠かせない要素です。
海外FXのゴールドで稼ぐスキャルピング手法3選
ここでは、海外FXのゴールドで稼ぐスキャルピング手法を以下3つに厳選して解説します。
ゴールドの値動きの特性などを取り入れた手法を分析から実際の立ち回りまで具体的な順序を解説していきます。
水平線のブレイクアウトを狙うスキャルピング手法
水平線のブレイクアウトを狙うスキャルピング手法は、上昇トレンド・下降トレンドで意識されている水平線を抜ける値動きを狙った取引方法です。
特定のレート（水平線）に貯まっている買い注文・売り注文が短時間で約定することで、大きな値動きが起こる展開を利益として狙っていきます。
それでは、水平線のブレイクアウトを狙うスキャルピング手法の具体的な流れを見てみましょう。
水平線のブレイクアウトを狙うスキャルピング手法では、まず日足・4時間足で相場の大きな流れを把握します。
例えば、以下の1時間足チャートでは高値を更新した後、上値が重く水平線を起点に買い支えが入りやすい状況であることが分かります。
現時点の1時間足チャートでは、上昇トレンドから高値を切りさげている状態なので、明確に下降トレンドへ転換するのを待ちます。
1時間足で方向感が出たらエントリーポイントを決めましょう。
例として出しているゴールドの1時間足チャートでは、買い支えが見られた水平線を抜けて1時間足が確定し、陰線のサイズも大きいため、1時間足の下降トレンドが継続すると予想します。
下降トレンドの継続とみて、直近の陰線の終値（実体部分の安値）に水平線を引き、水平線を5分足で抜けた場合に新規売り（ショート）ポジションをエントリーします。
5分足で、1時間足を基準に引いた水平線を抜けて5分足が確定すれば、最初に決めた通りに即時にショートポジションをエントリーします。
例として出しているゴールドの5分足チャートでは、水平線を抜けてローソク足が確定したためショートポジションをエントリーしています。
損切りは5分足でリアルタイムに意識されていた高値に損切りを設定しておき、利食いは1時間足で直近の高値もしくは安値を基準に水平線を引いて、そのレートに設定しておきましょう。
その後の相場展開によって、損切り・利食いの何れかに到達したらポジションを決済します。
ゴールドのスキャルピングでは、ボラティリティを生かして複数回の取引を行うため、1回の取引で着実に利益を確定し、損失は抑えて取引していきます。
例として取り上げたゴールドのチャートでは、約11ドルの値幅で利益が確定しました。
ゴールドの1ロットは100オンスなので、1ロットの取引なら1,100ドル、1ドル＝150円なら約1万円の利益です。
4時間足の200EMAで反発を取るスキャルピング手法
4時間足の200EMAで反発を取るスキャルピング手法では、200EMAが意識されやすいゴールドの特徴を生かして、瞬間的な反発を1分足・5分足で狙っていくスキャルピング手法です。
取引頻度自体は少ないものの、長期トレンドが崩れづらいゴールドでは、精度と再現性が高いので取り入れやすい手法になります。
それでは、4時間足の200EMAで反発を取るスキャルピング手法の具体的な流れを見てみましょう。
最初にチャートへ200EMAを表示しましょう。
200EMAは、ほとんどの取引プラットフォームで利用できます。各取引プラットフォームで200EMAをチャートに表示する方法は以下の通りです。
- 上部メニューの「挿入」→「インディケータ」「トレンド」からMoving Averageを選択する
- パラメータの「期間」を200に変更する
- パラメータの「移動平均の種別」をExponentialに変更する
- 「OK」をクリックして完了
200EMAを4時間足チャートへ表示できれば準備は完了です。
4時間足の200EMAで反発を取るスキャルピング手法で最も重要なのは、200EMAに4時間足レベルでレートが達するのを待つことです。
4時間足は比較的、展開のゆっくりした時間軸なので、優位性のあるポイントまで待てずに、不利な取引をしてしまわないようにしましょう。
例えば、以下のゴールド4時間足チャートでは、レートが200EMAと離れているため、取引は行いません。
200EMAにレートがタッチしていない場合は、200EMAと現在のレートの位置関係から以下の展開を待ちます。
- 200EMAより上でレートが推移：レートが下がり200EMAに上から触れる展開
- 200EMAより下でレートが推移：レートが上がり200EMAに下から触れる展開
それぞれ、200EMAに触れたタイミングで反発を狙っていきます
200EMAにレートが下からタッチすれば売り、上から4時間足の200EMAにタッチしたタイミングでいずれも1分足の反発を確認してエントリーします。
以下のゴールド4時間足チャートでは、レートが200EMAに上からタッチして反発が確認されたため、新規買い（ロング）ポジションをエントリーします。
瞬間的な反発を狙うため、1回の取引で設定する損切り幅と利食い幅はいずれも狭く設定する場合が多いです。
成行注文でポジションをエントリーしましたら、即時に損切り・利食い注文を設定しましょう。
瞬間的な4時間足の200EMAに対する反発を狙うため、損切りは4時間足の200EMAを1分足が下回って確定した場合、利食いは1分足で直近の下落で起点となっている高値に設定します。
ごく短期間の反発を狙うスキャルピング手法なので、シンプルな基準で損切り・利食いを決めておき、迷わず実行できることが重要になります。
1分足でダブルトップ・ダブルボトムだけに特化したスキャルピング手法
1分足でダブルトップ・ダブルボトムだけに特化したスキャルピング手法は、2種類のチャート形状だけを狙って取引する手法です。
トレンド転換のチャートパターンとして知られる以下の2つだけを狙います。
- ダブルトップ：上昇トレンド中に同じ水準で高値を2度付けた後、下降トレンドに転じる
- ダブルボトム：下降トレンド中に同じ水準で安値を2度つけた後、上昇トレンドに転じる
ダブルトップはアルファベットの「M」の形を作って下げる、ダブルボトムはアルファベットの「W」の形を作って上げるというように考えると覚えやすいです。
それでは、具体的にチャート上ではどういった形になるのか取引の流れを解説していきます。
ゴールドの1分足チャートを開き、ダブルトップ・ダブルボトムのチャート形状を覚えましょう。
まずは、ダブルトップをチャートで確認すると以下の通りです。
1分足でダブルトップ・ダブルボトムのスキャルピング手法では、概ね同じ水準で高値を付けてその後、下落に転じたものをダブルボトムとして考えます。
チャート形状を見たら、即時に新規売り（ショート）ポジションで取引できるように以下の損切り・利食い設定の基準を決めておきましょう。
- 損切り：高値を超えたら損切り
- 利食い：高値から中央の安値までの値幅＝中央の安値を下回った後に同じ値幅で利食い
続いて、ダブルボトムは以下のチャート形状で取引を考えます。
チャート形状を見たら、同様に新規買い（ロング）ポジションで取引できるように以下の損切り・利食い設定の基準を決めておきましょう。
- 損切り：安値値を超えたら損切り
- 利食い：安値から中央の高値までの値幅＝中央の高値を上回った後に同じ値幅で利食い
ポイントは1分足を軸とした取引なので、とにかく判断を迷わないように、あらかじめ損切りと利食いの基準を明確に決めておくことです。
チャートパターンの形状と損切り・利食いの基準を決定したら、実際に取引する相場の方向性を1時間足で確認します。
- 1時間足で下降トレンド・下落局面：1分足でダブルトップを探す
- 1時間足で上昇トレンド・上昇局面：1分足でダブルボトムを探す
4時間足や日足といった上位足の方向性も大事ですが、1分足の細かな展開を狙うため、1時間足から全体の流れを見る方が初心者の方には分かりやすいです。
1時間足の相場の方向性に対して、以下の様に戦略を決めます。
1時間足で方向性を確認したら、後はチャートパターンの形成を待ってポジションを戦略通りにエントリーするだけです。
1時間足のトレンドが明確であれば、1分足チャートでも取引チャンスが多くなりやすいです。
チャートパターンの形成を見逃さないように、トレンドが明確な相場では集中的に取引、レンジ相場の場合は潔く取引をしない戦略をとることで利益を積み上げられます。
海外FXのゴールドの特徴とは？
ここでは、海外FXで取引できるゴールドの特徴として以下3つを解説します。
自らゴールドの手法を作る場合やゴールドのスキャルピングの精度を高めるために、ゴールドという金融商品の特徴を詳しくみてみましょう。
海外FXにおけるゴールド取引の特徴についてさらに詳しい解説は別ページにまとめているので、ゴールドについてもっと勉強しておきたい方は合わせて参考にしてください。
トレンドを軸としたインジケーターが効きやすい
ゴールドは、トレンドを軸としたインジケーターが効きやすいという特徴があります。
なぜなら、ゴールドはボラティリティが大きく、長期的には上昇トレンドが継続しているという2つの特性があるからです。
ボラティリティが大きいため、直近の高値や安値までレートが戻らず、上昇トレンド・下降トレンドが進行する場面も多く、トレンド系のインジケーターが売買シグナルとして意識されやすいです。
例えば、上昇トレンドが過熱すると70％以上で買われすぎで売りシグナルを示す「RSI（相対力指数）」も精度が高く1時間足でも比較的当たりやすい傾向があります。
米ドルと逆相関になりやすい
ゴールドは、米ドルと逆相関になりやすい特徴があります。
なぜなら、ゴールドの多くは米ドル建てで取引されるからです。米ドルの価値が上がれば、相対的にゴールドの価値は下がりやすく、逆にドル安の相場ではゴールドは上がりやすくなります。
実際にゴールドのチャートと米ドル（ドルインデックス）を比較してみましょう。
ゴールドが上昇トレンドを形成している場面では、米ドルの価値を示す指数であるドルインデックスが下がっていることが確認できます。
センチメント分析が重要
ゴールドは、センチメント分析も重要な金融商品になります。センチメント分析とは、市場参加者の感情に焦点を当てた分析方法です。
ゴールドは安全資産として意識されやすく、リスクオフ相場では上がりやすく、リスクオン相場では下がりやすい傾向にあります。
- リスクオフ相場：地政学的に不安定な状況で市場参加者の資金が安全性の高い資産クラスへ移りやすい相場
- リスクオン相場：地政学的なリスクがほとんどなく市場参加者がリスクをとって大きな利益を狙える資産クラスへ移りやすい相場
例えば、経済大国である米国の経済に対する不安感が強まるような経済指標・ニュースが出回っている状況では、リスクオフ相場への移行を意識します。
ゴールドのスキャルピングに強い海外FX業者は？
ここではゴールドのスキャルピングに強い海外FX業者として以下3社をご紹介します。
ゴールドの取引条件は、海外FX業者でも各社で異なるのでスキャルピングに向いているトレード環境をしっかり選びましょう。
Exness
Exness（エクスネス）は、少額資金のスキャルピングでゴールドを取引する方に最適な海外FX業者になります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 最大レバレッジ | 無制限 初期状態：2,000倍 |
| スプレッド | スタンダード口座：2.0pips プロ口座：1.25pips |
| ボーナス | – |
なぜなら、Exnessのゴールドは以下の条件をクリアすると「無制限レバレッジ（実質21億倍）」で取引できるからです。
- 10回以上の取引実績
- 往復5ロット以上の取引実績
- 口座残高1,000ドル相当未満
無制限レバレッジの条件を満たしていると、口座残高が1,000ドル相当未満の状態まで無制限レバレッジで取引できます。
ゴールドを1ロット取引する場合でも、数円の必要証拠金でポジションがエントリーできるため、少額資金でも相場によっては2倍、3倍と利益を狙っていくことも可能です。
＼レバレッジ無制限×超低スプレッド！／
XMTrading
XMTrading（エックスエム）は、取引コストを抑えてゴールドのスキャルピングをしたい方に最適な海外FX業者です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 最大レバレッジ | 1,000倍 |
| スプレッド | スタンダード口座：2.5pips KIWAMI極口座：1.3pips |
| ボーナス | ・新規口座開設ボーナス： 13,000円相当（全口座タイプ対象） ・入金ボーナス： 10,500ドル相当（スタンダード・マイクロ） |
人気の海外FX業者として知られているXMTradingでは、取引コストの安さに特化しているKIWAMI極口座を提供しています。
実は、KIWAMI極口座は通貨ペアだけでなく、貴金属のゴールドも低スプレッドで取引できる口座タイプです。
もちろん上乗せの取引手数料なし&最大1,000倍のレバレッジで快適にゴールドのスキャルピングができます。
TitanFX
TitanFX（タイタンエフエックス）は、取引経験が十分な上級者トレーダーが快適にゴールドのスキャルピングができる海外FX業者です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 最大レバレッジ | 500倍 |
| スプレッド | スタンダード口座：2.2pips ブレード口座：2.1pips |
| ボーナス | – |
TitanFXが提供するブレード口座では、片道1ロット3.5ドルの取引手数料で、金融機関の注文と直接マッチングするNDD ECN方式で取引ができます。
TitanFXは、ブレード口座のNDD ECN方式の取引環境に力を入れており、大手金融機関と多数提携することによって、安定した約定力を備えていることが強みです。
ゴールドも大口取引でスキャルピングをすることができ、他社と比べてリクオート（約定拒否）やスリッページも圧倒的に少なく抑えられます。
＼低スプレッド×高約定で上級者に人気！／
※公式サイト：https://titanfx.com/jp
海外FXでゴールドを取引する際の注意点
ここでは、海外FXでゴールドを取引する際の注意点として以下4つをご紹介します。
海外FXでゴールドを初めて取引する方は特に他の銘柄との違いやルールに注意しましょう。
ボラティリティの大きさに注意する
ゴールドのボラティリティは通貨ペアと比べてかなり大きいです。
通貨ペアの取引経験が豊富でも、ボラティリティに慣れるまではロット数を下げて取引することをおすすめします。
なぜなら、想定していたよりボラティリティが大きく、損切り回数が増えてしまったり、最悪の場合は強制ロスカットとなる可能性もあるからです。
ゴールドの取引を始めるなら、ボラティリティの高さには十分注意しましょう。
長期足の状況は必ず把握する
ゴールドを取引する場合は、スキャルピングでも長期足の状況は必ず把握しましょう。
なぜなら、ゴールドの長期足は上昇トレンドが長く続いているため、特に長期足の押し目買いは強く意識されやすいからです。
例えば、当日の流れとしては下降トレンドでも、長期足の押し目買いポイントに達すると急騰→強制ロスカットとなるリスクもあります。
また、逆に長期的な上昇トレンドが崩れれば、偏っていたロングポジションが一挙に決済され、暴落する潜在的なリスクにも注意すべきです。
急騰・急落が多い
米ドルによる取引が主体となるゴールドは、米ドルに関する経済指標にも強く反応を示します。
しかし、経済指標の発表結果によって米ドルが急変動しても、実際にゴールドの価値が変わったわけではなく、すぐに急騰後に急落して戻すといった展開も多くみられやすいです。
先にご紹介した通り、長期足の状況を把握し、長期足の流れに逆らう維持的な急騰・急落によって無理な取引をしないように注意しましょう。
レバレッジ制限に注意する
ゴールドはボラティリティが大きく、最大レバレッジも高いためスキャルピングでも短期間で大きく稼げる場合が多いです。]
大きく稼ぐと避けられないのは、口座残高によるレバレッジ制限になります。
多くの海外FX業者では口座残高が増えるほど、最大レバレッジ倍率を下げるレバレッジ制限を採用しているため、口座残高の変動には十分に注意しましょう。
海外FXのゴールドに関するよくある質問
- 海外FXでゴールドのスキャルピングは禁止されていますか？
-
いいえ、一般的に海外FX業者ではゴールドのスキャルピングは制限されていません。
- スキャルピングで負けやすい人の原因は？
-
各取引で根拠がなく、感情的になって取引を繰り返すとFXでは負けやすいです。スキャルピングは他のトレードスタイルと比べて取引回数も多いため、さらに負けやすくなります。
- スキャルピングで1回の利益の目安は？
-
スキャルピングに限らず1回の取引による利益の目安は決めるものではありません。相場によって、期待できる利益は変わるため、直近の相場のボラティリティや各手法の根拠によって利益確定水準は考えるものです。
- スキャルピングは何分足を軸にしますか？
-
スキャルピングでも日足以上の長期足など全体の流れを確認した上で、1分足や15分足を軸に取引を考えます。
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