Exness(エクスネス)は、禁止事項が少ない海外FX業者として有名で、経済指標発表時のトレードも可能です。
ロスカット水準0%とゼロカットシステムを有効活用することで、短時間で大きな利益を狙うこともできます。
ただし、エントリータイミングや手法によっては、レバレッジ制限・禁止事項に該当する取引としてペナルティー対象となる可能性があるので注意が必要です。
この記事では、Exnessで指標トレードする際の注意点やおすすめの手法について解説していきます。
口座開設がまだ済んでいなければ「Exnessの口座開設方法と手順」に沿って、取引のための口座を開いた上でこの記事に戻ってきてください。画像の手順通りに進めるだけで迷わずExnessで取引が始められます。
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Exnessって実際どうなの?という方は「Exness(エクスネス)の評判・口コミまとめ」の記事を参考にしてください。実際にExnessを使ってみた体験談や、トレーダーの生の声からわかる安全性や信頼性、メリット・デメリットをまとめています。
Exnessで指標トレードは禁止されていない
Exness(エクスネス)で指標トレードを行っても禁止事項には該当しません。
- Q:制限された取引方法や戦略はありますか?
- A:Exnessでは、取引方法を制限してません。ご希望のどのような取引方法でも使用可能ですが、複数のパーソナルエリア、決済処理などのトピックに対する特定のポリシーへのご理解とご考慮をお願いいたします。
以前の公式サイトには上記の記載がありましたが、現在は削除されていたため問い合わせを行ってみました。
指標トレードについて問い合わせを行った結果、以下の回答がありました。
「経済指標発表時のトレードは可能」という回答でしたが、発表の15分前から5分後まで最大レバレッジが200倍に制限されるとのアナウンスもありました。
レバレッジ制限はかかりますが、指標トレードは禁止されていないので安心して利用可能です。
ただし、ロスカット前提のハイレバトレードは「ゼロカット目的のトレード」としてExnessが定める禁止事項に該当する可能性があるので、注意が必要です。
指標トレードに関する口コミ
実際にExnessで指標トレードを行っているトレーダーの口コミを紹介します。
「約定しにくい」・「スプレッドが拡大する」といった書き込みが多くありますが、これはExnessに限ったものではなく、他の海外FX業者でも同様の現象が発生するのでトレード時には注意する必要があります。
特にプロ口座は「即時約定方式」を採用しているため、指標発表時の値動きが激しいタイミングでは約定しにくいという特徴を把握しておきましょう。
また、下記のようにレバレッジ制限がかかることで、ポジポジ病を予防できるといった口コミもありました。
指標時に反射的にハイレバトレードを行って強制ロスカットになる経験が多いトレーダーは、Exnessを使うことで強制的にトレードを休まざるを得ないためポジポジ病を克服できるかもしれません。
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Exnessの指標トレードのやり方
Exness(エクスネス)で指標トレードを行う方法を紹介します。
指標発表時の値動きに飛び乗るのではなく、事前に情報収集を行いトレードを行うようにしましょう。
予想や直近の水平ラインを参考にエントリーする方向を決めておくことで、目の前の値動き惑わされることなく取引ができるようになります。
経済指標の確認方法
Exness(エクスネス)では、下記の3つの方法で経済指標を確認可能です。
MT4/MT5のメール
Exness(エクスネス)では、毎日9時にレバレッジ制限に関する案内メール(件名:The List of Instruments Affected by High importance News)がMT4/MT5へ届きます。
レバレッジ制限が開始される時間帯や該当銘柄について記載されています。
メールは「MT4/MT5>設定>受信トレイ」から確認可能です。
すべて英語で記載されており、分かりにくいですが下記の項目を確認しておけば問題ありません。
表記 | 内容 |
---|---|
Start time | レバレッジ制限が開始される時間 |
End time | レバレッジ制限が解除される時間 |
Instruments | レバレッジ制限対象の銘柄 |
Margin Requirements | 必要証拠金 |
表記されている時間はグリニッジ標準時(GMT+0)のため、日本時間に換算するには9時間プラスする必要があります。
表記時間が「6:00」の場合、日本時間の「15:00」となります。
また、必要証拠金(Margin Requirements)は下記の計算式でレバレッジ倍率に換算可能です。
100%÷必要証拠金(%)
必要証拠金(Margin Requirements)が0.5%と記載されている銘柄は、「100%÷0.5%=200」なので最大レバレッジは200倍となります。
X(旧Twitter)
Exness(エクスネス)は公式アカウントがX(旧Twitter)で下記のようにレバレッジ制限に関する投稿を行っています。
こちらもメール同様に英語記載となっているので、やや見にくいですが「ポストを翻訳」を選択することで日本語表記に変換可能です。
Exness公式サイト
Exness(エクスネス)では、公式サイトで経済指標が発表される時間帯や制限される法定通貨などが記載されている「経済指標カレンダー」を提供しています。
公式サイト上部メニュー「ツール>経済指標カレンダー」から確認可能です。
表示項目と詳細は下記の通りです。
表示項目 | 詳細 |
---|---|
時間 | 経済指標が発表される時間帯 |
通貨記号 | レバレッジ制限対象の法定通貨 |
イベント | 発表される経済指標名 |
実質 | 発表結果 |
予測 | 事前予測値 |
直前 | 前回の発表値 |
! | すべての通貨ペアに影響があることを示すアラーム |
直近の経済指標しか表示されておらす、重要度などについては確認できないので、場合によっては「みんかぶ」等の別サイトを参考にしてみましょう。
基本的に英語で記載されており分かりにくいので、レバレッジ制限の対象銘柄と最大レバレッジを確認して、重要度や予想値・前回発表値については「みんかぶ」や「みんなのFX」など別のサイトで確認するのがおすすめです。
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Exnessの指標トレードにおすすめの手法
Exness(エクスネス)の指標トレードにおすすめのトレード手法を2つ紹介します。
経済指標が発表されると値動きが激しくなる傾向にあり、短時間で大きな含み益を出すことも可能ですが、トレード手法を確立しておかないと強制ロスカットになる可能性が高くなるので注意しておきましょう。
- 指標発表前のギャンブルトレード
- 発表後の流れに乗る順張りトレード
それぞれ順番に解説していきます。
指標発表前のギャンブルトレード
Exness(エクスネス)の指標トレードにおすすめの手法は「指標発表前のギャンブルトレード」です。
事前の予想値や前回の発表値から相場が動きやすい方向を予測して、レバレッジ制限がかかる前にポジションを保有しておく方法です。
2024年4月米国雇用統計(5月3日)発表時のドル円を例に解説します。
項目 | 非農業部門雇用者数 (前月比) |
---|---|
前回 | 31.5万人 |
予想 | 24万人 |
結果 | 17.5万人 |
「非農業部門雇用者数」は前回の「31.5万人」から予想値は大幅に減少しているので、相場は売り方向へ動くと判断して、ショート(売り)でポジションを持ちます。
実際の結果が「17.5万人」と予想よりもさらに悪かったこともあり、10分間で約130pips下落しています。
上記のように、結果が悪いので下落するケースもあれば、織り込み済みとして結果とは反対の方向へ動くこともあるので、ロット調整は必須となります。
ギャンブルといってもゼロカット込みのフルレバトレードではなく、あくまで相場が動く方向を当てるトレード手法となります。
発表後の流れに乗る順張りトレード
Exness(エクスネス)の指標トレードには、「発表後の流れに乗る順張りトレード」もおすすめです。
予想値からポジションを保有するのではなく、結果発表後の値動きを見てエントリーする手法になります。
2024年3月の米国雇用統計(4月5日)発表時のドル円を例に解説します。
項目 | 非農業部門雇用者数 (前月比) |
---|---|
前回 | 27.5万人 (修正:27万人) |
予想 | 20.1万人 |
結果 | 30.3万人 |
発表前のドル円(USD/JPY)は、上昇トレンドを形成しており、結果が「30.3万人」と市場の予想を大きく上回ったことでさらに上昇していきました。
※赤矢印が発表時のロウソク足(5分足)
上記の場合であれば、上昇が一旦落ち着いたタイミング(押し目・チャートパターン)で買いエントリーを行います。
この手法は結果発表後の流れを確認してからエントリーするので、レバレッジ制限の影響を受けることなくトレード可能です。
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Exnessの指標トレードにおすすめはゼロ口座
Exness(エクスネス)の指標トレードにおすすめは「ゼロ口座」です。
ゼロ口座は取引手数料が必要ですが、ドル円(USD/JPY)やユーロドル(EUR/USD)などの銘柄をゼロスプレッドで取引可能です。
- スプレッドが狭い
- 約定力が高い
それぞれ順番に解説していきます。
スプレッドが狭い
Exness(エクスネス)の「ゼロ口座」は、1日の95%の時間帯で主要通貨ペア(上位30銘柄)をゼロスプレッドで取引可能な口座タイプです。
通貨ペア | ゼロ口座 | スタンダード口座 | プロ口座 |
---|---|---|---|
USDJPY (ドル円) | 0.7pips (0+$7) | 1.1pips | 0.7pips |
EURJPY (ユーロ円) | 1.1pips (0.1+$10) | 2.7pips | 1.7pips |
GBPJPY (ポンド円) | 1.5pips (0.0+$15) | 2.5pips | 1.6pips |
EURUSD (ユーロドル) | 0.7pips (0+$7) | 1.0pips | 0.6pips |
GBPUSD (ポンドドル) | 0.9pips (0+$9) | 1.2pips | 0.7pips |
XAU/USD (ゴールド) | 1.6pips (0+$16) | 20.0pips | 12.5pips |
取引手数料無料の「プロ口座」の方が取引コスト(スプレッド+手数料)を抑えることができますが、後述する約定方式の違いにより、指標トレードには「ゼロ口座」がおすすめです。
約定力が高い
Exness(エクスネス)の「ゼロ口座」は「成行約定方式」であるため、値動きの激しい相場でもリクオート(約定拒否)が発生しません。
口座タイプ | 約定方式 |
---|---|
ゼロ口座 | 成行約定 |
スタンダード口座 | 成行約定 |
スタンダードセント口座 | 成行約定 |
プロ口座 | 即時約定 |
ロースプレッド口座 | 成行約定 |
また、下記の口コミにもあるように、プロ口座は「即時約定方式」を採用しているため、指標発表時の急な値動きの相場では約定しにくくなります。
ただし、約定拒否が発生しない反面、スリッページ(滑り)が発生する可能性があるので注意が必要です。
その他、「Exnessのゼロ口座」に関する詳しい解説は、下記の記事で紹介しているので参考にしてください。
Exnessで指標トレードする際の注意点
Exness(エクスネス)で指標トレードする際の注意点を6つ紹介します。
指標トレードは、短時間で大きな利益を狙うことができますが、スプレッドやスリッページに注意しておかないと一瞬でロスカットになるのでロット調整は必須となります。
- 指標トレードはレバレッジ制限の対象
- 複数口座の両建ては禁止事項に該当する可能性あり
- 時期によって発表時間が異なる
- スプレッドが拡大する
- スリッページが起こりやすい
- ボラティリティが高い
それぞれ順番に解説していきます。
指標トレードはレバレッジ制限の対象
Exness(エクスネス)で指標トレードは可能ですが、経済指標の発表15前から5分後まで最大レバレッジが200倍に制限されます。
銘柄ごとに制限される最大レバレッジは異なり、FX通貨ペアは200倍でも株価指数は50倍といったケースがあるので、「経済指標の確認方法」で確認しておきましょう。
ただし、すべての銘柄が制限されるのではなく、米国の経済指標であれば関連銘柄のドルストレート(USD)が対象となります。
Exnessのレバレッジ制限に関する詳しい内容は、下記の記事で解説しているので参考にしてください。
複数口座の両建ては禁止事項に該当する可能性あり
Exness(エクスネス)で、指標発表時に複数口座での両建てトレードは禁止事項に該当する可能性があります。
複数口座・他社口座での両建て取引は禁止されていませんが、値動きが激しい指標トレードは「ゼロカット目的」のトレードに該当する危険があるためです。
数回程度では該当する可能性は低いですが、口座凍結・アカウント削除といったペナルティー対象となるので、注意しておきましょう。
Exnessの禁止事項に関する詳しい解説は下記の記事で紹介しているので、参考にしてください。
時期によって発表時間が異なる
米国雇用統計やFOMCなどの経済指標・要人発言の時間帯は、時期によって発表時間が異なります。
時期 | 米国雇用統計(日本時間) |
---|---|
夏時間 | 21:30 |
冬時間 | 22:30 |
3月の第2日曜日~11月の第1日曜日までを「夏時間」、11月の第1日曜日~3月の第2日曜日が「冬時間」となります。
特に冬時間から夏時間に変わったタイミングは、1時間発表が早くなるので注意しておきましょう。
スプレッドが拡大する
Exness(エクスネス)で指標トレードを行う際には、スプレッドの拡大に注意する必要があります。
スプレッドが拡大する原因は、雇用統計などの重要な経済指標が発表される時間帯は多くの投資家が注文を控えており、結果が発表されるとトレードを再開するためです。
- 発表前:多くの投資家が結果待ちの状態になるので、流動性が低くなる
- 発表後:結果を受けて一斉にトレードが再開するので、相場変動が大きくなり流動性が失われる
指標発表時のスプレッド拡大は、Exnessを含む他の海外・国内FX業者で同様に発生するので、注意しておきましょう。
スリッページが起こりやすい
Exness(エクスネス)の指標トレードでは、スリッページが起こりやすい傾向にあります。
スリッページはいつ発生しますか?
引用元:Exness公式サイト>よくある質問>取引>「市場価格のスリッページは、どのようにして起こるのですか?」より一部抜粋
価格は常に変動しているため、市場のボラティリティが高い場合に発生することが多いです。 スリッページは、高レイテンシーの取引サーバーや重要度の高い市場の出来事など、さまざまな理由で発生する可能性があります。 すべての口座タイプで成行注文と指値注文を約定すると、スリッページが発生する可能性があります。
経済指標が発表されるタイミングはレートが激しく変動するため、注文時の価格と約定価格が大きくズレてしまうことがあります。
これ約定方式の違いによるもので、成行約定方式を採用している「スタンダード口座」・「スタンダードセント口座」・「ゼロ口座」・「ロースプレッド口座」はスリッページが発生する可能性があります。
口座タイプ | 約定方式 |
---|---|
スタンダード口座 | 成行約定 |
スタンダードセント口座 | 成行約定 |
プロ口座 | 即時約定 |
ゼロ口座 | 成行約定 |
ロースプレッド口座 | 成行約定 |
プロ口座は即時約定方式を採用しているためスリッページは発生しませんが、価格変動が激しい相場ではリクオート(約定拒否)の可能性が高くなるといったデメリットがあります。
プロ口座よりも取引コストが高いですが、指標トレードでは約定しやすい「ゼロ口座」がおすすめです。
ボラティリティが高い
経済指標が発表される時間帯は、ボラティリティが非常に高くなるので注意が必要です。
米国雇用統計やISM製造業景況指数など重要度が高い指標では、数分間で50~100pips程度レートが上下するケースがあります。
実際に2024年5月までに発表された米国雇用統計発表時のドル円(USD/JPY)の変動幅は下記の通りです。
時期(2024年) | ドル円の変動幅 |
---|---|
1月 | 55.7pips |
2月 | 104.5pips |
3月 | 55.9pips |
4月 | 40.7pips |
5月 | 128.7pips |
※変動幅:指標発表から10分間での変動額
2月と5月に関しては、発表から10分間で100pips以上の価格変動が発生しています。
スプレッドの拡大やスリッページが発生する可能性も考慮して、強制ロスカットにならないようにロット調整を行うようにしましょう。
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Exnessの指標トレードに関するよくある質問
Exness(エクスネス)の指標トレードに関するよくある質問を紹介します。
- Exnessでは経済指標時にスキャルピングをしても問題ありませんか?
-
はい、Exnessでは経済指標発表時にスキャルピングを行っても問題ありません。
- Exnessでは指標でトレードでゼロカットされた場合は、悪質なトレードに該当しますか?
-
いいえ、Exnessで指標トレードを行った際にゼロカットになっても悪質なトレードに該当しません。
ただし、ゼロカット目的の両建てトレードについては禁止事項に該当する可能性があるので、注意が必要です。
- Exnessで指標トレードに向いている口座タイプはありますか?
-
はい、Exnessの指標トレードにおすすめの口座タイプは「ゼロ口座」です。
成行約定方式を採用しているため、価格変動が大きい相場でも約定可能です。
- Exnessでは経済指標時に両建てトレードをするのは規約違反ですか?
-
いいえ、Exnessで経済指標発表時に両建てトレードを行っても規約違反にはなりません。
ただし、ゼロカットを目的とした両建てトレードについては、規約違反になる可能性があるので注意が必要です。
- Exnessの指標トレードにおすすめの経済指標を教えてください。
-
はい、Exnessの指標トレードにおすすめの経済指標は下記の通りです。
- 米雇用統計
- ECB(欧州中央銀行)政策金利
- FOMC(連邦公開市場委員会)
- Exnessで指標トレードを行う際の注意点を教えてください。
-
はい、Exnessの指標トレードを行う際の注意点は下記の6つです。
- 指標トレードはレバレッジ制限の対象
- 複数口座の両建ては禁止事項に該当する可能性あり
- 時期によって発表時間が異なる
- スプレッドが拡大する
- スリッページが起こりやすい
- ボラティリティが高い
- Exnessで経済指標を確認する方法を教えてください。
-
はい、Exnessで経済指標を確認する方法は下記の3つです。
- MT4/MT5のメールを確認
- Exness公式X(旧Twitter)
- Exness公式サイト(経済指標カレンダー)
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