プロップファーム比較ランキング！おすすめ日本語対応業者TOP3

プロップファームを比較する際は、初期費用や提供資金、利益配分率など確認すべき項目が多く、どれを選べばいいか迷いやすいものです。

この記事では、信頼性や実績に優れたプロップファームを厳選し、日本人トレーダーに人気のあるファームをランキング形式で紹介しています。

日本語サポートが充実した初心者向けファームから、実績ある上級者向けの本格派まで幅広く紹介しているので、自分に合ったプロップファームを見つける参考にしてください。

一目でわかるプロップファーム比較表

プロップファーム選びで迷ったときに役立つ、重要な6項目で比較した一覧表を作成しました。信頼性や実績をもとに、ユーザー評価の高い12社を選別しています。

※業者名にリンクがある場合は、タップ・クリックすると詳細説明箇所にジャンプします。

プロップファーム	初期費用	最大資金	利益配分率	試験回数	日本語対応	取扱商品
Fintokei	1万円～*1	5億円	50～100％	0～3回	あり	通貨ペア、貴金属、エネルギー、株価指数
SuperFunded	33ドル～	20万ドル	70～90％	2回	あり	通貨ペア、貴金属、エネルギー、株価指数、個別株、仮想通貨
Axi Select	初期費用なし（自己資金で取引）	100万ドル	40～90%	1回	あり	通貨ペア、貴金属、エネルギー、株価指数、個別株、先物、仮想通貨
FundedNext	32ドル～	30万ドル	70～95%	1～2回	なし	通貨ペア、貴金属、エネルギー、株価指数、仮想通貨
The5ers	39ドル～	400万ドル	50～100％	0～3回	なし	通貨ペア、貴金属、エネルギー、株価指数、仮想通貨
PipFarm	50ドル～	30万ドル	70～95％	1～2回	なし	通貨ペア、貴金属、エネルギー、株価指数、仮想通貨
FTMO	89ユーロ～*1	200万ドル	80～90％	2回	なし	通貨ペア、貴金属、エネルギー、株価指数、ソフトコモディティ、仮想通貨
Instant Funding	44ドル～	128万ドル	80％	0～2回	なし	通貨ペア、貴金属、エネルギー、株価指数、仮想通貨
Funded Trading Plus	119ドル～	20万ドル	80～100％	0～2回	なし	通貨ペア、貴金属、エネルギー、株価指数、仮想通貨
Maven	15ドル～	10万ドル	80%	1～3回	なし	通貨ペア、貴金属、エネルギー、株価指数、ソフトコモディティ、仮想通貨
TradingCult	30ドル～	200万ドル	80～95％	0～2回	なし	通貨ペア、貴金属、エネルギー、株価指数、個別株、仮想通貨
ThinkCapital	39ドル～	150万ドル	80～90%	1～3回	なし	通貨ペア、貴金属、エネルギー、株価指数、仮想通貨

（*1）プロップトレーダーに認定されると、初期費用が全額返金されます。

一覧表で各ファームの特徴を比較したら、6項目の中で「自分にとって何が重要か」を明確にしてみてください。それが、最適なプロップファームを選ぶ近道になります。

たとえば、日本語サポートがあり、提供資金の大きさで選ぶなら、5億円を運用できるFintokeiがおすすめです。

一方で、まずは低予算で始めたい場合は、33ドルから利用できる日本語対応のSuperFundedが向いています。また、仮想通貨（暗号資産）で取引したい場合には、Fintokeiは取り扱いがないため選択肢から外れます。

比較表だけでは選びきれない場合は、これから紹介する総合評価にもとづくランキング上位のファームを参考にしてください。

プロップファームの比較結果｜おすすめ7社を紹介

プロップファーム	特長・強み	口座開設
第1位 Fintokeiの詳細	・日本語サポートが優秀 ・評価試験なしで報酬を受け取れる ・最大5億円×報酬率95％の資金運用 ・賞金付き無料コンテストに参加可能 ・チャレンジ合格で初期費用を全額返金	Fintokei 公式HP：fintokei.com/jp
第2位 SuperFundedの詳細	・33ドルからチャレンジ可能 ・7種類のプランから選べる ・仮想通貨と個別株に対応	SuperFunded 公式HP：superfunded.com/ja
第3位 Axi Selectの詳細	・日本語サポートが充実 ・Axiの取引環境をそのまま利用 ・継続的に稼ぐトレーダー向けのプログラム	Axi Select 公式HP：axi.com/jp
第4位 FundedNextの詳細	・出金遅延時の補償制度あり ・チャレンジ中から報酬を獲得可能 ・賞金付き無料コンテストに参加可能	FundedNext 公式HP：fundednext.com/ja
第5位 The5ersの詳細	・最大100％の利益配分 ・業界最低級の取引コスト ・評価試験なしで報酬を受け取れる	The5ers 公式HP：the5ers.com
第6位 PipFarmの詳細	・独自ポイント制で取引条件が向上 ・日本人ユーザーの利用実績で安心感あり	PipFarm 公式HP：pipfarm.com
第7位 FTMOの詳細	・2015年設立で世界的に高い評価 ・多様な商品と4種類の取引プラットフォームに対応	FTMO 公式HP：ftmo.com/en/

Fintokeiは日本語対応に優れ、初心者でも安心してスタートできるプロップファームです。

特に、最大5億円を報酬率95％で運用できるプランや、評価試験なしですぐにプロとして活動できるプランなど、目的に応じた明確なプラン構成が魅力です。

ここからは、ランキング第1位のFintokeiをはじめ、第7位までのプロップファームそれぞれの利用メリットや特長を紹介していきます。

第1位：Fintokei｜日本人に選ばれる注目度No.1プロップファーム

最大5億円という提供資金の大きさや日本語対応の手厚さなど、多くの強みで注目を集めるFintokei（フィントケイ）は、日本人トレーダーから特に支持されているプロップファームです。

ライブチャットやメールでの日本語サポートが迅速で丁寧なため、サポート重視の初心者でも安心して始められます。

Fintokeiの3種類のプラン

トレーダーの経験や目的に合わせて、以下3つのプランが用意されています。

種類	内容
入門プラン	・3回の評価をクリアすると報酬が発生する ・最大2億円の資金を、報酬率50〜100％で運用可能
チャレンジプラン	・2回の評価をクリアすると報酬が発生する ・最大5億円の資金を、報酬率最大95％で運用可能
速攻プロプラン	・評価なしですぐに報酬を受け取れる ・最大5,000万円の資金を、報酬率最大90％で運用可能

入門プランは3回の評価がありますが、それぞれの利益目標が低めに設定されているため、段階的にスキルを身につけたい初心者にも取り組みやすい内容になっています。

さらに、Fintokei独自のDPR（Dynamic Performance Reward）という自動報酬システムにより、トレード日数など4つの指標をもとに報酬率が算出され、最大で100％まで上昇する仕組みです。

このほかにも、安定した成果に応じて提供資金や報酬率が増えていくチャレンジプランや、評価なしですぐにプロップトレーダーとして活動できる速攻プロプランがあり、トレーダーの目的や経験に応じて柔軟に選べます。

Fintokeiを選ぶメリット

Fintokeiが多くのトレーダーに選ばれるのは、資金の多さだけでなく、使いやすさやサポート体制の充実にも理由があります。

スケーリングとは、取引成績に応じて運用資金が段階的に増えていく制度です。多くのプロップファームで採用されており、安定して利益を出せるトレーダーにとっては大きなメリットになります。

初心者にも特におすすめできる理由

Fintokeiは資金の大きさや取引環境に優れているだけでなく、日本語対応ファームの中でも特にサポート体制が手厚いのが特長です。

初めてプロップトレーダーを目指す方にとっては、ファーム選びだけでも大変なうえに、複数あるプランの中から最適なものを選ぶのも悩ましいポイントです。そんなときでも、Fintokeiなら日本人スタッフによる迅速かつ丁寧なサポートが受けられるため、疑問があってもすぐに解決でき、安心して一歩を踏み出せます。

Fintokeiは、資金提供・取引環境・サポート体制の三拍子がそろった、初心者にも自信を持っておすすめできるプロップファームです。

第2位：SuperFunded｜最安33ドルから挑戦できるプロップファーム

SuperFunded（スーパーファンデッド）は、わずか33ドルから挑戦できる業界最安水準の価格設定と、仮想通貨や個別株にも対応した柔軟な取引環境が魅力の新興プロップファームです。

初回の利益配分率は70%と高水準で、出金ごとに最大90%までアップします。実力を重ねることで、継続的に稼ぎやすい仕組みが整っています。

また、提携先のブローカーはグローバルな取引インフラを提供するEightCapです。高い約定力と低コスト環境を備えており、安心して取引を行える点も大きな魅力となります。

EightCapは、2015年にオーストラリアで設立されたグローバルなFX・CFDブローカーです。複数国で金融ライセンスを取得し、個人向けの取引環境だけでなく、法人向けに取引インフラも提供しています。SuperFundedはこの取引基盤を活用し、優れた約定力と安定した取引環境を実現しています。

SuperFundedを選ぶメリット

SuperFundedならではの特徴や、他のファームと比べて優れているポイントを紹介します。

7種類のプランは、提供される資金額によって分かれています。たとえば、最安33ドルでは3,000ドルを、最高999ドルでは20万ドルを、それぞれ最大100倍のレバレッジで運用できます。

「どれだけの資金を運用したいか？」というシンプルな基準だけで判断できるため、初心者でも迷わずプランを選べるのが他社にはない特長です。

SuperFundedでは、取引プラットフォームのMT4やMT5は利用できませんが、TradeLockerやDXtradeが用意されています。どちらもシンプルで視認性が高く、国内FX業者のスマホアプリのように直感的に操作できます。

SuperFundedはこんな人におすすめ

SuperFundedは、以下のような目的を持つトレーダーにおすすめです。

SuperFundedは、日本語対応のサポートがあり、少額から始められるため、初心者でも気軽にプロップトレーダーに挑戦できます。

豊富なプランから自分に合ったものを選び、安心の取引環境でスキルを試してみましょう。

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第3位：Axi Select｜参加費無料のプロップファーム型プログラム

Axi Select（アクシセレクト）は、最大100万ドルの資金提供を受けられる、参加費無料のプッロップファーム型プログラムです。

トレーダー自身のリアル口座での取引をAxiが運営するコピー口座で自動的に複製し、10倍〜250倍の規模で運用される仕組みとなっています。

このコピー取引により、リアルトレードを通じて外部からも報酬が得られるという、他社にはないユニークなサービスです。

Axiは2007年にオーストラリアで設立されたグローバルなFXブローカーで、現在は100カ国以上にサービスを展開しています。月間取引高は1,000億ドルを超え、世界トップ10に入る実績を誇ります。

Axi Selectを選ぶメリット

Axi Selectならではの特徴や、他のファームと比べて優れているポイントを紹介します。

リアルトレードの資金は自己負担となるため損失リスクはありますが、コピー口座で発生した利益の40～90％が報酬として得られます。

そのため、収益を安定して出せるトレーダーにとっては、リスクを抑えながら収益源を広げられる魅力的な選択肢です。

すでに稼いでいる実力派トレーダーにおすすめ

Axi Selectは、他のプロップファームのように「損失リスクゼロでスタートできる」ものではありません。自己資金でのリアルトレードが必要となるため、安定して勝てるトレーダーに最適です。

Axi側が取引を自動でコピーし、そのコピー口座で発生した利益の40〜90％が報酬となります。コピー口座での損失は一切負担する必要がないため、すでに結果を出している人にとっては、圧倒的に魅力的な環境です。

＞＞Axi Selectの口座開設方法はこちら

第4位：FundedNext｜チャレンジ中にも報酬が発生するプロップファーム

FundedNext（ファンデッドネクスト）は、UAEを拠点に24時間365日サービスを提供しているプロップファームです。最大30万ドルの資金を100倍のレバレッジで運用でき、利益配分率は最大95％と高水準です。

最大の特長は、チャレンジ中から報酬が得られる点です。プロップトレーダーに認定される前でも、最大15％の利益を出金できるため、モチベーションを保ちやすい環境が整っています。

評価試験は1ステップと2ステップから選べ、初期費用や提供資金の異なる17種類のプランが用意されています。最小5,000ドルの運用プランなら、わずか32ドルからスタートできる手軽さも魅力です。

また、MT4・MT5・cTrader・Match-Traderの4つの取引プラットフォームに対応。スキルや戦略に合わせて選べるため、裁量トレーダーにもEA（自動売買）トレーダーにも適しています。

FundedNextの特長

FundedNextは、チャレンジ中の報酬制度や評価の柔軟性など、他社にはないユニークな仕組みが特長です。

なお、現在は日本語サポートが提供されておらず、本人確認や問い合わせ対応はすべて英語で行う必要があります。

それでも、出金遅延時に1,000ドルの補償制度を設けていることから、高い信頼性がうかがえます。ユーザーが最も不安に感じやすい「資金が本当に引き出せるのか」という懸念も、これにより解消されています。

チャレンジ中から報酬が得られる仕組みや、柔軟な評価制度が用意されており、初心者から上級者まで幅広い層に対応したプロップファームとしておすすめです。

第5位：The5ers｜最安級コスト×即日報酬のプロップファーム

The5ers（ファイバーズ）は、2016年に設立され、イギリスとイスラエルを拠点に国際展開しているプロップファームです。

最大の特長は、FX取引のコストが業界最安水準である点です。1ロットあたりの往復手数料はわずか4ドル、スプレッドも0pips〜と非常に低く設定されています。また、Fintokeiの速攻プロプランと同様に、評価試験なしで即日プロップトレーダーとして稼働できるプランも用意されています。

提供資金は最大400万ドル、利益配分率も最大100％と非常に高水準です。さらに、スケーリング制度により、安定した成果を出せば資金と報酬が段階的に増加していきます。

また、「ブートキャンプ」「ハイステークスチャレンジ」「ハイパーグロースワンステップ」など、トレーダーのレベルやスタイルに合わせて柔軟な選択が可能です。

The5ersの特長

The5ersの強みや魅力は以下のとおりです。

なお、日本語サポートには対応していないため、問い合わせなどはすべて英語で行う必要があります。ただし、英語に不安がない方にとっては、業界最安級の取引コストと自由度の高い取引環境を兼ね備えた、非常に魅力的なプロップファームです。

英語が不安な方にはFintokeiがおすすめ

英語に不安がある方は、まずは日本語対応のFintokeiから始めてみてください。Fintokeiの3つのプランは、The5ersの評価制度とコンセプトが非常によく似ており、段階的に理解を深めるのに最適です。

このように評価方式や資金提供の仕組みに共通点が多いため、まずはFintokeiで基礎を身につけ、慣れてきた段階でThe5ersをサブファームとして併用するのが良いでしょう。

＞＞Fintokeiの詳細はこちら

第6位：PipFarm｜独自ポイントで取引が有利になるプロップファーム

PipFarm（ピップファーム）はシンガポールで設立されたプロップファームです。運営の透明性が高く、日本人ユーザーからの出金実績も多く報告されていることから、信頼性の面でも安心して利用できます。

最大の特長は、独自のポイントプログラムです。トレードやチャレンジなどの「クエスト」をクリアするとポイントが貯まり、その累計によってRANK1〜5のランクが決まります。ランクが上がるほど、提供資金や利益配分率、取引手数料などの条件が優遇される仕組みになっています。

PipFarmの特長

PipFarmの強みや魅力は以下のとおりです。

スプレッドなどの取引条件は、他のプロップファームと比べて特筆すべき点はありません。ただし、すでに日本人ユーザーの利用実績があり、X（旧Twitter）上でも出金報告が確認できる点は安心材料です。

英語対応のプロップファームをさらに試してみたい場合は、まずFundedNextやThe5ersで経験を積み、その次のステップとしてPipFarmに挑戦するのがおすすめです。

第7位：FTMO｜世界的評価の高い2015年設立のプロップファーム

FTMO（エフティーエムオー）は、2015年に設立され、チェコ・プラハを拠点に世界展開しているプロップファームです。最大200万ドルの資金提供や、最大90％の利益配分といったスケールの大きさが魅力です。

プロップトレーダーを目指すには、まず「FTMOチャレンジ」に合格する必要があります。その後、「FTMOトレーダー」から「プロフェッショナルトレーダー」へと段階的にステージが上がり、契約条件や取引環境もグレードアップしていきます。

FTMOの特長

FTMOの強みや魅力は以下のとおりです。

なお、現在は日本語サポートに対応しておらず、本人確認や問い合わせはすべて英語で行う必要があります。

それでも、評価試験に合格すれば初期費用が全額返金されるサービスに加え、海外レビューサイト「Trustpilot」では5点満点中4.8という高評価を獲得しており、信頼性の高さを感じられるポイントがそろっています。

ランキング第4位で紹介したFundedNextと同様にサービス内容が充実しているため、両ファームを比較し、自分に合った方をメインで活用するのがおすすめです。

プロップトレーダーになるための評価試験に合格すると初期費用が全額返金されるサービスは、Fintokeiでも提供されています。これを重視する方には、日本語サポートが充実しているFintokeiの利用がおすすめです。

プロップファームの比較｜失敗しない選び方

ここでは、失敗しないプロップファーム選びのために、押さえておきたいポイントを紹介します。初心者・上級者を問わず、「運営会社の信頼性と実績」はしっかりと確認しましょう。

プロップファームは選択肢が多く、仕組みも複雑なため、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いはずです。さらに、利用するファームを決めた後でも、提供されているプランの中から最適なものを選ぶのは意外と難しいものです。

以下の6つの項目を基準に比較すれば、自分に合ったファームを効率よく絞り込むことができます。

これらすべての基準を高水準で満たしているのが、当サイト一押しの「Fintokei」です。日本語対応・報酬条件・取引環境のいずれをとってもバランスがよく、初心者から経験者まで幅広く支持されています。

もしFintokeiが合わないと感じた場合は、上記の6つの項目に立ち返り、ランキング第2位〜第7位のプロップファームを検討してみましょう。

運営会社の信頼性と実績を確認する

運営会社の信頼性と実績は、ファーム選びに欠かせない視点です。会社の規模や運営年数は、安定した経営基盤を見極める指標になります。長年の運営実績がある企業であれば、突然のサービス停止や出金拒否といったリスクも低くなります。

あわせて、創業者や運営メンバーの経歴も確認しておくと安心です。金融業界での実績があるか、過去に不正やトラブルがないかを調べることで、より信頼性の高いファームを見極めやすくなります。

日本語サイトでも安心とは限らない

見た目や日本語対応が整っていても、実際の運営体制や規制の有無が不透明なケースもあります。とくに、MT4やMT5などの取引プラットフォームは「ホワイトラベル」として簡単に提供できるため、見た目は大手と遜色がなくても、実態が伴っていないことがあります。

中には、参加費だけを請求し、その後のサポートや資金提供が不十分なケースもあるため、事前に運営実態やユーザーの評判を確認することが大切です。

一方で、FundedNextのように英語サイトのみでも、世界中のトレーダーから高く評価されているファームもあります。実態が見えにくい日本語対応ファームより、こうした実績のあるファームの方が安心して利用できるでしょう。

資金提供額と利益配分の違いを比較する

プロップファームを比較する際は、「どれだけの資金を運用できるか」「利益の何割を受け取れるか」が、収益性を大きく左右します。以下では、提供資金の上限と利益配分率に分けてポイントを整理します。

提供資金の上限とスケーリング機能

プロップファームごとに提供される資金の規模は異なり、大きな資金を運用できるほど、同じトレードでも得られる利益は大きくなります。

あわせて、継続的な成果に応じて資金枠を拡大できる「スケーリング機能」の有無も確認しましょう。たとえ初期資金が少なくても、スケーリングにより、最終的に他社よりも多くの資金を任される可能性があります。

このスケーリング機能を備えたファームでは、利益配分率が高めに設定されていることも多く、安定して稼ぐ実力があるトレーダーにとっては、大きな収益チャンスにつながります。

利益配分率と報酬の受け取り条件

利益配分率とは、トレーダーが得た利益のうち、実際に受け取れる割合のことです。プロップファームによって設定はさまざまで、一般的には70〜90％の幅があります。

ただし、数字の高さだけで判断するのは注意が必要です。配分率が高くても「出金条件が厳しい」など、報酬を受け取るまでにハードルがある場合もあります。一方で、やや低めでも条件が緩やかで、早い段階から報酬を得やすいケースもあります。

たとえば、Fintokeiの速攻プロプランは配分率が50％と低いですが、評価ステップなし・柔軟な取引条件で、すぐに報酬を目指せる設計です。

利益配分率だけでなく、報酬の受け取りやすさもあわせて判断しましょう。

取引条件と環境の違いを比較する

プロップファームを比較する際には、資金や報酬だけでなく、「どのような取引環境が提供されているか」も重要な判断材料です。トレードスタイルや戦略に合わないと、想定した成果を残せなくなるでしょう。

ここでは、取引環境を比較するうえで確認すべき4つのポイントを紹介します。

取引プラットフォーム

プロップファームで利用できるプラットフォームには、MT4/MT5のような汎用性の高いものから、独自開発された専用ツールまでさまざまな種類があります。

MT4/MT5は、多くのトレーダーにとって使い慣れた環境であり、EAやカスタムインジケーターが使えるため、柔軟な戦略を展開しやすです。

一方、独自プラットフォームは機能や操作性が異なることも多いため、あらかじめデモ口座で使い勝手を試せることを確認しておきましょう。

取引の制限事項

プロップファームは、一般的なFX業者と比べて取引条件に制限が設けられていることが多くあります。特に、スキャルピングやEA（自動売買）の利用可否は、ファームによって対応が分かれるため、事前に確認しておくことが大切です。

また、仮想通貨の取り扱いがなかったり、通貨ペアが対応していても対象銘柄が限られている場合もあります。自分のトレードスタイルに必要な銘柄が取引できるかどうか、細かい取引ルールまで含めて確認しておきましょう。

最大レバレッジ

大口取引を考えている方は、最大レバレッジの設定にも注目しましょう。これは、提供資金に対してどれだけのポジションを持てるかが決まる重要な要素です。通貨ペアの場合、一般的に30倍〜100倍の範囲で設定されています。

たとえば、SuperFundedの提供資金は最大20万ドルと少なめですが、レバレッジが100倍のため、最大で2,000万ドル分の取引が可能です。

提供資金の大きさだけでなく、取引銘柄ごとの最大レバレッジもあわせて確認しておくことで、トレードスタイルに合った選択がしやすくなります。

スプレッドと手数料

プロップトレードの収益性を高めるには、スプレッドと取引手数料を合わせた実質的な取引コストを比較することが大切です。見かけのスプレッドだけでなく、総合でいくらコストがかかるかを確認しましょう。

また、一部のプロップファームでは、口座タイプを選択できる場合があります。その多くは、「広めのスプレッドで手数料なし」または「狭いスプレッドで手数料あり」という2つのタイプに分かれています。

一般的には、後者の「狭いスプレッド＋手数料あり」のほうが総合コストは安くなる傾向があり、特にスキャルピングでは重要な条件となります。

チャレンジの難易度と費用対効果を比較する

プロップファームのチャレンジ制度では、資金提供を受けるためにあらかじめ決められた条件をクリアする必要があります。

そのため、自分のスキルや資金に見合った難易度かどうか、また費用に対してどれだけのリターンが期待できるかを事前に比較しておくことが大切です。

ここでは、チャレンジ制度を判断する際に注目すべきポイントを見ていきます。

チャレンジの合格基準

チャレンジの難易度を判断するため、各プロップファームが設定している合格基準を確認しておきましょう。一般的に注目すべきポイントは、以下の3つです。

評価試験の回数は、1回で完結する場合もあれば、2回または3回のファームもあります。利益目標は5～10％に設定されていることが多く、短期間で一定の成果を出す必要があります。

また、最大損失率は、アカウント全体や1日単位での損失の上限を指し、これを超えると失格となるため、リスク管理能力も問われます。

試験費用と提供資金のバランス

チャレンジ制度を比較する際は、「参加費が安いかどうか」だけでなく、支払う費用に対してどれだけの資金が提供されるかにも注目しましょう。

たとえば、試験費用が1万円で提供資金が1,000万円なら、費用対資金の倍率は1,000倍となります。単純に倍率が高ければお得とは言い切れませんが、一定の目安としては有効です。

また、資金の多さだけでなく、ファームごとの利益配分率や出金条件なども考慮し、実際にどれだけ利益を得やすいかを総合的に判断しましょう。

サポート体制を確認する

プロップファームを選ぶ際には、取引条件や報酬だけでなく、サポート体制にも注目しましょう。特に日本語でのサポート対応の有無は、初心者や英語が苦手な方にとって重要な判断材料になります。

日本語対応とサポート時間

すべてのプロップファームが日本語に対応しているわけではなく、英語のみの場合もあります。日本語サポートがないと、トラブル時の対応もすべて英語になるため、事前に対応言語を確認しておきましょう。

あわせて、サポートの対応時間もチェックしましょう。ファームによっては24時間体制のところもあれば、特定の曜日や時間帯のみという場合もあります。 日本語スタッフが対応しているファームでは、一般的に平日9時以降の対応となります。

問い合わせ手段と対応スピード

サポートへの問い合わせ方法には、メール・ライブチャット・電話の3つがあります。それぞれに特徴があり、状況に応じて使い分けると良いです。

メールは返信までに時間がかかる場合がありますが、内容を記録として残せるため、正式な問い合わせに適しています。ライブチャットはスピーディーな対応が期待でき、軽い質問やトラブル対応に便利です。電話は対応しているファームが少ないものの、直接相談できる安心感があります。

利用者の評判と公式サイトの充実度

実際の利用者による口コミや評判も、サポートの信頼性を判断するうえで役立ちます。返信の早さや対応の丁寧さ、トラブル時のサポート体制などをチェックしましょう。

また、公式サイトのFAQやヘルプページが充実しているかどうかも確認ポイントです。問い合わせ先がわかりやすく掲載されているか、自己解決できる情報が整っているかを見ておくと安心です。

出金ルールの基本を押さえる

せっかく利益を出しても、出金方法や条件に制限があると、スムーズに報酬を受け取れないことがあります。取引の継続やモチベーションにも影響するため、各ファームのルールを事前に確認しておくことが大切です。

出金方法はファームによって異なり、銀行送金、クレジットカード、オンラインウォレット、仮想通貨など、さまざまな手段が用意されています。自分にとって使いやすい方法が選べるかをチェックしておきましょう。

加えて、最低出金額の設定にも違いがあります。「100ドル以上の利益が必要」といった条件があると、少額の利益をこまめに引き出すのは難しくなります。

また、多くのプロップファームでは、2回目以降の出金に15日間前後の待機期間があるケースもあります。急ぎで資金を引き出したい場合は、このタイムラグがストレスになることもあるでしょう。

こうした出金ルールをあらかじめ把握しておけば、余計な不安なく取引に集中しやすくなります。

プロップファームを比較する際の注意点

利益配分率や提供資金などの条件だけにとらわれず、見落としがちな点にも注意を払うことが大切です。思わぬ制約やリスクを避けるためのポイントを確認しておきましょう。

提携先FX業者の信頼性も確認する

運営歴が長く、安定した実績のある企業は、突然のサービス停止といったリスクが低くなります。オフィスの所在地やライセンスの有無もあわせて確認し、信頼性の高い管理体制が整っているかを確認しましょう。

また、提携先のFX業者も、取引環境に大きく影響する重要なポイントです。プロップファームが提供する取引条件は、基本的に提携するFX業者のシステムやレートに依存しており、その質によってトレードの安定性や収益性が左右されます。

たとえば、Fintokeiが提携しているAXIORYは、約定力が高くスプレッドも狭いため、スムーズで収益性の高いトレードが可能です。

また、ランキング第2位のSuperFundedはEightcapと提携し、第3位のAxi Selectは、Axiが提供しています。EightcapとAxiはともに国際的にFX・CFD取引プラットフォームを展開している信頼性の高いブローカーです。

利益配分・出金・返金ルールを理解する

利益配分率が高くても、スムーズに出金できるとは限りません。最低出金額や手数料、出金頻度（週払い・月払いなど）などは、事前に確認しておきましょう。

たとえば、FintokeiやSuperFundedでは、2回目以降の出金には15日間の間隔を空ける必要があります。他のファームでは、出金に一定の取引回数や受け取る報酬の条件がある場合もあります。

参考記事：Fintokeiの出金方法※プラン別の違いに注意

取引ルールと資金提供の条件を比較する

取引に関するルールはファームごとに異なります。たとえば、MT4やMT5が利用できないファームや、スキャルピングやEA（自動売買）が禁止されている場合もあり、短期売買を行うトレーダーは特に注意が必要です。

また、最大レバレッジは通貨ペアで30～100倍と幅があり、ロット数や保有ポジション数に制限があるケースもあります。これらは資金管理や取引戦略の自由度に関わるため、事前に確認しておきましょう。

資金提供の条件についても、最大提供額だけでなく、成績に応じて資金が増えるスケーリング機能の有無がポイントになります。スケーリングに対応しているファームであれば、安定した成績を重ねることで、より大きな資金を運用できるようになります。

日本語対応やサポート体制も重視する

カスタマーサポートが日本語に対応しているかどうかに加え、公式サイトやFAQに日本語の情報があるかも確認しておきましょう。日本語で丁寧に案内されているファームは、日本人向けの対応に力を入れていることが多いです。

あわせて、対応時間や連絡手段（ライブチャット、メールなど）もチェックしておくと安心です。対応が迅速であれば、出金や取引に関するトラブル時にもスムーズにやり取りできます。

このように、サポート体制がしっかりしているファームを選べば、言語の壁によるストレスを減らし、安心して取引に集中しやすくなります。

日本語サポートを重視する方には、Fintokeiがおすすめです。公式サイトやFAQも日本語でわかりやすくまとめられており、問い合わせも日本語でやり取りできるため、英語に不安がある初心者でも安心して始められます。

プロップファームの比較とおすすめに関するよくある質問

プロップファームの比較とおすすめに関するよくある質問にお答えします。

プロップファームを比較する際の重要なポイントは？

プロップファームを比較する際は、運営会社の信頼性と実績をはじめ、チャレンジの難易度、利益配分の割合、資金提供額、出金条件、取引ルール、サポート体制を確認しましょう。特に、自分のトレードスタイルに合った取引条件かどうかを事前にチェックすることが重要です。信頼性の低い運営会社を選んでしまうと、出金トラブルなどに巻き込まれるリスクもあるため、実績や評判の確認も忘れないでください。

チャレンジの受かりやすさ（合格率）を比較する方法は？

各プロップファームの評価基準を比較することで、難易度のおおよその目安がつきます。たとえば、利益目標が高く、損失率が厳しいほど、合格は難しくなります。また、公式サイトの条件だけでなく、SNSや口コミサイトでの合格体験談や失敗例も参考になります。中には、合格後に初回出金の条件や日数制限が課される場合もあるため、出金ルールまで含めて確認しておくと安心です。

合格しやすく、利益配分も高いプロップファームは？

Fintokeiの入門プランでは、プロップトレーダーになるための評価が3ステップに分かれており、各ステップの利益目標は2％、3％、6％と段階的に設定されています。実力を徐々に試せる仕組みのため、他のプランと比べて合格しやすいのが特長です。利益配分率は最大100％が適用されます。

チャレンジ費用が安いプロップファームは？

チャレンジ費用が安いプロップファームには、FundedNext（32ドル～）、SuperFunded（33ドル～）、The5ers（39ドル～）などがあります。Fintokeiにも、最安1万円から始められる入門プランが用意されており、プロップトレーダーに認定されると参加費が全額返金される仕組みです。また、SuperFundedでは、有料の「返金アドオン」を購入することで、プロップトレーダーに合格した時点でチャレンジ費用が返金されます。

出金トラブルを起こしたプロップファームはリスクが高いの？

はい、出金トラブルのあるプロップファームは避けるべきです。過去には「トレードルール違反」を理由に利益を無効にされたり、「曖昧な利用規約」を根拠に運営側が一方的な判断を下した例もあります。特に、出金条件が不透明なファームでは、プロトレーダー認定後に出金できないケースも報告されています。利用前には、ルールや規約の明確さに加えて、SNSや口コミで出金実績の有無やサポート対応の評判を確認しておきましょう。

日本語サポートの対応が良いプロップファームは？

日本語サポートの対応が良いプロップファームとしては、Fintokeiが挙げられます。メールやライブチャットで、トレーニングを受けた専門スタッフが日本語で迅速に対応しており、多くのユーザーから高い評価を得ています。

参考記事：Fintokeiはどんなプロップファーム？

スプレッドや取引手数料が安いプロップファームは？

スプレッドや取引手数料が安いプロップファームとしては、Fintokeiが代表的です。変動スプレッド制を採用しており、主要通貨ペアでは0スプレッドから取引可能で、手数料も往復6ドル/ロットと低水準です。次に安いのはSuperFundedとAxi Selectで、どちらも0スプレッドからの変動スプレッドに対応していますが、取引手数料は往復7ドル/ロットとなっています。

スキャルピングやEAが許可されているプロップファームは？

スキャルピングや自動売買（EA）が許可されているプロップファームには、Fintokei、SuperFunded、Axi Selectがあります。ただし、ティック単位の超短期売買（ティックスキャルピング）は禁止されているため、エントリー後は10秒以上ポジションを保有するのが安全です。

最大損失率の設定がないプロップファームは？

プロップトレーダーへのチャレンジでは、最大損失率のルールが設定されていないプロップファームは基本的にありません。多くのファームでは、合格基準として利益率とともに最大損失率も設定されており、どちらかの条件を満たせないと不合格となります。

契約途中の解約や違約金があるプロップファームは？

契約途中の解約や違約金が発生するプロップファームは、買い切り型のプランを採用している場合は基本的にありません。一方で、月額制など買い切りではないファームと契約する際は、解約条件が利用規約に明記されているかどうかを事前に確認しておきましょう。

自分のトレードスタイルに合ったプロップファームの選び方は？

自分のトレードスタイルに合ったプロップファームを選ぶには、まず重視する条件を明確にすることが大切です。たとえば「日本語対応が必須」など、あらかじめ優先順位を決めておくと比較しやすくなります。「一目でわかるプロップファーム比較表」では、重要な6項目に基づいて各ファームを一覧化しているため、自分の条件と照らし合わせて、当てはまる数が多いファームを選ぶのがおすすめです。

チャレンジ費用が安くて始めやすいおすすめのプロップファームは？

チャレンジ費用が安く、始めやすいプロップファームとしては、SuperFundedがおすすめです。33ドルから挑戦でき、日本語サポートもあるため、初心者でも安心して利用できます。

一方で、Fintokeiはチャレンジ費用が1万円からとやや高めですが、プロップトレーダーに認定されると全額が返金されるため、合格後は実質的な費用負担がありません。サポート体制も整っており、信頼性を重視する方に向いています。