Fintokei(フィントケイ)では、デモ口座で行われた取引の利益をデータ提供料として、報酬を受け取ることができます。
ただし、利益から報酬に還元される割合や、報酬発生までの出金ルールなど、通常のFX業者を使った取引とは違いが多いです。
そこで本記事では、Fintokeiの出金ルールと具体的な出金手順を解説します。
出金ルールを理解すれば、実際の出金は国内銀行送金で簡単に出金することが可能です。
プラン別:Fintokeiで出金できる利益
Fitokei(フィントケイ)では、大きく分けてチャレンジプランと速攻プロプランの2種類を提供しています。
それぞれプランの購入で割り当てられるデモ口座と運用資金だけでなく、取引によって発生した利益の何%が報酬として還元されるか異なります。
ここでは、チャレンジプランと速攻プロプランでそれぞれ出金できる利益(報酬)を確認しておきましょう。
チャレンジプランで出金できる利益
Fintokeiのチャレンジプランでは、デモ口座で発生した利益の80%を報酬として出金できます。
また、割り当てられている運用資金を利益率10%以上でトレードしている優れたトレーダーは、スケーリングレベルが上昇し、より多くの運用資金と報酬を得ることが可能です。
スケーリングレベルに応じた、運用資金と出金できる報酬の割合はチャレンジプランと速攻プロプランで異なるため以下の表を確認しておきましょう。
スケーリングレベル | クリスタル 運用資金 | パール 運用資金 | ルビー 運用資金 | サファイヤ 運用資金 | サファイヤ 運用資金 | エメラルド 運用資金 |
---|---|---|---|---|---|---|
レベル1報酬 利益の80% | 250万円 | 625万円 | 1,250万円 | 2,500万円 | 4,375万円 | 6,250万円 |
レベル2報酬 利益の80% | 300万円 | 750万円 | 1,500万円 | 3,000万円 | 5,250万円 | 7,500万円 |
レベル3報酬 利益の85% | 400万円 | 1,000万円 | 2,000万円 | 4,000万円 | 7,000万円 | 1億円 |
レベル4報酬 利益の85% | 600万円 | 1,500万円 | 3,000万円 | 6,000万円 | 1億500万円 | 1億5,000万円 |
レベル5報酬 利益の90% | 800万円 | 2,000万円 | 4,000万円 | 8,000万円 | 1億4,000万円 | 2億円 |
レベル6報酬 利益の90% | 1,200万円 | 3,000万円 | 6,000万円 | 1億2,000万円 | 2億1,000万円 | 3億円 |
レベル7報酬 利益の95% | 1,600万円 | 4,000万円 | 8,000万円 | 1億6,000万円 | 2億8,000万円 | 4億円 |
レベル8報酬 利益の95% | 2,000万円 | 5,000万円 | 1億円 | 2億円 | 3億5,000万円 | 5億円 |
チャレンジプランでは、最大でデモ口座で発生した利益の95%を報酬として出金できます。
また、スケーリングレベルに応じて、運用資金そのものも増加するため、約2万円で購入できるクリスタルプランでも、200万円の資金を運用して利益の大半を報酬として受け取ることが可能です。
速攻プロプランで出金できる利益
Fintokeiの速攻プロプランでは、デモ口座で発生した利益の50%を報酬として出金できます。
また、運用資金を安定して10%増加できているトレーダーは、チャレンジプランと同じくスケーリングレベルが上昇し、多くの報酬を出金することが可能です。
具体的に速攻プロプランのスケーリングレベルの運用額と利益の報酬還元の割合は以下の通りです。
スケーリングレベル | ブロンズ 運用資金 | シルバー 運用資金 | ゴールド 運用資金 | プラチナ 運用資金 | ダイヤモンド 運用資金 |
---|---|---|---|---|---|
レベル1報酬 利益の55% | 20万円 | 50万円 | 100万円 | 200万円 | 500万円 |
レベル2報酬 利益の60% | 30万円 | 75万円 | 150万円 | 300万円 | 750万円 |
レベル3報酬 利益の60% | 40万円 | 100万円 | 200万円 | 400万円 | 1,000万円 |
レベル3報酬 利益の70% | 60万円 | 150万円 | 300万円 | 600万円 | 1,500万円 |
レベル5報酬 利益の70% | 80万円 | 200万円 | 400万円 | 800万円 | 2,000万円 |
レベル6報酬 利益の80% | 120万円 | 300万円 | 600万円 | 1,200万円 | 3,000万円 |
レベル7報酬 利益の80% | 160万円 | 400万円 | 800万円 | 1,600万円 | 4,000万円 |
レベル8報酬 利益の90% | 200万円 | 500万円 | 1,000万円 | 2,000万円 | 5,000万円 |
チャレンジプランと比べると少ないものの、速攻プロプランでも最大5,000万円の運用資金で、利益の90%を報酬として出金できます。
Fintokeiの出金ルールはプランで異なる
Fintokei(フィントケイ)の各プランのデモ口座で行った取引の報酬に関しては、共通の出金ルールがあります。
これらの共通の出金ルール以外は、チャレンジプランと速攻プロプランで異なるルールもあるため、まずは共通の出金ルールから確認しておきましょう。
最低出金額が通貨ごとに決まっている
Fintokeiでは、口座の証拠金通貨ごとに最低出金額が決まっています。
一般的に海外FX業者では、米ドルもしくは日本円など、特定の通貨を基準に最低出金額が決まっている場合が多いです。
ただし、Fintokeiは以下の通りに証拠金通貨に応じて最低出金額が決まっています。
20,000円・100ドル・100ユーロ・2,000チェコ・コルナ
禁止されている取引をしない
Fintokeiでは禁止されている取引を行うと、口座が閉鎖され、利益が報酬として支払われなくなる可能性があります。
具体的には、複数口座間の両建てや、ポジション保有期間が15秒未満のティックスキャルピングなどです。
Fintokeiでは、あくまで適切なリスク管理のもとで、優位性のある取引を行って安定して利益を上げられるトレーダーを求めているため、ハイリスクな取引などは控えましょう。
本人確認を完了している
Fintokeiでは初回の出金までに本人確認を完了している必要があります。
本人確認は、Fintokeiの会員ページ(MyFintokei)の会員ページより、いつでも手続きが可能です。
書類の郵送などは不要で、スマートフォンからも簡単に本人確認の手続きは終えられます。
チャレンジプランの出金ルール
チャレンジプランの出金ルールは以下の通りです。
チャレンジプランの出金ルールを詳しくみてみましょう。
プロトレーダー認定から2週間経過している
チャレンジプランでは、プロトレーダー認定を獲得している状態で初回取引から2週間経過していると報酬の出金が可能です。
プロトレーダーの認定を受けていない状態では、初回取引から2週間が経過していても、報酬をアカウントから出金できません。
チャレンジプランで最も早く報酬を出金するには、初回取引から2週間でプロトレーダー認定を通過を目指しましょう。
2回目以降は2週間あけて出金する
プロトレーダー認定を受けた後は、2週間あけて出金することになります。
初回の出金以降は、その出金から初回取引を済ませて2週間後に、次の報酬の支払いを受けることが可能です。
そのため、デモ口座で利益が出たからといってすぐに出金できるのではなく、2週間毎に報酬として支払われる形となります。
速攻プロプランの出金ルール
速攻プロプランの出金ルールは以下の通りです。
速攻プロプランの出金ルールについて詳しくみてみましょう。
初期資金の10%以上の利益を達成する
速攻プロプランは、チャレンジプランと異なりプロトレーダー認定がありません。
しかし、初めから報酬を出金できるという訳ではなく「初期資金の10%以上の利益」が条件です。
初回の報酬の支払いのみ、各プランの運用資金を取引によって10%増やさなければ、速攻プロプランでも報酬が出金できないため注意しましょう。
速攻プロプランの開始から2週間が経過している
速攻プロプランの初回出金は、速攻プロプランで初回取引を行ってから2週間経過している必要があります。
したがって、収益を得るための条件である運用資金の10%の利益を達成しても、初回取引から2週間は出金できません。
1回の取引で無理なレバレッジ取引を行わず、最低でも2週間かけて10%の利益を目指しましょう。
最後の出金から2週間以上経過している
速攻チャレンジプランで運用資金の10%相当の利益を達成し、初回の報酬を出金した後は、2週間毎に出金が可能です。
速攻プロプランに関しても、チャレンジプランと同様に収益化した後の出金は、前回の出金から2週間の間隔を空けなければなりません。
通常のFX口座とは異なり、利益が出たら即出金できる仕組みではないため注意しましょう。
Fintokeiの出金方法
ここでは、Fintokei(フィントケイ)の出金方法をご紹介します。
まずはFintokeiの会員ページ(MyFintokei)にログインしましょう。
Fintokeiの会員ページにログインしたら、上部のメニューから「報酬獲得」を開きましょう。
出金可能な金額が自動的に表示されるので「出金申請」を開きましょう
支払い請求の画面が表示されます。
以下の出金先の銀行口座情報を入力して出金申請をしましょう。
項目 | 入力内容 |
---|---|
受取人情報 | 口座名義(英語) ID番号(免許証・パスポート・マイナンバーの登録番号) |
銀行情報 | 銀行名(英語)・銀行名(カタカナ) 銀行コード支店名(英語) 支店コード 銀行口座番号 |
出金申請を行うとFintokeiによって24時間以内に手続きが進められ、2営業日以内を目安に銀行へ着金します。
Fintokeiの出金に関する注意点
ここでは、Fintokei(フィントケイ)の出金に関する注意点として以下3つをご紹介します。
出金にも関係するFintokeiの細かな仕様を確認しておきましょう。
ポジション保有中の出金は控える
Fintokeiのポジション保有中の出金は控えましょう。なぜなら、ポジションの含み損も失格ルールの判定に含まれるからです。
各プランの失格ルールは、それぞれ口座残高に対する損失を基準に考えます。
- チャレンジプラン:当日の口座残高の5%の損失・全体の口座残高の10%の損失
- 速攻プロプラン:最も高い口座残高の10%の損失
いずれも「口座残高」は、サーバー時間0時の時点を基準とするため、出金後に含み損が資格基準まで膨らむと失格となります。
したがって、口座から出金する際はポジションを全て決済しておく方が無難です。
まとまった金額で出金する
Fintokeiでは、金額や時期によって国内銀行送金ではなく、海外銀行送金で出金となる場合があります。
基本的には、出金手続きでは「銀行振込」として取り扱われ、国内銀行送金と海外銀行送金のどちらになるかは選べません。
海外銀行送金の場合は、銀行によって2,500円程度の出金手数料が発生するため、ある程度まとめて出金すると手数料を節約できます。
お祝い金の返金はチャレンジプランのみ
Fintokeiのチャレンジプランでは、プロトレーダー認定を受けるとお祝い金としてプランを購入した際の料金が返金されます。
しかし、速攻プロプランの場合はプロトレーダー認定の制度がないためお祝い金がありません。
チャレンジプランで受け取ったお祝い金は、取引による報酬と一緒に出金できます。
Fintokeiの出金に関するよくある質問
- Fintokeiの出金日数は?
-
Fintokeiの出金目安は2営業日です。
- Fintkeiの出金申請方法は?
-
Fintokeiの出金申請方法は以下の通りです。
- MyFintokeiにログインする
- 上部の「報酬獲得」を開く
- 出金可能額を確認して「出金申請」を開く
- 出金先の銀行口座情報を入力して出金申請する
- Fintokeiの損失率は?
-
Fintokeiの損失率とは、口座残高に対して最大で許容できる損失の割合です。具体的には、以下の失格基準を計算する際に使います。
- チャレンジプラン:当日の口座残高の5%の損失・全体の口座残高の10%の損失
- 速攻プロプラン:最も高い口座残高の10%の損失
口座残高×(100%-損失率)まで損失によって口座残高が減ると失格となります。
- Fintokeiの出金手数料は?
-
Fintokeiの出金手数料は無料です。ただし、出金先の銀行で発生する送金の受け取り手数料などは自己負担となります。
コメント