MT5が使える証券会社を調べると、国内で対応している業者はごくわずかです。一方、海外では日本人に人気のFX業者の多くがMT5を採用しており、選択肢の幅も広がっています。
さらに、国内では禁止されているハイレバレッジや追証なしのゼロカットなど、より自由度の高い取引環境が整っています。
この記事では、まずMT5に対応した国内証券会社を紹介したうえで、「快適にMT5を使いたい」と考える方に向けて、海外FX業者が有力な選択肢となる理由を解説します。
あわせて、初めての方でも安心して始められる、実績のあるおすすめ業者も紹介しています。
海外FX全体でのおすすめ口座ランキングが気になる方は以下の記事を参考にしてください。実際にさまざまな海外FX業者を使ってみた経験やアンケート結果、SNSを通して収集した数多くのトレーダーの生の声からわかる安全性や信頼性、メリット・デメリットをもとに総合的に比較しています。
関連記事:海外FXのおすすめ業者比較ランキング2025
MT5が使える証券会社一覧
MetaTrader 5(MT5)は世界中で広く利用されていますが、日本国内で対応している証券会社はごくわずかです。一方、海外ではMT5を標準採用する業者が多く、より多くの選択肢があります。
ここでは、国内外のMT5対応業者を一覧で紹介します。
MT5対応の国内証券会社
MT5対応の証券会社は、いずれも金融庁に登録済みで、厳格な国内規制のもとでサービスを提供しています。そのため、信頼性や資金の安全性を重視する方にとっては、安心して利用できる選択肢といえます。
証券会社 | 対応環境 | ライセンス状況 |
---|---|---|
![]() アヴァトレード・ジャパン | PC・スマホ・タブレット・WebTrader(ブラウザ版MT5) | 金融庁に登録 |
![]() OANDA証券 | ||
![]() 外為ファイネスト | ||
![]() フィリップ証券 |
MT5に対応している国内証券会社は数が限られているため、「ほかに使えるところはないか?」と考える方もいるでしょう。そこで選択肢として挙がるのが、MT5を標準的に採用している海外FX業者です。
初めて海外業者を利用する場合、不安に感じることもあるかと思いますが、日本語サポートが整っていたり、運営実績が豊富で信頼性の高い業者も複数あります。
「MT5を使いたい!」というシンプルな動機が、結果的に海外業者を検討するきっかけになるケースは少なくありません。
MT5対応の海外FX業者
海外FX業者では、MT5がすでにグローバルスタンダードとして広く導入されており、多くの主要業者が対応しています。
さらに、MT5の高機能に加えて、ハイレバレッジ、ゼロカット、高額ボーナスなど、国内にはない自由度の高い取引環境も魅力のひとつです。
海外FX業者 | 対応環境 | 公式サイト |
---|---|---|
![]() XMTrading | PC・スマホ・タブレット・WebTrader | XMTrading 公式HP:xmtrading.com |
![]() Vantage Trading | Vantage Trading 公式HP:vantagetradings.com | |
![]() Exness | Exness 公式HP:exness.com | |
![]() FXGT | FXGT 公式HP:fxgt.com | |
![]() BigBoss | BigBoss 公式HP:bigboss-financial.com | |
![]() AXIORY | AXIORY 公式HP:axiory.com | |
![]() IS6FX | IS6FX 公式HP:is6.com | |
![]() Swift Trader | PC・スマホ・タブレット | Swift Trader 公式HP:swifttrader.com |
![]() easyMarkets | easyMarkets 公式HP:easymarkets.com | |
![]() ThreeTrader | ThreeTrader 公式HP:threetrader.com |
これらの海外FX業者は、日本の金融庁には登録されていませんが、いずれも拠点国でライセンスを取得し、各国の規制当局の監督下で運営されています。
たとえばXMTradingは、セーシェル金融サービス庁(FSA)およびモーリシャス金融サービス委員会(FSC)のライセンスを保有し、規制遵守や外部監査を通じて信頼性を維持しています。
また、紹介している10社はいずれも日本人トレーダーに広く利用されており、日本語対応の公式サイトやサポート体制も整っているため、海外FXが初めての方でも安心して利用しやすい環境です。
MT5が使える証券会社の比較|国内と海外の違いを整理
MetaTrader 5(MT5)の対応状況は、国内証券会社では限られていますが、海外FX業者では標準的に採用されています。
国内外の業者がMT5をどのように導入しているのか、その背景や特徴を整理し、さらに海外FX業者を利用する際のメリット・デメリットも詳しく紹介します。
MT5対応の背景にある、国内と海外業者の考え方の違い
MT5の導入状況は、単に「対応しているかどうか」だけの問題ではありません。国内と海外の業者では、経営方針や市場戦略、そして顧客ニーズに基づく判断が異なり、その違いが対応状況に反映されています。
国内業者の視点
国内の証券会社は、金融庁の厳しい規制のもと、顧客保護やシステムの安定性を重視して運営しています。顧客との信頼関係を大切にし、安定した取引環境の維持を最優先とする傾向があります。
また、多くの証券会社は独自のプラットフォームを長年運用してきた背景があり、MT5のような外部システムを導入するには、システム統合や運用の負担が大きいことから、慎重な判断が求められます。
さらに、顧客の中には業者独自の取引ツールに慣れたトレーダーも多く、必ずしもMT5への強いニーズがあるとは限りません。
海外業者の視点
一方、海外FX業者はグローバルな競争環境のなかで、幅広い顧客層を獲得する必要があります。世界中のトレーダーが使い慣れているMT5を導入することは、新規顧客の獲得や競争力の強化に直結します。
MT5は裁量取引だけでなく、自動売買(EA)やカスタムインジケーター、複数銘柄の表示など、トレーダーの多様なニーズに応える機能を備えています。アクティブなトレーダーをターゲットとする海外業者にとって、MT5は非常に相性の良いプラットフォームです。
さらに、MetaQuotes社のグローバルなサポート体制や、比較的柔軟な海外規制も、MT5導入を後押しする要因となっています。
顧客層に応じた戦略の違い
国内の証券会社では、安定志向で長期的な運用を好む投資家が多く、堅実で信頼性の高いサービスを提供しています。
一方で、海外FX業者は短期売買やハイレバレッジを活用したトレードなど、積極的な取引を好むトレーダーに向けたサービスを展開しています。
こうした顧客層の違いも、MT5の導入方針に大きく影響していると言えるでしょう。
海外FX業者でMT5を利用するメリット
多くの海外FX業者は、MT5の提供だけでなく、トレーダーにとって有利な取引条件もそろえています。ここでは、海外FX業者でMT5を利用するメリットを紹介します。
口座開設や入金時に受け取れる高額ボーナス
海外FX業者の一部では、口座開設や入金に応じたボーナスが用意されています。代表的なのが、初回の口座開設時にもらえる「口座開設ボーナス」と、入金額に応じて証拠金が増える「入金ボーナス」です。
口座開設ボーナスは、そのまま証拠金として利用できるため、自己資金を使わずにリアルトレードを始められます。一方、入金ボーナスは自己資金に証拠金が上乗せされる仕組みで、ポジションを保有できる余力が広がり、より柔軟なトレードが行えます。
これらのボーナスは、特に初心者や少額で始めたい方にとって心強いサポートになります。高額ボーナスは海外FXならではの魅力であり、国内FXにはない強みです。
最大1000倍超も可能なハイレバレッジ環境
海外FX業者の中には、最大で1000倍を超えるレバレッジを提供しているところもあります。これにより、少ない資金でも大きなポジションを保有でき、効率的な資金運用が可能です。
たとえば、1万円の証拠金で1000万円分の取引ができるため、資金に余裕のない初心者や、短期間で大きなリターンを狙いたいトレーダーにとっては大きな魅力です。
もちろん、高いレバレッジには相応のリスクも伴いますが、自分で最大レバレッジを調整できるため、リスク管理をしながら柔軟なトレードが行えます。
追証なしで損失リスクを抑えるゼロカット制度
海外FX業者の多くは、ゼロカットシステムを採用しています。これは相場の急変などで口座残高がマイナスになっても、業者がその損失を補填してくれる仕組みで、追証が発生しません。
入金額以上の損失を負うことがないため、リスクを限定した取引が可能です。特にハイレバレッジを使う場面や、相場の変動が大きい局面では、大きな安心材料となります。
資金管理の面でも精神的な負担を軽減できるため、ゼロカットは国内FXにはない、海外FXならではの大きなメリットです。
通貨ペア以外も取引できる豊富な銘柄ラインナップ
海外FX業者では、FXに加え、株価指数、原油、ゴールドなどの商品や、暗号資産(仮想通貨)なども、ひとつの口座で取引できます。
MT5はもともと複数銘柄の取引を前提に設計されており、多彩な商品ラインナップと相性の良いプラットフォームです。
これだけ多彩な銘柄をひとつの口座で取引できるのは、海外FXならではの大きな魅力となっています。
口座開設ボーナスを活用すれば、これらのメリットを自己資金なしで気軽に体験できます。はじめて海外FX業者を利用する方は、「海外FX口座開設ボーナスおすすめランキング」も参考にしてみてください。
海外FX業者でMT5を利用するデメリット
海外FX業者には、国内証券会社にはない3つのデメリットがあります。MT5を利用するために海外FX業者を選ぶ場合は、これらの点をあらかじめ理解しておくことが大切です。
日本の金融庁に未登録=保護対象外のリスク
海外FX業者とは、日本の金融庁に登録されていない「無登録業者」を指します。そのため、日本の法律に基づく投資者保護の対象外となります。たとえ信頼性の高い業者であっても、トラブルや倒産が発生した場合、日本の制度による保護は受けられません。
利用を検討する際は、他国で取得している金融ライセンスの有無や運営実績を確認したうえで、自己責任で判断することが求められます。
参考記事:海外FXの金融ライセンスとは?17種類の特徴や業者の取得理由を解説
変動スプレッドで取引コストが高くなりがち
海外FX業者の多くは、相場状況に応じてスプレッドが変動する「変動スプレッド制」を採用しており、特にスキャルピングでは想定以上に取引コストがかさむリスクがあります。マイナー通貨ではその影響が大きくなりやすいため、注意が必要です。
スプレッドの広さや変動幅には業者ごとに特徴があるため、安定したコストで取引したい方は、スプレッドや手数料の仕組みを事前に確認しておきましょう。
参考記事:海外FX業者のスプレッド比較(スキャルピング向け業者を紹介)
海外FXの利益は総合課税で税率が高くなりやすい
海外FXで得た利益は「雑所得」として総合課税の対象となり、給与所得など他の所得と合算されて課税されます。所得が増えるほど適用される税率も上がり、最大で45%(住民税を含めると55%)程度になることもあります。なお、国内FXのような一律20.315%の申告分離課税は適用されません。
ただし、ボーナスやハイレバレッジを活用して少額から取引を始める場合、利益がそれほど大きくならないうちは、納税額も比較的軽くなるケースが多いです。
まずは、ハイレバレッジなど海外FXのメリットを活かし、取引による利益のチャンスを追求するのがよいでしょう。税制への対応は、利益が大きくなってから検討しても十分間に合います。
参考記事:海外FXの税金はいくら?節税・計算・確定申告など基本解説
国内と海外のMT5対応業者を選ぶ際のポイント
法的な信頼性や金融庁の厳格な規制下での安心感を重視するなら、国内の証券会社が適しています。一定の規制のもと、安定した環境で取引ができます。
一方、より高いリターンや柔軟な取引環境を求める場合は、ハイレバレッジや高額ボーナスを提供する海外FX業者に魅力があります。特に、少額資金を効率的に活用したい方にとってはメリットが大きく、MT5の高機能を活かしやすい点でも有利です。
「信頼性」を重視するか、「自由度」を優先するか。この2つが、国内外の業者を選ぶ際の大きな判断基準となります。
MT5が快適に使える海外FX業者の選び方
MetaTrader 5(MT5)を快適に使うには、取引条件に加えて、業者の信頼性やサポート体制などを含めた、総合的な視点で判断することが大切です。
ここでは、海外FX業者を選ぶ際にチェックしておきたい6つのポイントを紹介します。
信頼性と資金保護の仕組み
海外FX業者を利用する際に気になるのが、「本当に信頼できるのか?」という点です。日本の金融庁に登録されていないため、業者選びでは資金面の安全性を確認することが重要になります。基本のチェックポイントは、分別管理の有無、信頼できる国のライセンス取得、ゼロカットシステム導入の3つです。
まず、顧客資金と業者資金を分けて管理する「分別管理」が徹底されていれば、万が一のトラブル時にも資金が守られやすくなります。また、セーシェル(FSA)など、一定の基準を満たした国の金融ライセンスを取得している業者であれば、運営の透明性や信頼性も期待できます。
さらに、ゼロカットシステムを導入している業者であれば追証は発生せず、入金額以上の損失を防ぐことが可能です。
まずはこの3つのポイントを確認することで、その業者が安心して使えるかどうかをおおまかに判断できます。
日本語対応とサポート体制の充実度
トラブル時や操作に困ったときに、日本語でしっかりサポートを受けられるかどうかは重要なポイントです。問い合わせ方法はライブチャットやメールが一般的で、一部の業者ではLINEにも対応しています。
また、公式サイトの日本語表記が整っているかどうかも確認しておきましょう。表現が不自然だったり、情報が不足している場合は、サポート体制にも不安が残る可能性があります。日本語のヘルプページや、よくある質問(FAQ)が用意されているかもあわせてチェックすると安心です。
なお、日本人スタッフによるサポートは平日9時〜深夜ごろまでが一般的で、土日や早朝は対応していないこともあります。
ライブチャットの利用方法
簡単な質問であれば、ライブチャットを利用することで短時間で解決できるケースが多いです。海外FX業者では、公式サイトの右下に表示されるチャットアイコンからすぐにアクセスできます。

また、XMTradingのように日本語情報が充実している業者では、ヘルプセンターに「よくある質問」が分野ごと(①)に整理されており、日本語での検索(②)にも対応しています。

操作方法やルールに関する疑問を、わざわざ問い合わせなくても解決できることが多く、こうした情報の充実度は、取引の快適さを大きく左右します。
このように、サポート体制や情報のわかりやすさは、海外FX業者を安心して利用できるかどうかを判断するうえで、見逃せないポイントです。
入出金の利便性と出金トラブルの有無
海外FX業者では、クレジットカードやオンラインウォレット(bitwalletなど)に加えて、近年は仮想通貨での入出金に対応する業者も増えており、利便性は年々向上しています。
国内銀行送金に対応している業者では、三菱UFJ銀行などでの送金と同じ操作で入出金が行えるため、初心者でも安心して利用できます。
参考記事:海外FXの入出金方法を総まとめ
出金トラブルについては、業者の利用規約を守っていれば、問題が起きることはほとんどありません。実際のトラブルの多くは、ボーナスの不正利用や不自然な取引など、ユーザー側の規約違反によるものです。
さらに安心したい方は、X(旧Twitter)で「出金拒否」に関する投稿履歴をチェックしてみるのもおすすめです。過去の対応状況がわかるため、その業者の信頼性を見極める判断材料になります。
MT5の対応環境(PC・スマホ・ブラウザ)
MT5を快適に使うには、自分が利用したい端末に対応しているかを事前に確認しておきましょう。基本的には、Windows・Macのデスクトップ版、iPhoneやAndroidのアプリ、そしてWebブラウザ版で利用できます。
ただし、一部の業者ではブラウザ版が非対応の場合もあるため、あらかじめ確認しておくと安心です。
口座タイプと取引ルール
海外FX業者では、初心者から上級者まで、それぞれに合った口座タイプが用意されています。スタンダード口座・マイクロ口座・低スプレッド口座など、スプレッドや手数料、最小ロット数といった取引条件は口座ごとに異なります。
自分のトレードスタイルに合った口座を選ぶことで、取引コストや柔軟性に大きな差が出ます。まだ明確な基準がない場合はバランスの取れたスタンダード口座が無難で、少額から始めたい方には、最小ロットが小さいマイクロ口座が適しています。
また、最大ロット数や保有ポジションの上限、ボーナス対象などの取引ルールも業者によって異なるため、事前に把握しておくことで、ストレスの少ない取引環境を選ぶことができます。
日本で人気のXMTradingでは、取引条件やボーナス内容が異なる4種類の口座タイプが提供されています。このような口座構成は他の海外FX業者にもよく見られるため、XMTradingを基準にすれば、他社との比較がしやすくなります。
ボーナスの金額と受け取り条件
海外FXでは、口座開設や入金に応じて取引資金が付与されるボーナスキャンペーンが人気です。口座開設ボーナスでは、数千円〜数万円相当の資金がもらえることもあり、自己資金を使わずにリアルトレードを始めることができます。
また、入金ボーナスは自己資金に証拠金を上乗せできるため、より多くのポジションを持てるようになり、取引の自由度も高まります。
利益の出金には一定の取引量が必要な場合もありますが、取引を続ける中で自然と条件を満たせることが多いです。金額の大きさだけでなく、条件のわかりやすさや使いやすさにも目を向けて選ぶとよいでしょう。
MT5が使えるおすすめの海外FX業者3選
MetaTrader 5(MT5)に対応し、「資金管理の安全性」「運営の信頼性」「取引条件の有利さ」をバランスよく備えた海外FX業者を3社紹介します。
まずは、それぞれの強みと特徴を一覧で比較してみましょう。
海外FX業者 | 強みと特徴 | 口座開設 |
---|---|---|
![]() XMTradingの詳細 | ・顧客資金の分別管理 ・EU大手銀行への資金預託 ・外部監査による財務の健全性と透明性の確保 ・XMグループによるFX・CFDのグローバル展開 ・MT5のPC / スマホ / タブレット対応 ・最大10,500ドルの入金ボーナスで資金効率アップ ・13,000円の口座開設ボーナスによる無料スタート | XMTrading 公式HP:xmtrading.com |
![]() Vantage Tradingの詳細 | ・顧客資金の分別管理 ・紛争解決機関に加盟(最大2万ユーロ補償) ・VantageグループによるFX・CFDのグローバル展開 ・MT5のPC / スマホ / タブレット対応 ・最大150万円の入金ボーナスで資金効率アップ ・15,000円の口座開設ボーナスで無料スタート | Vantage Trading 公式HP:vantagetradings.com |
![]() Exnessの詳細 | ・顧客資金の分別管理 ・紛争解決機関に加盟(最大2万ユーロ補償) ・ExnessグループによるFX・CFDのグローバル展開 ・MT5のPC / スマホ / タブレット対応 ・業界最低水準の取引コスト | Exness 公式HP:exness.com |
これら3社はいずれもグローバルに事業を展開しており、2025年現在も多くの日本人トレーダーに利用されています。
XMTradingとVantage Tradingは、口座開設時にボーナスがもらえるので、自己資金を使わずに海外FXを始めたい方におすすめです。
一方、Exnessはスプレッドが非常に狭く、特にコスト重視の中上級者から高く評価されています。
XMTrading:信頼と実績で選ばれる海外FXの定番

XMTrading(エックスエム)は、世界中のトレーダーに利用されている海外FX業者です。日本では特に知名度が高く、安定した取引環境と充実したサポート体制により、多くのユーザーから支持を集めています。
信頼性と資金の安全性
XMTradingでは、顧客資金を保護するために、複数の対策を行っています。まず、顧客資金は自社の運営資金とは完全に分けて管理されており、万が一の財務トラブル時にも影響を受けにくい仕組みです。
資金の預託先にはEU圏内の信頼性の高い銀行を採用し、金融機関との連携面でも高い安全性が確保されています。
また、セーシェル金融サービス庁(FSA:SD010)およびモーリシャス金融サービス委員会(FSC:GB20025835)のライセンスを取得しています。定期的な財務報告や外部監査を通じて、経営の健全性と透明性を維持しています。
XMTradingのライセンス情報については、「XMの金融ライセンス」で詳しく紹介しています。 XMグループ全体では、キプロス(CySEC)をはじめとする各国の規制当局から複数のライセンスを取得しています。 こうしたグループとしての取り組みを知ることで、XMTradingの信頼性もより明確に感じていただけるはずです。
日本語対応とサポート体制
XMTradingでは、公式サイト・マイページ・取引プラットフォームのすべてが日本語に対応しており、ヘルプページには「よくある質問」も分かりやすく整理されています。自分で調べて解決したい場合でも、スムーズに情報にたどり着けます。
問い合わせには日本人スタッフが対応しており、平日は24時間いつでも、ライブチャット・メール・LINEでサポートを受けられます。
入出金の利便性と出金実績
XMTradingは、銀行送金・クレジットカード・オンラインウォレット・仮想通貨に対応しており、入金ではコンビニ決済も利用できます。用途や好みに合わせて、柔軟な入出金方法を選べるのが特徴です。
また、高額出金にも制限はなく、X(旧Twitter)上でも出金トラブルの報告は見られません。安定した運営実績もあり、信頼性の高い取引環境が整っています。
XMTradingでは、利用規約に沿って正しく取引していれば、出金拒否が起こることはありません。どんなケースで出金トラブルが発生するのか、注意すべき点については、「XMの出金拒否:1,000万円は出金できない?」で詳しく解説しています。
MT5の対応環境
対応端末 | 対応状況 |
---|---|
Windows(PC) | 利用可能 |
Android (スマホ・タブレット) | |
Mac(PC) | |
iPhone(スマホ) | |
iPad(タブレット) | |
WebTrader |
XMTradingは、主要な端末でMT5に対応しており、自宅のPCでも外出先のスマホでも、状況に合わせて柔軟にトレードが行えます。
さらに、WebTraderにも対応しているため、アプリをインストールしなくてもブラウザからすぐに取引を始められます。
MT5のダウンロード方法や基本的な使い方については、「XMTrading MT5の使い方」をご覧ください。
口座開設・入金ボーナス
XMTradingでは、新規で口座を開設すると、13,000円の口座開設ボーナスが受け取れます。さらに、入金額に応じて最大10,500ドルの入金ボーナスも付与されるため、自己資金を抑えたトレードが可能です。
MT5のリアルトレードを自己資金なしで体験できるのは、XMTradingならではの大きな魅力です。まずは無料で試してみてください。
XMTradingでは、取引スタイルや経験に応じて選べる4種類の口座タイプが用意されており、少額からの練習にも、本格的なトレードにも対応しています。詳しくは「XMの口座タイプ4種類の違いを比較」をご覧ください。
Vantage Trading:世界基準の安心感と日本向け特典が魅力

Vantage Trading(ヴァンテージ)は、キャッシュバック率の高い日本向けサービスを提供している海外FX業者です。高額ボーナスに加えて、取引量に応じて貯まる「Vポイント」や、最大年率13%の預金リターンなど、独自の特典制度が用意されています。
信頼性と資金の安全性
Vantage Tradingでは、顧客資金を大手銀行の口座で分別管理しており、会社の運営資金とは完全に区別されています。万が一、財務上の問題が発生しても、顧客資産が直接影響を受けることはありません。
さらに、紛争解決機関「The Financial Commission」に加盟しており、トラブルが発生した際には最大2万ユーロまでの補償を受けられます。中立的な第三者機関を通じて問題を解決できる仕組みがあり、利用者にとっても安心です。
Vantageグループ全体では、オーストラリア(ASIC)、イギリス(FCA)、バヌアツ(VFSC)、ケイマン諸島(CIMA)、南アフリカ(FSCA)の金融当局からライセンスを取得しています。
運営法人ごとに、それぞれの国の規制やサービス内容に応じたライセンスを保有しており、ライセンス番号は428901、590299、700271、1383491、51268です。
こうした国際的な規制のもとで運営されるVantageグループの一員であることが、Vantage Tradingの信頼性を支える大きな要因となっています。
日本語対応とサポート体制
Vantage Tradingでは、公式サイトや取引プラットフォームが日本語に対応しており、海外FXが初めての方でも安心して利用できます。
サポートはライブチャットとメールで受け付けており、チャットは平日19時まで、日本語で対応しています。メールの場合は、通常1〜3営業日以内に返信が届きます。
入出金の利便性と出金実績
Vantage Tradingでは、銀行送金・クレジットカード・オンラインウォレット・仮想通貨に対応しており、入金にはコンビニ決済やE-moneyも利用できます。
入出金システムの変更や処理時間に関する情報は、都度メールで案内されるため、状況を把握しやすく安心して資金管理が行えます。
また、出金についても、利用規約に沿った取引であれば問題なく処理されており、Vantage Tradingによる不適切な対応や出金トラブルは報告されていません。
どのようなケースで出金トラブルが起きるのか、注意点を知りたい方は 「Vantageに悪質な出金拒否なし!出金できない時の解決策まとめ」をご覧ください。
MT5の対応環境
対応端末 | 対応状況 |
---|---|
Windows(PC) | 利用可能 |
Android (スマホ・タブレット) | |
Mac(PC) | |
iPhone(スマホ) | |
iPad(タブレット) | |
WebTrader |
Vantage Tradingは、主要な端末すべてでMT5に対応しています。自宅のPCはもちろん、外出先でもスマホやWebTraderからスムーズに取引できます。高速約定と安定したサーバー環境により、どの端末でも快適に操作できるのが特長です。
口座開設・入金ボーナス
Vantage Tradingでは、新規の口座開設で最大15,000円の口座開設ボーナスが受け取れるほか、入金額に応じて最大150万円の入金ボーナスも用意されています。自己資金を抑えて取引を始められるのが大きな魅力です。
ボーナスを使って取引を試せるうえ、日本語サポートの品質も確かめられるので、海外FXが初めての方でも安心です。
\1.5万口座開設ボーナス+120%入金ボーナス!/
Vantage Tradingでは、取引条件の異なる3種類の口座タイプが用意されており、初心者から上級者まで、自分のスタイルに合わせた取引が可能です。詳しくは「VantageTradingの口座タイプ比較」をご覧ください。
Exness:取引環境重視で中上級者に選ばれる実力派

Exness(エクスネス)は、海外のトレーダーからも高く評価されている海外FX業者です。特に、業界最低水準の取引コストや無制限レバレッジ、高速約定に対応した環境は中上級者に人気で、スキャルピングに適した口座が3種類もあります。
信頼性と資金の安全性
Exnessでは、顧客資金を専用口座で分別管理しており、会社の運営資金とは完全に区別されています。万が一、財務上の問題が発生しても、顧客資産が直接影響を受けることはありません。
さらに、Exnessは紛争解決機関「The Financial Commission」に加盟しており、トラブルが発生した場合には最大2万ユーロまでの補償が適用されます。中立的な第三者機関を通じた対応が可能なため、万が一の際にも安心です。
また、Exnessはセーシェル金融サービス庁(FSA:SD025)のライセンスを取得しており、証券ディーラーとして、当局の監督を受けながら運営されています。
FSAは、ライセンス発行だけでなく、法令遵守やコンプライアンス体制の確認、業務活動の監視も行っており、Exnessの透明性と信頼性を支える役割を果たしています。
Exnessのグループの国際展開
Exnessグループは、英国(FCA)、キプロス(CySEC)、南アフリカ(FSCA)、英領バージン諸島(BVI FSC)、セーシェル(FSA)、モーリシャス(FSC)、ケニア(CMA)、ヨルダン(JSC)、キュラソー(CBCS)など、世界各国の規制当局からライセンスを取得しています。各国の規制やサービス内容に応じて、運営法人ごとに適切なライセンスを保有しており、取得済みのライセンス番号は730729、178/12、51024、2032226、SD025、GB20025294、162、51905、0003LSIです。
このように、グローバルな事業展開に対応したライセンス管理を行い、国際的な規制体制のもとで信頼性と透明性を確保しています。これが、Exnessが世界中のトレーダーに選ばれている理由の一つとなっています。
アカウント登録後のみ対応の日本語サポート
Exnessでは、アカウント登録前の段階では日本語サポートを利用することができません。XMTradingやVantage Tradingのように、登録前から日本語対応を受けられる業者と比べると、やや不便に感じるかもしれません。
ただし、登録後はマイページや取引画面が日本語に対応しており、メールによる問い合わせにも日本語で対応しています。メールサポートは原則24時間以内に返信され、スムーズに問題を解決できます。
参考記事:Exnessの日本語ページがログイン後のみに ※日本撤退ではない
入出金の利便性と出金実績
Exnessでは、入出金に銀行送金、クレジットカード、オンラインウォレット、仮想通貨が利用できます。選択肢が豊富なため、取引スタイルに合わせて柔軟に資金を管理できます。
出金に関しても、利用規約に沿った取引であれば問題なく処理されており、Exnessが不適切な対応によって出金を拒否した事例は確認されていません。
出金が遅れる可能性のあるケースや、トラブルを避けるための注意点については、「Exness出金拒否の裏側を調査!出金できない原因と対策まとめ」をご覧ください。
MT5の対応環境
対応端末 | 対応状況 |
---|---|
Windows(PC) | 利用可能 |
Android (スマホ・タブレット) | |
Mac(PC) | |
iPhone(スマホ) | |
iPad(タブレット) | |
WebTrader |
Exnessでは、PC・スマホ・タブレット・Webブラウザに対応したMT5を利用でき、取引スタイルやライフスタイルに合わせて柔軟に活用できます。
また、ExnessのMT5では、通貨ペアや貴金属、暗号資産、株式、株価指数、エネルギーなど、200種類以上の銘柄を取引できます。
ひとつのMT5で多様な銘柄をまとめて管理できるため、ポートフォリオの運用効率を高めたい方にも適しています。
業界最低水準の取引コスト
Exnessでは、ボーナスを提供しない代わりに、スプレッドや手数料といった取引コストの低さに強みがあります。「プロ口座」「ロースプレッド口座」「ゼロ口座」では、通貨ペアや主要CFD銘柄で、業界トップクラスの低水準を実現しています。
スプレッドが狭く、約定力にも定評があるため、スキャルピングを行う中上級者にとって非常に有利な環境です。コストを抑えて安定的に利益を狙いたい方にとっては、ボーナスがなくても魅力のある選択肢となります。
\レバレッジ無制限×超低スプレッド!/
Exnessでは取引条件の異なる5つの口座タイプが用意されており、スプレッド重視や手数料無料など、目的に応じて最適な口座を選べます。詳しくは「口座タイプ5種類を比較!スタイル別おすすめ紹介」をご覧ください。
MT5対応の証券会社に関するよくある質問
MetaTrader 5(MT5)対応の証券会社について、よくある質問にお答えします。
- MT5の運営会社は?
-
MT5の運営会社は、MetaQuotes Ltd.です。2000年にロシアで設立され、現在はキプロスを含む世界7カ国に拠点を展開しています。もともとは「MetaQuotes Software Corp.」という社名でしたが、2019年に現在の社名へと変更されました。MetaQuotes社は、金融業界向けソフトウェアを開発・提供する、業界を代表する国際的な企業のひとつです。
- MT5とMT4のどちらが良い?
-
MT5とMT4のどちらが良いかは、利用目的によって異なります。MT5はより新しいプラットフォームで、動作が軽く、時間足やインジケーターの種類が豊富など、機能面が進化しています。一方、MT4はEAやカスタムインジケーターの選択肢が多く、自動売買の戦略を幅広く組めるのが特長です。裁量トレードを中心にしたい方にはMT5、自動売買を重視する方にはMT4が向いています。
- MT5に対応している証券会社はどこですか?
-
国内でMT5に対応している証券会社は、アヴァトレード・ジャパン、OANDA証券、外為ファイネスト、フィリップ証券など、数は限られています。 一方、海外では多くの業者がMT5に対応しており、XMTrading、Vantage Trading、Exnessなどが代表的です。FXやCFDを提供する海外業者の多くは、MT5を利用できる環境を整えています。
- 楽天証券やフィリップ証券ではMT5は使える?
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楽天証券ではMT5は利用できません。一方、フィリップ証券ではMT5に対応しており、FXやCFD取引に利用できます。FXは1,000通貨単位から取引でき、24種類の通貨ペアに対応しています。CFDでは、株価指数、貴金属、エネルギーが取引可能です。
- MT5とMT4でスプレッドに違いはある?
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MT5とMT4のスプレッドに違いがあるかどうかは、証券会社によって異なります。取引サーバーが異なるため、スプレッドが全く同じになることはなく、最終的には証券会社の設定によって決まります。公式サイトでライブスプレッドが公開されていない場合は、サポートに問い合わせて確認しましょう。
- スマホのMT5で証券会社が出てこないのはなぜ?
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スマホのMT5で証券会社が表示されない主な原因には、証券会社がMT5に対応していないことや、MT4のアプリで検索していることがあります。また、正式な社名やブランド名で検索していなかったり、証券会社が指定するサーバー名を入力していない場合も考えられます。アカウント登録時の案内メールやマイページにある情報を、そのまま正確に入力するようにしましょう。
- MT5は今後主流になる?MT4は使えなくなる?
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MetaQuotes社はすでにMT4の開発やアップデートを終了しており、古いバージョンのMT4は一部で順次サポート対象外となっています。そのため、今後はMT5が主流になっていくと考えられます。ただし、MT4は完成度が高く、2025年現在も対応するEAの数はMT5を上回っており、多くのトレーダーに利用されています。しばらくは、MT4とMT5の両方が併用される状況が続くと見られます。
- MT5の口座開設方法は?
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国内証券会社でMT5を利用するには、対応している証券会社で「MT5口座」を選んで開設する必要があります。一般的な手順は、証券会社の口座開設フォームに必要事項を入力し、本人確認書類を提出。その後、審査に通過するとログイン情報が届き、MT5にログインして取引を開始する流れです。
なお、海外FX業者も基本的な流れはほぼ同じです。口座開設時には、取引プラットフォームとして「MT5」を選ぶのを忘れないようにしましょう。特に海外業者を初めて利用する場合は手順に不安を感じることもありますが、「XMの口座開設方法と手順」を参考にすると、具体的な流れがつかめてスムーズに進めやすくなります。
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