XMの口座解約・削除方法 ※退会にあたり注意点あり

この記事では、XMの口座解約の方法を解説します。一定の条件を満たさずに放置すると、口座維持の手数料として毎月10ドルが自動で差し引かれることに注意が必要です。

また、口座解約に関する注意点や、解約申請が拒否される原因についても説明します。

XMよりも条件の良いFX口座を探している方は「海外FXのおすすめ業社比較ランキング」の記事も参考にしてください。

XMに登録したいけど、すぐに解約できるか不安な方もご安心ください。当記事で解説している方法で簡単に解約できます。また、XMの信頼性や安全性については「XMの評判・口コミ」の記事を参考にしてみてください。

XMの口座解約についての基本情報

XMTrading（エックスエム）の口座解約に関する5つの基本情報を解説します。

XMの口座解約とは？

XMの口座解約は、保有する口座を停止させて取引を行えない状態にする手続きを指します。

ここで注意すべき点は、口座を解約すると過去の取引履歴等の情報がすべて消去され、二度と取り戻すことはできないということです。

さらに、口座解約を行うと累積されたボーナスもすべて消滅します。

ボーナスやXMポイントのような特典は、一般的に取引によって蓄積され、解約によって完全に失われます。口座解約する際は、これらの点を十分に考慮し、慎重に判断しましょう。

解約前には、残高の確認、ボーナスやXMポイントの消費、取引履歴の保存などの事前準備が必要です。

残高500円未満で90日放置すると口座凍結される

XMでは、自身で手続きを行わない限り、90日間取引や入出金がなければ口座が自動的に凍結されるシステムを採用しています。

口座凍結のシステムは、海外FX業界で一般的であり、アカウントの不要な放置を防ぐ目的があります。

特定の口座を90日間使用しない場合、該当する口座は休眠状態に入ります。休眠状態の口座からは、口座維持手数料として毎月10ドルが引き落とされ、口座残高が0円になると自動的に凍結されます。

凍結された口座では取引や入出金ができないため、90日以上使用しない口座がある場合、資金を出金して口座解約をすることをおすすめします。

XMの休眠口座における口座維持手数料は、2月1日より毎月5ドル相当額から毎月10ドル相当額へとアップしていますのでご注意ください。

2024年2月1日より、休眠状態の口座維持手数料は、月額5ドルから10ドルに変更されました。

追加口座の解約は即削除される

XMでは、複数の口座を保有するアカウントから特定の口座の解約手続きを行うと、その口座は即座に削除されます。

追加口座の解約手続きが完了すると、以下のメッセージがログイン画面に表示されます。

お客様のお取引口座は解約されました。会員ページへアクセスするには他のお口座をご利用ください

なお、追加口座の解約は指定した口座に限定されます。XMから完全に退会したい場合は、全ての口座を解約する必要があります。

1つの保有口座の解約は24時間後に処理

XMで唯一の口座を解約した場合、手続き後24時間で永久に解約されます。解約手続きが完了するとログイン画面に以下のメッセージが表示されます。

お取引口座を解約しました。お取引口座は24時間後に永久に解約となります。万が一口座解約手続きをキャンセルなさりたい場合には、以下のボタンをクリックすると再度有効にすることができます。

口座解約は24時間以内であればキャンセル可能です。説明に「永久に解約」とありますが、XMの利用が完全に不可能になるわけではないので、ご安心ください。

アカウントを再度アクティブにするには、再有効化ボタンをクリックするか、口座に資金を入金してください。

口座を完全に解約したい場合、解約手続き完了後の24時間はアカウントを操作しないようにしましょう。

口座解約後でも他の口座で取引が可能

XMでは、複数の口座を保有している場合、一つの口座を解約しても、残りの口座で取引を継続できます。

また、全ての口座を解約して「XMアカウント自体を解約」した後でも、必要に応じて新たな口座（アカウント）を作成することが可能です。

そのため、一度解約して再びXMで取引を希望する場合は、新しい口座を開設することで取引を再開できます。

しかし、新たな口座開設には手間や時間がかかる場合もあるため、口座解約は慎重に検討しましょう。

＞＞XMの口座解約・退会後の再登録方法はこちら

XMで口座解約前のチェックリスト

XMTrading（エックスエム）で口座解約を完了させるために必要な手続きについて説明します。

口座内の残高が0円である

XMでは、口座内に残高があると解約手続きが行えないため、以下の2つの方法で残高が0円にする必要があります。

出金リクエストでは、手続き完了までに数営業日かかることがあります。これは、承認や振込み処理に時間が必要となるためです。

口座解約を急ぐ場合は、他の口座への資金移動をおすすめします。

口座残高を0円にする方法は、「XMの資金移動方法」と「XMの出金方法」を参考にしてください。

ポジションを保有していない

XMでは、ポジションを保有していると口座の解約手続きを進めることができません。

解約予定の口座に未決済のポジションがある場合は、それらを事前に決済する必要があります。

口座解約をするためにトレードを終えようとすると、予定外の損失が発生する原因になり得ます。

手続きを問題なく完了させるため、ポジションを保有していれば事前に処理をしておくことが重要です。

全ての申請処理後に24時間以上経過

XMでは、「出金」「資金移動」「ポジションの決済」が完了してから24時間以上経過しないと、口座の解約ができません。

保有ポジションがある場合はこれらを決済し、資金移動または出金によって口座残高を0円にします。これらの処理が全て完了して24時間以上経過した後に、解約手続きを進めることができます。

以上の手続きは、口座解約を円滑に進め、不足の問題を回避するために必要です。

XMの口座解約・退会方法

XMTrading（エックスエム）での口座解約・退会方法の手順を確認していきましょう。

保有口座が1つの場合の解約手順

XMでの保有口座数が1つの場合、下記の手順で口座解約を行います。

保有口座が複数の場合の解約手順

デモ口座の解約手順

XMのデモ口座を解約するには、XMの会員ページを介さず、直接カスタマーサポートに申請する必要があります。

カスタマーサポートにデモ口座解約のための連絡を取る方法は以下の通りです。

解約したいデモ口座の番号を上記を通じて伝えることで、手続きが行われます。

通常、XMのデモ口座は90日間活動がない場合に自動的に解約されます。事前に解約したい場合、カスタマーサポートへ申請してください。

別の記事に「XMのリアル口座とデモ口座の違い」をまとめていますので、参考にしてください。

XMで口座解約・退会をした方が良い人・しない方が良い人

XMTrading（エックスエム）での口座解約には、明確なメリットとデメリットがあります。そのため、口座解約・退会が適切かどうかは、個人の状況によって異なります。

取引なしの口座がある人は口座解約がおすすめ

「XMで口座解約・退会を検討しているが、そのタイミングが分からない」という方へのアドバイスとして、長期間取引をしていない口座がある人は、口座解約を検討することをおすすめします。

無駄な維持費をなくす

XMでは、90日以上取引がない口座を「休眠口座」とし、これには毎月10ドルの「口座維持手数料」がかかります。このため、取引をしていない口座を保持すると、無駄な維持費が発生します。

コストを節約したい方は、解約手続きを通じて口座を整理することが望ましいです。

口座管理を楽にする

多くの口座を持つことは、利用目的に応じた適切な使い分けを難しくすることがあります。

XMでは、一つの口座で複数の商品を取引できるため、管理する口座数を減らすことで取引の効率が向上します。

トレードスタイル別や資金管理の一環としてなど、明確な目的がなければ口座解約を検討みると良いでしょう。

取引する可能性がある人は口座維持がおすすめ

保有する口座の利用頻度が低い場合でも、完全に口座を解約すべきでない場合があります。特に、「将来XMを利用する可能性がある」と考える方は、口座を解約せずに保持しておくことをおすすめします。

トレードチャンスを見逃さない

口座を解約することには、突然トレードチャンスが訪れた際にすぐに取引できないというデメリットがあります。

例えば、予期せぬニュース発表が為替に大きな影響を及ぼした際など、トレードのチャンスは突如として訪れます。

そのような時に口座が解約されていると、取引の機会を逃すことになり、これは大きな機会損失につながります。

取引しなくても維持費はかからない

XMでは、取引・入出金・資金移動などの利用がない場合に休眠口座と見なされます。口座維持のために無理に取引する必要はありません。

XMで本格的な取引を検討している場合、90日以内に何かしらのアクションを取ることで休眠口座とされることを避け、口座維持手数料を発生させずに保持できます。

XMの口座解約・退会後の再登録方法

XMTrading（エックスエム）では、一度口座解約・退会をしても再登録が可能です。口座解約・退会後の再登録には2つの方法があります。

それぞれの再登録方法について、詳しく見ていきましょう。

口座を保有している場合は追加口座開設

以前に口座解約をしたとしても現在口座を保有していれば、追加口座の開設手続きを行うことで新しい口座からすぐに取引を開始できます。

XMでは、ユーザーは最大で8つの口座を開設できます。例えば、既存の口座を解約した直後でも、簡単な手続きにより新しい口座を追加できます。

口座を追加する手順の詳細は、「XMの追加口座(複数口座)開設方法は？」を参考にしてください。

口座解約済みは新規口座開設で再登録

XMで一度口座を解約しても、再度新しい口座を開設することが可能です。退会後に再登録する場合、初めてXMでリアル口座を開設したときと同じ手順で行います。

再登録には、最初の口座開設時に行った手続きと同様に再度本人確認書類の提出が必要です。詳細は「XMの口座開設に関する注意点まとめ」を参考にしてください。

また、口座解約後に再登録する際の注意点は、口座解約が反映されるまでに24時間かかるため、その間に新たな口座を作成すると同じ名義の口座が存在する期間が生じることです。

これを防ぐために、新規で再登録する際は口座解約の手続き完了から24時間が経過し、口座解約の完了メールを受信してから行うようにしてください。

XMのその他サービスの解約方法

XMTrading（エックスエム）では取引口座の登録以外にも、さまざまなサービスに登録できます。以下2つのサービスの解約方法についても確認しておきましょう。

新着情報やニュースレターの登録解除

XMでは、新着情報やニュースレターの配信を受け取ることができますが、必要なくなった場合はそれらの配信を解除できます。

新着情報やニュースレターの配信解除は、XMの会員ページを介さず、直接カスタマーサポートへ以下の方法で申請する必要があります。

配信解除の申請は数分で完了し、申請後12時間以内に「配信解除完了」のメールが届きます。

アフィリエイト用パートナー口座の解約

XMのアフィリエイト用パートナー口座を解約したい場合、専任の担当者に直接メールで連絡する必要があります。

まず、パートナー口座のマイページにログインしてください。

ログイン後、画面の右側に表示されている担当者のメールアドレス宛に、「パートナー口座の解約を希望する」という内容を送信します。その後、承認されると通知メールが届きます。

パートナー口座を解約する際には、これまで収集した全てのトレーダー情報が削除されることに留意してください。

仕組みや報酬体系などの詳細は、「XMのアフィリエイトとは？」をご覧ください。

XMの口座解約の注意点

最後に、XMTrading（エックスエム）の口座解約に関する7つの注意点を確認していきましょう。

出金リクエスト中は口座解約できない

XMで口座を解約する前には、全ての出金処理が完了している必要があります。出金リクエスト中は口座解約ができません。

出金処理には数日間の待機が必要になることもあるため、この点を考慮して口座解約の手続きを進めましょう。」

ボーナスだけを他の口座へ移せない

XMで口座解約をすると、これまでに貯めたボーナスが全て失われます。そのため、解約する口座から取引で使用する口座へボーナスを移して利用することをおすすめします。

ただし、ボーナスだけを他の口座に移すことはできません。口座残高を移動させる際に該当する資金と一緒にボーナスも移されますが、そのボーナスの割合は移動させる資金に基づいて決まります。

ボーナスの管理に関する注意点を十分に理解し、取り扱い方針を決定した後に口座解約を進めてください。

ボーナスの移動は「XMの資金移動方法と基本ルール」に沿って行われるので、参考にしてください。

ボーナス対象外の口座へボーナスを移動できない

XMでは、4種類の口座タイプが提供されており、ボーナスが付与される口座と対象外の口座があります。対象外の口座にボーナスを移動できないので注意してください。

スタンダード口座とマイクロ口座では、全てのボーナスを受け取れます。一方、KIWAMI極口座とゼロ口座は入金ボーナスの対象外であり、これらに資金を移動させると蓄積されたボーナスは全て失われます。

しかし、スタンダード口座やマイクロ口座でも、口座開設時にボーナス受取を希望しない設定をしていたり、取引に応じた報酬を受け取るために外部のキャッシュバックサービスを利用して口座を開設した場合は、ボーナスを移動させることができません。

つまり、スタンダード口座やマイクロ口座を使用しており、ボーナスの受取を拒否しておらず、かつ外部キャッシュバックサービスを利用していない場合に限って資金移動時にボーナスを受け入れることができます。

ボーナスの種類や対象口座を含む詳細は、「XMのボーナスキャンペーン」をご覧ください。

口座解約後は取引履歴が確認できない

XMでは、口座を解約すると取引履歴が確認できなくなります。

取引履歴は確定申告の際に収益を証明する書類です。税務署から収益の証明を要求された際には証拠書類として利用できます。また、トレード手法を改善する際に、過去の取引を検証するための利用も可能です。

そのため、口座を解約する前にMT4やMT5から取引履歴をダウンロードし、自身で保管しておくことが推奨されます。

退会後の再登録では新規口座開設ボーナスがもらえない

XMで口座を再登録する際は、新規口座開設ボーナスを受け取れません。

XMが以前の口座名義情報を保持しているため、再登録が新規登録とみなされないためです。XMの口座開設ボーナスは、名義ごとに一度きりの提供となっています。

このルールは追加口座の開設時にも適用されます。

入金ボーナスは口座解約前のデータが引き継がれる

XMでは、「100％入金ボーナス」と「20％入金ボーナス」が提供されており、100％ボーナスを使い切ると自動的に20％ボーナスへ移行します。

また、口座を解約しても入金ボーナスの累計はリセットされず、前回のデータがそのまま引き継がれます。

例えば、口座解約前に3万円を入金してボーナスを受け取っていた場合、再登録後の入金ボーナスの計算は3万円分を加味して行われます。

ただし、口座解約後に長期間が経過して再登録すると、入金ボーナスを再度受け取れることがあります。これは、XMの入金ボーナスが年に数回不定期にリセットされるためです。

入金ボーナスが再び適用される条件は以下の通りです。

しばらくXMを利用していなかった方は、新たに口座を開設することで再び入金ボーナスを受け取れる可能性が高いとされています。

詳細は別記事の「XMの100%入金ボーナスが復活する条件」をご覧ください。

口座解約と再登録を繰り返すと規約違反になる

XMでは、ボーナスを不正に受け取るために、口座の解約と再登録を繰り返す行為が禁止されています。

このような行為が発覚した場合、厳重なペナルティが課せられ、最悪のケースでは口座が凍結（アカウント停止）され、XMでの取引が不可能になることがあります。

不正行為は厳しく罰せられることを理解し、規約を守って利用しましょう。

XMの口座解約に関するよくある質問

XMTrading（エックスエム）の口座解約に関するよくある質問を紹介します。

XMで使わない口座を削除するには？

XMで使わない口座を削除するには、マイページから口座解約を申請する必要があります。詳しくは「XMの口座解約・退会方法」を参考にしてください。

XMのデモ口座の解約方法は？

XMのデモ口座の解約方法は、サポートデスクに「解約するデモ口座の番号」を連絡し、解約申請を行うことです。詳しくは「XMでデモ口座を解約する時の方法」をご覧ください。

XMの複数口座の解約方法は？

XMの複数口座の解約方法は、口座ごとに解約申請を行うことです。一括で手続きを完了する方法はありません。

XMで口座解約ができないときはどうする？

XMで口座解約ができないときは、以下の項目をチェックしてください。

• 全ての出金が完了している
• ポジションが残っていない
• 口座残高が0円である
• 各種手続きの申請から24時間経過している

口座解約ができない場合は、XMのカスタマーサポートにお問い合わせください。詳しくは「XMで口座解約前のチェックリスト」をご覧ください。

XMで口座解約した後でも再開設できる？

はい、XMで口座解約をした後でも再開設できます。ただし、再開設時は新規口座開設ボーナスを受け取れないことに留意してください。

XMの口座は自動解約されますか？

はい、XMでは口座残高が500円未満で90日間放置すると自動解約（口座凍結）となります。また、資金を残したまま口座を放置すると、口座維持手数料として毎月10ドルが自動で引き落とされます。

XMで口座解約するとボーナスは消滅しますか？

はい、解約する口座に残っているボーナスは消滅します。また、一度消滅したボーナスを復活させることはできません。

XMで口座解約前に資金移動をする際、ボーナスも移動する？

はい、口座残高と同じ割合でボーナスも一緒に移動されます。ただし、ボーナスのみの移動はできないのでご注意ください。