VantageTrading日本株CFDの取引ルールや条件、銘柄一覧

Vantage Tradingの日本株CFDでは、日経225に採用されている日本の代表的な企業80銘柄を取引できます。

最大20倍のレバレッジと高額ボーナスを利用し、少ない資金で高いリターンを狙える短期トレードに最適な環境です。

この記事では、Vantage Tradingで日本株CFDを取引するための条件やメリットを紹介し、短期トレードを成功させるための日本株の選び方についても解説します。

Vantage Tradingの日本株の特徴

Vantage Trading（ヴァンテージ）の日本株の特徴を紹介します。

日経225採用の80銘柄を厳選して提供

Vantage Tradingでは、2024年8月時点で約3,950社が上場する日本企業の中から、日経225に採用されている80銘柄を提供しています。これには、トヨタ自動車、ソフトバンクグループ、三菱UFJなど、日本を代表する大企業が含まれています。

また、最大レバレッジ20倍を活用することで、少ない資金で効率的に取引できます。たとえば、トヨタ自動車のような業界のリーダー企業は、市場の変化や国際ニュース、為替の動きに敏感で価格が変動しやすいため、短期トレードに適しています。

ソフトバンクグループはAI分野への積極的な投資で知られ、新規投資先の発表によって株価が大きく動くことがあります。一方、三菱UFJは日本の金融を代表する企業で、日本銀行の利上げが予想されていることから、投資家の注目を集めています。

Vantage Tradingが提供する日経225の銘柄は、市場への影響力が大きく、取引量も多いので、売買が活発で効率よくトレードができるのです。

日経225（日経平均株価）は、日本を代表する株価指数で、東京証券取引所に上場する225銘柄から構成されています。日本経済の動向を示す指標として広く利用されています。

日本株の銘柄一覧

Vantage Tradingで取引できる日本株の一覧は以下の通りです。

株式市場の評価や人気、産業構造の変化によって時価総額やその順位は変動します。最新の情報については、日本経済新聞の「時価総額上位」を参考にしてください。

最大レバレッジ20倍のCFDで取引が可能

Vantage Tradingの日本株取引は、CFD（差金決済取引）を利用します。CFDでは実際の株を保有せず、株価の変動によって利益や損失を得る仕組みです。

Vantage Tradingでは、最大20倍のレバレッジを使った取引が可能で、これは国内業者の株式CFD（5倍）や信用取引（3.3倍）を大きく上回ります。たとえば、100万円分の取引に通常20万円の証拠金が必要なところ、Vantage Tradingなら5万円で取引できます。

さらに、日経225の銘柄は時価総額が大きく流動性も高いため、スプレッドの拡大やスリッページが起こりにくく、取引コストを抑えやすいです。

海外FX業者と現物株の取り扱い
海外FX業者が現物の日本株を提供していない理由は、現物株の取引には証券取引所への直接参加が必要であり、ライセンス取得や規制への対応が求められるためです。

「海外FXのCFDでおすすめ業者は？」の記事では、CFDの基本からまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

Vantage Tradingの日本株の取引条件を他の海外FX業者と比較

Vantage Trading（ヴァンテージ）の日本株の取引条件を他の海外FX業者と比較し、その特徴やメリットを確認しましょう。

比較する銘柄として、トヨタ自動車（7203）と三菱UFJ（8306）を選びました。これらは、2024年8月28日時点で時価総額が1位と2位の銘柄です。

日本株CFDの実質スプレッドの比較

実質スプレッドとは、注文時のスプレッドと取引手数料を合計したコストのことです。以下の表では、各社の実質スプレッドを比較しています。

海外FX業者	トヨタ自動車（7203）	三菱UFJ（8306）
Vantage Trading	5.1円	3.5円
AXIORY	3.2円	2.8円
easyMarkets	9.0円	取扱なし
Titan FX	6.3円	6.2円

（*）スプレッドは2024年8月28日の実測値です。
（*）AXIORYの取引手数料は取引額の0.12％です。計算には、トヨタ自動車の株価2,700円と三菱UFJの株価1,500円を使用しています。

トヨタ自動車のスプレッドで比較すると、AXIORYはVantage Tradingより約37％低く、Titan FXはVantage Tradingより約24％高いです。

なお、easyMarketsを除く3社は変動スプレッドを採用しています。市場の状況によりスプレッドは変動するため、AXIORYとVantage Tradingのスプレッド差が縮まることもあります。

参考記事：Vantageのスプレッド一覧

日本株CFDのスワップポイントの比較

海外FX業者の株式CFDでは、スワップポイントがパーセントで示されることが一般的です。Vantage Tradingの場合、買いと売りの両方で-3.00に設定されています。これは、年率で3.00％のコストがかかることを意味します。

海外FX業者	トヨタ自動車	三菱UFJ
Vantage Trading	買い：-3.00 売り：-3.00	買い：-3.00 売り：-3.00
AXIORY	買い：-1.70 売り：-1.65	買い：-1.70 売り：-1.65
easyMarkets	買い：-2.67 売り：-2.59	取扱なし
Titan FX	買い：-2.73 売り：-2.27	買い：-2.73 売り：-2.27

すべての業者で、買いと売りのスワップポイントはどちらもマイナスです。Vantage Tradingのコストは他の業者と比較して最も高くなります。

ただし、年率が最も低いAXIORYの売りスワップは1.65％で、その差は1.35％（3.00％ － 1.65％）です。1日あたりの負担の差はわずか0.0037％（1.35％ ÷ 365日）となります。

また、Vantage Tradingでは、スワップコストが高い一方で、ハイレバレッジと高額ボーナスのメリットがあります。業者を選ぶ際は、スワップポイントだけでなく、これらの条件も考慮して総合的に判断することが重要です。

FXや他のCFD商品のスワップポイントは、「VantageTradingのスワップポイント一覧」をご覧ください。

日本株CFDの最大レバレッジの比較

海外FX業者	最大レバレッジ
Vantage Trading	20倍
AXIORY	5倍
easyMarkets	20倍
Titan FX	20倍

国内業者では、日本株CFDのレバレッジは最大5倍、信用取引では3.3倍までが一般的です。しかし、海外FX業者を利用すれば、最大20倍のレバレッジが可能で、必要な証拠金が4分の1で済みます。

少ない資金で取引をすることが目的であれば、AXIORYの利用はあまりメリットがないかもしれません。

参考記事：Vantageのレバレッジ倍率最大2,000倍！制限ルールも解説

日本株CFDの最小取引数量の比較

海外FX業者によって、銘柄ごとの最小取引数量が異なる場合があります。ここでは、トヨタ自動車（7203）を例に比較します。

海外FX業者	最小取引数量	最低必要証拠金
Vantage Trading	1	135円
AXIORY	0.01	5.4円
easyMarkets	2	270円
Titan FX	10	1,350円

（*）トヨタ自動車の株価2,700円で計算
（*）必要証拠金は各社の最大レバレッジを適用して計算

AXIORYでは、5.4円から取引できるため、最小限の損失でリアルトレードを体験したい方におすすめです。

一方、Vantage Tradingでは、現物取引の1株に相当する「1単位」から取引できます。たとえば、1単位を保有しているときにトヨタ自動車の株価が1円動いた場合、損益の変動は1円となります。

さらに、最大レバレッジ20倍を適用すると、必要証拠金はわずか135円で済むため、少額の資金でリスクを抑えながらリアルトレードを始められます。

口座開設ボーナスを利用すれば、入金なしで日本株を取引できます。詳しくは「Vantageの口座開設ボーナス＆入金ボーナス徹底解説」をご覧ください。

日本株CFDの最大取引数量の比較

海外FX業者によって、銘柄ごとの最大取引数量が異なる場合があります。ここでは、トヨタ自動車（7203）を例に比較します。

海外FX業者	最大取引数量	必要証拠金
Vantage Trading	3,500	47万2,500円
AXIORY	1万5,000	810万円
easyMarkets	800	10万8,000円
Titan FX	1,000	13万5,000円

（*）トヨタ自動車の株価2,700円で計算
（*）必要証拠金は各社の最大レバレッジを適用して計算

AXIORYでは、一度に1万5,000単位の取引が可能で、資金力のある大口取引に向いています。しかし、最大レバレッジが5倍のため、3,500単位までの取引を少ない資金で行いたい場合は、Vantage Tradingがより適しています。

海外FX業者	注文数量	必要証拠金
Vantage Trading	3,500	47万2,500円
AXIORY	3,500	189万円

Vantage Tradingは最大20倍のレバレッジを提供しているため、AXIORYよりも資金負担を大幅に軽減できます。

Vantage Tradingでは最大150万円までの入金ボーナスが受け取れます。大きな取引をしたい方は「Vantageの口座開設ボーナス＆入金ボーナス徹底解説」を参考にしてください。

Vantage Tradingの日本株CFDの配当金調整

Vantage Trading（ヴァンテージ）の日本株CFDでは、現物株式の配当を調整した配当金調整額を受け取れます。

配当金の支払日が近づくと、株価が上昇することもあります。この特性をCFD取引に活用してみてください。

配当金とは？
配当金とは、企業の利益の一部を、現物株式を持つ株主に分配するお金です。株数に応じて企業から支払われ、1株あたり◯円という形で決まります。たとえば、1株あたり10円の配当金がつく株を100株持っていると、1,000円の配当金を受け取れます。

現物株式の配当金を調整した金額を受け取れる

Vantage Tradingの日本株CFDでは、現物株式の配当金に基づいて計算された「配当金調整額」を受け取ることができます。これはCFDならではの仕組みで、現物株を持たなくても配当相当の収益を得られます。

例えば、トヨタ自動車の現物株で1株あたり100円の配当金がある場合、Vantage Tradingはその金額に基づいて調整を行います。CFD取引で買いポジションを保有している場合、Vantage Tradingから配当金調整額が支払われます。

配当金調整額が反映されるタイミング

配当金調整額は、現物株式の権利付最終日（配当金を受け取る権利が確定する日）にCFD取引でポジションを保有している場合、その日の終了時点で計算され、翌営業日に口座に反映されます。

例えば、三菱UFJの権利付き最終日が2024年9月26日（木曜）であれば、この日にCFD取引で買いポジションを保有していると、翌営業日（金曜）の権利落ち日に、配当金調整額がVantage Tradingから支払われます。

支払い状況に関する最新情報は「配当金の支払いについて」でご確認ください。

Vantage Tradingで日本株CFDを取引するメリット

Vantage Trading（ヴァンテージ）で日本株CFDを取引するメリットを紹介します。

自己資金ゼロで最大1万5,000円を証拠金にできる

Vantage Tradingで初めて口座を開設すると、最大1万5,000円の口座開設ボーナスがもらえます。このボーナスは、そのまま日本株CFDの証拠金として使えるため、入金せずに取引を始められます。

さらに、最大20倍のレバレッジを使えば、1万5,000円で30万円分の取引が可能です。日経225の80銘柄を購入してその特徴を学べるので、ぜひ口座開設ボーナスを活用してみてください。

詳しくは「Vantageの口座開設ボーナス」をご覧ください。

最大150万円の入金ボーナスで証拠金を増やせる

Vantage Tradingでは、最大150万円の入金ボーナスを利用して、日本株CFDの証拠金を増やせます。

入金ボーナスを活用することで、少ない自己資金でも大きなポジションを持ちやすくなり、相場変動に備えて十分な証拠金を確保できます。

スタンダードSTP口座とRAW ECN口座では、3種類の入金ボーナスが受け取れます。

種類	内容
100％入金ボーナス	・上限7万5,000円まで入金額の100％がボーナス ・口座開設から1週間以内の入金で120％にアップ
50％入金ボーナス	15万円まで入金額の50％がボーナス
100％入金ボーナス	127万5,000円まで入金額の20％がボーナス

日本株はボラティリティが高く、価格変動が大きいです。入金ボーナスは、予期しない急落でロスカットを防ぐのに役立ちます。資金負担を抑えつつ、安定した取引を続けるために活用してください。

詳しくは「Vantageの入金ボーナス徹底解説」をご覧ください。

プレミアム口座はボーナス対象外  
口座開設ボーナスや入金ボーナスは、スタンダードSTP口座とRAW ECN口座が対象です。プレミアム口座ではボーナスを受け取れません。

最大レバレッジ20倍で少額から取引できる

Vantage Tradingでは、日本株CFDの取引で最大20倍のレバレッジを利用できます。通常、現物株の取引は100株単位が基本で、多額の資金が必要です。

例えば、2024年8月27日時点でソフトバンクグループの株価は約8,500円です。現物株を100株購入するには、最低でも85万円が必要になります。

しかし、Vantage Tradingの日本株CFDを利用すれば、20倍のレバレッジをかけることで、85万円分の取引がわずか4万2,500円の証拠金で可能です。

レバレッジを利用することで、少ない資金で現物株と同様の取引ができ、より多くのチャンスを得られます。

参考記事：Vantageのレバレッジ倍率最大2,000倍！制限ルールも解説

低い取引コストで利益を増やしやすい

Vantage Tradingでは、実質スプレッドとマイナススワップを合わせた取引コストが低く、利益を増やしやすい取引環境が整っています。

実質スプレッドの比較で説明したように、スプレッドと取引手数料を合わせたコストはAXIORYに次いで低い水準です。また、スワップポイントの比較で示したように、年率－3％のスワップポイントではありますが、長期のポジションを持たない限り、マイナススワップのコストは大きな負担になりません。

最大20倍のレバレッジと高額のボーナスを利用できるので、特に短期取引を行うトレーダーには理想的な選択肢となるでしょう。

ゼロカットシステム採用で追証なし

Vantage Tradingでは、日本株CFDにゼロカットシステムを採用しています。急な相場変動で証拠金を超える損失が発生した場合でも、その超過分はVantage Tradingが負担するため、トレーダーが追証を支払う必要はありません。

たとえば、2024年8月5日に発生した「令和版ブラックマンデー」では、日本株市場が急落し、国内業者で信用取引をしていた多くのトレーダーに追証が発生しました。しかし、Vantage Tradingでは、同じ状況でもトレーダーに追証は発生しません。

このゼロカットシステムにより、損失は入金額までに限定され、予期せぬ相場の変動があっても安心して取引を続けることができます。

詳しくは「Vantageのゼロカット」をご覧ください。

1つの口座で日本株と他の全商品を扱える

Vantage Tradingでは、1つの口座と取引ツール（MT4/MT5）を使って、日本株、FX、コモディティ、株価指数、仮想通貨など、さまざまな商品を取引できます。これにより、複数の口座やツールを管理する手間を省け、取引の効率が上がります。

たとえば、トヨタ自動車を取引しながら、同じ口座でドル円やゴールド、ビットコインの取引も可能です。これにより、マーケットの状況に合わせてポートフォリオを柔軟に調整しやすくなります。

MT5では、気配値（①）に全銘柄を表示できます。また、検索機能（②）を使って、取引したい銘柄だけを表示することも可能です。

シンプルな口座管理により、取引履歴の確認や資金管理が簡単になり、さまざまな商品を取引するトレーダーにとって大きなメリットがあります。

Vnatage Tradingでは、異なる取引条件の3つの口座タイプが用意されています。詳しくは「Vantage Tradingの口座タイプ比較」をご覧ください。

Vantage Tradingで日本株CFDを取引するデメリット

Vantage Trading（ヴァンテージ）で日本株CFDを取引するデメリットは以下の通りです。

ボラティリティが高く下落幅が大きい

日本株CFDは、ボラティリティが高いのが特徴です。短期間で大きな利益を狙うことができる一方で、予想外の損失を負うリスクも高まります。

例えば、2024年8月5日に発生した令和版ブラックマンデーでは、前日終値から当日安値までの下落幅が、米国S&P500は4.41％だったのに対し、日経225は12.76％と大きく下落しました。日本の個別株CFDは特に値動きが激しく、急な相場変動で損失が拡大しやすくなります。

米国市場は、経済成長を目指す資本主義のもとで投資が根付いており、株価が割安と判断されるとすぐに投資家が買い支えに動くため、市場が安定しやすいです。市場規模が大きく、流動性も高いため、株価が一定水準を下回ると買いが入りやすくなります。

一方、日本市場は海外投資家が主導し、特にヘッジファンドなど大規模な資金の影響を受けやすいです。相場が不安定になると、先物市場での投機的な動きが強まり、株価が市場価値を大きく下回ることが多く、ボラティリティが高くなりがちです。

流動性が低くオフクオートが発生する

日本株CFDの中には、流動性が低い銘柄があります。午前9時の寄り付き直後のように取引が活発になる時間帯でも、オフクオート（価格が一時的に表示されなくなる状態）が起こることがあります。

オフクオートが発生すると、価格が決まる時点で希望していた価格からずれてしまうことがあります。また、現物取引のように板情報で注文数を確認することもできません。

そのため、まずは少量の取引から始め、銘柄の流動性を確認しながら徐々に注文数を増やすことをおすすめします。

なお、「Vantage Tradingの口座タイプ比較」にもあるように、スタンダードSTP口座、RAW ECN口座、プレミアム口座の3種類が用意されています。

特に、RAW ECN口座はECN方式を採用しており、大口注文の約定がしやすいという特徴があります。大量の注文をスムーズに行いたい場合は、RAW ECN口座を利用しましょう。

海外FXでは、ECN方式とSTP方式の2種類の約定方法があります。詳しくは「海外FXのECN口座とは？」を参考にしてください。

Vantage Tradingで日本株CFDを取引する際の注意点

Vantage Trading（ヴァンテージ）で日本株CFDを取引する場合、次の点に注意が必要です。

買いと売りの両方でマイナススワップが発生する

2024年8月現在、日本株CFDのすべての銘柄には、買いと売りの両方でマイナスのスワップポイント（年率-3％）が設定されています。マイナススワップは、ポジションを翌日に持ち越すたびにかかるコストであり、長期的に保有すると徐々に利益を減らします。

CFDのスワップポイントとは、ポジションを翌日に持ち越す際に発生する金利調整額のことです。ファイナンシングコストやオーバーナイト金利とも呼ばれますが、海外FXでは「スワップポイント」という表現が一般的です。

参考記事：Vantage Tradingのスワップポイント一覧

売りポジションは配当落調整金を支払う

日本株CFDを取引する際、売りポジションを持つと、配当落調整金を支払うことがあります。これは、現物株式の配当金に基づき調整された金額で、権利付き最終日をまたぐと発生するコストです。

権利付き最終日は、株主が配当金や株主優待などの権利を得るために、その株を保有している必要がある最終日です。この日に株を保有していると、配当金の権利を得られます。

具体的には、買いポジションを持つトレーダーは配当落調整金を受け取り、売りポジションを持つトレーダーはその金額を支払います。これは、CFD取引で現物株式の配当金を再現するために、Vantage Tradingが配当金に基づいた調整を行うからです。

配当利回りが高い銘柄を売りで保有すると、配当落調整金の支払い額が増えるので注意してください。

外国株CFDと取引時間が違う

日本株CFDは、米国株、英国株、EU株の外国株CFDとは取引時間が異なります。それぞれの市場が異なる時間帯で運営されているためです。

株式CFDの種類	取引時間
日本株CFD	9:00～11:30 / 12:30～15:00
米国株CFD	22:30～翌5:00
英国株CFD	16:05～翌0:30
EU株CFD	16:05～翌0:30

（*）日本時間および夏時間で表示しています。

日本株CFDの取引は、東京証券取引所の時間に合わせて行われ、午前9時から11時30分の前場と、午後12時30分から15時までの後場に分かれています。

一方、米国株CFDはニューヨーク市場の取引時間に、英国株CFDはロンドン市場の取引時間にそれぞれ対応しています。

EU株CFDについては、複数の市場に上場している銘柄が対象ですが、取引を簡便にするために異なる市場の時間帯を統一しています。これにより、トレーダーは一貫した時間で取引を行えます。

Vantage Tradingで取引する日本株CFDの選び方

Vantage Trading（ヴァンテージ）で取引する日本株CFDの選び方を紹介します。

日経225に採用されている銘柄を取引する際のポイントですので、ぜひ参考にしてください。

＞＞Vantageの日経225採用 80銘柄一覧

日経225と米国株価指数のトレンドを比較する

日経225を構成する銘柄は、日経225全体の動きに影響されやすいです。そのため、個別銘柄を取引する際は、日経225のトレンドを確認し、これを上回るパフォーマンスを目指します。

また、日本市場は米国市場の動向に強く影響されるため、両国の株価指数を比較することで、市場の資金の流れを把握することが重要です。特に、日経225とS&P500のトレンドを分析することで、今の市場状況に適した銘柄を見つけやすくなります。

たとえば、S&P500の動きが強い上昇トレンドを示している場合、日本市場も影響を受け、日経225が同じように上昇する可能性が高いです。この連動性を利用することで、より効果的な戦略を立てられます。

S&P500は、米国の主要な株価指数で、ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場する500社の大型企業で構成されています。米国株式市場の動向を示す指標です。

Vantage Tradingが取り扱う株価指数CFDの中から、MT4/MT5で、S&P500（SP500.r）と日経225（Nikkei225）を表示してください。

まず、S&P500のトレンドを確認し、その動きを参考にして、日本の取引時間（9時～15時）における日経225の動きを予測します。その後、日経225を上回るパフォーマンスが期待できる銘柄を、80銘柄の中から選ぶという流れです。

寄り付き後は必ずしも陽線とは限らない
株式CFDはFXと異なり、連続して取引できず、各国の市場時間に合わせて取引されます。そのため、米国市場が上昇すると、翌日の日本株CFDが高く始まることが多いです。しかし、その後の利益確定の売りで株価が下がり、陰線になることもよくあります。デイトレードでは、寄り付き後の値動きを予測し、利益確定のタイミングまで想定することが大切です。

上昇トレンドでは好業績で成長テーマのある銘柄を選ぶ

日本株CFDを取引する際、市場が上昇トレンドにある場合は、業績が良く成長テーマのある銘柄を選ぶことが重要です。投資家はリスクを取りやすくなり、将来性が期待される銘柄に資金が集まりやすくなります。

好業績の銘柄は、売上や利益が順調に伸びている企業の株です。こうした企業は投資家から信頼されやすく、株価も上がりやすくなります。特に、安定した業績を維持している企業や、直近の四半期決算で市場予想を上回る結果を発表した企業が注目されます。

成長テーマのある銘柄は、経済や社会のトレンドに合った企業の株です。例えば、AIや宇宙開発、防衛関連は、国の政策支援を受けて成長が期待される分野です。特に、半導体関連の企業は多くの産業に必要とされているため、上昇トレンド時には魅力的な選択肢となります。

国策テーマとは？
国が成長を促進するために支援する産業や分野のことです。政府の政策によって成長が推進され、安定した資金の流入が期待できます。国策テーマに関連する企業は、投資家からの注目を集めやすく、トレードでは買いで狙いやすくなります。
参考資料：内閣府「経済財政運営と改革の基本方針2024」

たとえば、三菱重工業（7011）は宇宙・防衛のテーマに沿った銘柄であり、地政学的リスクの高まりや防衛予算の増加により注目を集めています。2022年から2024年にかけて、株価は7倍以上に上昇しました。

週足チャートを見ると、日経225が26週線を下回る間も三菱重工業はその上にあり、2024年8月時点でも過去最高値付近で推移しています。2024年8月6日に発表された2025年3月期第1四半期（4〜6月）の決算では、売上が前年同期比で約13%増加、最終利益も約17%増加しました。特にエナジー部門や防衛・宇宙部門での売上と利益の改善が見られ、好調なスタートを切っています。

上昇トレンドでは、成長が期待される銘柄に資金が集まりやすくなります。三菱重工業のように好業績でテーマ性のある銘柄を選ぶことで、日経225を上回るリターンを狙うことができるでしょう。

下降トレンドでは業績不振で成長テーマのない銘柄を選ぶ

日本株CFDを取引する際、市場が下降トレンドにある場合は、業績が悪く成長テーマのない銘柄を選ぶことが重要です。投資家がリスクを避けるため、将来性が期待できない銘柄に売りが集中しやすくなります。

業績不振の銘柄とは、売上や利益が減少している企業の株です。このような銘柄は、投資家の期待が低いため、株価が下がりやすいです。特に、業績悪化が続く企業や、直近の決算でアナリスト予想を下回った企業はさらに売られやすくなります。

成長テーマのない銘柄は、現在の市場動向に合わず、成長が見込めない企業の株です。短期的に配当などで株価が上がる場合もありますが、その効果は一時的で持続しないことも多いです。

たとえば、資生堂（4911）は、中国市場での拡大に力を入れた結果、日本市場を後回しにしていました。しかし、競争の激化やコロナ禍の影響で、中国市場での売上と利益が減少する中、2021年7月にはTSUBAKIやunoといった国内ブランドを売却しました。さらに、中国市場での戦略が思うように進まず、日本市場でのブランド力も弱まり、回復が難しい状況にあります。

週足チャートを見ると、日経225が上昇している中、資生堂は下降トレンドが続いています。

資生堂のような銘柄に投資する場合は、経営戦略をしっかり見極め、長期的な計画を立てることが重要です。リスクを避ける相場では、こうした銘柄は売られやすくなるため、CFD取引で売りを狙う戦略が有効になります。

特に株価が割高に感じられる場合、PERやPBRといった指標も参考にして売りを狙うのが良いでしょう。業績が悪くて成長テーマのない銘柄は、長期投資家の買い支えが少ないために株価が下がりやすく、売りポジションでのパフォーマンスを高めやすくなります。

レンジ相場では長期間安定した業績と高配当の銘柄を選ぶ

日本株CFDを取引する際、市場がレンジ相場にある場合は、業績が安定している銘柄を選ぶことが重要です。特に、高配当の銘柄が適しています。

業績が安定している企業の株価は、変動が少なく、一定の範囲で動くことが多いです。成長性が低いため、レンジの上限を超える可能性は低くなります。また、高配当の銘柄は、株価が下がると利回りが高くなり、投資資金が集まりやすくなるため、レンジの下限を割るリスクが低くなります。

過去のNTT（9432）はその一例です。docomoブランドの浸透や固定回線事業の強さにより、安定した収益を上げていましたが、成長分野への進出が少なかったため、レンジ相場での安定した銘柄として取引されてきました。

週足チャートを見ると、2015年6月から2021年8月初めまでは、サポートライン（下限）とレジスタンスライン（上限）の範囲内で売買するのが有効だったことがわかります。

さらに、成長性が低い銘柄では、PER（株価収益率）の基準が市場である程度認識されていることが多いです。

NTTの過去5年間のデータを見ると、PERが12.8倍程度を上限とし、9.3倍を下限とするレンジ内で取引されています。この範囲内で取引を行い、チャート分析を組み合わせることで、トレードの成功率を高めることができます。

Vantage Tradingで日本株CFDを取引する手順

Vantage Trading（ヴァンテージ）で日本株CFDを取引する手順を説明します。

口座開設をしてボーナスを受け取る

Vantage Tradingで初めて口座を開設すると、最大1万5,000円のボーナスがもらえ、そのままトレード資金として利用できます。さらに、入金額に応じて最大150万円の入金ボーナスも受け取れます。

自己負担を減らすため、2つのボーナスをぜひ活用してください。

　　　

取引プラットフォームを設定する

実際に注文を出したりチャートを表示するため、取引プラットフォームを設定します。

Vantage Tradingの日本株キャンペーン

Vantage Trading（ヴァンテージ）で過去に開催された日本株キャンペーンを紹介します。

日本株を取引して最大100万円の賞金を獲得

項目	内容
開催期間	2024年8月5日～8月31日
対象者	本人確認を完了したすべてのユーザー
対象口座	すべての口座タイプ（スタンダードSTP口座、RAW ECN口座、プレミアム口座）
対象銘柄	すべての日本株（80銘柄）
参加方法	期間中に対象銘柄を一回取引すると自動的に参加
参加費用	無料
有効な取引	注文から決済まで最低5分間保有
ランキング基準	取引量の合計

日本株キャンペーンは、Vantage Tradingの取扱商品に、新たに日本株CFDが加わったことを記念して開催されたキャンペーンです。

対象となる取引は、全銘柄の全取引であり日本株CFDに限定していません。参加条件が、期間中に日本株CFDを一回取引することであり、日本株CFDのみが対象ではない点に特徴があります。

また、ランキングは取引量の合計で決まるのも特徴です。たとえ第1位に100万円が贈られるとしても、取引量が多いほど損失も増えたトレーダーが何人かいたことでしょう。

ランキング100位以内のユーザーの総取引量が更新されているので、自分の取引量で賞金を獲得できるかの目安がわかります。

ランキング1位から50位までのトレーダーに贈られる賞金は以下の通りです。

ランキング	賞金
1位	100万円
2位	30万円
3位	10万円
4～10位	5万円
11～30位	2万円
31～50位	5,000円

次回開催された際は、大量の取引で利益を挙げた上に、賞金も稼ぐことを目指してみてください。

＞＞Vantageの口座開設方法はこちら

Vantage Tradingの日本株に関するよくある質問

Vantage Trading（ヴァンテージ）の日本株に関するよくある質問と回答を紹介します。

Vantage Tradingの日本株は現物なの？

いいえ、Vantage Tradingで取引する日本株は現物株ではありません。CFD（差金決済取引）を利用し、実際の株を買うのではなく、価格の変動を利用して取引します。

Vantage Tradingで取引できる日本株の銘柄は？

Vantage Tradingで取引できる日本株の銘柄は、日経225を構成する80銘柄です。日本を代表する企業が含まれており、トヨタ自動車、ソニー、日立などを取引できます。
＞＞日本株の80銘柄はこちら

Vantage Tradingの日本株CFDはFXと同じ口座で取引できる？

はい、Vantage Tradingの日本株CFDはFXと同じ口座および同じ取引ツールで取引できます。その他、貴金属・エネルギー・株価指数・ソフトコモディティ・ETF・債券のCFD商品も同様です。

Vantage Tradingの日本株CFDの最大レバレッジは何倍？

Vantage Tradingの日本株CFDの最大レバレッジは20倍です。国内業者の5倍や、信用取引の3.3倍よりも高くなっています。

Vantage Tradingの日本株CFDはゼロカット適用で追証なし？

はい、Vantage Tradingの日本株CFDはゼロカット適用で追証なしです。ハイレバレッジを活用時、相場の急変動で大きな損失が発生しても、追加入金を要求されることはありません。

Vantage Tradingの日本株CFDのスプレッドは？

Vantage Tradingの日本株CFDのスプレッドは、主要業者の中でAXIORYに次いで狭い水準です。例えば、2024年8月28日の前場でトヨタ自動車のスプレッドは、株価約2,700円に対して約5.1円です。

Vantage Tradingの日本株CFDの取引時間は？

Vantage Tradingの日本株CFDの取引時間は、東京証券取引所の取引時間と同じく、前場の9:00～11:30、後場の12:30～15:00となります。

Vantage Tradingの日本株CFDにはスワップポイントが発生する？

はい、Vantage Tradingの日本株CFDにはスワップポイントが発生します。2024年8月時点では、日本株CFDの全銘柄で、買いと売りの両方に対して年率-3％が設定されています。

Vantage Tradingの日本株CFDで配当金を受け取れる？

Vantage Tradingの日本株CFDでは、配当金を直接受け取れませんが、配当金調整額として受け取れます。これは、買いポジションを保有している場合に受け取れる一方、売りポジションの場合はその金額が差し引かれます。

Vantage Tradingの日本株CFDでは追加証拠金が発生する？

いいえ、Vantage Tradingの日本株CFDでは追加証拠金は発生しません。ゼロカットシステムが導入されているため、口座残高がマイナスになった場合でも、預けた資金以上の損失を負う心配がありません。

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