XMのトルコリラの通貨ペアは、売りポジションを保有することで高いスワップポイントが得られます。
さらに、最大10,500ドル(158万円相当)が受け取れる入金ボーナスで証拠金を増やせるため、長期投資で売りポジションを多くする際に、自己資金の負担を大幅に軽くできます。
この記事では、最も高いスワップポイントを受け取れるユーロトルコリラで稼ぐ手法を含めて、長期投資の前に知っておくべき情報を詳しく解説します。
- XMではトルコリラのスワップポイントを活用した長期投資が可能
- ユーロトルコリラとドルトルコリラの売りポジションで高いスワップポイントが得られる
- トルコリラの取引はスプレッドコストが高いが、長期間保有することでスワップポイントで補填できる
- 口座開設ボーナスと入金ボーナスで証拠金を増やせるXMTradingがおすすめ!

XMが取り扱うトルコリラについて
XMTrading(エックスエム)が取り扱うトルコリラについて、この通貨ペアを取引する際のポイントを解説します。
ドルトルコリラとユーロトルコリラを取引できる
トルコリラの取引について、XMではドルトルコリラ(USDTRY)とユーロトルコリラ(EURTRY)を取引できます。国内FXで人気のトルコリラ円(TRYJPY)は取り扱っていませんが、2つの通貨ペアでスワップポイントを稼ぎやすい環境が整っています。
ドルトルコリラとユーロトルコリラでは、売りポジションを保有することで高いスワップポイントが得られます。これは、FRBとECBの政策金利がトルコ中銀の政策金利よりも低いため、この金利差に基づいてXMがスワップポイントを決定しているからです。
また、XMではスタンダード、マイクロ、KIWAMI極、ゼロの4つの口座タイプを利用できます。これらの口座では、ドルトルコリラとユーロトルコリラのスワップポイントに違いはありませんが、スプレッドが異なるため、以下で比較します。
各口座の詳細は「XMの口座タイプ4種類の違いを比較」をご覧ください。
トルコリラのスワップポイントを他の通貨ペアと比較
XMのトルコリラのスワップポイントについて、各通貨ペアを1ロット(10万通貨)保有した際のスワップポイントを比較します。
まず、ドルトルコリラ(USDTRY)について、ドル円や高金利通貨であるメキシコペソ(MXN)と南アフリカランド(ZAR)の通貨ペアと比較します。
銘柄 | ロングスワップ | ショートスワップ |
---|---|---|
USDTRY (米ドル/トルコリラ) | -19,964円 | 3,627円 |
USDJPY (米ドル/日本円) | 393円 | -2,877円 |
USDMXN (米ドル/メキシコペソ) | -3,386円 | 967円 |
USDZAR (米ドル/南アフリカランド) | -2,664円 | -304円 |
(*)2025年3月21日付の1ロットあたりのスワップポイントです。
ドルトルコリラのショートスワップが高く、長期投資において魅力ある銘柄です。XMでは、近年注目されているドル円よりも有利なスワップポイントを提供しています。
ただし、ドルトルコリラのロングスワップはマイナス額が大きいため、注意が必要です。為替差益を狙った短期トレードで失敗すると、大きなマイナススワップが損失額に加わります。
続いて、XMのユーロトルコリラ(EURTRY)のスワップポイントを他の通貨ペアと比較します。
銘柄 | ロングスワップ | ショートスワップ |
---|---|---|
EURTRY (ユーロ/トルコリラ) | -22,223円 | 4,981円 |
EURJPY (ユーロ/日本円) | 249円 | -2,671円 |
EURMXN (ユーロ/メキシコペソ) | 取扱なし | |
EURZAR (ユーロ/南アフリカランド) | -3,702円 | 505円 |
(*)2025年3月21日付の1ロットあたりのスワップポイントです。
ユーロトルコリラのショートスワップは最も高く、1ロットあたり約5,000円のプラススワップが期待できます。
価格上昇が止まるようであれば、長期的に投資リターンの高い銘柄となります。
他の銘柄でスワップポイントを狙う場合は「XMスワップポイント一覧とランキング」を参考にしてください。
トルコリラのスプレッドを口座タイプ間で比較
XMでトルコリラを取引する場合、スプレッドが広いため、注文時に負担するコストとして計算しておく必要があります。2つの通貨ペアについて、ドル円のスプレッドと比較してみましょう。
ドルトルコリラ(USDTRY)のスプレッドは以下の通りです。
口座タイプ | USDTRY | USDJPY |
---|---|---|
スタンダード口座 | 480pips | 2pips |
マイクロ口座 | 480pips | 2pips |
KIWAMI極口座 | 430pips | 0.9pips |
ゼロ口座 | 480pips + 10USD | 0.2pips + 10USD |
(*)2025年3月20日付の公式サイトのデータ(最小値)です。
すべての口座において、ドル円よりも遥かに高いスプレッドコストが発生します。スタンダード口座では、1ロットあたり、ドル円が2,000円(2pips分)に対してドルトルコリラでは約2万3,200円(480pips分)もかかります。
(*)2025年3月20日の1pipの価値に基づきます。
ただし、長期投資が前提の場合、スワップポイントでスプレッドコストを相殺できます。ショートスワップは1日あたり3,627円のため、1年間保有した場合には約130万円、最低3ヶ月保有した場合でも約32万6,000円となるため、スプレッドコストを十分に回収できるのです。
なお、ゼロ口座はエキゾチック通貨ペアのスプレッドが広くなり、さらに取引手数料が往復10ドル上乗せされます。KIWAMI極口座なら初期コストを抑えられますが、証拠金を増額する入金ボーナスを受け取れない点に留意してください。
続いて、ユーロトルコリラ(EURTRY)のスプレッドを比較します。
口座タイプ | EURTRY | EURJPY |
---|---|---|
スタンダード口座 | 740pips | 2.1pips |
マイクロ口座 | 740pips | |
KIWAMI極口座 | 680pips | 1.4pips |
ゼロ口座 | 780pips + 10USD | 1.2pips + 10USD |
(*)2025年3月20日付の公式サイトのデータ(最小値)です。
すべての口座において、ユーロ円よりも遥かに高いスプレッドコストが発生します。スタンダード口座では、1ロットあたり、ユーロ円が2,100円(2.1pips分)に対してユーロトルコリラでは約3万5,700円もかかります。
(*)2025年3月20日の1pipの価値に基づきます。
ただし、ユーロトルコリラのショートスワップは非常に高く、1ロットを1日持ち越すだけで4,981円が得られるため、8日間保有すればスプレッドコストを回収できます。
トルコリラ以外の銘柄のスプレッドコストを計算する場合、「XMのスプレッド一覧」を参考にしてください。
おすすめの取引戦略と避けるべきトレードスタイル
XMでのトルコリラ取引のおすすめ戦略は、「XMのトルコリラで稼ぐ手法」で後述する長期投資をベースにします。トルコの政治・経済がトルコリラの価値に与える影響を見極め、特に米国とEUの金融政策に注目し、ドルトルコリラ(USDTRY)やユーロトルコリラ(EURTRY)のトレンドを予測して資金を分散して投資します。
ここでは、二つの通貨ペアでのスキャルピング、デイトレード、スイングトレードの難しさを確認しましょう。
まず、スキャルピングはスプレッドコストが高いので行わないでください。デイトレードでは、エントリーごとに480 pips以上のスプレッドコストが発生します。リスクリワード比率1の場合でも、960 pipsの利幅が必要です。
スイングトレードでは、以下のユーロトルコリラの日足チャートの通り、買いポジションには多くのチャンスがあります。しかし、一日持ち越すだけで1ロットあたり約2万2,000円のマイナススワップがかかります。さらに、スプレッドコストは1ロットあたり約3万5,700円です。

①のような急上昇を完全に捉えられる日が続けば理想的ですが、実際には揉み合いの期間が長く、コストが積み重なるため、スイングトレードでも難しいことが分かります。
XMのトルコリラを他の海外FX業者と比較
数ある海外FX業者の中で、XMTrading(エックスエム)はどれほど高いスワップポイントを付与し、スプレッドコストを低く抑えることができるのかを比較します。
トルコリラのスワップポイントを競合比較
海外FX業者のユーロトルコリラ(EURTRY)のスワップポイントは以下の通りです。
海外FX業者 | ロングスワップ | ショートスワップ |
---|---|---|
XMTrading | -5634.84 | 1263.16 |
AXIORY | -477.54 | 113.11 |
BigBoss | 取り扱いなし | 取り扱いなし |
Exness | -3012.27 | -578.99 |
FXGT | -194.00 | 76.00 |
IronFX | -950.00 | -12.00 |
IS6FX | -2925.00 | 1098.00 |
SwiftTrader | -5614.22 | -254.84 |
ThreeTrader | -5917.45 | 840.26 |
TitanFX | -3524.61 | 873.16 |
VantageTrading | -3828.7 | 1014.32 |
(*)2025年3月20日付のスタンダード口座でのスワップポイントです。
ユーロトルコリラ銘柄においては、XMがトップクラスのスワップポイントを提示しています。
ショートスワップにおいては、トップクラスですがロングスワップのマイナスも大きくなっているので注意が必要です。
次に、XMとVantage Tradingのスワップポイントが高いという点です。両者は高額の入金ボーナスが受け取れて証拠金を増額できる上、スワップポイントも高く設定されており、ユーロトルコリラを運用しやすい環境となっています。
ThreeTraderは2社よりも高いスワップポイントを提供していますが、入金ボーナスが一切ないため、運用資金を増やすのが難しくなります。
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続いて、ドルトルコリラ(USDTRY)のスワップポイントを比較します。
海外FX業者 | ロングスワップ | ショートスワップ |
---|---|---|
XMTrading | -5062.21 | 919.89 |
AXIORY | -246.11 | -84.86 |
BigBoss | -4530.78 | 731.20 |
Exness | -1992.52 | -327.51 |
FXGT | -4295.00 | 234.00 |
IronFX | -1598.00 | -35.00 |
IS6FX | -4270.54 | 432.44 |
SwiftTrader | -5051.87 | -385 |
ThreeTrader | -5791.57 | 825.86 |
TitanFX | -3493.55 | 275.07 |
VantageTrading | -3335.89 | 805.87 |
(*)2025年3月20日付のスタンダード口座でのスワップポイントです。
XMのドルトルコリラは、最も競争力の高いスワップポイントを提示しています。
ThreeTraderやVantageTradingに100ポイント以上の差をつけており、ショートスワップで保有するには最適なトレード環境です。
ただし、新興国通貨は値動きが激しいので、レバレッジを低く抑え、証拠金維持率を高く保つのがポイントになります。
XMでは入金ボーナスを提供しているのでしっかりと活用して、急な値動きでも強制ロスカットされないように資金管理を徹底しましょう。
トルコリラのスプレッドを競合比較
主要な海外FX業者のユーロトルコリラ(EURTRY)とドルトルコリラ(USDTRY)のスプレッドを比較します。
海外FX業者 | EURTRY | USDTRY |
---|---|---|
XMTrading | 740.0pips | 480.0pips |
AXIORY | 3625.0pips | 5017.0pips |
BigBoss | 取り扱いなし | 864.3pips |
Exness | 2064.2pips | 1935.0pips |
FXGT | 104170pips | 17008pips |
IronFX | 14.0pips | 13.0pips |
IS6FX | 985.9pips | 140.0pips |
SwiftTrader | 206.69pips | 81.39pips |
ThreeTrader | 311.0pips | 175.7pips |
TitanFX | 26.92pips | 11.57pips |
VantageTrading | 1322.0pips | 491.0pips |
(*)2025年3月20日付のスタンダード口座での実測値です。
XMTradingは、スプレッド面で比較すると決して高い水準ではなく、標準的なスプレッドです。
しかし、スワップポイントでは「トルコリラのスプレッドを口座タイプ間で比較」で解説したように、トップクラスのプラススワップを提供しており、入金ボーナスも受け取れることから長期投資に最適なトレード環境です。
また、XMは変動スプレッドを採用しているため、最小スプレッドの480pips(USDTRY)や740pips(EURTRY)に近い時間帯に注文することで、スプレッドの広さをある程度緩和できます。
スワップポイントを活用したトルコリラの取引では、目先のコストにとらわれず、長期的な視点が重要です。
XMのトルコリラで稼ぐ手法
XMTrading(エックスエム)でトルコリラのスワップポイントを活用して稼ぐ手法を紹介します。
トルコの政治・経済には依然として不透明感があり、一方的なトルコリラ安がいつ終了するか分からないため、ここでは大幅にリスクを減らす手法を紹介します。
口座開設ボーナスと入金ボーナスを証拠金にする
XMで新規に口座を開設した方は、13,000円の口座開設ボーナスがもらえ、そのまま取引の証拠金として利用できます。
その後、入金額に応じて最大10,500ドルの入金ボーナスを受け取ることができ、十分な証拠金を確保してスワップポイント狙いの長期保有がしやすい環境が整います。
トルコリラの運用では、途中で損切りしてスワップポイント分を超える損失を避けなければいけません。そのため、十分な資金を口座に入れ、証拠金維持率を高く保ち続ける必要があります。
これに役立つのが、最大100倍のレバレッジと10,500ドルの入金ボーナスです。XMでは、入金ボーナスだけで約1億6,000万円分(*1)の取引が可能になります。
(*1)ドル円を150円とし、「105万ドル × 150円 × 100倍」で計算。
つまり、1億6,000万円分の取引が可能な枠を持ちながら、実際に注文するロット数を小さくすることで取引に使用するレバレッジを低く抑え、ロスカットされにくい状態を保ちやすくなります。これにより、リスクを抑えつつ、安定した取引が行えるのです。
さらに、口座開設ボーナスの13,000円は、レバレッジ100倍を適用すると130万円分の取引が可能となります。新規に口座を開設し、本人確認が完了した時点でもらえるため、自己資金を入金することなくトルコリラの取引を開始できます。
最初は小さなロットで試したい方や、XMのサービスを理解してから本格的に大きな金額で長期投資を始めたい方は、まず口座開設ボーナスを活用し、損失リスクをゼロにした取引から始めてください。
トルコリラの高値更新が止まるのを待つ
最初の売り注文は、ユーロトルコリラ(EURTRY)またはドルトルコリラ(USDTRY)の高値更新が止まるのを待つのが良いでしょう。価格が上昇し続けると、含み損がスワップポイントより大きくなるためです。
2025年3月20日時点で、ドルトルコリラとユーロトルコリラは高値更新が止まっていません。

XMのトルコリラで稼ぐためには、まずレンジ相場に転換するまで待ち、為替差損のリスクを低くすることが重要です。
レンジ相場の例として、高金利通貨ペアのドルメキシコペソ(USDMXN)の週足チャートを確認します。直近では下降トレンドが終わりかけていますが、上部にはレジスタンス帯があるため、上昇してもレジスタンス付近で再度ポジションを積み増すことが可能です。

まだドルメキシコペソを保有していないのであれば、20MXNのレジスタンス帯に到達して反発を確認できたときのみ、売り注文をいれるというリスクを抑えた計画も立てられます。
ドルトルコリラとユーロトルコリラは、一見すると下落の末端からスワップポイントと為替差益を得られるように見えますが、まだ上昇が止まらないリスクを忘れないようにしましょう。
実効レバレッジを抑えて段階的に売り増して長期保有する
実効レバレッジとは、実際の取引に使用するレバレッジのことで、現在の有効証拠金に対して保有しているポジションが何倍になっているかを示す倍率です。
実効レバレッジ(倍)= 取引金額(取引数量 × 為替レート)÷ 有効証拠金
ボラティリティが高い銘柄でも、実効レバレッジが3倍以下であれば安全性が高く、1倍以下であればロスカットされることはありません。レバレッジを活用したいときは、3倍までと決めておくことでリスク管理がしやすくなります。
現在、ドルトルコリラ(USDTRY)とユーロトルコリラ(EURTRY)には明確なレジスタンスラインがないため、キリ番を目安に売りポジションを構築するのが基本となります。
ただし、急な価格上昇に対応できる資金を用意する必要があります。例えば、以下のユーロトルコリラの①や②の上昇を参考にしてください。

①では、3ヶ月間でユーロトルコリラの価格が2倍になりました。 ②では、4ヶ月間で1.5倍になっています。
売りポジションを保有した後に上記のような急な価格上昇があっても、常に証拠金維持率が100%以上となる資金を確保することが重要です。値動きが落ち着いている間に追加入金し、維持率を300%以上に引き上げてリスク管理をします。この際に、XMの入金ボーナスが役立ちます。
取引数量については、毎回同じ数量で売り注文を入れて平均取得価格を調整するナンピンや、利益を最大化するための「イコールポジションピラミッディング」が取り組みやすいポジショニングです。
また、ドルトルコリラのチャート形状も類似しているため、ユーロトルコリラと同様の手法で臨んでください。
イコールポジションピラミッディングとは?
イコールポジションピラミッディングは、最初に売りポジションを保有してから順調に価格が下落した場合に、利益を最大化するためのポジションの取り方としておすすめです。

同じ数量のロットを追加していく点で、シンプルに実行できる手法です。また、順張り手法の利益最大化に役立つポジショニングとして、スケールダウンピラミッディングと逆ピラミッディングも参考にしてみてください。
XMでトルコリラを取引する手順
XMTrading(エックスエム)でトルコリラを取引する手順を説明します。
XMで口座を開設する
XMでトルコリラを取引する際は、スタンダード口座を選びましょう。最大10,500ドルの入金ボーナスを受け取れるため、証拠金を十分に確保してロスカットのリスクを低くできます。
KIWAMI極口座はスタンダード口座よりスプレッドが狭いですが、入金ボーナスを一切受け取れません。マイクロ口座はスタンダード口座と同じボーナスをもらえますが、10通貨からの少額取引に向いているため、まずは少額でテストしたい方におすすめです。
トルコリラのスワップポイントを狙った長期投資では、ロスカットによる大きな損失を避けることが重要になります。そのため、スタンダード口座で受け取れる最大10,500ドルの入金ボーナスは、トルコリラの価格変動によるリスクから資産を守るのに役立ちます。
MT4/MT5をダウンロードする
XMでは、取引ツールのMT4とMT5を無料で提供しています。デスクトップ版とスマホアプリ版を利用する際にはダウンロードが必要ですが、ウェブブラウザ版ならダウンロード不要で、IDとパスワードを入力するだけで取引を開始できます。
口座開設後、XM公式の案内に従えば簡単に始められますが、MT4とMT5の使い方は最初は少し難しく感じるかもしれません。そのため、「XMのMT4完全ガイド」と「XMのMT5完全ガイド」を参考にして、ダウンロードから実際の使用方法まで確認してみてください。
また、裁量取引を行う場合、機能性が優れているMT5を選ぶことをおすすめします。
トルコリラのチャートを表示する
口座を開設して初めてMT4/MT5にログインすると、チャートにはトルコリラ以外の銘柄が表示されます。気配値表示からユーロトルコリラ(EURTRY)またはドルトルコリラ(USDTRY)を選択し、チャートを変更しましょう。
まず画面上部の「表示(①)」の中にある「気配値表示(②)」をクリックします。

気配値表示の検索欄にシンボル名「EURTRY」または「USDTRY」を入力します。(MT5の場合)

「シンボル名(①)」の上で右クリックし、「チャートウィンドウ(②)」を選択すると、トルコリラのチャートが表示されます。

トルコリラを新規注文する
トルコリラの取引では、ポジション構築で計画した価格に基づいて売りポジションを増やしていくため、売りの指値注文を利用しましょう。
画面上部の「新規注文」をクリックして注文パネルを表示し、以下の通りの順番に選択・入力して最後に「注文」をクリックすることで完了します。

選択・入力項目 | 注文内容 |
---|---|
①銘柄 | EURTRYまたはUSDTRY |
②タイプ | 指値注文 |
③タイプ | Sell Limit |
④数量 | ロット数(1.00は10万通貨) |
⑤価格 | 注文する価格 |
⑥期限 | 注文の有効期限 |
XMでトルコリラを取引するメリット
XMTrading(エックスエム)でトルコリラを取引するメリットを紹介します。
口座開設ボーナスで13,000円の証拠金から取引できる
XMで新規にアカウント登録すると、13,000円の口座開設ボーナスをもらうことができ、そのままトルコリラ取引の証拠金として利用できます。
XMのスタンダード口座では1,000通貨から取引できるため、短期トレードを何度も試し、トルコリラの値動きを把握することに役立ちます。
また、マイクロ口座ではさらに小さな10通貨から注文できるため、口座開設ボーナスだけでも複数回の注文によるポジション構築を試せます。
USDTRYの売り | 1,000通貨 | 100通貨 | 10通貨 |
---|---|---|---|
必要証拠金 | 1,493円 | 149円 | 14.9円 |
証拠金維持率 | 870% | 8,700% | 87,000% |
スプレッドコスト | -232円 | -23円 | -2円 |
スワップポイント | 36円 | 3.6円 | ー |
トルコリラを少額から取引したい場合は、スタンダード口座やマイクロ口座で1,000通貨以下から試してみてください。
13,000円の口座開設ボーナスを利用すれば、自己資金を入金する必要はありません。損失リスクを負うことなく、少額からトルコリラの取引に慣れていきましょう。
最大10,500ドルの入金ボーナスで証拠金を増額できる
トルコリラでスワップポイントを狙う取引では、損切りされないために十分な証拠金を確保することが重要です。XMで受け取れる最大10,500ドルの入金ボーナスは、トルコリラ取引の大きなメリットとなります。
XMのスタンダード口座とマイクロ口座では、入金額に応じて2種類の入金ボーナスを受け取れます。一方、KIWAMI極口座とゼロ口座は入金ボーナスの対象外です。
入金ボーナスの種類 | 入金ボーナスの内容 |
---|---|
100%入金ボーナス | 500ドルを受け取るまで、入金額と同額のボーナス |
20%入金ボーナス | 10,000ドルを受け取るまで、入金額の20%がボーナス |
ドル円が150円の場合、ボーナスの合計は158万円相当になります。レバレッジを100倍にすれば、入金ボーナスだけで1億5,800万円分の取引が可能です。
さらに、XMでは入金ボーナスの受け取り枠がリセットされることがあるため、再度10,500ドルを上限に入金ボーナスを受け取れる場合があります。
トルコリラのスワップポイントを稼ぐためには、中途半端なエントリーを避け、損切りしない覚悟でポジションを取ることが重要です。最終的には、価格下落による為替差益も狙います。
そのために欠かせないのが、証拠金維持率を高く保つことであり、それを支えるのがXMの入金ボーナスです。
入金ボーナスの詳細は、「XM入金ボーナスの効率的な受け取り方と100%復活・リセット方法」をご覧ください。
XMでトルコリラを取引するデメリット
XMTrading(エックスエム)でトルコリラを取引するデメリットは以下の通りです。
スプレッドが広い
XMのトルコリラはスプレッドが広いため、スキャルピングやデイトレードには適していません。また、スイングトレードでもマイナススワップを考慮すると、高い収益性を保つことが難しくなります。
例えば、ドルトルコリラ(USDTRY)の5分足チャートでは髭や窓が発生しており、大手業者のXMであっても売買が活発に行われない流動性の低い状態が見られます。

XMの公表データによると、ドルトルコリラの最小スプレッドは480pipsです。
売り注文を出す際には、スプレッドが狭くなる東京市場〜ニューヨーク市場の取引が活発になる時間帯に絞ってエントリーするようにしましょう。
両建てで為替差損をカバーできない
一般的なスワップポイント戦略として、スワップポイントを得るポジションと反対方向に相場が進む際には、両建てをして売りポジションの為替差損をカバーする方法があります。
しかし、海外FXでは一般的にマイナススワップが非常に大きく設定されており、新しい買いポジションによる為替差益でのカバーが非常に難しいです。
XMでも同様に、トルコリラを1ロット(10万通貨)の買いポジションを保有すると、以下のマイナススワップを毎日支払わなければなりません。
銘柄 | ショートスワップ | ロングスワップ |
---|---|---|
USDTRY | 919.89 (3,627円) | -5062.21 (-19,964円) |
EURTRY | 1263.16 (4,981円) | -5634.84 (-22,223円) |
(*)2025年3月20日付の1ロットあたりのスワップポイントです。
「トルコリラのスプレッドを口座タイプ間で比較」では、ロングスワップのコストをスプレッド換算(pips)しています。過去のチャートと照合すると、このスプレッド分の値幅を上回る為替差益を得ることの難しさが分かります。
XMのトルコリラはロングスワップのコストが高いため、両建てをして為替差益を狙うことは適切な戦略ではありません。
XMでトルコリラを取引する際の注意点
XMTrading(エックスエム)でのトルコリラの取引には、以下のような注意点もあります。
最大レバレッジが100倍に制限される
XMは最大1,000倍のレバレッジを提供していますが、トルコリラは最大で100倍に制限されます。これは、トルコリラの流動性が低く、急激な価格変動のリスクが高いためです。
1,000倍のレバレッジが使えるドル円などのメジャー通貨ペアと同様に考えると、ロスカットされるリスクが高まります。
証拠金維持率を300%以上にしておけば、急激な価格変動が生じてもロスカットを回避できるでしょう。その後、速やかに入金して300%以上を保つ運用が推奨されます。一方、証拠金維持率が100%の場合、突発的な価格変動リスクに耐えられない可能性が高まります。
以下の表を参考にし、合計の保有ロット数に対して準備する資金をあらかじめ計算しておきましょう。有効証拠金100万円、レバレッジ100倍でドルトルコリラ(USDTRY)とユーロトルコリラ(EURTRY)を保有した場合です。
保有ロット数 | 必要証拠金 | 証拠金維持率 |
---|---|---|
1ロット | 161,448円 | 619% |
2ロット | 322,897円 | 309% |
6ロット | 968,691円 | 103% |
保有ロット数 | 必要証拠金 | 証拠金維持率 |
---|---|---|
1ロット | 149,314円 | 669% |
2ロット | 298,629円 | 334% |
6ロット | 895,887円 | 116% |
(*)2つの通貨ペアともに2025年3月20日付の為替レートを採用しています。
水曜日の持ち越しでマイナススワップが3倍になる
XMでは、水曜日から木曜日へのロールオーバー時に、土曜日と日曜日分のスワップポイントが加算されます。プラススワップの場合は3倍の利益が得られますが、マイナススワップの場合、3倍の取引コストとなるため注意が必要です。
そのため、ドルトルコリラ(USDTRY)やユーロトルコリラ(EURTRY)のスイングトレードでロングポジションを狙う際には、マイナススワップのコストも考慮してください。日本時間の木曜日午前6時(冬時間では午前7時)になる前にポジションを決済するかどうか判断しましょう。
さらに、ロールオーバー直前のトレードにも注意が必要です。この時間帯はスプレッドが拡大しやすく、スワップポイントによる利益以上にスプレッドによる含み損が発生するリスクがあります。
スワップポイントのみの出金はできない
XMでは、トルコリラの取引で得たスワップポイントのみを現金化して出金することはできません。
保有しているポジションを決済し、スワップポイントが口座残高に反映された後、その残高から現金として出金することができます。
国内FXでは、ニューヨーク市場が終了するたびにスワップポイントが口座に反映され、出金できます。
一方、XMをはじめとする海外FXでは、スワップポイントはポジションを決済しない限り出金できないことが一般的です。
KIWAMI極口座でスワップポイントが発生する
KIWAMI極口座では、XMが取り扱う55通貨ペアのうち28銘柄でスワップフリーが適用されますが、ドルトルコリラ(USDTRY)とユーロトルコリラ(EURTRY)はスワップフリーの対象外です。
これらの通貨ペアではロングスワップがマイナスとなるため、為替差益を狙うスイングトレードでは以下のコストに注意してください。
銘柄 | ロングスワップ |
---|---|
USDTRY | -5062.21 (-19,964円) |
EURTRY | -5634.84 (-22,223円) |
(*)2025年3月20日付の1ロット(10万通貨)あたりのスワップポイントです。
XMのトルコリラの計算方法
XMTrading(エックスエム)では、トルコリラを取引する際に必要な計算は「FX計算ツール」で行えます。
ツールの使い方や結果の意味をより深く理解するため、各種計算を確認しておきましょう。
必要証拠金の計算
必要証拠金の計算式は以下の通りです。
必要証拠金 = 価格 × 取引数量 ÷ レバレッジ
ユーロトルコリラ(EURTRY)が35トルコリラのとき、10万通貨(1ロット)をレバレッジ100倍で取引する場合の必要証拠金は以下の通りです。
必要証拠金 = 41トルコリラ × 100,000通貨 ÷ 100倍 = 4万1,000トルコリラ
1トルコリラが4円とすると、日本円に換算した必要証拠金は17万5,000円(3万5,000トルコリラ × 5円)です。
最新のトルコリラの価格を反映した必要証拠金の計算には、XM公式の「証拠金計算機」を利用してください。

入力項目 | 入力内容 |
---|---|
①口座の基本通貨 | EUR、USD、JPYから選択 |
②通貨ペア | EURTRYまたはUSDTRYを選択 |
③口座タイプ | スタンダード/マイクロ/KIWAMI極/ゼロ口座から選択 |
④ロット数量 | 注文1回や保有合計のロット数 |
⑤レバレッジ | 1~100倍までで選択 |
⑥現在の変換価格 | ②の通貨ペアの為替レート |
⑦必要証拠金 | ①の基本通貨に換算した必要証拠金 |
⑧必要証拠金(TRY) | トルコリラで計算した必要証拠金 |
スプレッドコストの計算
スプレッドコストの計算式は以下の通りです。
スプレッドコスト = スプレッド(pips)× ピップ値(1ピップ ÷ 為替レート × 取引数量)
例えば、ユーロトルコリラ(EURTRY)のスプレッドが1,000pipsのとき、10万通貨(1ロット)のスプレッドコストは次のようになります。
スプレッドコスト = 1,000pips × 10トルコリラ = 1万トルコリラ
1トルコリラが4円とすると、スプレッドコストは4万円(1万トルコリラ×4円)となります。
最新のトルコリラの価格を反映したスプレッドコストの計算には、XM公式の「ピップ値計算機」を利用してください。

入力項目 | 入力内容 |
---|---|
①通貨ペア | EURTRYまたはUSDTRYを選択 |
②口座の基本通貨 | EUR、USD、JPYから選択 |
③口座タイプ | スタンダード/マイクロ/KIWAMI極/ゼロ口座から選択 |
④ロット数量 | 注文1回や保有合計のロット数 |
⑤現在の変換価格 | ①の通貨ペアの為替レート |
⑥ピップ値 | ②の基本通貨に換算したピップ値 |
⑦必要証拠金(TRY) | トルコリラで計算したピップ値 |
スワップポイントの日本円への換算
まずは、XMで取引量に応じて付与される1日あたりのスワップポイントを計算します。
1日あたりのスワップポイント = 契約サイズ × 小数桁 × ロット数 × スワップポイント
契約サイズとは、1ロットあたりの取引量のことで、コントラクトサイズとも呼ばれます。XMの通貨ペアでは、1ロットあたり10万通貨です。
小数桁とは、表示された為替レートの小数点以下の桁数です。例えば、ユーロトルコリラ(EURTRY)の場合、35.10000と表示されるので、5桁表記で「0.00001」となります。
上記を踏まえて、ユーロトルコリラのスワップポイントを日本円に換算します。売りポジションのスワップポイントが600ポイントのとき、1ロットを売った場合の計算は次の通りです。
1日あたりのスワップポイント = 100,000通貨 × 0.00001 × 1ロット × 600ポイント = 600トルコリラ/日
通貨単位がトルコリラ(TRY)のため、トルコリラ円(TRYJPY)のレートを掛け算することで日本円に換算できます。トルコリラ円が5円であれば、ユーロトルコリラのスワップポイントは3,000円となります。
最新のトルコリラのスワップポイントを反映した計算には、XM公式の「スワップ計算機」を利用してください。

入力項目 | 入力内容 |
---|---|
①口座の基本通貨 | EUR、USD、JPYから選択 |
②通貨ペア | EURTRYまたはUSDTRYを選択 |
③口座タイプ | スタンダード/マイクロ/KIWAMI極/ゼロ口座から選択 |
④ロット数量 | 注文1回や保有合計のロット数 |
⑤スワップ買い | 買いのスワップポイント |
⑥スワップ売り | 売りのスワップポイント |
⑦現在の変換価格 | ②の通貨ペアの為替レート |
⑧スワップ買い | ①の基本通貨に換算した買いのスワップポイント |
⑨スワップ売り | ①の基本通貨に換算した売りのスワップポイント |
⑩スワップ買い(TRY) | トルコリラで計算した買いのスワップポイント |
⑪スワップ売り(TRY) | トルコリラで計算した売りのスワップポイント |
XMでトルコリラのスワップポイントを確認する方法
XMTrading(エックスエム)でトルコリラのスワップポイントを確認する方法を説明します。
公式サイトの通貨ペア一覧
同じ銘柄でも時期や口座タイプによってスワップポイントが異なる場合があります。取引を始める前に、利用する口座タイプで確認しましょう。

各口座で取引できる全銘柄が一覧表示されます。検索欄にシンボル(EURTRYまたはUSDTRY)を入力することで、対象銘柄のロングスワップとショートスワップを確認できます。

MT4/MT5の各通貨ペアの仕様
MT4/MT5画面の上部にある「表示(①)」をクリックして「気配値表示(②)」を選択します。

検索欄にシンボル(EURTRYまたはUSDTRY)を入力します。(MT5の場合)

ユーロトルコリラ(EURTRY)(①)またはドルトルコリラ(USDTRY)を右クリックして「仕様(②)」を選択します。

各銘柄の取引条件が表示され、その中でポイント単位で買いスワップ(ロングスワップ)と売りスワップ(ショートスワップ)を確認できます。

MT4/MT5のダウンロードや各種機能の使い方については、「XMのMT4完全ガイド」と「XMのMT5完全ガイド」を参考にしてください。
XMのスワップ計算機
XMのユーロトルコリラ(EURTRY)とドルトルコリラ(USDTRY)の最新のスワップポイントは、XM公式のスワップ計算機で確認できます。
「スワップポイントの日本円への換算」に画像付きの説明があるので、ぜひ参考にしてください。
XMのトルコリラに関するよくある質問
XMTrading(エックスエム)のトルコリラに関するよくある質問と回答を紹介します。
- XMでトルコリラは取引できない?
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いいえ、XMではドルトルコリラ(USDTRY)とユーロトルコリラ(EURTRY)を取引できます。
- XMでトルコリラ円を取引できる?
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いいえ、XMではトルコリラ円(TRYJPY)を取引できません。
- XMのトルコリラのスワップポイント3倍はいつ?
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XMのトルコリラのスワップポイントが3倍になるのは、水曜日から木曜日へのロールオーバーのタイミングです。これは日本時間の木曜日午前6時(冬時間では午前7時)となります。
- XMのトルコリラのレバレッジは何倍?
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XMのトルコリラのレバレッジは最大100倍です。ユーロトルコリラ(EURTRY)とドルトルコリラ(USDTRY)の取引に適用されます。
- XMのトルコリラのスプレッドは?
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XMのトルコリラのスプレッドは、XMが公表している最小値で以下の通りです。
口座タイプ USDTRY EURTRY スタンダード口座 480 pips 740 pips マイクロ口座 480 pips 740 pips KIWAMI極口座 430 pips 680 pips ゼロ口座 480 pips + 10USD(手数料) 780 pips + 10USD(手数料) - XMのトルコリラのスワップポイントの計算は?
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XMのトルコリラのスワップポイントの計算は、「契約サイズ × 小数桁 × ロット数 × スワップポイント」となります。契約サイズは100,000通貨、小数桁は0.00001です。
>>スワップポイントの日本円への換算はこちら - XMではトルコリラのスワップポイントで稼げる?
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はい、XMではユーロトルコリラ(EURTRY)とドルトルコリラ(USDTRY)の売りポジションを保有することでスワップポイントを稼げます。
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