XMは日本の金融庁に登録せずに運営を行なっています。
結論、日本人トレーダーがXMを利用することは違法に当たらず、罰則などは一切ありません。実際に4年以上XMを利用していますが、何か法的な処罰を受けたことはありません。
そもそもなぜXMは金融庁に登録を行わず、海外の金融ライセンスをもとに運営しているのか?
海外FXならではの最大1,000倍レバレッジや豪華ボーナス、追証の発生しないゼロカットを提供するためのXMの工夫を紐解いていきます。
- 日本人がXMを利用しても違法にならない
- XMが金融庁に無登録なのは海外ならではの取引条件を提供するため
- 初めての海外FXなら断トツ人気No.1のXMTradingがおすすめ
- 海外業者の利用はあくまで自己責任
XMのリアル口座の開設がまだ済んでいない方はすぐにボーナスが受け取れるように「XMの口座開設方法と操作手順」に沿って取引口座を開いておきましょう。
実際の操作画面のキャプチャ画像に沿って、分かりやすくレクチャーしています。
XMって実際どうなの?という方は「XMTrading(エックスエム)の評判・口コミまとめ」の記事を参考にしてください。実際にXMを使ってみた体験談や、トレーダーの生の声からわかる安全性や信頼性、メリット・デメリットをまとめています。
そもそも金融庁とは?認可が必要?
金融庁とは、日本において金融に関する全業務を担う公的機関です。
金融とは、身体をめぐる血液のようなものであり、資金が適切に供給されていくことで、経済や国民の生活の向上が図られます。金融庁は、金融を取り巻く環境が急激に変化する中にあっても、(1)金融システムの安定/金融仲介機能の発揮、(2)利用者保護/利用者利便、(3)市場の公正性・透明性/市場の活力のそれぞれを両立させることを通じて、企業・経済の持続的成長と安定的な資産形成等による国民の厚生の増大を目指すことを目標とし、金融行政に取り組んでいます。
引用:金融庁の概要
FXに関して言えば、国内FX業者を対象とした規制の整備、監督として悪質な運営を取り締まる役割があります。
ただし、金融庁が管轄しているのは「日本にある国内FX業者」です。
したがって、海外に拠点があるFX業者は原則、日本の金融庁から認可を受ける必要がありません。
XMTradingは金融庁から無登録業者の警告を受けている
XMTrading(エックスエム)が日本の金融庁より警告を受けたことは事実です。
警告の原因には「無登録営業でインターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの」と記載されています。
XMTradingが金融庁より受けた警告について、要点は以下の通りです。
- 日本人を対象に勧誘している可能性があるから警告を発している
- 日本人を対象に勧誘する行為が海外FX業者は禁止されている
- XMTradingは日本の金融庁の管轄外
XMTradingが警告を受けたことは事実ですが、あくまで日本人向けに勧誘を行っている可能性があることが警告の原因になります。
また、日本に拠点がないXMTradingは金融庁の管轄外です。
日本の金融庁の許認可を受けていない外国籍FX業者とはいえ、XMが保有する海外の金融ライセンスは世界でもトップクラスに厳格な審査基準をクリアした会社だけが取得できるものです。
信頼性や安全性は日本のFX業者よりも高いとも言われるほどです。
XMの企業概要について、詳しくは「XMとは?」の記事をご覧ください。
XMTradingが日本の金融庁に登録しない理由
ここでは、XMTradingが日本の金融庁に登録しない理由について以下5つをご紹介します。
世界190か国以上から利用されるXMTradingが日本の金融庁に登録しない理由をみてみましょう。
日本に拠点をおいていない
そもそも日本の金融庁でFX業者の登録の対象となるのは、日本に運営会社の所在地がある場合です。
しかし、2023年時点では日本以外を所在地とする以下の2社によってXMTradingは共同運営されています。
運営会社 | 所在地 |
---|---|
Tradexfin Limited | F20, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Island, Seychelles |
Fintrade Limited | c/o SAFYR UTILIS LTD, 7th Floor, Tower 1, NeXTeracom, Cybercity, Ebene, Mauritius |
運営会社の所在地は、それぞれTradexfin Limitedがセーシェル共和国、Fintrade Limitedがモーリシャス共和国です。
管轄の金融当局に関しても、セーシェル共和国とモーリシャス共和国となるため、日本の金融庁で認可を受ける立場にありません。※海外の金融ライセンスの特徴や信頼性について
- セーシェル共和国:セーシェル金融庁(FSA)
- モーリシャス共和国:モーリシャス金融サービス委員会(FSC)
ちなみにXMのメインオフィスはキプロス共和国のリマソールにあります。
日本人を対象としたサービスではない
海外の証券会社であっても、日本人を対象にサービスを提供する場合は日本の金融庁への登録が必要になります。
しかし、XMTrading自体は日本を含めて、特定の国だけにサービスを提供する行為は行っていません。
お客様は、18歳もしくは自国で定められる法定年齢である必要がございます。口座を開設いただいた場合、お客様はXMTradingによる勧誘なく、ご自身の意思でご登録されたものとみなします。
引用:XMTrading
金融庁の登録有無で重要なのは「日本人を対象に勧誘を行っているか」です。
XMTradingを、自身の意思で口座を開設した方が利用することは法的に問題ありません。
金融庁に登録するとゼロカットが提供できない
日本の金融庁に登録しないことで、ゼロカットが提供できるメリットがあります。
日本の金融庁に登録すると、法律の違いによってゼロカットが提供できなくなります。
有価証券売買取引等につき、当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため、当該顧客又は第三者に対し、財産上の利益を提供し、又は第三者に提供させる行為
引用:eGov「金融商品取引法:第三十九条 (損失補填等の禁止)」
日本の金融庁に登録する場合は、日本の金融商品取引法が適用されるため、損失補填にあたるゼロカットが提供できません。
最大25倍レバレッジに規制される
日本の金融庁で登録している国内FX業者は、一律で最大25倍のレバレッジに規制されます。
証拠金制度(レバレッジ制限)
引用:金融庁 外国為替証拠金取引について
個人が店頭FX取引を行う際は、通貨ペアの種類を問わず、取引金額に対して4%以上の証拠金を差し入れ、維持する必要があります(レバレッジに換算すると25倍以下となります。)。
XMTradingの最大1,000倍レバレッジは、レバレッジ規制の対象外である他国で登録しているため提供が可能です。
もし、日本の金融庁にXMTradingが登録すれば、最大25倍のレバレッジ規制が行われ、最大1,000倍のレバレッジが提供できません。
ボーナスの提供が大幅に制限される
日本の金融庁に登録すると、提供できるボーナスに制限が多くなります。
例えば、海外FXでは、未入金でもトレード資金が手に入る「口座開設ボーナス」が提供可能です。
- 口座開設ボーナス:13,000円相当
- 2段階入金ボーナス:最大10,500ドル相当
- ロイヤルティプログラム:取引毎に無制限ボーナス
しかし、国内FXでは未入金でトレード資金を提供することができません。
国内FXのボーナスは、常に「取引ロット数に応じたポイントキャッシュバック・懸賞」による提供となります。
XMTradingは日本以外で金融ライセンスの認可済み
XMTrading(エックスエム)は、日本の金融庁以外でライセンスの認可を受ける海外FX業者です。
ここでは、XMTradingのライセンスについて以下3つのポイントをご紹介します。
複数の金融当局から厳格なライセンスを受けているXMグループについて詳しくみてみましょう。
XMTradingは2つの金融ライセンスから認可
XMTradingは、日本の金融庁ではなく、2か国の金融当局からライセンスの認可を受けています。
- Tradexfin Limited:セーシェル金融庁(ライセンス番号:SD010)
- Fintrade Limited:モーリシャス金融サービス委員会(ライセンス番号:GB20025835)
XMTradingは、セーシェル金融庁とモーリシャス金融サービス委員会の2つの機関で「証券ディーラーライセンス」として認可を取得済みです。
日本の金融庁より発出された「無登録業者」という警告は、あくまで日本の金融庁では無登録という意味になります。
XMグループでは世界的ライセンスを網羅的に取得
海外FXで信頼性をみる際には「グループ会社の取得している金融ライセンス」も重要です。
海外の金融ライセンスには、日本の金融庁より厳格な審査基準をもつ機関もあります。
XMTradingが傘下にいるXMグループでは、以下の運営会社で複数の金融ライセンスが取得済みです。
グループ会社の名称 | 金融ライセンスとライセンス番号 |
---|---|
Trading Point of Financial Instruments Ltd | キプロス証券投資委員会(ライセンス番号:120/10) スペイン国家証券市場委員会(ライセンス番号:2010157773) イタリア企業および取引委員会(ライセンス番号:3046) ベリーズ国際金融サービス委員会(ライセンス番号:000261/309) |
Trading Point of Financial Instruments UK Limited | 英国金融行動監視機構(ライセンス番号:705428) |
TRADING POINT OF FINANCIAL INSTRUMENTS PTY LTD | オーストラリア証券投資委員会(ライセンス番号:443670) |
Trading Point of Financial Instruments Ltd. | ドイツ連邦金融監督局(ライセンス番号:10124161 ) |
Cysec(キプロス証券取引委員会)やFCA(英国金融行動監視機構)は特に認可を受けるのが難しいライセンスとして知られています。
CysecやFCAのライセンスは日本から利用できない
XMグループでは、CysecやFCAといった日本の金融庁以上に厳格な審査基準を持つ金融ライセンスを取得しています。
とは言え、なぜXMTradingが直接CysecやFCAの管轄とならないか理由が気になる方も多いでしょう。
業界では、日本の金融庁が圧力をかけ、Cysecの管轄だと日本居住者の口座開設ができなくなったという有名な噂があります。
実際の理由は不明ですが、CysecとFCAに関しては、管轄のFX業者で日本居住者が口座を開設できません。
XMTradingと金融庁に関するよくある質問
- XMの利用者数は?
-
XMグループの利用者数(口座開設者数)は、2023年時点で1,000万人超です。
- XMTradingの金融ライセンスは?
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MTradingを運営する2社が取得・管轄されている金融ライセンスは以下の通りです。
- Tradexfin Limited:セーシェル金融庁(ライセンス番号:SD010)
- Fintrade Limited:モーリシャス金融サービス委員会(ライセンス番号:GB20025835)
- XMTradingは日本から利用しても問題ない?
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はい、XMTradingは日本から利用しても問題ありません。XMTradingを含めた、海外FX業者の利用は、自己判断のもとで口座を開設して利用することは禁止されていません。
- XMTradingで出金拒否はありますか?
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はい、XMTradingでは利用規約に違反あるいは、禁止取引を行った違反者を対象に「不正に取得した利益の出金拒否」を行います。具体的にXMTradingで出金拒否の原因となる行為は以下の通りです。
- 複数口座・複数業者間の両建て
- 裁定取引(アービトラージ)
- 窓開けのみを狙ったトレード
- レートエラーや接続遅延を意図的に狙った取引
- ボーナスの不正取得
- 無登録の海外FX業者に罰則はありますか?
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無登録の海外FX業者に対して、日本の金融庁が営業停止等の罰則を与えることはできません。ただし、各海外FX業者が直接の管轄となっている金融当局から処分を受ける可能性はあります。
- 怪しい海外FX業者を見分けるポイントは?
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怪しい海外FX業者を見分けるシンプルな方法は「金融ライセンスの有無」です。各国の金融当局よりライセンスを受けている場合、少なくとも健全な運営がされていることが評価できます。悪質なFX業者は、金融ライセンスの認可がおりず、また不正が発覚した場合は取り消し処分の対象です。
- XMTradingで初心者におすすめの口座タイプは?
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