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XMの追加口座(複数口座)開設方法は?メリットや注意点についても解説

XMの追加口座(複数口座)開設方法は?メリットや注意点についても解説

XMでは利用する口座タイプを変えたい時などに追加口座を開設します。

マイページから簡単に追加できるので早速やり方を見ていきましょう!

目次

XM追加口座・複数口座開設方法

XMでは次の手順で追加口座・複数口座を開設することができます。

手続きはPCでもスマートフォン、どちらでも可能です。

XM会員ページにログイン

まずはXM公式サイトにアクセスして、「XM会員ページ」にログインします。

ログインには「MT4/MT5 ID(リアル口座)」と「パスワード」が必要になります。

XMTradingの会員ページにログイン

「MT4/MT5 ID(リアル口座)」と「パスワード」は口座開設時に送付されたメールに記載されています。

パスワードがわからなくなったら、「パスワードをお忘れですか?」をクリックして、パスワードの再設定手続きを行いましょう。

追加口座開設フォームを入力する

XM会員ページにログインできたら、ダッシュボードより「追加口座を開設する」をクリックします。

追加口座開設をクリックする

「追加口座を開設する」をクリックすると、追加口座・複数口座開設フォームが開きます。

表示された項目について順番に回答して、入力フォームを完成させましょう。

追加口座を開設する

入力項目は下記の通りです。

  • 取引プラットフォーム:「MT4」「MT5」から利用するプラットフォームを選択
  • 口座タイプ:「マイクロ口座」「スタンダード口座」「ゼロ口座」「KIWAMI極口座」から利用する口座タイプを選択
  • 口座の基本通貨:利用する通貨を選択
  • レバレッジ:設定したい口座レバレッジを選択する
  • 口座ボーナス:ボーナスを受け取りたい場合は「はい、ボーナスの受け取りを希望します」を選択

上記の入力が終わったら、最後に「口座パスワード」を設定します。

パスワード設定時には、下記の内容に注意しましょう。

  • パスワードは10〜15文字で設定する。
  • 小文字・大文字・数字をそれぞれ少なくとも1文字以上含める。
  • 特殊文字( # [ ] ( ) @ $ & * ! ? | , . ^ / \ + _ – 等)もパスワードに使用可能。

パスワードはセキュリティの関係上、開設完了後に送付するメールにも記載されません

パスワードを忘れてログインできなくなるのが怖い方は、どこかに設定したパスワードをメモしておきましょう。

全ての入力が完了したら、「リアル口座開設」と書かれた緑色のボタンをクリックしてください。

メールでログイン情報が届く

「リアル口座開設」と書かれた緑色のボタンをクリックすると、「XMTradingへようこそ – お口座の詳細」という件名のメールが届きます。

問題がなければ数分で届きますが、メールが届かない場合は迷惑メールフォルダーに入っていないか確認してください。それでも見つからない場合は、登録しているメールアドレスが正しいか確認しましょう。

ログイン情報が送られてくる

メールには、MT4/MT5のIDとサーバー名が載っているので、メール内の情報をもとにXMTradingのMT4/MT5にログインしましょう。

ログインできれば、追加口座・複数口座開設手続きは完了です。

XMの追加口座(複数口座)のメリット

「1つ口座を保有していればわざわざ追加口座(複数口座)を開設する必要もないのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、XMでは単一口座ではできないことがあります。

XMで追加口座(複数口座)を開設するメリットは下記の通りです。

それぞれについて詳細な内容を解説していきます。

リスクを分散して投資ができる

XMの追加口座(複数口座)の一つの大きなメリットは、それぞれの口座で異なる投資戦略を採用し、全体的なリスクを分散することが可能な点です。

各口座で異なる通貨ペアを選び、さらにそれぞれの口座でリスク管理の手法を変えることで、全体の投資ポートフォリオのリスクを軽減することができます。

例えば、一つの口座では「リスクの低い保守的な投資戦略」を用い、主要な通貨ペアを中心に取引を行う一方、もう一つの口座では「よりリスクの高い新興市場通貨」や「高いボラティリティを持つ通貨ペアを選ぶ」といったことが可能です。

また、XMでは各口座で異なるレバレッジ設定を行うことも可能なため、リスク許容度に応じて口座毎に投資戦略を最適化することができます

このようにして、リスクを分散させることで、大きな損失を防ぐとともに、多様な市場環境に対応する柔軟性を持つことができます。

異なる口座タイプが使える

XMではスタンダード口座・マイクロ口座・ゼロ口座・KIWAMI極口座の4つの口座タイプが提供されています。

追加口座(複数口座)開設することで、すべての口座タイプを試すことが可能です。

XMの4つの口座タイプのスペック比較は下記の通りです。

スクロールできます
口座タイプスタンダード口座マイクロ口座Zero口座KIWAMI極口座
最大レバレッジ1,000倍1,000倍500倍1,000倍
手数料なしなし往復10ドルなし
スプレッド平均1.0pips平均1.0pips0.0pips〜0.6pips~
1ロット10万通貨1,000通貨10万通貨10万通貨
口座開設ボーナス 対象 対象 対象 対象
入金ボーナス 対象 対象 対象外 対象外
XMの口座タイプスペック一覧

各口座タイプでおすすめな人は下記の通りです。

  • スタンダード口座:初心者向けの「スタンダード」なスペックの口座タイプ
  • マイクロ口座:少額投資向けの口座タイプ
  • Zero口座:レバレッジが最大500倍だが、取引コストを抑えられる口座タイプ
  • KIWAMI極口座:最大レバレッジ1,000倍かつ低スプレッドを両立させた口座タイプ

XMの口座タイプについては下記の記事で詳しく解説しているので、よろしければ参考にしてください。

レバレッジなどの取引条件を変えられる

XMで追加口座(複数口座)を開設する場合、レバレッジや取引量など、取引条件を自由に設定できる点もメリットとなります。

異なるリスク許容度や投資戦略を試したいトレーダーにとって、取引条件を変えてトレードを試せるというのは大きな強みとなります。

レバレッジは、少ない資金でも大きな取引を可能にする重要なツールですが、一方で潜在的なリスクも高まります。

XMでは、各口座においてレバレッジを「1:1」から最高「1:1,000」まで自由に設定することができます。

レバレッジ数値の選択の幅が広いXMでは、自身のリスク許容度や投資目標に合わせて、レバレッジを最適に設定するために微調整することでより良いトレード戦略を見つけることが可能となります

また、複数の口座を持つことで、各口座で異なるレバレッジを設定し、異なる取引戦略を試すことで、リスクヘッジにもなります。

XMでのレバレッジ変更方法は別ページを参考にしてください。

XMロイヤルティプログラムのランクアップがしやすい

XMでは追加口座(複数口座)を利用することで、ロイヤルティプログラムのランクアップが簡単にできるようになる可能性があります。

「ロイヤルティプログラム」とはXMが提供している独自のポイントプログラムです。

取引をするごとにXMP(XMポイント)が貯まっていき、貯まったXMPはボーナスや現金に変換することができます

XMPの還元率はロイヤルティプログラムで設定されているランクによって変化します。

ロイヤルティプログラムのランクごとのXMP還元率は下記の通りです。

ランクXMP還元率
EXECUTIVE10XMP /1lot
GOLD13XMP /1lot
DIAMOND16XMP /1lot
ELITE20XMP /1lot
ロイヤルティプログラムのランクとXMP還元率

ランクアップ条件は取引日数となっているため、1つの口座をランクアップ用の口座として利用できれば、他のトレードを邪魔することなく最短で「ELITE」ランクになることが可能です。

最小限のコストでランクアップを目指したいなら、マイクロ口座でポジションを長期保有するのがおすすめです。

XMPについては下記の記事で詳しく解説しているので、よろしければ参考にしてください。

XMPボーナスを共通で使用できる

XMPは取引した口座ごとに付与されるのではなく、アカウントに付与されます。

そのため、他の口座での取引で獲得したXMPを他の口座で利用することが可能です。

この仕組みを活かして、ボーナスを1つの口座に集めることもできる。

XMではクッション機能のボーナスのため、証拠金として利用することが可能です。

そのため、ボーナスだけで取引をするノーリスクの口座を作成することも1つの選択肢となります。

MT4・MT5の両方を使い分けることができる

XMでは取引プラットフォームとしてMT4(MetaTrader4)とMT5(MetaTrader5)を選択することができます。

MT4とMT5は、MetaQuotes Software社が開発した、世界中のトレーダーに非常に広く使われているFX取引(外国為替取引)のプラットフォームです。

MT4とMT5のそれぞれのスペックは以下の通りです。

取引プラットフォームMT4
(MetaTrader4)
MT5
(MetaTrader5)
動作スピードやや重い高速
時間足9種類21種類
カスタムインディケーターの数豊富少ない
EAの種類豊富少ない
MT4とMT5のスペック一覧

MT4は高度なチャート機能、自動売買で活用するEA(Expert Advisor)、カスタムインジケーター、バックテスト、ニュースフィードといった機能を備え、取引に関するあらゆる情報を取得・分析するための強力なツールとなっています。

旧型であるMT4ですが、これらの機能のおかげで今でも非常に人気のある取引プラットフォームで、多くのブローカーがMT4を提供しています。

一方、MT5はMT4の後継バージョンとして開発され、より多機能かつ先進的な取引プラットフォームとなっています。

MT4の持つ全ての機能に加え、MT5には株式や商品先物などのCFD取引を行う機能や、経済指標のカレンダー、内蔵された深度指標、複数の新しい注文タイプなどが追加されています。

また、MT5は新しいMQL5プログラミング言語に対応しており、より複雑なEAやカスタムインジケーターの作成を可能にしています。

XMでは1つの口座につき1つの取引プラットフォームしか使えませんが、複数口座を利用することでMT4・MT5それぞれの機能を試すことが可能です。

XMの追加口座(複数口座)のボーナスルール

XMで追加口座(複数口座)を扱う時には、いくつか気をつけておかなくてはならないことがあります。

その中でも特に、ボーナスに関してのルールは覚えておく必要があるでしょう。

追加口座(複数口座)を利用する時に重要となるボーナスルールは下記の通りです。

追加口座開設では口座開設ボーナスが付与されない

XMプラットフォームでは、初回の口座開設に対してのみ13,000円の開設ボーナスが付与されることに注意しましょう。

XMの方針として、各ユーザーが受け取る開設ボーナスは1アカウントにつき1回限りで、そのボーナスは最初に作成した口座に限定されます

別のメールアドレスを使って新規に口座を開設し、ボーナスを二重に取得しようとする試みが一部に見られますが、このような行為はXMの規定に違反するものです。

その結果、関連する全ての口座が凍結される可能性があります。

したがって、ルールを遵守し、XMのサービスを適切に利用することが重要です。

入金ボーナスはアカウントごとにカウントされる

新規口座開設時に付与される特別なボーナスは受け取ることはできませんが、XMでは定められた上限内で入金ボーナスを受け取ることが可能です。

一つのアカウントが受け取り可能な入金ボーナスは最大10,500ドル(約150万円)までとなっています。

100%の入金ボーナスが最大で500ドル分(約70,000円相当)、さらに20%の入金ボーナスが最大で500ドル分(約140万円相当)で、これらを合わせて一つのアカウントで受け取れる入金ボーナスは合計10,500ドル(約150万円相当)です。

入金ボーナスの累計額はアカウントごとにカウントされるため、複数口座を保有していても1人が受け取れる入金ボーナスは変わりません。

設定上限の約150万円までならば、複数の口座に対して、いつでも入金ボーナスを受け取ることが可能です。

なお、Zero口座とKIWAMI極口座は入金ボーナスの対象外となります。したがって、追加の口座で入金ボーナスを希望する場合、XMのマイページからスタンダード口座またはマイクロ口座の開設を選択してください。

ただし、XMの入金ボーナスは上限が決められてはいるものの、リセットされるタイミングがあるため、最大まで受け取っていたとしても再び利用できるようになります

入金ボーナスが復活する条件は、下記の6つです。

  1. キャンペーンが開催されている
  2. 最後にXMを利用してから2〜6ヶ月経過している
  3. あまり利益が稼げていない
  4. XMの禁止事項に違反していない
  5. ハイレバのギャンブルトレードをしていない
  6. ボーナスを使い切っている

入金ボーナスについては下記の記事で詳しく解説しているので、興味のある方は合わせてお読みください。

資金移動でボーナスも移動・消去する

新たに開設した追加口座に既存口座から資金を移す場合、それに伴ってボーナスも同じ割合で移動します

たとえば、40,000円の元本と20,000円のボーナスを有する口座Aから、元本の50%にあたる20,000円を新たに作成した口座Bへ移動させると考えてみましょう。

  • 資金移動前:口座Aには40,000円の元本と20,000円のボーナスが存在
  • 口座A:元本40,000円、ボーナス20,000円
  • 口座B:元本0円、ボーナス0円

資金を移動した後では以下の通りとなります。

  • 資金移動後:口座Aから20,000円が口座Bに移動
  • 口座A:元本20,000円、ボーナス10,000円
  • 口座B:元本20,000円、ボーナス10,000円

つまり、元本の半分を追加口座に移したとき、ボーナスも同じく半分が移動します

たとえば、元本の70%を追加口座に移す場合、ボーナスも70%が同様に移動することになります。

ボーナス単独での移動は行えないので注意しましょう。

出金時には同じ割合のボーナスが消滅する

XMのボーナスは、資金移動時と同様に、出金を行うとボーナスも同じ比率で減少します

もし口座から全資金を引き出す場合、ボーナスも同時にゼロになります。

引き出す資金が50%ならば、ボーナスも残りの50%だけが口座内に留まります。

重要なことは、「既存の口座であろうと追加の口座であろうと同じ規則が適用される」ということです。

資金を引き出した際に「あれ、なぜボーナスが減ったのだろう?」と驚かないように注意が必要です。

XMで追加口座(複数口座)を利用する時の注意点

最後に、XMで追加口座(複数口座)を実際に利用する時に注意しておくべきポイントについて解説していきます。

両建て取引の複数口座利用は禁止

XM取引プラットフォームでは、同一通貨ペアに対する両建て取引は、同一の口座内に限られています。

これは、複数の口座間で両建てを実施することが、XMの使用規約に反するためです。

違反が見つかった場合、以下のような措置がとられる可能性があります。

  • 口座の使用停止
  • 出金リクエストの拒否
  • 既に獲得した利益の無効化

複数口座間での両建て取引を試みると、これらのペナルティを受ける危険性があることを理解し、留意しておくことが重要です。

XMの両建てルールについて詳しくは別ページまとめているのでご覧ください。

追加口座は最大8つまで

一つのアカウントで保持できる口座数が最大8つまでである点にも注意が必要です。

XMでは、一つのアカウントで設定できる口座数は最大8つまでと決められています。

既に8つの口座を保持している状況では、新たに口座を追加することは許されていません。

すでに8つの口座を持っている場合は、口座の削除方法を参照して口座を解約し、その後で新たな口座を追加しましょう。

未使用口座は90日で休眠化

XMでは、口座残高が約500円以下で、90日以上取引履歴や入出金の記録がない場合、口座が凍結されることがあります。

また、口座に資金があるにもかかわらず、90日以上アクティビティがないと、「休眠口座」にステータスが変更されます。

休眠口座になると、毎月5ドル(日本円換算)の口座管理手数料が自動的に口座から引き落とされます

この費用は口座内の残高から引かれるため、不必要な手数料を避けるためにも、長期間取引をしない予定の場合は、口座から事前に資金を引き出しておきましょう。

また、口座が凍結された場合、新たな取引を行うためには新しい口座を開設する必要があります。

そのため、口座のステータスを定期的に確認し、必要な活動を行って口座が休眠化または凍結化しないよう注意しましょう。

口座タイプでMT4/MT5銘柄名が変わる

XMでは、口座タイプごとに、取引プラットフォーム(MT4/MT5)で示される取引対象の名前が変化します

通常のスタンダード口座では6文字の通常の取引対象が用意され、一方マイクロ口座では各取引対象の名前の末尾に「micro」が付加されます。

ゼロ口座では取引対象名の末尾にピリオド「.」が追加され、KIWAMI極口座では取引対象名の最後に「#」が添えられます。これらの指定が対応する取引対象を表します。

例えば、スタンダード口座では取引対象は「USDJPY」で、マイクロ口座では「USDJPYmicro」、ゼロ口座では「USDJPY.」、KIWAMI極口座では「USDJPY#」となります。

口座残高が一定額を超えるとレバレッジが制限される

XMでは、証拠金の残高が特定の額を越えると、使用可能な最大レバレッジが制限される仕組みとなっています。

以下の表は、証拠金残高と最大レバレッジとの関係性を示したものです。

証拠金残高最大レバレッジ
$5 – $20,0001,000倍 (ゼロ口座は500倍)
$20,001 – $100,000200倍
$100,001 +100倍
証拠金残高とレバレッジ制限


証拠金残高が$20,001、つまり約270万円を越えると、使用可能な最大レバレッジは200倍までに制限されます。

また、この「証拠金残高」とは単一の口座の残高ではなく、所有している全ての口座の残高と未実現利益を合計した額を指します。

例えば、4つの口座を所有し、証拠金と未実現利益の合計が270万円を越える場合、その時点でレバレッジは200倍に制限されます。

口座残高が増加するにつれて、頻繁に出金を行うなどして、レバレッジ制限に引っかからないように注意を払うことが重要です。

追加口座の「有効化」は必要なし

既存の口座で本人確認プロセスを一度完了させている場合、その後に追加で開設する口座については再度本人確認書類を提出して口座を有効化する必要はありません

これはXMのシステムが、すでに確認されたユーザー情報を共有することで、新たな口座開設の手間を軽減するためです。

有効か手続きを省くことができるシステムのおかげで、「迅速に取引を開始できるようになる」というメリットをもたらします。

新たな口座を開設した直後でも、すぐにその口座を使用して取引活動を開始することが可能です。

基本通貨の異なる別口座に資金移動すると手数料がかかる

通常、XMの資金移動には手数料が発生しませんが、例外として基本通貨が異なる口座間での資金移動は一定の為替換算手数料が必要となります。

XMで設定できる基本通貨は日本円(JPY)、米ドル(USD)、ユーロ(EUR)の3種類であり、基本通貨が異なる口座間で資金を移動させる場合、例えば、「基本通貨がJPYの口座」から「基本通貨がUSDの口座」への移動などでは、約0.3%の手数料が適用されます。

資金移動リクエストを送信する際には、為替換算後の金額を事前に確認できます。この機能を活用し、想定外の費用が発生しないように注意しましょう。資金移動時にかかる手数料は市場の為替レートに左右されるため、為替レートの変動も考慮に入れて資金移動の計画を立てることが重要です。

口座を放置すると休眠・維持手数料がかかる

XMでは、特定の活動がない状態が90日間続くと、口座が「休眠状態」に移行します。

ここで言う特定の活動とは、ログイン行為、取引の実施、資金の入金や出金などのことです。

休眠状態になった口座には、毎月5ドル(約500円)の口座維持手数料が課せられます。

この手数料は口座内の残高から引かれるため、長期間の取引が予想されない場合は、あらかじめ資金を出金しておきましょう。

また、口座が休眠状態になってしまった場合でも、ログインし取引を行うことで再度活動状態に戻すことが可能です。

ただし、休眠状態になる前に口座の状態を確認し、必要に応じて対応を行うことが最善の方法と言えるでしょう。

注意点として、口座維持手数料が課せられると、資金がゼロになるまで引き続き引かれます。また、資金がゼロになっても口座は自動的に閉じられないため、使用しない口座は自身で閉鎖することが必要です。

追加口座(複数口座)でのEAの利用が可能

XMプラットフォームでは、新たな口座を作成し、その口座にEA(Expert Advisor)を使用することは可能です。

しかし、複数の口座でEAを使用する際は、両建て取引と誤解されないように取引戦略に気をつける必要があります。

手動取引であれ、EAを用いた自動取引であれ、複数の口座での両建て取引はXMの規約違反となり、口座の凍結や出金の拒否といった結果を招きます。

また、XMでは自動取引ツール(EA)の利用が可能であることは大きな利点でありますが、EAの設定や取引ロジックをしっかり理解していないと予期せぬトラブルを引き起こす可能性があるため、取引開始前に十分な確認と理解が必要です。

口座凍結時には追加口座開設が必要

XMの口座情報にアクセスしようとした際に、「ログインに失敗しました」のようなメッセージが表示されることがあります。

これは、口座凍結状態になっている可能性があることを示しています。

口座が凍結するまでの経緯は以下のようになります。

  1. ログインや取引のない状態が90日続くと、口座は休眠状態になります。
  2. 口座内に残高がある場合、毎月5ドルの維持手数料が引き落とされます。
  3. 残高がゼロになった後、さらに90日以上何の活動もないと、口座は凍結状態になります。
  4. 凍結状態になった口座では、ユーザーページへのログインや取引行為はできません。

凍結した口座を再活性化する唯一の方法は、新たに口座を開設することです

そのため、XMのプラットフォームで取引を続けたいのであれば、公式ウェブサイトから新たなリアル口座を開設する必要があります。

なお、口座の凍結や休眠状態になる原因とその対処法については、XMの公式ガイドやFAQで詳しく解説されていますので、参照すると良いでしょう。

ここで重要な点として、口座が休眠や凍結状態にならないようにするためにも、定期的にログインし、口座の状況をチェックすることが重要です。また、長期間利用しない予定の口座については、適切な手続きを行い、口座の維持手数料が無駄に発生しないように注意しましょう。

デモ口座の複数開設も可能

XMでは、現実の取引口座だけでなく、デモ取引口座も多数設けることが認められています。

1つのアカウントに対して最大で4つまでのデモ口座を設立することが可能です。

XMの様々なレバレッジや口座のタイプを試してみたい方には、複数のデモ口座を設け、取引のシミュレーションを行いましょう。

また、デモ口座を使用することで、実際の取引を行う前に取引プラットフォームの操作方法を理解したり、新たな取引戦略を試したりすることができます。

これは、実際の取引に移る前のリスクを最小限に抑えるための重要なステップです。

XMのデモ口座の開設方法は別ページでわかりやすくレクチャーしています。

複数口座の損益は合算して確定申告する

複数の口座で取引を行っていて、それぞれの口座で利益が生じた場合は、すべての口座からの収益を合算して確定申告を行わなくてはなりません。

もし確定申告を行わないと、後から追加の税金が課せられる可能性があるため、収益や損失の情報が一つも漏れないように十分注意してください。

年間の取引で損失が出た場合、通常は確定申告の必要はありませんが、「事業所得」や「他の所得」との相殺が可能な場合もあるため、確定申告を行っておくことをお勧めします。

なぜなら、損失が他の所得を相殺して全体の課税所得を減らすことで、最終的な税金負担を軽減することができるからです。

状況によっては、損失を適切に申告することが賢明な選択となることを覚えておきましょう。

1年間の利益・損失はXMで年間取引報告書をダウンロードすれば簡単に確認できます。

XMで追加口座(複数口座)に関するよくある質問

XMで追加の口座を開設することは可能ですか?

はい、XMでは追加の口座を開設することが可能です。

XMでいくつまで口座を開設できますか?

XMでは、一人の顧客が開設できる口座の数に制限があります。

現在のところ、1人の顧客が開設できる口座の最大数は8口座で、口座タイプによる制約なども考慮に入れて要確認となります。

追加口座を開設する際に新たな身分証明書が必要ですか?

一度XMに提出済みの身分証明書がある場合、新たに追加口座を開設する際に改めて身分証明書を提出する必要はありません。

XMでの追加口座間での資金移動は可能ですか?

はい、XMでは追加口座間での資金移動が可能です。

ただし、移動元と移動先の基本通貨が異なる場合は、通貨換算手数料が適用される場合があります。

複数の口座で同じ通貨ペアを同時に取引(両建て)することは許されていますか?

XMでは、一つの口座内での同一通貨ペアに対する両建ては認められていますが、複数口座を利用した両建ては利用規約違反とされ、口座凍結や出金拒否の対象となります。

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