海外FXのスワップポイントは、ユーロトルコリラ(EURTRY)とドルトルコリラ(USDTRY)の売りスワップが特に高いです。
一般的に、トルコリラ円・メキシコペソ円・南アフリカランド円には高い買いスワップがつかず、取り扱いも少ないのが現状です。
この記事では、スワップポイント狙いの長期運用でおすすめの業者、スワップポイントの高さ、スワップフリー口座について詳しく紹介します。
2024年には、トルコリラ円で国内業者よりも高い買いスワップを提供する海外業者が登場しました。また、海外FXではハイレバレッジや高額入金ボーナスを活用することで、少額から資金効率よく運用を始められます。
多くの日本人トレーダーが利用している信頼性の高い海外FX業者をお探しの方は、「海外FXのおすすめ業者ランキング」もぜひご覧ください。
海外FX業者のスワップポイント比較
海外FX業者が提供するスワップポイントを、主要通貨ペアと海外FXでスワップポイントが高いとされる通貨ペアで比較します。
比較対象は、当サイトがおすすめする信頼性の高い海外FX業者ランキングの中で、スワップポイントを公表している業者です。この結果は、他の通貨ペアにおけるスワップポイントの傾向となるので、ぜひ参考にしてください。
主要通貨ペアのスワップポイント比較
ドル円、ポンド円、ユーロドルを1ロット(10万通貨)保有したときのスワップポイントを比較します。
ドル円のスワップポイント比較
海外FX業者 | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
AXIORY | 8.44 | -25.36 |
BigBoss | 10.78 | -28.18 |
easyMarkets | 9.93 | -29.10 |
Exness | 0.00 | -27.00 |
FXGT | 5.02 | -35.76 |
IronFX | 8.76 | -29.95 |
IS6FX | 6.46 | -38.92 |
ThreeTrader | 12.01 | -24.33 |
Titan FX | 10.26 | -24.41 |
Vantage Trading | 8.82 | -24.24 |
XMTrading | 9.03 | -33.17 |
XS.com | 13.55 | -32.94 |
(*)2024年9月4日時点の一般的な口座のスワップポイントです。
ドル円のスワップポイントは、XSが最も高く、続いてThreeTrader、BigBossの順です。12ポイントを超えるプラススワップは、特に高い水準と見なされます。
Exnessでは、ドル円を含む主要通貨ペアやクロス円でプラススワップがつかない場合が多いです。
2024年9月時点で、ドル円のスワップポイントが10ポイント(10万通貨で1,000円)を超えると高い水準となり、Titan FXもこの条件に該当します。
ポンド円のスワップポイント比較
2024年のポンド円について、国内FX業者はドル円と同様に高い買いスワップを付与しています。海外FX業者も同様に高い買いスワップを提供しているかを確認します。
海外FX業者 | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
AXIORY | 10.40 | -30.30 |
BigBoss | 12.58 | -44.44 |
easyMarkets | 12.20 | -36.52 |
Exness | 0.00 | -29.30 |
FXGT | 6.91 | -41.61 |
IronFX | 10.50 | -37.85 |
IS6FX | 9.20 | -38.82 |
ThreeTrader | 14.32 | -29.87 |
Titan FX | 12.38 | -29.86 |
Vantage Trading | 11.33 | -29.96 |
XMTrading | 10.09 | -42.21 |
XS.com | 16.92 | -41.10 |
(*)2024年9月4日時点の一般的な口座のスワップポイントです。
ポンド円のスワップポイントは、XSが最も高く、続いてThreeTrader、BigBossの順です。14ポイントを超えるプラススワップは、特に高い水準と見なされます。
主要なクロス円では、ドル円のスワップポイントの差がそのまま他のクロス円にも反映される傾向があります。例えば、XSはユーロ円で11.54ポイント、豪ドル円で6.88ポイントと、いずれも12業者の中で最高水準です。
ユーロドルのスワップポイント比較
海外FX業者 | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
AXIORY | -8.54 | 0.83 |
BigBoss | -7.20 | 1.49 |
easyMarkets | -8.99 | -0.87 |
Exness | -6.20 | 0.00 |
FXGT | -8.76 | 1.83 |
IronFX | -9.75 | 1.01 |
IS6FX | -9.25 | 0.56 |
ThreeTrader | -6.35 | 2.75 |
Titan FX | -7.41 | 2.38 |
Vantage Trading | -6.45 | 2.79 |
XMTrading | -8.09 | 1.81 |
XS.com | -7.62 | 1.35 |
(*)2024年9月4日時点の一般的な口座のスワップポイントです。
ユーロドルのスワップポイントは、Vantage Tradingが最も高く、続いてThreeTrader、Titan FXの順です。
ポイント数が少ないため、比率で見ると、1位のVantage Tradingは3位のTitan FXより17%高いです。これはドルストレート全般に見られる傾向です。
easyMarketsでは、売りスワップがマイナスとなっています。これは、欧州と米国の金利差がクロス円全般に比べて小さいことを反映しており、他の業者でもスワップポイントの魅力が低くなっている要因です。
ThreeTraderとTitan FXは主要通貨ペア全般で良好なスワップ条件を提供していますが、ドル円が良かったBigBossやXSはユーロドルでは低めです。海外FXでは、ある銘柄でスワップポイントが高い業者でも、他の銘柄ではそうとは限らないため、銘柄ごとに確認することが大切です。
スワップポイントが高い通貨ペアの比較
海外FXでは、高金利通貨のユーロクロスやドルストレートで、一般的に高いスワップポイントが付与されます。
多くの業者が高いスワップポイントを設定しているユーロトルコリラ(EURTRY)とドルメキシコペソ(USDMXN)について、1ロット(10万通貨)保有したときのスワップポイントを比較します。
ユーロトルコリラのスワップポイント比較
海外FX業者 | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
AXIORY | 取扱停止 | |
BigBoss | 取扱なし | |
easyMarkets | 取扱なし | |
Exness | -3012.27 | -578.99 |
FXGT | -1940.00 | 76.00 |
IronFX | -950.00 | -12.00 |
IS6FX | -2925.00 | 1098.00 |
ThreeTrader | -9976.22 | 1000.26 |
Titan FX | -3849.71 | 1325.68 |
Vantage Trading | -4534.38 | 638.07 |
XMTrading | -4429.83 | 613.17 |
XS.com | 取扱なし |
(*)2024年9月4日時点での一般的な口座のスワップポイントです。
ユーロトルコリラのスワップポイントは、Titan FXが最も高く、次にIS6FX、ThreeTraderの順です。1000ポイントを超えるプラススワップは、特に高い水準と見なされます。
Vantage TradingとXMTradingは、これら3業者と比べるとスワップポイントの魅力が劣りますが、150万円分以上の入金ボーナスを提供しているため、資金が十分でない場合には実際の運用に適しています。
ユーロトルコリラのスワップポイントは、国内FXにはない魅力です。流動性が低く、取り扱わない業者が増えている一方、これら5社は高いスワップポイントを提供し、投資家の選択肢を広げています。
ドルメキシコペソのスワップポイント比較
海外FX業者 | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
AXIORY | -406.51 | 163.81 |
BigBoss | -467.81 | 46.89 |
easyMarkets | -519.01 | -51.30 |
Exness | -409.80 | 0.00 |
FXGT | -444.42 | 97.02 |
IronFX | -77.50 | 5.51 |
IS6FX | -529.71 | 88.76 |
ThreeTrader | -594.26 | 70.95 |
Titan FX | -57.72 | 11.11 |
Vantage Trading | -443.42 | 77.41 |
XMTrading | -473.91 | 156.09 |
XS.com | -580.36 | 122.68 |
(*)2024年9月4日時点の一般的な口座のスワップポイントです。
ドルメキシコペソのスワップポイントは、AXIORYが最も高く、次にXMTrading、XS.comの順です。
AXIORYとXS.comは、業界で取引コストの低さが2番手にあるため、ショートのスイングトレードに適しています。XMTradingは最大1万500ドル分の入金ボーナスを受け取れるため、長期保有に向いています。
ドルメキシコペソを取り扱う国内FX業者はほとんどなく、売りポジションでスワップポイントを稼ぐ際、海外FXは魅力的な選択肢です。
海外FXのスワップポイントの概要
海外FXの概要を解説し、その後に国内FXと比較します。スワップポイント目的の取引で、海外と国内を使い分ける際の参考にしてください。
各国の金利差を調整する海外FX業者
スワップポイントは、FXで通貨ペアを保有した際に発生する金利差の調整分です。各国の政策金利に基づいて設定されますが、海外FX業者によって異なります。
一般的に、強い上昇トレンドにある通貨ペアでは、買いスワップがマイナス、売りスワップがプラスになる傾向があります。また、一部の業者はユーザーのニーズに応じて、特定の通貨ペアでプラススワップを非常に高くすることもあります。
スワップポイントは固定されているわけではなく、市場の変動や業者の方針により変わります。中には、毎日スワップポイントを調整する業者もあります。
スワップポイントが高い海外FXの通貨ペア
多くの海外FX業者では、トルコリラのドルストレートやユーロクロスで高いスワップポイントを受け取れます。次に、高金利通貨のメキシコペソや南アフリカランドが続き、近年はクロス円も注目されています。
一例として、業界大手のXMTradingとVantage Tradingのスワップポイントを紹介します。
通貨ペア | XMTrading | Vantage Trading |
---|---|---|
ユーロトルコリラ (EURTRY) | 【売り】613.17 (2,621円) | 【売り】638.07 (2,729円) |
ドルトルコリラ (USDTRY) | 【売り】220.31 (942円) | 【売り】718.90 (3,075円) |
ドルメキシコペソ (USDMXN) | 【売り】156.09 (1,147円) | 【売り】77.41 (568円) |
ドル円 (USDJPY) | 【買い】9.03 (903円) | 【買い】8.82 (882円) |
ポンド円 (GBPJPY) | 【買い】10.09 (1,009円) | 【買い】11.33 (1,133円) |
トルコリラ円 (TRYJPY) | 取扱なし | |
メキシコペソ円 (MXNJPY) | ||
南アフリカランド円 (ZARJPY) |
(*)2024年9月4日時点の一般的な口座のスワップポイント(1ロット分)
海外FXでは、高金利通貨のクロス円のスワップポイントが、ドルストレートやユーロクロスより高くなることは少なく、トルコリラ円・メキシコペソ円・南アフリカランド円を取り扱わない業者も多いです。
そのため、クロス円以外の通貨ペアでスワップポイントを稼ぐ際に、海外FXが有効な選択肢となります。
また、スワップポイントが低くても、換算する通貨や為替レートによって実際の金額に差が出ます。
海外FXでスワップポイントが意味する範囲
海外FXでは、通貨ペアだけでなく、貴金属・エネルギー・株価指数など、さまざまな商品でCFD取引(差金決済取引)を行うことができます。
CFD取引におけるスワップポイントとは、これらの商品のポジションを翌日に持ち越すときに発生する金利調整額のことです。これはファイナンシングコストやオーバーナイト金利とも呼ばれますが、海外FXではこれらも「スワップポイント」として総称されています。
参考記事:海外FXのCFDとは?
海外FXと国内FXのスワップポイント条件の比較
スワップポイントを目的とした取引で重要となる条件を、海外FXと国内FXで比較します
条件 | 海外FX | 国内FX |
---|---|---|
銘柄数 | 多い | 少ない |
レバレッジ | 1,000倍以上 | 最大25倍 |
スワップフリー | あり | なし |
入金ボーナス | あり | なし |
スプレッド | 広い | 狭い |
税金 | 高い | 低い |
- 銘柄数
-
海外FXは通貨ペアやCFD商品などの取扱銘柄が豊富で、スワップポイントを狙った取引の選択肢が広がります。
- レバレッジ
-
海外FXは高いレバレッジが利用でき、少ない資金で大きな取引が可能です。証拠金維持率を高く保ちながら、ロスカットを回避しやすくなります。
- スワップフリー
-
海外FXではスワップフリー口座が提供されています。両建てには使えませんが、スイングトレードのコストをゼロにできるメリットがあります。
- 入金ボーナス
-
海外FXでは、豊富な入金ボーナスで初期投資を抑えつつ、証拠金を増やすことで、ロスカットされにくい運用ができます。
- スプレッド
-
海外FXはスプレッドが広くなる傾向があり、取引コストが高くなる場合があります。国内FXはスプレッドが狭く、取引コストが抑えられます。
- 税金
-
海外FXの利益は総合課税となり、場合によっては税率が高くなります。国内FXは分離課税が適用され、一定の税率で比較的低めです。
海外FXは、スプレッドが広く税金面で不利な点もありますが、豊富な銘柄や高いレバレッジ、スワップフリー口座、入金ボーナスのメリットがあり、スワップポイントを活用した取引に適しています。
海外FXのスワップフリーの利用制限と活用法
海外FXでは、スワップフリーの利用に制限があります。基本的な内容を確認しながら、スワップフリーの活用法も見ていきましょう。
海外FXのスワップフリーとは?
スワップフリーとは、保有ポジションを持ち越した際にスワップポイントが発生しないことを指します。この条件で取引できる口座はスワップフリー口座と呼ばれます。
通常、マイナススワップの通貨ペアを長期間保有するとコストがかかりますが、スワップフリー口座ではその負担がありません。また、金利政策の変動による影響を受けずに安心して取引を続けられます。
この口座を利用することで、価格の動きにのみ集中してトレードできるようになります。
利用制限:両建ての禁止と適用期間
スワップフリー口座では、同じ業者の複数の口座や異なる業者間での両建てが禁止されています。
例えば、スタンダード口座でドル円の買いポジションを持ち、スワップフリー口座でドル円の売りポジションを保有する場合、為替リスクを避けつつ、スタンダード口座でプラススワップを得ることができます。
しかし、この方法はトレーダーに一方的な利益をもたらすため、多くの海外FX業者が禁止しています。
また、スワップフリーの適用期間にも制限がある場合があります。ポジションを保有してから数日間だけスワップフリーが適用され、その後は通常のスワップポイントが発生するルールです。
「海外FXの両建てはばれない?」の記事では、異なる業者間での両建てがバレる理由などをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
活用法:為替差益を狙った取引
スワップフリー口座では、マイナススワップのコストを気にせず、FXやCFD商品の価格変動から利益を狙えます。
例えば、長期的な価格上昇を見込んでビットコインを保有する場合、マイナススワップで利益が削られることはありません。
スワップフリー口座を使えば、シンプルに売買差益を追求できます。
スワップフリー口座を提供する主要業者一覧
「海外FX業者のスワップポイント比較」で紹介した中で、スワップフリー口座を提供しているのは以下の4社です。各業者は複数の口座タイプを提供しており、その中でスワップフリーが適用される口座は以下の通りです。
海外FX業者 | 対象口座 |
---|---|
Exness | 全口座 |
FXGT | プロ口座、ECN口座 |
XMTrading | KIWAMI極口座 |
XS | 全口座 |
スワップフリーを利用するには、利用条件・対象銘柄・適用期間の確認が必要になります。「おすすめの海外FX業者と注目点」を参考に、トレードスタイルに合った業者を選んでください。
海外FXと国内FXのスワップポイント比較
メジャー通貨ペアのドル円と高金利通貨のトルコリラを例に、海外FXと国内FXのスワップポイントの違いを比較します。
他の通貨ペアにも当てはまるポイントを押さえつつ、海外FXと国内FXの使い分けについて確認しましょう。
国内FX業者とドル円のスワップポイント比較
「ドル円のスワップポイント比較」では、XS.com、ThreeTrader、BigBossの順にスワップポイントが高くなっています。これらと大手の国内FX業者について、ドル円を10万通貨保有したときのスワップポイントを比較します。
FX業者 | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
XS.com | 1,360円 | -3,290円 |
ThreeTrader | 1,200円 | -2,430円 |
BigBoss | 1,080円 | -2,820円 |
DMM FX | 2,100円 | -2,130円 |
FXネオ | 2,100円 | -2,100円 |
みんなのFX | 2,120円 | -2,220円 |
(*)国内FX業者のスワップポイントは2024年9月3日時点の確定値、海外FX業者は9月4日に公表されたものです。
XS.comの買いスワップは、みんなのFXの64%にとどまります。海外FXと国内FXのスワップポイントを比較すると、ドル円だけでなく他の主要なクロス円でも、国内FXの方が高い傾向が見られます。
そのため、資金力がある投資家がスワップポイントを目的にクロス円で運用する場合、一般的に国内FX業者が選ばれます。今回のデータでも、国内FX業者の方が買いスワップが高いことが示されました。
一方、少ない資金で運用したい方には、海外FXの1,000倍レバレッジが有効です。保有ポジションを増やさなければレバレッジのリスクは大きくならず、証拠金維持率を高く保ちながら、ゆとりある長期運用が可能です。
参考記事:海外FXレバレッジランキングTOP7
国内FX業者とトルコリラのスワップポイント比較
トルコリラ円で高いスワップポイントを提供する、海外FX業者のBigBossと国内FX業者のみんなのFXを比較します。
FX業者 | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
BigBoss | 597円 | -732円 |
みんなのFX | 391円 | -491円 |
(*)2024年9月3日時点の10万通貨保有時のスワップポイントです。
みんなのFXは、トルコリラ円・メキシコペソ円・南アフリカランド円のスワップポイントに力を入れている業者として知られています。
一方、BigBossは最大1万3,700ドルの入金ボーナスや、最大2,222倍のレバレッジなど、トレードを有利にするサービスが充実した業者です。
特に、BigBossの597円の買いスワップは非常に高く、他の業者と比べても際立っており、トルコリラ円の取引で有利になります。
一方、海外FXでトルコリラ円を取り扱う業者は少なく、「海外FX業者のスワップポイント比較」で紹介した中では4社が提供していますが、買いスワップは低く設定されています。
海外FX業者 | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
BigBoss | 597円 | -732円 |
Exness | -67円 | -479円 |
FXGT | 45円 | -1,088円 |
IronFX | 10円 | -128円 |
(*)2024年9月4日時点の一般口座で10万通貨保有時のスワップポイントです。
上記の通り、BigBossのトルコリラ円の高い買いスワップは例外です。
海外FXでは、国内FXではほとんど扱われていない、ユーロトルコリラ(EURTRY)・ドルトルコリラ(USDTRY)・ドルメキシコペソ(USDMXN)の売りスワップが高くなります。これにより、国内FXとは異なる取引戦略での使い分けが可能になります。
海外FXのメキシコペソ円と南アフリカランド円について
海外FXでは、メキシコペソ円と南アフリカランド円を取り扱う業者が少なく、取り扱いがあってもスワップポイントは非常に低くなります。
その中でも、BigBossはこの2つの通貨ペアを取り扱う数少ない海外FX業者です。しかし、比較表の通り、みんなのFXに比べて買いスワップは低く設定されています。
業者名 | メキシコペソ円 | 南アフリカランド円 |
---|---|---|
BigBoss | 28円 | 72円 |
みんなのFX | 221円 | 181円 |
(*)2024年9月3日時点の10万通貨保有時のスワップポイントです。
BigBossのメキシコペソ円と南アフリカランド円のスワップポイントは、みんなのFXよりも大幅に低く、日本で人気のある3大高金利通貨ペアのすべてに力を入れているわけではありません。特にトルコリラ円のみが高く設定されていることがわかります。
海外FXのスワップポイント狙いでおすすめの業者
海外FX業者 | 特徴 | 口座開設 |
---|---|---|
XMTradingの詳細 | 最大1万500ドルの入金ボーナス 1万3,000円の口座開設ボーナス 業界最大手の信頼と実績で長期投資も安心 | XMTrading 公式HP:xmtrading.com |
Vantage Tradingの詳細 | 最大150万円の入金ボーナス 最大15,000円の口座開設ボーナス USDTRYとUZDZARのスワップポイントが高い | Vantage Trading 公式HP:vantagetradings.com |
FXGTの詳細 | 最大143万円の入金ボーナス 当サイト限定2万円の口座開設ボーナス(9月30日まで) | FXGT 公式HP:fxgt.com |
スワップポイントを目的とした取引では、銘柄を長期保有するため、スワップポイントの高さだけで業者を選ぶのは避けた方がよいでしょう。
大切な資金を安心して預けられる信頼性に加え、入金ボーナスで資金をサポートしてくれる業者を選ぶことが大切です。
XMTrading:業界最大手の信頼!最大1万500ドルで証拠金を増額
XMTrading(エックスエム)は、多くの日本人が利用する信頼と実績のある業界最大手の業者です。規制がしっかりしており、大切な資金を長期間安心して預けられます。
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- ユーロトルコリラとドルメキシコペソの売りスワップが高い
- 1万3,000円の口座開設ボーナスでサービスを無料で試せる
XMTradingでは、最大1万500ドルの入金ボーナスを活用することで、スワップポイント目的とした長期運用に余裕を持たせることができます。
種類 | 内容 |
---|---|
100%入金ボーナス | 500ドルを受け取るまで、入金額と同額のボーナス |
20%入金ボーナス | 1万ドルを受け取るまで、入金額の20%がボーナス |
(*)入金ボーナスは、スタンダード口座とマイクロ口座が対象です。
例えば、ドル円が140円の場合、ボーナスは約147万円相当となり、レバレッジを100倍に設定すれば1億4,700万円分の取引が可能です。これにより、証拠金維持率を高く保ちながら、ロスカットのリスクを抑えられます。
また、入金ボーナスの枠がリセットされることもあり、再度最大1万500ドルまで受け取れるメリットもあります。
特に、XMTradingでスワップポイントが高い以下の通貨ペアは、トレンドが長く続くことが多いため、長期保有を考える場合は、十分な証拠金を確保することが重要です。
銘柄 | 売りスワップ |
---|---|
ユーロトルコリラ (EURTRY) | 649.54 (2,579円) |
ドルトルコリラ (USDTRY) | 220.31 (927円) |
ドルメキシコペソ (USDMXN) | 156.09 (1,125円) |
(*)2024年9月5日時点、スタンダード口座の1ロットあたりのスワップポイントです。
さらに、XMTradingでは新規登録時に、すぐに使える1万3,000円の口座開設ボーナスがもらえます。初めて利用する方は、このボーナスで実際の取引を試し、少しずつ資金を増やしていくのが安心です。
最初から自分の資金を入金する必要がないため、リスクなく取引を始められます。まずは、ボーナスを活用し、手軽に取引を体験してみてください。
「XMのスワップポイント一覧とランキング」の記事では、他の通貨ペアやCFD商品のスワップポイントもご覧いただけます。
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---|---|
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(*)スタンダードSTP口座とRAW ECN口座が対象です。
トルコリラでは、最大20倍のレバレッジを活用することで3,000万円分の取引を可能にし、証拠金維持率を高く保てます。
また、Vantage Tradingは、XMでスワップポイントが低いドルトルコリラの売りスワップを高く設定し、XMで取り扱いのないドル南アフリカランドの取引ができる点で差別化されています。
銘柄 | 売りスワップ |
---|---|
ユーロトルコリラ (EURTRY) | 638.07 (2,692円) |
ドルトルコリラ (USDTRY) | 718.90 (3,033円) |
ドルメキシコペソ (USDMXN) | 77.41 (558円) |
ドル南アフリカランド (USDZAR) | 27.34 (220円) |
(*)2024年9月5日時点、スタンダードSTP口座の1ロットあたりのスワップポイントです。
スワップポイントを狙うなら、ポイントが高い業者を選ぶことが重要です。例えば、ユーロトルコリラならXM、ドルトルコリラならVantage Tradingが適しています。
Vantage Tradingは、世界172カ国に事業展開し、2,000名以上のスタッフを擁する豊富な実績があるため、安心して利用できます。日本でのブランド力はXMほどではありませんが、国際的な信頼性は十分です。
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「Vantageのスワップポイント一覧とランキング」の記事では、他の通貨ペアやCFD商品のスワップポイントもご覧いただけます。
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FXGTの特徴は、主要仮想通貨の売りスワップがプラスになることです。また、海外FXでは少ない円建て取引ができるので、現物投資のヘッジとしても活用できます。
銘柄 | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
BTCJPY | -4063 | 547 |
BTCUSD | -2600 | 350 |
ETHJPY | -1216 | 286 |
ETHUSD | -795 | 187 |
XRPJPY | -216 | 24 |
XRPUSD | -135 | 15 |
(*)2024年9月5日時点、スタンダード+口座の1ロットあたりのスワップポイントです。
多くの海外FX業者では、仮想通貨のスワップポイントが両方のポジションでマイナスになりますが、FXGTでは売りスワップがプラスです。さらに、ソラナ(SOL)、ドージコイン(DOGE)、カルダノ(ADA)など、豊富なCFD銘柄を取引できます。
「海外FXのスワップポイント比較」の通り、2024年9月現在、仮想通貨以外のスワップポイントは高くありませんが、特定銘柄のスワップが上がったときがチャンスです。
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(*1)スタンダード+/ミニ/Crypto Max口座が対象です。
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公式HP:https://fxgt.com/ja
「FXGTのスワップポイント一覧とランキング」の記事では、他の通貨ペアやCFD商品のスワップポイントもご覧いただけます。
スワップポイントの高さで選ぶ海外FX業者ランキング
海外FX業者 | 特徴 | 口座開設 |
---|---|---|
第1位 BigBossの詳細 | トルコリラ円が国内FX業者よりも高い 最大1万3,700ドルの入金ボーナス | BigBoss 公式HP:bigboss-financial.com |
第2位 ThreeTraderの詳細 | メジャー通貨ペアで海外FX最高水準 業界最低水準の取引コスト | ThreeTrader 公式HP:threetrader.com |
第3位 XS.comの詳細 | ドル円とポンド円で海外FX最高水準 競争力のある低い取引コスト | XS.com 公式HP:xs.com |
「海外FX業者のスワップポイント比較」で紹介した12社の中から、プラススワップが高い通貨ペアを提供する上位3社を紹介します。
BigBossの大きな特徴は、トルコリラ円のスワップが国内FX業者よりも高いことです。
ThreeTraderとXS.comはボーナスがないものの、取引コストが非常に低く、スイングトレードに適しています。ボーナスが不要な方には、スワップポイント狙いの長期投資にもおすすめです。
第1位 BigBoss業者:トルコリラ円が国内外FX業者トップクラス
海外FXでトルコリラ円を保有するなら、BigBoss(ビッグボス)がおすすめです。2024年9月4日時点では、スワップポイントが597円に設定されており、非常に高い水準で提供されています。
また、「国内FX業者とトルコリラのスワップポイント比較」の通り、トルコリラ円のスワップポイントは海外・国内FX業者の中でNo.1と考えられます。
- トルコリラ円のスワップポイントが国内外FX業者トップクラス
- 最大1万3,700ドルの入金ボーナスでゆとりある運用が可能
BigBossでは、最大1万3,700ドルの入金ボーナスが提供されており、先に紹介したXMTradingよりも高額です。
種類 | 内容 |
---|---|
100%入金ボーナス | 700ドルを受け取るまで、入金額と同額のボーナス |
30%入金ボーナス | 1,500ドルを受け取るまで、入金額の30%がボーナス |
20%入金ボーナス | 11,500ドルを受け取るまで、入金額の20%がボーナス |
ドル円が140円の場合、最大で約192万円相当のボーナスを受け取れます。トルコリラ円では100倍のレバレッジが利用できるため、入金ボーナスだけで約1億9,200万円分の取引が可能です。これにより、ロスカットされにくい長期運用がしやすくなります。
BigBossはトルコリラ円だけでなく、ドル円やポンド円でも業界トップクラスのスワップポイントです。
銘柄 | 買いスワップ | 必要証拠金*1 |
---|---|---|
トルコリラ円 | 597円 | 4,000円 |
ドル円 | 1,078円 | 14万円 |
ポンド円 | 1,258円 | 18万5,0000円 |
(*)2024年9月4日時点、スタンダード口座の1ロットあたりのスワップポイントです。
(*1)為替レートは、トルコリラ円:4円、ドル円:140円、ポンド円:185円を使用し、保有数量は1ロット、レバレッジは100倍で計算しています。
トルコリラ円以外のスワップポイントは、ThreeTraderやXS.comに次ぐ3位となりますが、トルコリラ円が国内外でNo.1の水準であること、さらに入金ボーナスを考慮し、BigBossを第1位に選びました。
トルコリラ円は必要証拠金が少なく、同じ資金で多くのロットを保有できるため、スワップポイントを効率よく獲得できます。
さらに、BigBossはトレードの利益で購入したアイテムをアバターに装備できるなど、ユニークな企画も充実しています。長期運用を続ける中で、ぜひこれらの企画も楽しんでください。
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「BigBossのスワップポイント一覧とランキング」の記事では、他の通貨ペアやCFD商品のスワップポイントもご覧いただけます。
第2位 ThreeTrader:メジャー通貨ペアで海外FX最高水準
海外FXでメジャー通貨ペアのスワップポイントを稼ぐなら、ThreeTrader(スリートレーダー)がおすすめです。
主要12業者の中で、ユーロドルではNo.1、ドル円とポンド円ではNo.2のプラススワップを提供しています(2024年9月4日時点)。
- メジャー通貨ペアの買いスワップが最高水準
- 安心の日本語サポート(平均応答時間58秒)
- 取引コストの低さが業界No.1レベル
「国内FX業者との比較」の通り、メジャー通貨ペアのスワップポイントは国内FXより低いです。しかし、ThreeTraderでは最大1,000倍のレバレッジが利用できるため、国内FXの25倍に比べ、40分の1の証拠金で余裕をもった運用ができます。
長期的にメジャー通貨ペアでスワップポイントを狙うなら、ThreeTraderは特におすすめです。
銘柄 | 買いスワップ |
---|---|
ユーロドル | 391円 |
ドルフラン | 1,217円 |
ドル円 | 1,201円 |
ポンド円 | 1,432円 |
(*)2024年9月4日時点、PUREスプレッド口座の1ロットあたりのスワップポイントです。
ThreeTraderのスワップポイントは、次に紹介するXS.comと競合しています。一方、取引コストは「海外FX業者のスワップポイント比較」における12社の中で最も安く、スイングトレードで利益率が向上するため、第2位にしました。
また、日本語サポートが非常に丁寧で、平日は午前7時から午後8時までライブチャットで対応しており、平均応答時間は1分以内です。初心者の方でも安心してサポートを受けられます。
さらに、ユーロトルコリラの売りスワップは1,000.26ポイントと、XM(613.17)やVantage(638.07)を上回ります。
ボーナスが不要で、低コストでメジャー通貨ペアの利益を最大化したい中上級者には、ThreeTraderが最適です。
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第3位 XS.com:クロス円で海外FX最高水準
海外FXでクロス円のスワップポイントを稼ぐ場合、まずはXS.com(エックスエス)とThreeTraderを比較してみてください。
主要12業者の中で、XS.comはドル円とポンド円でNo.1の買いスワップを提供しています(2024年9月4日時点)。
- クロス円の買いスワップが主要12業者でNo.1
- 競争力のある低い取引コスト
XS.comでは、最大2,000倍のレバレッジを使って、少ない資金でクロス円のスワップポイントを長期的に稼げます。国内FXのレバレッジが最大25倍なのに対し、同じ取引でもXS.comでは証拠金が80分の1で済むのです。
また、クロス円ではXS.comとThreeTraderが競っており、XS.comの買いスワップはThreeTraderより高く設定されています。
銘柄 | XS.com | ThreeTrader |
---|---|---|
ドル円 | 1,355円 | 1,201円 |
ポンド円 | 1,692円 | 1,432円 |
ユーロ円 | 1,154円 | 711円 |
豪ドル円 | 688円 | 532円 |
(*)2024年9月6日時点、XS.comのスタンダード口座とThreeTraderのPUREスプレッド口座における1ロットあたりのスワップポイントです。
ドル円に関しては、買い注文の初日から2日間はスワップフリーが自動的に適用されますが、サポートデスクに依頼して解除すれば、初日から1,355円分を獲得できます。
低い取引コストで最大2,000倍のレバレッジを活用し、クロス円のスワップポイントを稼ぐなら、XS.comをご利用ください。
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スワップフリーで選ぶ!おすすめの海外FX業者と注目点
海外FX業者 | 特徴 | 口座開設 |
---|---|---|
XMTradingの詳細 | スワップフリーに期限なし 1万3,000円の口座開設ボーナス | XMTrading 公式HP:xmtrading.com |
Exnessの詳細 | ビットコインとイーサリアムがスワップフリー 業界最低水準の取引コスト | Exness 公式HP:exness.com |
FXGTの詳細 | スワップフリー対応の商品数が最多 唯一、株式CFDもスワップフリー | FXGT 公式HP:fxgt.com |
第3位 XS.comの詳細 | 仮想通貨の全銘柄がスワップフリー 競争力のある低い取引コスト | XS.com 公式HP:xs.com |
ここで紹介する4つの業者は、「海外FXのスワップポイント比較」で紹介した12の主要業者の中から、スワップフリー口座を提供しているものです。
各業者は、スワップフリーの条件やサービス内容に特徴があるため、自分の取引スタイルに合った業者を選ぶことが大切です。
次に挙げるポイントを押さえることで、最適な業者を見つけやすくなります。
- 取引したい銘柄があるか
- スワップフリーの適用期間
- 取引コストの低さ
- ボーナスの有無
まず、取引したい銘柄を扱っている業者を選び、その後にスワップフリーの適用期間を確認しましょう。業者によっては、スワップフリーの期間が数日間に限定されることがあります。
次に、取引コストの低さやボーナスの有無も考慮するとよいでしょう。一般的に、海外FXでは低コストとボーナスを両立させるのは難しいです。
しかし、XMTradingのKIWAMI極口座は、1万3,000円の口座開設ボーナスに加え、Exnessに次ぐ業界屈指の低コストで取引できる、おすすめの口座タイプです。
XMTrading:1万3,000円ボーナスと無期限スワップフリー
XMTrading(エックスエム)では、取引手数料が無料でスプレッドが狭いKIWAMI極口座を通じて、以下の銘柄をスワップフリーで提供しています。
【商品】銘柄 | 【口座タイプ】スワップフリー期間 |
---|---|
【クロス円】AUDJPY、CADJPY、CHFJPY、EURJPY、GBPJPY、NZDJPY、USDJPY | 【KIWAMI極口座】期限なし |
【メジャー通貨ペア】AUDUSD、EURGBP、EURUSD、GBPUSD、NZDUSD、USDCAD、USDCHF | |
【マイナー通貨ペア】AUDCAD、AUDCHF、AUDNZD、CADCHF、EURAUD、EURCAD、EURCHF、EURNZD、GBPAUD、GBPCAD、GBPCHF、GBPNZD、NZDCAD、NZDCHF | |
【貴金属】XAUUSD、XAGUSD、XAUEUR、XPDUSD、XPTUSD |
XMTradingのスワップフリーには期限がないため、保有期間が長くなるほどメリットが大きくなります。他の業者では期限があることが多いからです。
新規アカウント登録で、1万3,000円の口座開設ボーナスがもらえます。自己資金を使わずに取引を始め、KIWAMI極口座がスイングトレードに適しているかをぜひ試してみてください。
Exness:ビットコインとイーサリアムがスワップフリー
Exness(エクスネス)では、一部のビットコイン銘柄を除き、仮想通貨は常にスワップフリーで取引できます。また、優待スワップフリーというサービスもあり、対象銘柄は以下のとおりです。
【商品】銘柄 | 【口座タイプ】スワップフリー期間 |
---|---|
【仮想通貨】BTCクロス*1を除く全銘柄 | 【全口座】期限なし |
【クロス円】AUDJPY、EURJPY、GBPJPY、NZDJPY、USDJPY | 【全口座】優待スワップフリーの有効期間中 |
【メジャー通貨ペア】AUDUSD、EURGBP、EURUSD、GBPUSD、NZDUSD、USDCAD、USDCHF | |
【マイナー通貨ペア】AUDCHF、AUDNZD、EURAUD、EURCAD、EURCHF、EURNZD、GBPCHF、GBPNZD、NZDCAD、USDTHB | |
【貴金属】XAUUSD | |
【エネルギー】USOIL | |
【株価指数】全銘柄 |
(*1)BTCクロス:BTCXAU、BTCXAG、BTCTHB、BTCAUD、BTCCNH、BTCZAR、BTCJPY
特に、ビットコイン(BTCUSD)とイーサリアム(ETHUSD)は流動性が高く、スイングトレードに適しています。これらがスワップフリーで取引できる点は、他の業者にはない大きなメリットです。
一方、優待スワップフリーはデイトレーダーに適用されやすいサービスです。主に、日中の取引量が多く、ポジションを翌営業日に持ち越さないことで自動的に適用されます。そのため、スイングトレードや長期保有を目的とするトレーダーにはあまり実用的とは言えません。
しかし、優待スワップフリーを活用する方法として、特定の銘柄でデイトレードを行いながら、同じ銘柄で長期保有も併用する方法があります。これにより、デイトレードと長期保有を両立させつつ、マイナススワップを削減できます。
ビットコインとイーサリアムをスワップフリーで取引できる点が、Exnessの大きな魅力です。優待スワップフリーにこだわらず、この2銘柄の取引でフル活用することを重視するのも良いでしょう。
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「Exnessのスワップポイント一覧とランキング」の記事では、他の通貨ペアやCFD商品のスワップポイントもご覧いただけます。
FXGT:XMとExnessでスワップフリー対象外銘柄の選択肢
FXGT(エフエックスジーティー)は、XMTradingとExnessでスワップフリーにならない銘柄でスイングトレードをする際におすすめです。
【商品】銘柄 | 【口座タイプ】スワップフリー期間 |
---|---|
【クロス円】全銘柄 | 【オプティマス】2日間 |
【クロス円以外】全銘柄 | 【プロ】3日間または6日間 【オプティマス】2日間 |
【貴金属】XAUUSD | 【プロ】3日間 【ECN】3日間 【オプティマス】2日間 |
【貴金属】XAGUSD | 【プロ】6日間 【オプティマス】2日間 |
【エネルギー】全銘柄 | 【プロ】3日間 【オプティマス】2日間 |
【株価指数】全銘柄 | 【プロ】6日間 【ECN】3日間 【オプティマス】2日間 |
【株式】全銘柄 | 【プロ】2日間 【オプティマス】2日間 |
例えば、XMとExnessでは株式CFDがスワップフリーの対象外です。しかし、FXGTのプロ口座であれば、スワップフリーに加えて、取引手数料が無料で、スプレッドはXMのKIWAMI極口座と同等の水準です。これにより、取引コストを抑えたスイングトレードが可能となります。
また、スタンダード+・ミニ・Crypto Max口座のいずれかを開設すると、9月30日まで当サイト限定で2万円の口座開設ボーナスがもらえます(※プロ・ECN・オプティマス口座は対象外)。FXGTの使いやすさを試す際に、ぜひご活用ください。
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公式HP:https://fxgt.com/ja
XS.com:仮想通貨の全銘柄が2日間スワップフリー
XS.com(エックスエス)では、すべての口座タイプにスワップフリーが適用されます。
【商品】銘柄 | 【口座タイプ】スワップフリー期間 |
---|---|
【メジャー通貨ペア】AUDUSD、EURUSD、GBPUSD、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY | 【全口座】5日間 |
【貴金属】XAUUSD、XAUEUR | 【全口座】2日間 |
【仮想通貨】全銘柄 |
XS.comでは、Exnessに次ぐ低コストで取引ができ、XMのKIWAMI極口座やFXGTのプロ・ECN口座よりわずかに有利です。ただし、ボーナスがないことやスワップフリーに期限があるため、メジャー通貨ペアや貴金属での利用メリットは小さくなります。
一方、仮想通貨の全銘柄がスワップフリーとなり、2日間適用される点はメリットです。特に、Exnessで優待スワップフリーが適用されない場合、XS.comを利用してみてください。
最大2,000倍のレバレッジと競争力のある取引コストを活用し、クロス円のスワップポイントを効率よく稼ぐなら、XS.comがおすすめです。
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海外FXのスワップポイントで生活できる?
海外FXのスワップポイントで生活するには、どれくらいの資金が必要かを計算します。
令和元年の平均手取り額*1に近い25万円を基準に計算します。実際には為替相場の変動や各業者のスワップポイントの変更があるため、この計算を参考に調整していきましょう。
(*1)参考:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査 結果の概況」
ドル円で毎月25万円を稼ぐシミュレーション
毎月25万円をスワップポイントで稼ぐには、1日あたり8,334円が必要です。仮に1ロット(10万通貨)で1,000円のスワップポイントがつくとすると、8.5ロット保有すれば1日で8,500円、30日間で25万5,000円稼げます。
次に、8.5ロットを保有するための証拠金(必要証拠金)を計算します。レバレッジ1000倍が使える場合、ドル円のレートを1ドル = 150円とすると、1ロットの必要証拠金は次の通りです:
必要証拠金 = 150円 × 100,000通貨 ÷ 1000倍 = 1万5,000円
したがって、8.5ロットを保有するには、12万7,500円(1万5,000円 × 8.5ロット)が必要です。
ただし、証拠金だけでは、少しの相場変動でロスカットされるリスクがあります。例えば、1pip(0.01円)の変動で、1ロットでは1,000円、8.5ロットでは8,500円の損益が出ます。もし価格が100pips(1円)下がると、85万円の含み損になります。
証拠金維持率100%を保つためには、証拠金に加えて含み損をカバーできる資金が必要です。具体的には、12万7,500円(証拠金)+85万円(含み損)=97万7,500円が必要になります。
さらに、大きな変動に備えるには、例えば1,000pips(10円)下がった場合、850万円の含み損が発生するため、合計で862万7,500円が必要です。
なお、XMTradingでは、9月3日時点でドル円のスワップポイントは1ロットあたり903円です。各業者のスワップポイントは、市場の状況や各国の金利によって変わるため、最新データを確認しながらこのシミュレーションを活用してください。
トルコリラで毎月25万円を稼ぐシミュレーション
毎月25万円を稼ぐには、1日あたり8,334円(25万円 ÷ 30日)のスワップポイントが必要です。ユーロトルコリラのスワップポイントは1ロット(10万通貨)あたり約2,600円*1のため、必要な保有ロット数は次の通りです。
(*1)2024年9月5日時点のXMのスワップポイント(2,579円)を基に計算
保有ロット数 = 8,334円 ÷ 2,600円 ≈ 3.21ロット
ユーロトルコリラを3.21ロット保有すれば、1日で8,334円、30日間で約25万円を得ることができます。
次に、3.21ロットを保有するための証拠金を計算します。為替レートを1ユーロ = 35トルコリラ、レバレッジ100倍*2とします。
(*2)XMのトルコリラ取引における最大レバレッジ
必要証拠金 = 35トルコリラ × 100,000通貨 ÷ 100 = 3万5,000トルコリラ
1トルコリラ = 4円とすると、1ロットの証拠金は14万円(3万5,000トルコリラ × 4円)、3.21ロット分の証拠金は44万9,400円です。
ユーロトルコリラで毎月25万円を稼ぐには、3.21ロットの保有と最低44万9,400円の証拠金が必要です。ただし、相場の変動リスクに備えて、余裕を持った資金も準備しましょう。
チャートで価格の変動幅を確認し、業者が提供する計算機で必要な証拠金を確認しておくと安心です。
スワップポイントに為替損益を含めて生活費が足りるか?
海外FXでスワップポイントを生活費にするには、ポジションを決済して現金化する必要があります。これは、スワップポイントが直接口座に反映される国内FXとは異なります。そのため、スワップポイントの利益だけでなく、為替変動による損益も考慮することが重要です。
ここでは、スワップポイントを現金化する際のかんたんな計算を紹介します。
- スワップポイントと為替損益
-
スワップポイントは、保有しているポジションに応じて日々増減します。買いスワップが付く銘柄を保有中に価格が下落すると、含み損が発生し、買いスワップの利益が減ります。反対に価格が上昇すれば、買いスワップに加えて為替差益も得られます。
そのため、為替の動きに注意し、適切なタイミングでポジションを決済することが重要です。
- 決済時のシミュレーション
-
- スワップポイントの収益:ドル円を10万通貨の買いポジションで1日1,000円のスワップポイントが発生する場合、30日で3万円の収益
- 為替差損の影響:この間に価格が1円下がると、10万円の含み損が発生し、30日後の損益は-7万円
- 為替差益の可能性:逆に価格が1円上がると、10万円の含み益が発生し、最終的な損益は+13万円
スワップポイントを生活費に充てる際には、長期的な為替の動きを見据えることが重要です。為替差損が発生しても対応できるよう、余裕資金で投資し、生活費分のスワップポイントを確保することが堅実な選択でしょう。
海外FXのスワップポイントの計算方法
海外FXのスワップポイントの計算方法を説明します。
スワップポイントの計算式
各銘柄のスワップポイントを通貨単位に換算する場合、次の計算式を使います。
1日あたりのスワップポイント(通貨単位) = 契約サイズ × 少数桁 × ロット数 × スワップポイント(ポイント単位)
契約サイズは、1ロットあたりの取引量で「コントラクトサイズ」とも呼ばれます。海外FXの通貨ペアでは、1ロットあたり10万通貨が基本です。
少数桁は、為替レートで小数点以下の桁数のことです。例えば、ユーロドル(EURUSD)は1.10000と表示されるため、少数桁は「0.00001」です。ドル円(USDJPY)は150.000と表示されるので、少数桁は「0.001」です。
なお、通貨ペア以外の商品については銘柄ごとに契約サイズが異なる場合があります。例えば、ゴールド(XAUUSD)では、1ロットは100オンスが基本ですが、シルバー(XAGUSD)では5,000オンスが基本です。
取引する銘柄ごとに契約サイズが異なるため、取引前に確認しておきましょう。
日本円に換算する方法
ユーロトルコリラ(EURTRY)のスワップポイントを日本円に換算する例を見てみましょう。売りスワップが613ポイントの場合、1ロットを売ると以下のように計算します。
1日あたりのスワップポイント = 100,000通貨 × 0.00001 × 1ロット × 613ポイント = 613トルコリラ/日
ユーロトルコリラは37.50000と表示されるため、少数桁は「0.00001」です。スワップポイントがトルコリラ(TRY)で表示されているので、トルコリラ円(TRYJPY)のレートを掛けて日本円に換算します。
トルコリラ円が4円の場合、スワップポイントは2,452円(613トルコリラ × 4円)になります。日本円以外の通貨でも同様の手順で換算できるので、ぜひ活用してください。
日本円に換算する計算機を使える業者
海外FX業者の中には、スワップポイントを日本円に換算する計算機を提供しているところがあります。
海外FX業者 | 計算ツール名 |
---|---|
AXIORY | 取引計算シミュレーター |
Exness | トレーディング計算機 |
Vantage Trading | トレード計算機 |
XMTrading | スワップ計算機 |
例えば、XMTradingのスワップ計算機の使い方は以下のとおりです。
入力項目 | 入力内容 |
---|---|
①口座の基本通貨 | EUR、USD、JPYから選択 |
②通貨ペア | 取引する銘柄を選択 |
③口座タイプ | スタンダード/マイクロ/KIWAMI極/ゼロ口座から選択 |
④ロット数量 | 合計保有ロット数を入力 |
⑤スワップ買い | ②の銘柄の買いのスワップポイント(基本通貨で表示) |
⑥スワップ売り | ②の銘柄の売りのスワップポイント(基本通貨で表示) |
⑦現在の変換価格 | ②の銘柄の現在の価格 |
⑧スワップ買い(JPY) | ②の銘柄の買いのスワップポイント(日本円換算) |
⑨スワップ売り(JPY) | ②の銘柄の売りのスワップポイント(日本円換算) |
基本通貨とは、通貨ペアの分母の通貨です。ユーロトルコリラ(EUR/TRY)であれば、TRYが基本通貨になります。
海外FXのスワップポイントの確認方法
海外FXでスワップポイントを確認する方法を紹介します。
ここでは、XMTradingのユーロトルコリラ(EURTRY)を例に紹介しますが、他の業者でも基本的な手順は同じです。
公式サイトの銘柄一覧
同じ銘柄でも、時期や口座タイプによってスワップポイントが異なることがあります。取引を始める前に、利用する口座タイプでスワップポイントを確認しましょう。
各口座で取引できる全銘柄が一覧表示されます。検索欄に「EURTRY」と入力することで、ロングスワップ(買いスワップ)とショートスワップ(売りスワップ)を確認できます。
MT4/MT5の各銘柄の仕様
MT4/MT5画面上部の「表示(①)」をクリックし、「気配値表示(②)」を選択します。
検索欄にシンボル「EURTRY」と入力します(MT5の場合)。
EURTRY(①)を右クリックし、「仕様(②)」を選択します。
EURTRYの取引条件が表示され、ポイント単位で買いスワップと売りスワップを確認できます。
MT4/MT5のダウンロードや各種機能の詳細は、「XMのMT4完全ガイド」と「XMのMT5完全ガイド」を参考にしてみてください。XMTrading以外の業者でも、MT4/MT5の操作はほぼ同じです。
海外FXでスワップポイントを稼ぐメリット
海外FXでは、国内FXにはないサービスが提供されており、スワップポイントを稼ぐ上で有利と言えます。ここでは、そのメリットを紹介します。
ハイレバレッジを活用できる
海外FXの大きなメリットは、ハイレバレッジが利用できることです。国内FXでは最大25倍に制限されていますが、海外FXでは数百倍以上のレバレッジを提供している業者が多くあります。
例えば、XMTrading、Vantage Trading、FXGTでは、高額ボーナス付き口座で最大1,000倍のレバレッジが利用できます。これにより、少ない資金でも証拠金に余裕ができ、ロスカットされにくい長期運用が可能です。
ドル円が150円の場合、1ロット(10万通貨)を保有するための必要証拠金は以下の通りです:
レバレッジ | 必要証拠金 |
---|---|
25倍 | 60万円 |
1,000倍 | 1万5,000円 |
レバレッジが高いほど少ない証拠金で済み、資金効率が上がります。
関連記事:FXGTはデイトレーダー向けに最大レバレッジ5,000倍のオプティマス口座(Optimus)の提供を開始しました。
高額ボーナスを受け取れる
海外FXでは、高額な口座開設ボーナスや入金ボーナスを受け取れることも大きなメリットです。これらのボーナスは証拠金として使えるため、少ない資金でも大きなポジションを保有しやすくなります。
例えば、おすすめ業者のXMTrading、Vantage Trading、FXGTで受け取れるボーナスは以下の通りです:
海外FX業者 | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス |
---|---|---|
XMTrading | 13,000円 | 最大1万500ドル |
Vantage Trading | 15,000円(1週間以内の本人確認必要、通常1万円) | 最大150万円 |
FXGT | 当サイト限定2万円(9月30日まで、通常15,000円) | 最大143万円 |
初めて利用する場合、口座開設ボーナスを使うことで、入金なしでサービスを試せます。
長期運用を目的とするなら、入金ボーナスの上限額が重要です。ボーナスが多ければ、大きなポジションを取り、より多くのスワップポイントを得ることができます。
また、ポジションを増やさずに証拠金維持率を高め、相場変動によるロスカットのリスクを抑える方法も選べます。
各業者のボーナスキャンペーンの詳細はこちらご覧ください。
複数の銘柄から選択できる
海外FXのメリットは、取引できる銘柄が豊富なことです。通貨ペアに加えて、貴金属・仮想通貨・個別株など、さまざまな商品から選べます。
ただし、すべての銘柄でプラスのスワップポイントは得られません。魅力的なスワップポイントを提供する銘柄は限られています。
それでも、選択肢が多いため、金利差や価格の動きに応じて最適な銘柄を選びやすくなります。スワップポイントが一時的に不利になった場合も、他の銘柄に切り替えて収益を維持し、取引を安定させることができます。
海外FXでは、通貨ペア以外にもさまざまな銘柄でCFD取引ができます。詳しくは「海外FXのCFDでおすすめ業者は?」をご覧ください。
海外FXでスワップポイントを狙う取引のデメリット
海外FXでスワップポイントを狙う際のデメリットは以下の通りです。
国内FXより税金が高い
海外FXの利益は「雑所得」として総合課税の対象になり、累進課税が適用されます。所得が増えるほど税率が上がり、最大45%まで課税されます。
スワップポイントの利益は少額に感じがちですが、所得が増えると税負担も大きくなる点に留意してください。
詳しくは「海外FXの税金はいくら?節税・計算・確定申告など基本解説」をご覧ください。
広いスプレッドが利益を削る
スワップポイントが高い銘柄は取引量が少ないマイナー銘柄が多く、スプレッドが広めに設定されています。そのため、注文直後から含み損となり、スワップポイントの利益よりもスプレッドコストが高くなる場合があります。
例えば、ドルトルコリラ(USDTRY)のチャートでは髭や窓が発生しており、大手の業者でも流動性が低く、取引が活発に行われない時間帯が見られます。
スイングトレードでは、「為替差益 + スワップポイント - スプレッド」がプラスになるように計画しましょう。
また、銘柄ごとに取引が活発でスプレッドが狭くなる時間帯を調べ、適切なタイミングで注文を出すことが重要です。
FXとCFDでは、東京時間・ロンドン時間・ニューヨーク時間のいずれかでスプレッドが狭くなる傾向があります。
スワップポイントのみの出金ができない
海外FXでは、スワップポイントだけを現金で引き出すことはできません。ポジションを決済してスワップポイントが口座残高に反映されてから引き出すことが可能です。
日々の生活費としてスワップポイントを使いたい場合は、国内FX業者を利用する方が便利です。国内FXでは、毎日スワップポイントが口座に反映され、すぐに引き出せるようになっています。
一方、毎日スワップポイントを受け取る必要がない場合や、資金が少ない方には海外FXがおすすめです。ハイレバレッジと高額ボーナスを提供する業者を利用し、効率よく証拠金を増やしましょう。
海外FXでスワップポイントを狙う取引の注意点
海外FXでスワップポイントを狙う取引には、以下の注意点があります。
有効証拠金によるレバレッジ制限がある
スワップポイントを目的に長期保有する際は、有効証拠金によるレバレッジの制限に注意してください。多くの海外FX業者では、有効証拠金が一定額を超えるとレバレッジが制限されます。
例えば、XMTradingの通貨ペアにおけるレバレッジ制限は以下の通りです。
有効証拠金総額 | 最大レバレッジ |
---|---|
5~40,000万ドル | 1,000倍 |
40,001~80,000ドル | 500倍 |
80,000~200,000ドル | 200倍 |
200,001ドル以上 | 100倍 |
(*)1つの口座ではなく、すべての取引口座の合計が対象です。
スワップポイントを狙う取引では、ポジションを長期間保有するために、証拠金維持率を高く保つことが重要です。運用金額が大きくなると自己資金の負担が増える点にも注意しましょう。
スワップフリーの適用条件が細かい場合がある
「スワップフリーで選ぶおすすめ業者」で紹介した4社だけでも、各社の利用条件が異なり、分かりにくい点があります。
海外FX業者 | 利用条件 |
---|---|
Exness | 優待スワップフリー条件を満たすことが必要 |
FXGT | 商品ごとにスワップフリー期間が異なる |
XMTrading | KIWAMI極口座で特定銘柄のみ、両建て禁止 |
XS.com | 両建て禁止、不正利用でプラススワップ取消 |
Exness以外の業者では、複数口座や異なる業者間での両建てが禁止されています。FXGTやXMTradingでは、両建て禁止が公式に明記されていないものの、各社の判断で対応しています。
XS.comでは、スワップフリー口座の不正利用が疑われた場合、過去の取引を取り消し、手数料を請求する可能性があることが明記されています。
当社は、スワップフリー取引をキャンセルし、既存及び今後の注文に対して免除されたスワップ手数料を遡及的に請求し、(後略)
引用:XS「スワップフリー口座 / 重要事項」
スワップフリー口座の利用条件が業者ごとに異なるため、事前に各社の条件を確認しましょう。
クロス円では高いスワップポイントがつかない
国内FXとの大きな違いは、通常、クロス円で高いスワップポイントがつかない点です。2024年は、ドル円やポンド円などで高いスワップポイントがついていますが、海外FXでは国内FXの半分程度になっています。
また、トルコリラ円・メキシコペソ円・南アフリカランド円を取り扱う海外FX業者は少なく、取り扱いがあってもスワップポイントはかなり低く設定されています。
例えば、FXGTではトルコリラ円を扱っていますが、2024年9月3日時点での買いスワップはわずか0.45ポイント(10万通貨)です。
スワップ3倍デーではマイナススワップも3倍になる
海外FXの通貨ペア取引では、水曜から木曜にロールオーバーする際、土日分のスワップポイントが加算されるため、この日は「スワップ3倍デー」と呼ばれます。
ただし、マイナススワップも3倍になるため、スイングトレードを行う際は注意が必要です。
ロールオーバーとは、未決済のポジションを翌営業日に持ち越すことを指し、ニューヨーク市場が閉まる日本時間の午前7時(夏時間は午前6時)頃に行われます。
週末持ち越しで3倍スワップになる商品もある
海外FXでは、週末にポジションを持ち越すと、スワップポイントが3倍になる商品があります。為替差益とプラススワップを狙うスイングトレードでは、週末持ち越しのリスクも考えたトレード計画が必要です。
例えば、XMTradingでは商品によってスワップ3倍デーが異なります。
商品 | スワップ3倍デー |
---|---|
通貨ペア | 水曜 |
貴金属 | |
エネルギー | 金曜 |
株価指数 | |
個別株 | |
仮想通貨 | |
ソフトコモディティ | なし |
(*)ソフトコモディティは先物取引が対象のため、スワップポイントが発生しません。
エネルギー・株価指数・個別株・仮想通貨で3倍のプラススワップを狙う場合、月曜日までポジションを保有してください。
買いと売りの両方にマイナススワップの銘柄がある
海外FXでは、買いと売りの両方にマイナススワップがつく銘柄が多く、スイングトレードをする際は注意が必要です。
特に、ユーロトルコリラなどのエキゾチック通貨ペアや人気のないCFD商品では、高いマイナススワップが設定されることがあります。これらの銘柄は流動性が低く、スプレッドも広くなりがちです。
そのため、スイングトレードでこれらの銘柄を取引する際は、為替差益で得られる利益がスプレッドやマイナススワップのコストを上回るかを確認することが大切です。
海外FXのスワップポイントに関するよくある質問
海外FXのスワップポイントに関するよくある質問と回答を紹介します。
- 海外FXでスワップポイントが高い国はどこ?
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海外FXでスワップポイントが高い国は、政策金利が高い国です。例えば、トルコ・メキシコ・南アフリカランドなど新興国の通貨ペアが挙げられます。これらの通貨と低金利通貨を取引することで、高いスワップポイントを得られます。
- 海外FXのスワップポイントが3倍になるのはなぜ?
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海外FXのスワップポイントが3倍になるのは、土日分のスワップポイントがまとめて反映されるからです。FXとCFDの市場は土曜と日曜が資金の受渡日にならないため、この2日分を含めた3日分が特定の曜日に反映されます。
- 海外FXでスワップポイントが3倍になる日(3倍デー)はいつ?
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海外FXでスワップポイントが3倍になる日(3倍デー)は、通貨ペア取引では、水曜から木曜のロールオーバー時です。日本時間では木曜午前6時(冬時間では午前7時)頃になります。
- 海外FXのスワップポイントだけで生活できる?
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はい、海外FXのスワップポイントだけで生活することは可能です。例えば、1ロットのドル円(150円)をレバレッジ1,000倍で保有し、毎月25万円のスワップポイントを得るには、約12万7,500円の証拠金が必要です。しかし、購入価格が10円下がっても100%の証拠金維持率を保つには、約863万円の証拠金が必要になります。目標の収益に合わせた保有ロット数を計算し、ロスカットを避けるために十分な証拠金を維持することが大切です。
>>ドル円で毎月25万円を稼ぐシミュレーションはこちら - 海外FXのスワップフリーとは?
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海外FXのスワップフリーとは、取引時にスワップポイントが発生しないことです。これを利用できる専用の口座がスワップフリー口座と呼ばれます。また、イスラム教徒向けには、イスラム法に基づき、利子と見なされるスワップポイントを受け取らないためのイスラム口座が提供されています。
- 海外FXでスワップフリーの業者は?
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海外FXでスワップフリーの業者は、XMTrading、Exness、FXGT、XS.comなどがあります。これらの業者では、特定の口座や商品がスワップフリーになる条件が設定されています。
>>スワップフリーで選ぶおすすめの海外FX業者はこちら - ビットコインがスワップフリーになる海外FX業者は?
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ビットコイン(BTCUSD)がスワップフリーになる海外FX業者は、ExnessとXS.comです。Exnessでは無期限、XS.comでは2日間のスワップフリーが適用されます。
- 海外FXでは異なる業者間の両建てでスワップポイントを稼げる?
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いいえ、海外FXでは通常、異なる業者間での両建てによってスワップポイントを稼ぐことはできません。多くの業者が、異なる業者間の両建てを禁止しているからです。
参考記事:海外FXの両建てはばれない?バレる理由や禁止手法と注意点など解説 - 海外FXのスワップフリー口座は両建てに利用できる?
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はい、海外FXのスワップフリー口座は通常、その口座内であれば両建てに利用できます。しかし、同じ業者の別口座や異なる業者間での両建ては一般的に禁止されています。例外として、Exnessでは両建てが許可されています。
- 海外FXのスワップフリー口座と国内FX業者の両建てはばれる?
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はい、海外FXのスワップフリー口座と国内FX業者での両建ては、ばれる可能性が高いです。スワップポイントを狙った取引には、特定のパターンがあるとされています。不正な取引は、業者が導入している高度な検出システムで監視され、専門家による分析によって見抜かれていると考えられています。
- 海外FXで100万円を保有するとスワップポイントはいくら?
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海外FXで100万円を保有した場合、ドル円のスワップポイントは1日あたり約60円です。これはドル円が150円、2024年9月3日時点でのXMTradingのスワップポイントが1万通貨(0.1ロット)あたり903円であることに基づいた計算です。
>>ドル円で毎月25万円を稼ぐシミュレーションはこちら - 海外FXでスワップポイントを計算する方法は?
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海外FXでスワップポイントを計算する方法は、「契約サイズ × 小数桁 × ロット数 × スワップポイント」です。例えば、通貨ペア(FX)の契約サイズは100,000通貨、小数桁は0.00001です。
- 海外FXのスワップポイントは何時につく?
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海外FXのスワップポイントは、日本時間の午前7時(夏時間では午前6時)頃につきます。これはニューヨーク市場が閉まるタイミングで、未決済ポジションを持ち越す場合にスワップポイントが反映されます。
- 海外FXのトルコリラにはスワップポイントがつかない?
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いいえ、海外FXのトルコリラにはスワップポイントがつきます。例えば、2024年9月4日時点で、BigBossのトルコリラ円は597円/ロット、XMTradingのユーロトルコリラは2,579円/ロットです。
- トルコリラのスワップポイントが最も高い海外FX業者は?
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トルコリラのスワップポイントが最も高い海外FX業者は、通貨ペア別で以下の通りです。
銘柄 海外FX業者 トルコリラ円 BigBoss ユーロトルコリラ Titan FX ドルトルコリラ Vantage Trading トルコリラのスワップポイントが高い海外FX業者 (*)2024年9月4日時点の一般的な口座のスワップポイント(1ロット分)
- ドル円のスワップポイントが最も高い海外FX業者は?
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ドル円のスワップポイントが最も高い海外FX業者は、2024年9月4日時点ではXS.comです。1ロット(10万通貨)あたり1,355円です。
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