海外FXでスキャルピングをするなら、スプレッドや取引手数料を合計した取引コストを比較することが大切です。
しかし、コストが安いだけではスキャルピングに適した口座とは言えません。
どれだけ理論上の平均スプレッドが狭くても、狙った価格で取引できる約定力がなければトレードスキルがいくらあってもスキャルピングの利益は積み上げづらいからです。
そこでこの記事ではスプレッド+取引手数料はもちろんのこと、約定力の高さにも焦点を当てて海外FX業者のスキャルピング向き口座を比較していきます。
スキャルピングとは別にデイトレード用の口座も用意しておきたい方は「海外FXのおすすめ業者ランキング」も参考にしてください。取引コストはもちろん、使い勝手の良いボーナスなどを含め総合的に使える業者を集めています。
- スキャルピング口座No.1はExnessプロ口座
- 約定力にこだわりたい方はExnessゼロ口座がおすすめ
- Exnessは低コストかつレバレッジ無制限のハイレバスキャルピング環境が唯一無二
- レバレッジが低くてもコスト重視の方はThreeTraderのRawゼロ口座がベスト
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海外FXでスキャルピングにおすすめの口座7選
早速ですが、海外FXでスキャルピングにおすすめの口座を7つに厳選しました。
取引コストは「スプレッド+片道取引手数料」を記載しています。
業者名 口座タイプ | ドル円の 平均スプレッド | 最大レバレッジ |
---|---|---|
Exness プロ口座 詳しくみる | 0.75pips (0.4+0.35) | 無制限 (実質21憶倍) |
ThreeTrader Rawゼロ口座 詳しくみる | 0.6pips (0.4+0.2) | 500倍 |
AXIORY ナノスプレッド口座 (テラ口座) 詳しくみる | 0.7pips (0.4+0.3) | 400倍 |
TitanFX ブレード口座 詳しくみる | 0.95pips (0.6+0.35) | 500倍 |
XMTrading KIWAMI極口座 詳しくみる | 1.6pips | 1,000倍 |
FXGT ECN口座 詳しくみる | 0.8pips (0.5+0.3) | 1,000倍 |
Axi エリート口座 詳しくみる | 1.0pips (0.3+0.7) | 1,000倍 |
海外FX業者は、各社で取引条件が大きく異なります。
一言でスキャルピングといっても対象銘柄によって、スプレッドやレバレッジが各社で異なるため「シーン別に口座を使い分け」もおすすめです。
それぞれの口座について詳しく見ていきましょう。
Exness:プロ口座
海外FX業者Exness(エクスネス)のプロ口座は、ハイレバレッジでスキャルピングをしたい方におすすめです。
プロ口座の基本仕様・平均スプレッドは以下の通りになります。
項目 | 内容 |
---|---|
スプレッド | 最小0.1pips |
発注方式 | 即時約定方式 |
取引手数料 | 無料 |
最大レバレッジ | 無制限(実質21億倍) |
ロスカット水準 | 証拠金維持率0% |
ストップレベル | 0 |
Exnessのプロ口座:主要銘柄の平均スプレッド
銘柄 | 平均スプレッドスプレッド+片道取引手数料 |
---|---|
EURUSD ユーロ/米ドル | 0.6pips |
USDJPY 米ドル/日本円 | 0.8pips |
GBPUSD ポンド/米ドル | 0.8pips |
AUDUSD 豪ドル/米ドル | 0.8pips |
USDCAD 米ドル/カナダドル | 0.9pips |
XAUUSD ゴールド | 0.8pips |
Exnessのプロ口座は、海外FXで最も高い倍率である無制限レバレッジ(実質21億倍)でスキャルピングができることが特徴です。
また、無制限レバレッジに利用する条件も比較的カンタンなことも魅力になります。
- 口座残高が1,000ドル相当未満
- リアル口座で最低10回の取引実績
- リアル口座で合計5ロット以上の取引実績
上記の条件を満たしていれば、無制限レバレッジを使った少額スキャルピングが可能です。
\レバレッジ無制限×超低スプレッド!/
ThreeTrader:Rawゼロ口座
海外FX業者のThreeTrader(スリートレーダー)のRawゼロ口座はコスパ重視の方のスキャルピングにおすすめです。
Rawゼロ口座の基本仕様・平均スプレッドは以下の通りになります。
項目 | 内容 |
---|---|
スプレッド | 最小0pips |
発注方式 | NDD ECN方式 |
取引手数料 | 1ロット/往復4ドル |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 証拠金維持率20% |
ストップレベル | 0 |
ThreeTrader Rawゼロ口座:主要銘柄の平均スプレッド
銘柄 | 平均スプレッドスプレッド+片道取引手数料 |
---|---|
EURUSD ユーロ/米ドル | 0.4pips |
USDJPY 米ドル/日本円 | 0.6pips |
GBPUSD ポンド/米ドル | 0.7pips |
AUDUSD 豪ドル/米ドル | 0.4pips |
USDCAD 米ドル/カナダドル | 0.6pips |
XAUUSD ゴールド | 0.8pips |
ThreeeTraderのRawゼロ口座は、最小0pipsの低スプレッドを格安の取引手数料で実現していることが特徴です。
一般的にNDD ECN方式の口座の取引手数料は、1ロット当たり往復6ドル前後が相場となります。
- ThreeTrader:往復4ドル相当
- AXIORY:往復6ドル相当
- TitanFX:往復7ドル相当
しかし、Rawゼロ口座の取引手数料は、他社より圧倒的に安い往復4ドル相当です。
低スプレッドと取引手数料の安さを重視する方に、ThreeTraderのRawゼロ口座はおすすめします。
\業界最安スプレッド&取引コスト!/
AXIORY:ナノスプレッド口座(テラ口座)
海外FX業者AXIORY(アキシオリー)のナノスプレッド口座は、大口取引のスキャルピングをしたい方におすすめです。
ナノスプレッド口座の基本仕様・平均スプレッドは以下の通りになります。
項目 | 内容 |
---|---|
スプレッド | 最小0pips |
発注方式 | NDD ECN方式 |
取引手数料 | 1ロット/往復ド6ル |
最大レバレッジ | 400倍 |
ロスカット水準 | 証拠金維持率20% |
ストップレベル | 0 |
AXIORY ナノスプレッド口座:主要銘柄の平均スプレッド
銘柄 | 平均スプレッドスプレッド+片道取引手数料 |
---|---|
EURUSD ユーロ/米ドル | 0.5pips |
USDJPY 米ドル/日本円 | 0.8pips |
GBPUSD ポンド/米ドル | 0.9pips |
AUDUSD 豪ドル/米ドル | 0.8pips |
USDCAD 米ドル/カナダドル | 0.8pips |
XAUUSD ゴールド | 0.9pips |
AXIORYのナノスプレッド口座は、1ロット当たり往復6ドルの取引手数料で使える、NDD ECN方式の口座です。
スプレッドの狭さ以上に優れているのが、大口取引が快適な約定力となります。
ナノスプレッド口座では、1度に最大1,000ロットの同時発注に対応しており、大口トレーダーのスキャルピング環境に最適です。
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※公式サイト:https://www.axiory.com/jp/
TitanFX:ブレード口座
海外FX業者TitanFX(タイタンエフエックス)のブレード口座は、CFD銘柄のスキャルピングがしたい方におすすめです。
ブレード口座の基本仕様・平均スプレッドは以下の通りになります。
項目 | 内容 |
---|---|
スプレッド | 最小0pips |
発注方式 | NDD ECN方式 |
取引手数料 | 1ロット/往復ド7ドル |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 証拠金維持率20% |
ストップレベル | 0 |
TitanFX ブレード口座:主要銘柄の平均スプレッド
銘柄 | 平均スプレッドスプレッド+片道取引手数料 |
---|---|
EURUSD ユーロ/米ドル | 0.7pips |
USDJPY 米ドル/日本円 | 1.0pips |
GBPUSD ポンド/米ドル | 1.0pips |
AUDUSD 豪ドル/米ドル | 0.6pips |
USDCAD 米ドル/カナダドル | 0.8pips |
XAUUSD ゴールド | 2.1pips |
TitanFXのブレード口座は、ほとんどのCFD銘柄を最大500倍レバレッジ&NDD ECN方式で取引できるのが特徴です。
FX業者によっては、CFD銘柄に関してはNDD ECN方式の対象外、レバレッジが制限といった場合が多くあります。
有利な環境でCFD銘柄のスキャルピングをしたい方にTitanFXのブレード口座はおすすめです。
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※公式サイト:https://titanfx.com/jp
XMTrading:KIWAMI口座
海外FX業者XMTrading(エックスエム)のKIWAMI極口座は、スキャルピング以外の取引方法も兼用したい方におすすめです。
KIWAMI極口座の基本仕様・平均スプレッドは以下の通りになります。
項目 | 内容 |
---|---|
スプレッド | 最小0pips |
発注方式 | NDD方式 |
取引手数料 | 無料 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 証拠金維持率20% |
ストップレベル | 0 |
XMTrading KIWAMI極口座:主要銘柄の平均スプレッド
銘柄 | 平均スプレッドスプレッド+片道取引手数料 |
---|---|
EURUSD ユーロ/米ドル | 1.1pips |
USDJPY 米ドル/日本円 | 1.6pips |
GBPUSD ポンド/米ドル | 1.4pips |
AUDUSD 豪ドル/米ドル | 1.5pips |
USDCAD 米ドル/カナダドル | 1.9pips |
XAUUSD ゴールド | 2.2pips |
XMTradingのKIWAMI極口座は、他の低スプレッド口座と比べると広めであるものの、取引手数料が無料です。
また、主要な通貨ペアとゴールドなどの定番CFDに適用されるスワップフリーが特徴になります。
低スプレッドでスキャルピングとデイトレード、スワップフリーでスイングトレードもこなしたい方にKIWAMI極口座はおすすめです。
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※公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp
Axi:エリート口座
Axiのエリート口座は大口トレーダー、具体的には資金が約400万円以上ある方におすすめの口座です。
エリート口座の基本仕様・平均スプレッドは以下の通りになります。
項目 | 内容 |
---|---|
スプレッド | 最小0pips |
発注方式 | NDD ECN方式 |
取引手数料 | 1ロット/往復7ドル |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 証拠金維持率20% |
ストップレベル | 0 |
Axiエリート口座:主要銘柄の平均スプレッド
銘柄 | 平均スプレッドスプレッド +片道取引手数料 |
---|---|
EURUSD ユーロ/米ドル | 0.55pips |
USDJPY 米ドル/日本円 | 0.65pips |
GBPUSD ポンド/米ドル | 0.65pips |
AUDUSD 豪ドル/米ドル | 0.65pips |
USDCAD 米ドル/カナダドル | 0.95pips |
XAUUSD ゴールド | 1.15pips |
Axiのエリート口座は、前にご紹介したThreeTraderのRawゼロ口座と同じく最小0pipsの低スプレッドを格安の取引手数料で実現しています。
ただし、取引手数料は往復7ドルで、ThreeTraderのRawゼロ口座よりは高い設定になっています。
一方で約定力にも定評があり、EAユーザーなどではAxiを好んで利用するトレーダーも少なくありません。
注意点としてAxiエリート口座は最低入金額が25,000ドルとなっており、日本円で約400万円以上の資金がある方におすすめの口座です。
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FXGT:ECN口座
海外FX業者FXGT(エフエックスジーティー)のECN口座は、仮想通貨CFDのスキャルピングをしたい方におすすめです。
ECN口座の基本仕様・平均スプレッドは以下の通りになります。
項目 | 内容 |
---|---|
スプレッド | 最小0pips |
発注方式 | DMA方式 |
取引手数料 | 1ロット/往復ド6ドル |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 証拠金維持率40% |
ストップレベル | 0 |
FXGT ECN口座:主要銘柄の平均スプレッド
銘柄 | 平均スプレッドスプレッド+片道取引手数料 |
---|---|
EURUSD ユーロ/米ドル | 0.8pips |
USDJPY 米ドル/日本円 | 0.8pips |
GBPUSD ポンド/米ドル | 0.9pips |
AUDUSD 豪ドル/米ドル | 0.8pips |
USDCAD 米ドル/カナダドル | 1.9pips |
XAUUSD ゴールド | 1.8pips |
FXGTのECN口座は、仮想通貨CFDを最も好条件でスキャルピングできることが特徴です。
主要な仮想通貨CFDが最大1,000倍レバレッジ、スワップフリーで取引できます。
また、仮想通貨CFDの取り扱い数が50種類以上と豊富です。仮想通貨CFDを対象にスキャルピングをする方に、FXGTのECN口座はおすすめします。
FXGTの仮想通貨トレードについて、詳しくは「FXGT仮想通貨FXの完全攻略」をご覧ください。
海外FXでスキャルピングに適した口座の見つけ方
海外FXでスキャルピングに適した口座を見つけるには、以下のポイントに着目しましょう。
海外FXは、各社で取引条件が異なるため、スキャルピングと相性の良い環境を見つけることも勝つために大切です。
スキャルピングに関する制限とルールを確認する
まず重要なのは、海外FX業者でスキャルピングに関する制限とルールを確認することです。
スキャルピングが禁止されている業者で行えば、口座凍結といった罰則の対象となります。
例えば、GEMFOREX(ゲムフォレックス)のスキャルピングに関する制限は以下の通りです。
短期間(5分間を目安)に往復合計10LOT以上での連続したお取引を継続された結果、カバー先にて予告無く取引停止
引用:GEMFOREX ガイドライン
GEMFOREXでは、スキャルピングフリー口座を除く口座だと、10ロット以上の取引を連続で行う場合は、事前に連絡が必要になっています。
スプレッドの狭さと実質コスト
デイトレードやスイングトレードと比べて、取引回数の多いスキャルピングは実質コストも重要です。
実質コストとは、以下の内容で考える取引に必要なコストになります。
- スプレッド
- 取引手数料
- 取引ボーナス
スプレッドは狭いほど、スキャルピングが有利に行えます。しかし、スプレッドの狭い口座タイプでは、別途取引手数料が発生するため、スプレッドを加味した実質コストが重要です。
また、一部の海外FX業者では、取引毎にボーナスを獲得できる場合もあります。
したがって、スプレッド・取引手数料・取引ボーナスの3つで実質コストを比べましょう。
約定力の優れるECN方式・DMA方式を採用している
スキャルピングに求められるのは、注文が確実に早く正解に届く「約定力」も挙げられます。
約定力の高い業者では、NDD ECN方式もしくはDMA方式を採用している場合が多いです。
- NDD ECN方式:顧客からの注文が電子取引システムで金融機関とマッチングする方式
- DMA方式:金融機関の提示する市場価格で即時に顧客注文が約定する方式
どちらも、FX業者で注文を処理する工程がなく、金融機関と直接取引が成立する方式になります。
スリッページへの耐性が高いこと
スキャルピングでは、スリッページへの耐性が高い海外FX業者を選ぶことも重要です。
スリッページは、取引プラットフォームから許容スリッページを設定することも可能ですが、発生しないに越したことはありません。
信頼のおける安定性
引用:AXIORY 取引条件
定評のある信頼性の高いサーバーにより、安心してお取引をいただけます。
オーバーコネクションを回避するため、弊社ではロンドンと東京にあるローカルデータセンターを設置しています。
例えば、AXIORY(アキシオリー)やTitanFX(タイタンエフエックス)では、東京サーバーがあるため遅延がありません。
ロスカット水準が20%以下に設定されている
少額資金でレバレッジを利かせたスキャルピングをするなら「ロスカット水準」も重要です。
ロスカット水準が低いと、ポジションを最大まで保有した場合に、許容できる含み損が大きくなります。
目安として、各社のロスカット水準は以下の通りです。
- ThreeTrader:証拠金維持率20%
- Exness:証拠金維持率0%
- AXIORY:証拠金維持率20%
- TitanFX:証拠金維持率20%
- XMTrading:証拠金維持率20%
- FXGT:証拠金維持率20%(ECN口座は40%)
少額資金&ハイレバレッジでスキャルピングをしたい方は、ロスカット水準20%以下を目安に口座を選ぶと良いでしょう。
ストップレベルゼロを提供している
自動売買(EA)を使ったスキャルピングを行う場合は、ストップレベルゼロの提供しているかも確認しましょう。
ストップレベルゼロだと、裁量取引では難しい細かな値幅を狙ったスキャルピングが自動売買(EA)で運用しやすくなります。
最大レバレッジが高い低スプレッド口座を提供している
ポジションの保有期間が短いスキャルピングでは、高いレバレッジをかけて利益を増やしたいといった方は多いでしょう。
そこで、スキャルピングに十分なスプレッドの狭さを確保しつつ、最大レバレッジの高さも維持されることも重要です。
業者名 | 最大レバレッジ |
---|---|
Exness ロースプレッド口座 | 無制限(実質21憶倍) |
ThreeTrader Rawゼロ口座 | 500倍 |
AXIORY ナノスプレッド口座 | 400倍 |
TitanFX ブレード口座 | 500倍 |
XMTrading KIWAMI極口座 | 1,000倍 |
FXGT ECN口座 | 1,000倍 |
例えば、XMTradingのKIWAMI極口座とFXGTのECN口座では最大1,000倍、Exnessのロースプレッド口座は無制限レバレッジが利用できます。
レバレッジ制限ルールが自分に合っている
最大レバレッジだけでなく、資金の多い上級者トレーダーの方は「レバレッジ制限ルール」も重要です。
- XMTrading KIWAMI極口座:口座残高によるレバレッジ制限
- TitanFX ブレード口座:レバレッジ制限なし
- FXGT ECN口座:取引金額によるレバレッジ制限
例えば、少額資金で大きなロットで取引したい場合はXMTrading、ロット数が少なくても口座残高が多い場合はFXGTのレバレッジ制限が最適です。
最大レバレッジは低くてもよく、制限のない使い勝手の良さを求めるならTitanFXのレバレッジ制限ルールが良いでしょう。
国内FXと比較した海外FXスキャルピングのデメリット
ここでは、国内FXと比較した海外FXスキャルピングのデメリット以下3つをご紹介します。
メリットだけでなく、デメリットも理解して海外FXのスキャルピングを検討しましょう。
実際のところ海外FXスキャルピングで勝てていない方は「海外FXスキャルピングで勝てない原因と対策」の記事も合わせて参考にしてみてください。
スプレッドが広い
海外FXは、一般的な国内FX業者と比較してスプレッドが広いことがデメリットです。
実際に海外FX業者と国内FX業者でドル円の平均スプレッドを比較してみましょう。
FX業者/口座 | ドル円のスプレッド |
---|---|
海外:ThreeTrader Rawゼロ口座 | 0.90pips |
海外:Exness プロ口座 | 0.80pips |
海外:XMTrading KIWAMI極口座 | 0.90pips |
国内:GMOクリック証券 原則固定スプレッド | 0.20pips |
国内:SBI FXトレード 原則固定スプレッド | 0.09pips |
国内:外為どっとコム 原則固定スプレッド | 0.20pips |
国内FXと海外FXのスプレッド差は、業者を利益の確保する方法の違いが理由です。
多くの海外FXでは、上乗せのスプレッドが利益の源泉となっています。
一方で、国内FXは自社で顧客の注文を決済して、損失分が利益となる店頭外国為替取引(OTC取引)が一般的です。
その他の通貨ペアのスプレッドについては「海外FXのスプレッド比較」をご覧ください。
ハイレバレッジの自己管理が重要
高いレバレッジが使えるからこそ、取引量によってリスクレベルを管理することの重要度も上がります。
とは言え、口座で使える最大レバレッジは適切に自己管理ができればデメリットにはなりません。
なぜなら、レバレッジは最大レバレッジの範囲の中で、有効レバレッジを自分の取引量や資金量でコントロールするものだからです。
- 最大レバレッジ:口座で使える最大のレバレッジ倍率
- 有効レバレッジ:取引で実際に使っているレバレッジ倍率
リスクコントロールできずに無謀なハイレバスキャルピングをしてしまうと、リスクばかりが高くなりデメリットになってしまいます。
まずは最小取引単位の0.01ロットから始めてどれぐらいの取引量でスキャルピングするのが自分に合っているのか、慎重に探っていきましょう。
各社で取引条件が変わる
国内FXは規制も多く「最大25倍レバレッジ・低スプレッド重視」と各社の取引条件はほぼ同じになる傾向があります。
一方で、海外FX業者は各社で取引条件が大幅に異なり、それぞれに個性があります。
比較するのは大変ですが、自分に合った取引条件や口座スペックの業者(口座タイプ)を見つけることで、理想的なスキャルピング環境を手に入れられます。
国内FXと比較した海外FXスキャルピングのメリット
ここでは、国内FXと比較した海外FXスキャルピングのメリット以下6つをご紹介します。
海外FXはスキャルピングが有利なメリットが多いため確認しておきましょう。
海外FXはハイレバレッジでスキャルピングができる
海外FXでスキャルピングをするメリットと言えば、やはり国内FXにないハイレバレッジです。
まず、日本に拠点をおく国内FXは、金融庁による以下のレバレッジ規制が行われています。
証拠金制度(レバレッジ制限)
引用:金融庁 外国為替証拠金取引について
個人が店頭FX取引を行う際は、通貨ペアの種類を問わず、取引金額に対して4%以上の証拠金を差し入れ、維持する必要があります(レバレッジに換算すると25倍以下となります。)。
一方で、海外FX業者では金融当局によるレバレッジ上限の規制がない場合がほとんどです。
最大レバレッジが高いため、一般的な海外FX業者では必要証拠金が以下のように少額で済みます。
通貨ペア | 海外FX 最大1,000倍レバレッジ | 国内FX 最大25倍レバレッジ |
---|---|---|
USDJPY 換算レート:134.124円 | 13,412円 | 536,498円 |
EURUSD 換算レート:1.09890 | 14,739円 | 589,558円 |
GBPUSD 換算レート:1.24425 | 16,688円 | 667,535円 |
EURGBP 換算レート:0.88318 | 14,739円 | 589,556円 |
国内FXでスキャルピングを諦めていた方でも、海外FXなら少額で始めやすいです。
興味があれば「海外FXのレバレッジランキング」も参考にしてください。
追証による借金のリスクがない
海外FXのスキャルピングでは、口座残高を超える損失が発生しません。
なぜなら、海外FXで口座残高を超える損失はゼロカット制度の採用で、業者側で不足分を補填するからです。
一方で、国内FXは金融商品取引法によってゼロカットの採用ができません。
(損失補塡等の禁止)
第三十九条 金融商品取引業者等は、次に掲げる行為をしてはならない。
三 有価証券売買取引等につき、当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため、当該顧客又は第三者に対し、財産上の利益を提供し、又は第三者に提供させる行為
引用:eGov 金融商品取引 第三十九条
国内FXでは、法律で「顧客の損失を補填する行為」が禁止されています。
自己資金以上に損失が発生しないゼロカットは海外FXでスキャルピングをするメリットです。
ボーナスでトレード資金を増やせる
海外FXでは、スキャルピングのトレード資金をボーナスで増やせるメリットがあります。
海外FXのボーナスでは、有効証拠金として使えるクレジットが付与され、クレジットを使った利益が制限なく出金可能です。
例えば、海外FXのボーナスの種類は以下の通りになります。
自己資金を少なく、ボーナスを多く活用することで資金を失うリスクを抑えてスキャルピングができます。
スキャルピングや自動売買(EA)の制限が少ない
海外FXは、スキャルピングや自動売買(EA)の制限が少ないこともメリットです。
海外FXでは、発注方式にNDD方式という、取引システムで自動的に顧客注文を処理する方式が採用されています。
一方で、国内FXではディーラーによる判断で顧客注文を処理するDD方式が一般的です。
国内FXでは処理しきれないスキャルピングが行われると、注文制限や口座凍結の可能性になる場合も多いです。
取引できる銘柄の幅が広い
海外FXのスキャルピングでは、取引できる銘柄の幅が広いこともメリットです。
国内FXでは、FX口座とCFD口座もしくはCFD業者といった形で口座が分かれています。
しかし、海外FXでは、以下のCFD銘柄も一緒にFX口座で取引できるのが一般的です。
- 株価指数
- 貴金属
- エネルギー
- 商品先物
- ETF
- 株式
- 仮想通貨
様々な銘柄が1つの口座で取り扱われているため、同じ口座で資金を移動させる手間もなく、幅広い市場で取引のチャンスを狙えます。
大口取引に対応しやすい
海外FXのスキャルピングでは、国内FXでは対応が難しい大口取引がしやすいメリットがあります。
なぜなら、海外FXの発注方式は、取引システムが注文を管理するNDD方式が一般的だからです。
また、国内FXに多い店頭取引とは異なり、金融機関が直接の取引相手となるNDD ECN方式を採用している業者も多いため、100ロット以上の取引を一度に行うこともできます。
海外FXで大口取引が得意な業者ランキングも別ページにまとめているため、参考にしてください。
海外FXのスキャルピングは禁止取引に注意
海外FXでスキャルピングを行う際は、以下の禁止取引を行わないように注意しましょう。
利用規約に違反する禁止取引を行うと、罰則として口座凍結や不正に取得した利益の出金拒否が行われる可能性があります。
複数口座間の両建て
海外FXでスキャルピングを行う際は、複数口座の両建てを行わないようにしましょう。
- 複数口座の両建てとは、以下のような取引が該当します。
- 追加口座間の両建て:同一銘柄を対象にA口座で買い・B口座で売りを保有
- 他社口座間の両建て:同一銘柄を対象にA社で買い・B社で売りを保有
- 相関性の高い銘柄の両建て:相関性の高い銘柄を対象にA口座で買い・B口座で売りを保有
業者によっては、相関性の高い通貨ペア・銘柄の両建ても禁止している場合があるため注意しましょう。
ただし、海外FX業者の中には例外として、複数口座の両建てを禁止していない場合もあります。
- Exness(エクスネス)
- AXIORY(アキシオリー)
裁定取引(アービトラージ)
海外FXでスキャルピングを行う際は「裁定取引(アービトラージ)」を行わないようにしましょう。
一般的に、海外FX・国内FXのどちらでも裁定取引が禁止されています。
ただし、GEMFOREX(ゲムフォレックス)など、裁定取引を禁止していない業者もあるため、各社の取引条件を確認しておきましょう。
窓開けだけを狙ったスキャルピング
窓開けだけを狙ったスキャルピングも、海外FX業者で禁止されている取引の1つです。
もちろん、窓開け以外も取引している状態の場合は、特に問題となりません。
相場の急変動で発生する窓だけを狙った取引は、ゼロカットのリスクが高いため禁止されています。
経済指標の発表前後だけを狙ったスキャルピング
相場が急変動しやすい「経済指標の発表前後だけを狙ったスキャルピング」は、多くの海外FX業者で禁止されています。
窓を狙った取引と同様に、他のタイミングのスキャルピングも行っている場合は、基本的に問題となりません。
ただし、業者によっては経済指標発表前後を対象に、レバレッジ制限を行う可能性があるため注意しましょう。
主要なグローバルイベントのニュースがニュースリリースとして発表されると、多かれ少なかれ金融市場に影響を与えるため、取引金融商品の価格が不安定になることがよくあります。 市場のボラティリティから保護するために、これらの取引商品のレバレッジは1:200に制限されており、証拠金所要額の引き上げにつながる可能性があります。
引用:Exness ニュースリリース中の証拠金所要額の引き上げ
経済指標発表でハイレバレッジなスキャルピングを考えている方は、各社の取引ルールを確認しましょう。
サーバーに過剰な負荷をかける高頻度売買
海外FXで自動売買(EA)を使ったスキャルピングを考えている方は、サーバーに過剰な負荷をかける高頻度売買は控えましょう。
高頻度売買の明確な定義はないものの、ごく短期間で大量の発注やキャンセルをする行為は、多くの海外FX業者で制限されています。
EA利用に関するルール
注文とキャンセルを繰り返す取引や、高頻度取引(HFT)など、当社サーバーの執行能力に支障を与えると担当部門が判断した場合には、一旦取引停止となる場合がございます。また、注文頻度などEAの売買戦略に改善が見られない場合、利用規約第5条に沿った処置を行わせて頂く場合もございますので、極端な取引はお控え下さい。
引用:BigBoss ガイドライン
高頻度売買に該当しないように、注文キャンセルを頻繁に行うEAは控えましょう。
ボーナスやゼロカットを悪用した取引
海外FXで提供されるボーナスの不正に取得したり、ゼロカットを悪用したスキャルピングは禁止されています。
例えば、ボーナスやゼロカットを悪用した取引は以下の通りです。
- 第三者名義でアカウントを作りボーナスを二重に取得した
- 複数口座間の両建てを行いA口座でゼロカット・B口座で利益を得た
- 複数名で共謀してボーナスの盲点をつき不正に利益を得た
ボーナスやゼロカットの悪用は、一方的にFX業者が損をするため禁止されています。
海外FXでおすすめのシンプルなスキャルピング手法
ここでは、海外FXでおすすめのシンプルなスキャルピング手法を2つご紹介します。
トレンドラインやRSIなど、基本的なオブジェクトとインジケーターで簡単に実践できるスキャルピング手法を詳しくみてみましょう。
さらに詳しく&わかりやすい手法解説は「海外FXのスキャルピング手法」の記事をご覧ください。
複数のトレンドラインを使ったスキャルピング
複数のトレンドラインを使ったスキャルピングは、同じ角度のトレンドラインを使って行うスキャルピング手法です。
- 高値と高値・安値と安値を結ぶトレンドラインを引く
- トレンドラインを延長する
- 同じ角度のトレンドラインを複製する
- トレンドラインの間の値幅を狙ってスキャルピング
トレンドライン1つで実践できるシンプルなスキャルピング手法について詳しく解説していきます。
複数のトレンドラインを使ったスキャルピングは、同じ角度のトレンドラインを使って行うスキャルピング手法です。
- 右に延長
- 左に延長
トレンドラインを延長して、次の行程に移ります。
同じ角度が意識される値動きが確認できるので、以下のようにスキャルピングが行えます。
- トレンドラインに上からレートが触れたら押し目買い
- トレンドラインに下からレートが触れたら戻り売り
RSIを使った5分足スキャルピング
RSIを使った5分足スキャルピングとは、相場の買われすぎ・売られすぎを示すインジケーター「RSI(相対力指数)」を使ったトレード手法です。
- RSIをチャートに追加する
- RSI30%で買い
- RSI70%で売り
まずは、複雑なテクニックなどは使わず、RSIの基本的なシグナルを使ったシンプルな手法をマスターしましょう。
まずは、チャートにRSIを追加しましょう。
MT4・MT5の上部メニューから「挿入」→「インディケータ」→「オシレーター」→「Relative Strength Index」を選択します。
RSIの数値設定はデフォルト(14期間)で問題ありません。
そのまま「OK」を選択しましょう。
RSIをチャート上に表示したら、5分足もしくは1分足を表示しましょう。
1時間足以降でトレンドが発生している場合は、以下のようにRSIが機能する場合が多いです。
- RSI30%:売れれすぎのシグナル・新規売りを発注(もしくは買い決済)
- RSI70%:買われすぎのシグナル・新規買いを発注(もしくは売り決済)
基本的には、1時間足以上でトレンドが発生している場合に、上昇トレンドは買い・下降トレンドは売りのトレンドフォローが良いでしょう。
また、精度を上げるには、他のインジケーターも追加して、トレード判断の材料を増やすと良いでしょう。
海外FXのスキャルピングに関する注意点
ここでは、海外FXでスキャルピングに関する以下4つの注意点をご紹介します。
スキャルピングに関する基本的な注意点や国内FXとの違いを事前に確認しておきましょう。
スキャルピング禁止や制限がある場合もある
海外FX業者は、スキャルピングを公認している場合が多いです。
しかし、例外としてスキャルピングを禁止している海外FX業者もあります。
お客様は、市場濫用と定義される方法またはその他の不正な方法で取引プラットフォームを使用したり、注文をしたり、取引を開始したりしないことに同意します、これには時間操作、スキャルピング、他のすべての不当な利益をもたらす行為、もしくは当社が本契約の範囲外で独自の裁量により不適切、もしくは不正行為とみなした行為が含まれます。
引用:iFOREX 顧客契約
国内FXよりスプレッドが広い傾向がある
スキャルピングは、デイトレードやスイングトレードと比べて、スプレッドの影響を受けやすい取引方法です。
国内FXで数pipsの利益幅を狙ったスキャルピングを行っていた方が、海外FXへ移行する際は、スプレッド分の含み損を確認しましょう。
スプレッドの広い口座の場合は、過去に使っていた取引手法では利益が発生しない可能性もあります。
マイナー通貨ペア・マイナーCFDはスプレッドが広がりやすい
国内FX・海外FXを問わず、マイナー通貨ペア・マイナーCFD銘柄はスプレッドが広がりやすいです。
マイナーな銘柄は、全体の取引量が少なく、全体の流動性が低いためスプレッドが広い傾向があります。
しかし、マイナー銘柄はスプレッドが広い分、価格変動が大きいため、スキャルピングの戦略を考えることも重要です。
自動売買(EA)によるスキャルピングも可能
海外FXでは、取引プラットフォームMT4・MT5の「エキスパート・アドバイザー(EA)」を使った自動売買が行えます。
自動売買なら、他の取引方法より判断力が求められるスキャルピングも、システムの自動判断で行うことが可能です。
ただし、一部の海外FX口座では、自動売買が禁止されているため注意しましょう。
- iFOREX:全口座で禁止
- GEMFOREX:ロースプレッド口座・ガチゼロ口座
海外FXのスキャルピングに関するよくある質問
- 海外FXでスキャルピングにおすすめの口座は?
-
海外FXのスキャルピングにおすすめの口座は以下の通りです。
- ThreeTrader Rawゼロ口座:1ロット往復4ドルの格安手数料
- Exness プロ口座:無制限(実質21億倍)のレバレッジ
- AXIORY ナノスプレッド口座:最大1,000ロットの大口取引が可能
- TitanFX ブレード口座:CFD銘柄もNDD ECN方式を採用
- XMTrading KIWAMI極口座:スキャルピング以外も兼用しやすい
- Axiエリート口座:低スプレッド×高約定力
- FXGT ECN口座:仮想通貨CFDのスキャルピングが快適
それぞれ、自身のスキャルピングのトレードスタイルに合った口座を選びましょう。
- 海外FXでスキャルピング禁止・制限はありますか?
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はい、海外FX業者でもスキャルピングを禁止・制限している場合があります。例えば、海外FX業者iFOREX(アイフォレックス)では、スキャルピングが禁止です。
- 海外FXで禁止されているスキャルピングを行うと?
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スキャルピングが禁止の業者でスキャルピングを行うと、口座凍結や出金拒否といった罰則の対象となります。
- 海外FXでは自動売買(EA)によるスキャルピングは可能ですか?
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はい、多くの海外FX業者では自動売買(EA)によるスキャルピングが可能です。
- スキャルピングを禁止している海外FX業者はありますか?
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海外FX業者のiFOREX(アイフォレックス)では、スキャルピングが禁止されています。
- スキャルピングに不向きな時間帯はありますか?
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スキャルピングは、ボラティリティの少ない日本時間の早朝のシドニー市場や、日中の日本時間は不向きとされています。
- なぜスキャルピングが禁止されるのですか?
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一般的に海外FX業者ではスキャルピングが禁止されていません。また、国内FXにおいても近年では比較的スキャルピングに対応している業者も少なくありません。ただし、各社の約定力や提供している取引条件の性質上、スキャルピングを制限している場合があります。
- スキャルピングは何pipsの利益が目安になりますか?
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スキャルピングで利益の目安は存在しません。その場の市場の価格変動幅(ボラティリティ)によって異なります。ただし、基本的には想定される損失(リスク)に対して、期待できる利益(リワード)が大きいリスクリワードの良い取引が望ましいです。
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