海外FXの自動売買は、業者の違いによりスプレッド・取引手数料・約定力などが異なるため、同じ自動売買プログラム(EA)でも成績が変わることがあります。
この記事では、自動売買でパフォーマンスを高められる5つの海外FX業者を紹介するとともに、優秀で勝てる自動売買プログラム(EA)の選び方も解説します。
また、国内FXのシステムトレードよりも海外FXの自動売買を選ぶメリットまで分かるので、ぜひ参考にしてください。
なお、自己資金を入金しなくても無料でトレードに挑戦できる「海外FXの口座開設ボーナスの高額ランキング」も、別ページで日々最新情報を更新しているので興味があればご覧ください。
海外FXの自動売買(EA)とは?
海外FXの自動売買(EA)について、要点を押さえながら解説します。
不労所得を作るために有効な方法について、順番に確認しましょう。
自動売買はFXの取引手法の一種
FXの取引手法の一つである自動売買は、トレーダーが注文や決済をすることなく稼げる可能性があることから、不労所得を作る有効な手段です。
FXのトレード手法は大きく2つに分かれていて、自動売買はシステムトレードの1つとなります。
- 裁量トレード:トレーダー自身が売買する
- システムトレード:システムが自動で売買する
裁量トレードで安定して稼ぐには、損失を出しながら経験を積む必要がありますが、自動売買であればそれをショートカットできます。
忙しい方でも収入が得られる株式投資のように、人生100年時代におけるもう一つの収入の柱として注目されています。
システムトレードの種類
システムトレードにもいくつか種類があるので、国内FX業者が提供するサービスと比較しながら、海外FXの自動売買の特徴を確認しましょう。
種類 | 特徴 | サービス例(提供元) |
---|---|---|
選択型 | 複数の自動売買ストラテジーから選ぶだけ | マイメイト(インヴァスト証券) |
開発型 | 開発プラットフォームで自動売買ストラテジーを自作する | ProRealTimeチャート(IG証券) |
設定型 | 個人で自動売買ストラテジーの取引条件を設定する | ちょいとれFX(FXプライムbyGMO) |
EAの設定 | MT4/MT5にEAを設定する | 海外FXの自動売買 |
国内FXのシステムトレードは、すぐに始められる選択型が人気です。トレード未経験者であってもFX業者が推奨する自動売買のサービスを稼働させておくだけで、ある程度は稼げることが期待できます。
開発型はトレードの知識と経験に加えてプログラミングが必要になるため、上級トレーダーとプログラマーが共同で自動売買ツールを開発するような使い方がされています。
設定型はプログラミングの知識は不要ですが、テクニカル指標などを選ぶ必要があるため、トレードの知識と経験が必須です。
海外FXの自動売買について言えば、国内FXの設定型に近くなります。ユーザー自身がEA(Expert Adviser)と呼ばれる自動売買プログラムを選んでMT4/MT5に設定することから、少し難しくはなります。
ただし、EAは世界中で開発された豊富な種類から選べるため、大きく稼げる可能性があるEAを発見できるメリットがあります。
複数のEAを組み合わせて長期的に稼げるEAのポートフォリオも作れることから、資産運用の観点からも海外FXの自動売買が注目されています。
海外FXの自動売買はEAをMT4/5で稼働させること
海外FXの自動売買は、一般的に取引プラットフォームのMT4またはMT5でEAを稼働させることを指します。海外FXではトレードの際にMT4/MT5を主に使用するため、これらのみで稼働できるEAが普及しています。
ここで一旦、海外FXの自動売買に必要なものを確認しましょう。
項目 | 役割 |
---|---|
EA | 自動売買を実行する |
MT4/MT5 | EAを操作する |
パソコン | MT4/MT5を操作する |
海外FX業者 | 自動売買する口座を作る |
海外FXで自動売買を始めるには、最初に海外FX業者で口座を開設し、続いて業者から無料提供されるMT4/MT5をパソコンにインストールし、そのMT4/MT5にEAを設定して完了です。
EAの中にスキャルピングなどの取引方法がプログラムされているので、ユーザーは優秀で勝てるEAを選ぶことが海外FXの自動売買で稼ぐコツとなります。
無料EAと有料EAの自動売買の違い
海外FXの自動売買でEAを選ぶ際に、優秀で勝てるEAが有料とは限らないので注意しましょう。有料と無料に関係なく、どちらも成績の良いものから悪いものまでピンキリです。
優秀で勝てるEAだから有料で販売することは理に適っているので、反対に無料で提供されている主な理由を以下で確認しましょう。
海外FX業者は主にユーザーが取引した際に発生する手数料で稼いでいます。そのため、ユーザーにたくさん取引をしてもらうために優れた取引環境を整えることが重要です。
優秀で勝てるEAを無料で提供することもその一環です。ユーザーが自動売買する回数を増やした分だけ海外FX業者に入る手数料も増えていきます。
例えば、おすすめ業者のTitanFXは2023年8月にタイタンFX研究所を開設し、その中にあるEAマーケットプレイスで無料EAの収益率・勝率などのデータを全て公開して自由に選べるようにしています。
ユーザーが優秀で勝てる無料EAの自動売買でしっかりと稼ぎ、海外FX業者はその分だけ手数料が入るWin-Winの関係です。
24時間自動売買をするにはVPSが必要
自宅のパソコンを使わずに、海外FXの自動売買を休みなく稼働し続けるためにはVPSが必要です。
VPSとは「Virtual Private Server」の略称で、専門業者が用意する高性能な仮想サーバーを指します。海外FXの自動売買は、VPSをレンタルしてその中で自動売買をすることが一般的です。
自宅のパソコンを稼働し続けると、パソコンや通信回線のトラブルで自動売買が停止するリスクがあるので、その防止策としてVPSが使われています。近年の電気代高騰に対する節約メリットも無視できないでしょう。
最初のVPSの利用については、海外FX業者が提供するFX専用の無料VPSを試すのはいかがでしょうか。「VPSを提供する海外FX業者5選(無料あり)」の通り必要最小限のスペックを揃えているので、VPS環境下における自動売買のテスト用としておすすめです。
海外FXで自動売買するメリット
海外FXで自動売買するメリットを5つに絞って紹介します。
不労所得の手段としておすすめされる理由も含めて、順番に解説します。
チャート分析が必要なく自由時間を失わない
自動売買の最大のメリットは、チャート分析に時間を奪われることなく収入の柱を作れることです。
裁量トレードでは定期的にチャート分析をして売買タイミングを測る必要があり、スキャルピング手法だとパソコンから離れることができません。
一方の自動売買は、VPSでEAを稼働させておけば完全にほったらかしにできるため、忙しい社会人や子育て中の方でも不労所得を作る手段としておすすめです。
銘柄と手法を分散してリスクを減らせる
銘柄や取引手法が異なるEAを選ぶだけで簡単にリスク分散できることも、海外FXの自動売買のメリットです。
「卵は一つのカゴに盛るな」という相場格言があります。複数の商品に投資を行い、リスクを分散させた方がよいという教えですが、これは取引手法にも当てはまります。
優れた一つの取引手法を複数の銘柄に使ってリスクの集中を避ける方法と、一つの銘柄にいくつかの優れた取引手法を適用する2つの考え方です。
裁量トレードで実践することは大変難しいですが、海外FXの自動売買であればEAを入れ替えるだけでリスク分散の方法を簡単に変えられます。
ルール通りの取引で毎月プラス収支を狙える
自動売買はルール通りに淡々とトレードを続けるので、EAが得意とする相場が続く限り安定して稼ぎ続けてくれます。
裁量トレードのように感情が原因で成績が左右することがないため、損小利大というFXで繰り返しがちなミスがなくなります。
海外FXの自動売買は、EAを長期間稼働してトータルでプラスを狙うものなので、1週間に1回ほどの定期チェックで問題がなければスイッチONにしておくだけです。
MT4/MT5を使える業者ばかりで初期設定が簡単
海外FX業界ではMT4/MT5が最初に使われる取引プラットフォームとなっています。海外FX業者はMT4またはMT5を無料で提供しているので、ある業者のMT4/MT5で使っていたEAをそのまま他の業者のMT4/MT5で使い続けることができます。
利用する海外FX業者が変わっても、MT4/MT5の使い方やEAの設定方法は変わらないので、初期設定で無駄に費やす時間を繰り返すこともないでしょう。
海外FX業者で口座開設した後は「海外FXの自動売買でMT4にEAを設定する方法」を参考にしてください。
スキャルピングEAを制限しない業者が多い
国内FXでは、スキャルピングを公認する業者は少ないですが、海外FX業者の大半は裁量トレードと自動売買ともにスキャルピングを制限していません。
サーバーに大きな負担を与えるHFT(高頻度取引)は多くの業者が禁止していますが、機関投資家レベルの取引量が対象になるため、個人がスキャルピングEAで自動売買する際に気にする必要はないでしょう。
後ほど紹介する5つの海外FX業者であれば、スキャルピングEAを稼働しても大丈夫です。一方でマイナー業者の中には禁止しているところがあるので、利用規約の確認を怠らないようにしましょう。
海外FXで自動売買するデメリット
海外FXで自動売買するデメリットも確認しましょう。
デメリットを解消する方法と合わせて順番に解説します。
初期費用と維持費用が発生する
海外FXで自動売買するデメリットは初期費用と維持費用が発生することですが、EAの購入と有料VPSを利用した場合に限られます。
費用項目 | 負担する費用 |
---|---|
EAの購入代金 | 1円~ |
有料VPSの利用料 | 月額数千円 |
EAの性能は金額では分かりません。販売者次第で価格が変わるため、どのEA販売サイトでも成績の悪いEAが高く売られていることがあります。後ほど「優秀で勝てるEAの選び方」で解説する通り、利用目的に合わせてデータで選別しましょう。
日本で提供されている有料VPSについてはスペックに対する相場があるので、以下の料金・スペック・MT4の推奨個数を参考にしてください。
VPSの料金とスペック | お試しプラン (海外FX業者のVPS) | 標準プラン |
---|---|---|
月額料金 | 2,000~3,000円 | 3,000~4,000円 |
メモリ | 1~2GB | 2~3GB |
ディスク容量 | 40~80GB | 80~120GB |
MT4推奨個数 | 1個 | 2個 |
一部の海外FX業者では一定の条件を満たすことで、お試しプランと同等スペックのVPSが無料になります。
MT4の推奨個数を超えるとVPS内での動作が急激に遅くなる場合があるので、上記のスペックを基準に稼働数を決めていきましょう。
EAをMT4/MT5に設定する必要がある
EAをMT4/MT5に設定する際に特定のフォルダに入れるなどの作業が必要なため、初期設定には時間がかかるでしょう。
一方で海外FXではほぼ全ての業者でMT4/MT5が使えることと、業者が変わってもEAの設定方法は全く同じなので、最初にやり方を理解すれば利用する業者を変えたとしても、同じ手順で海外FXの自動売買を始められます。
詳細は「海外FXの自動売買でMT4にEAを設定する方法」の図解を参考にしてください。
バックテストとフォワードテストに時間がかかる
海外FXの自動売買では、2種類のテストを行うことで本番でも予測通りの結果を得られやすくなります。
テストの種類 | 内容 |
---|---|
バックテスト | 過去のチャートで検証する |
フォワードテスト | 現在以降のチャートで検証する |
バックテストをする理由は、成績が良い相場と悪い相場を見分けるためです。10年分以上のチャートを見てみると、全然動かない相場やダイナミックな値動きをする相場があります。
過去の相場とEAの成績を照らし合わせることで、EAの特徴や強みを理解できて今後の運用に役立ちます。
フォワードテストはいまの相場で通用するかの確認です。その際にも、事前にバックテストをしておくことで、今の相場がいつの時期の相場に近いかを照らし合わせることができ、不得意な相場だと分かれば速やかにEAの運用を停止して余計な損失を出すことを防げます。
稼げるEAと成績の悪いEAが混在する
海外FXで自動売買するデメリットは、稼げるEAと成績の悪いEAが混在することです。バックテストとフォワードテストで選別できますが、正確にテストするにはEAを入手しなければなりません。
テストをせずに優秀で優れたEAを見つける方法は、海外FX業者が推薦するEAや販売サイトのランキング情報から選ぶことです。まずはフォワードテストの成績上位から見ていくことを基本にします。
ざっくりと収益率・勝率・PF・ドローダウン率などの主要データを確認した後、興味があるEAの詳細を調べましょう。
バックテストとフォワードテストが公開されているので、入手した後にご自身で追加テストをするのも良いですし、テスト結果が十分で信用できる場合にはそのまま稼働しても問題ありません。
なお、この方法でEAを選別する際には、海外FX業者やゴゴジャンのような信頼できる情報元が提供するデータを参考にしてください。EA開発者から直接入手したデータはカーブフィッティングと呼ばれる作業で成績をよく見せている場合があるので注意しましょう。
イベントリスクに対応できない
海外FXの自動売買はルールどおりに稼働するがゆえに、イベントリスクには全く対応できません。
イベントリスクとは、事前に予想できない出来事によって相場が急変動し、大きな損失や強制ロスカットになるリスクのことです。
例えば、2015年1月15日のスイスフランショックでは30分も経たないうちにユーロフランが約1.2フランから約0.85フラン(約3,500pips)まで下落しました。
これ程までの瞬間暴落は100年に1度かもしれませんが、FXでは急落がたびたび起こります。そのような相場に遭遇しても稼ぎ続ける可能性を高めるため、10年以上のバックテストが必要とされています。
優秀で勝てるEAの選び方
海外FXの自動売買を安定した不労所得にするために必要な優秀で勝てるEAの選び方を解説します。
順調に稼ぎ続けるEAを選ぶための参考にしてください。
資産曲線がきれいな右肩上がり
優秀で勝てるEAを選ぶため、収益をグラフ化した資産曲線を確認します。優れたEAほど綺麗な右肩上がりとなり、長期的に安定した利益を上げ続けてくれます。
優秀で勝てるEAとは反対に、利益や損失が大きくて資産曲線が大きく上下に動いているEAは、取引の安定性が低くて含み損が大きくなる傾向にあります。これにより、相場状況に応じた稼働または停止の切り替えなど、管理が難しくなります。
長期間のバックテストかつ暴騰&暴落相場を含む
現在から10年以上過去に遡ったバックテストでショック相場を乗り越えたEAほど、未来も勝ち続けられる可能性が高くなります。
年数の目安は様々ですが、10年間を目安にする理由は波乱相場を一度は経験しているからです。たとえ資産曲線が綺麗な右肩上がりであったとしても、リーマンショック(2008年)に代表される相場の転換をきっかけにして急激に稼げなくなることがあります。
特に気をつけたいのが相場の暴落・暴騰です。2015年1月15日に発生したスイスフランショックのように、瞬間的に暴落・暴騰した際にEAは最大損失を更新します。その損失分を取り返して再び資産曲線を右肩上がりに戻したEAが、今後も稼ぎ続ける有力候補になるのです。
- 2008年 リーマンショック
- 2011年 東日本大震災
- 2015年 スイスフランショック
- 2015年 チャイナショック
- 2016年 ブレグジット決定
- 2016年 トランプ氏大統領当選
- 2020年 コロナショック
EAのバックテストがこれらのイベントを含んでいるかを確認しましょう。
バックテストの目安は1,000回以上
優秀で勝てるEAの信用性を高くするには1,000回以上のバックテストが目安とされています。この回数の根拠は、たくさん実験すればデータの平均は真の平均に近づくという大数の法則に基づいています。
トレードスタイルに応じた取引回数の目安は以下の通りです。
- スイングトレードで日足を用いれば、1週間に2回のエントリーで1年間に24エントリー
- デイトレードで1時間足を用いれば、1日1回のエントリーで1か月間(20営業日)で20エントリー
- スキャルピングで5分足を用いれば、1日3回のエントリーで1ヶ月間に60回エントリー
バックテストの回数が少ないEAはカーブフィッティング(過剰最適化)をしている懸念があります。
バックテストの回数が多くなるほどカーブフィッティングが難しくなるのでEAの信用性が高くなるとともに、自動売買の良い成績が偶然であった可能性を減らすことができます。
バックテストのスプレッド設定が広い
優秀で勝てるEAは、海外FX業者が提供する現実的なスプレッドを踏まえてバックテストのスプレッドを広く設定しています。
例えば、ドル円のスプレッドを0.1pipsにしてバックテストを行い、1,000回の取引で1,000pipsの利益を出した場合、スプレッドを1pipsに広げた途端に8,000 pipsの損失へと悪化します。
海外FXでは変動スプレッドが採用されており、国内FXと比較するとスプレッドが広い傾向にあります。そのため、極端に狭いスプレッドに設定したバックテストは現実的ではありません。
開発者がEAの成績をよく見せるために、意図的にスプレッドを狭くしているケースがあるので注意しましょう。
プロフィットファクターの目安は1.3以上
優秀で勝てるEAのプロフィットファクター(PF)として、1.3以上を目安にしましょう。1.3未満だと小さな相場の変化ですぐに資産がマイナスになる傾向にあります。
相場が変動しているようにEAも利益と損失を繰り返すため、資産曲線が綺麗なEAのプロフィットファクターは2.0未満に収まる傾向にあります。
反対にプロフィットファクターが2.0を超えるEAを見つけた場合、含み損を抱えたままにしていないかを確認しましょう。損切りをしないEAであれば「総損失」として計上されないために数値が高くなります。
損切りをしないEAの場合、強制ロスカットを避けるためにはユーザーが証拠金を入金し続けなければならず、資金効率が悪いEA運用になります。
最大・相対ドローダウンの目安は20%以下
優秀で勝てるEAを選ぶときには、単利運用なら最大ドローダウン(DD)、複利運用なら相対ドローダウンに注目し、それぞれ20%以下になっていることを確認しましょう。
EAを単利運用する場合、一定のロット数でエントリーを繰り返すので、負けたときの金額の大きさに注目します。
EAを複利運用する場合、資産(口座残高)の大きさに合わせてエントリーする際のロット数が調整されるので、負けたときの金額の割合に注目します。
海外FXの自動売買をする際には、EAのロジックによって運用方法を調整する必要があるので、以下を参考にしてください。
運用方法 | 対象EA |
---|---|
単利運用 | ・ナンピンやマーチンゲールのEA ・ロジックの詳細が分からないEA |
複利運用 | ロジックの詳細が分かるEA |
なお、ロジックの詳細が分かるEAでリスク分散されたポートフォリオが組めるのであれば、複利運用でパフォーマンスを高めていきましょう。
リカバリーファクターの目安は10以上
優秀で勝てるEAのリカバリーファクター(RF)の目安は10以上になります。リカバリーファクターは、最大損失に対して期待できる利益を示す指標で、リスクリターン率とも呼ばれています。
この数値が大きいEAほど、最大ドローダウンの後に損失額を取り返せないリスクを抑えながら、高いリターンを上げる傾向にあります。また、リカバリーファクターが高くなるほど資産曲線が綺麗な右肩上がりを描きます。
リカバリーファクターの一般的な目安は10以上とされており、最低5以上のEAから選ぶようにしましょう。
フォワードテストがバックテストと乖離していない
ここまで紹介した優秀で勝てるEAの選び方を参考にして対象となるEAを入手した後は、フォワードテストを行ってバックテストの成績と乖離していないことを確認します。
また、今の相場が過去のどの時期の相場と似ているかを把握しておくことで、バックテストの成績から今後の収益の見込みを立てやすくもなります。
仮にフォワードテストまで行われたEAを購入するのなら、EAの開発者がウォークフォワードテストを行っていると安心です。
1回しか行わないフォワードテストの結果を基にEAの調整を行った場合、開発者が意図せずしてカーブフィッティングになってしまうリスクがあります。
ウォークフォワードテストを行うことでその偶然性を著しく減らすことができ、信用性の高いEAが完成します。
自動売買でおすすめの海外FX業者の選び方
ここからは、自動売買でおすすめの海外FX業者の選び方を解説します。
優秀で勝てるEAの成績を高めてくれる、海外FX業者を厳選する方法を確認しましょう。
スキャルピングEAの稼働が禁止されていない
海外FX業者の一部はスキャルピングEAを禁止していることがあるので、各業者の利用規約より制限されていないかを確認します。
調べるときには「スキャルピングの可否」と「EAによる自動売買の可否」に分けて調べる必要があるので、XMTradingを例にして見てみましょう。
項目 | 説明 |
---|---|
スキャルピングの可否 | XMではスキャルピングトレードを公認しております。 |
EAによる自動売買の可否 | XMではEAによる自動売買取引は禁止していません。 |
多くの海外FX業者の利用規約では、スキャルピングとEAの可否を分けて説明されています。一つだけでも禁止されている業者でスキャルピングEAの自動売買をすると、利益没収などペナルティの対象になるので、分からないことがあればサポートデスクに問い合わせてください。
口座開設ボーナスだけで無料で始められる
海外FXでは業者からもらえる口座開設ボーナスのみを使い、損失リスクをゼロにして自動売買を始められます。
口座開設ボーナスのみの出金はできませんが、自動売買の証拠金としてそのまま使えるので、特に初心者の方はMT4/5にEAを設定する練習用としてもおすすめです。
海外FX業者 | 対象口座 | 口座開設ボーナス金額 |
---|---|---|
XMTrading | スタンダード口座 マイクロ口座 KIWAMI極口座 ゼロ口座 | 13,000円分 |
FXGT | スタンダード+口座 ミニ口座 Crypto Max口座 | 15,000円分 |
IS6FX | スタンダード口座 クリプト口座 | 23,000円分 |
仮にXMTradingで口座開設をして受け取った13,000円分のボーナスに100倍のレバレッジをかければ、最初から130万円分もの取引ができます。
XMTradingと同じく、FXGTとIS6FXからも口座開設ボーナスをもらって100倍のレバレッジをかければ、追加で150万円分と230万円分の売買が可能です。
いずれの海外FX業者も、損切りで失う金額がボーナスのみで済むため、自動売買の資金としてご活用ください。
入金ボーナスで資金を増やせる
海外FXでは口座に入金するだけでもらえる入金ボーナスもあります。自動売買の証拠金に余裕を持たせることで、ロスカットされにくくするなどのメリットがあります。
海外FX業者 | 対象口座 | 入金ボーナス金額 |
---|---|---|
XMTrading | スタンダード口座 マイクロ口座 | 最大10,500ドル分 |
FXGT | スタンダード+口座 ミニ口座 Crypto Max口座 | 最大143万円 |
IS6FX | スタンダード口座 EX口座 | 最大6万円 |
入金ボーナスは証拠金維持率を高くするので、複数のEAで自動売買したいときに自己資金の負担を軽くできます。
十分な証拠金さえ準備できれば、ロースリスクのEAでポートフォリオを作り、トータルで大きな稼ぎを狙う堅実な戦略が立てられます。
大きく稼ぐためにリスクリターン比率が高い単品のEAに頼る必要がなくなるので、海外FXの自動売買戦略の幅を広げるためにも入金ボーナスを活用していきましょう。
スプレッドが狭くて取引手数料が安い
海外FXの自動売買でスキャルピングEAをメインに運用する場合、スプレッドが狭くて取引手数料が安い業者を選ぶことが重要です。
主要な海外FX業者において、スキャルピングの自動売買に適した口座タイプのスプレッドと取引手数料を比較しました。
海外FX業者 (口座タイプ) | ドル円のスプレッド | 取引手数料 |
---|---|---|
Exness (プロ口座) | 0.1 pips~ | 無料 |
XMTrading (KIWAMI極口座) | 0.6 pips~ | 無料 |
AXIORY (ナノ/テラ口座) | 0.0 pips~ (取引手数料分0.6 pips) | 往復6ドル/ロット |
Exnessは業界No.1クラスの狭いスプレッドを提示する海外FX業者です。プロ口座ではスリッページが発生しない約定方式を選択できるので、スキャルピングの自動売買におすすめです。
XMTradingとAXIORYの取引コストは同等なので、海外FXの自動売買が初めての方は、口座開設ボーナスがもらえるXMTradingで始めるのが良いでしょう。
海外FX業者のスプレッド・取引コスト比較ランキングも参考にしてください。
無料のVPSが用意されている
本格的に海外FXの自動売買をするのならVPSが必須になります。一定の条件を満たすことでVPSを無料提供する海外FX業者のサービスを確認しましょう。
海外FX業者 | 月額料金 | 無料になる条件 |
---|---|---|
XMTrading | 28ドル | 以下2つの条件を満たす ・口座残高1,000ドル以上 ・1か月間に5ロット以上の取引完了 |
Exness | 有料での提供なし | どちらか一方の条件を満たす ・口座残高1,000ドル以上 ・口座残高500~999ドルの場合、直近30日間の取引量が合計50万ドル以上 |
TitanFX | 3,000円 | 以下2つの条件を満たす ・口座残高60万円以上 ・5ロット以上の取引完了 |
海外FX業者が用意するFX専用のVPSなので、VPS提供元との相性の悪さから約定スピードや約定力などが低下する懸念はありません。
その一方、1つまたは2つのMT4/MT5を稼働させるために必要な最小限のスペックである点に留意しましょう。
ストップレベルがない/狭い
自動売買でスキャルピングをする場合、ストップレベルがない海外FX業者をなるべく選びましょう。
スキャルピングの自動売買でおすすめの海外FX業者は、そろってストップレベルをゼロにしています。
海外FX業者 | ストップレベル |
---|---|
XMTrading | 0 |
AXIORY | 0 |
Exness | 0 |
EAによっては予約注文を出したり、狭いストップロスを設定したり、トレーリングストップを使うタイプがありますが、ストップレベルが広いと注文が通らずにエラーになることがあります。
ストップレベルがある海外FX業者を利用するときには、稼働予定のEAのバックテストがストップレベルまで考慮していたかを確認しましょう。
特にスキャルピングEAの場合、ストップレベルで注文が制限された途端に成績が悪化する場合があるので注意してください。
また、海外FX業者によっては口座タイプや銘柄の違いによってストップレベルが異なる点にも留意しましょう。
最大ロット数・最大ポジション数が大きい
注文一回あたり数百万通貨の大口取引や100個を超えるポジションを保有する特別なEAで自動売買する場合、最大ロット数・最大ポジション数が重要です。
海外FX業者 | 最大ロット数 | 最大ポジション数 |
---|---|---|
AXIORY | 1,000ロット (1億通貨) | 無制限 |
Exness | 200ロット/回 (2,000万通貨) | 無制限 |
XMTrading | 50ロット/回 (500万通貨) | 200ポジション |
最大ロット数は、流動性が十分に確保されている時間帯において1回の注文につき海外FX業者が対処できる取引量です。
個人トレーダーであれば1回あたり50ロットの注文が通るXMTradingで十分でしょう。約定力が高いことと最大10,000ロット分保有できることから、50ロット以下で分割発注をして確実に約定させながら取引金額を増やすことができます。
注文一回あたり50ロットを超える場合に、AXIORYとExnessをご利用ください。
ハイレバレッジで証拠金に余裕ができる
念のため、海外FX業者の最大レバレッジが100倍以上であることを確認します。ハイレバレッジで一発勝負を狙うのではなく、複数のEAを運用しても証拠金に余裕を持たせてポジション管理を簡単にするためです。
海外FX業者は一般的に400倍以上のレバレッジを提供しています。自動売買の運用戦略に柔軟性をもたせるためにも、海外FX業者のハイレバレッジを活用していきましょう。
自動売買でおすすめの海外FX業者ランキング
海外FX業者 | 特徴・強み | 解説 |
---|---|---|
XMTrading | ・口座開設ボーナスで損失リスク0にできる ・入金ボーナスでEA運用の資金を増やせる | XMTradingの詳細 |
AXIORY | 安定した低スプレッド&高い約定力 | AXIORYの詳細 |
Exness | 両建て可能&無制限レバレッジ | Exnessの詳細 |
TitanFX | タイタンFX研究所で優秀なEAを無料提供 | TitanFXの詳細 |
ThreeTrader | 人気銘柄で業界No.1の狭いスプレッド | ThreeTraderの詳細 |
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関連記事:XMのボーナス5種類の受け取り方とキャンペーン内容
XMTradingの口コミ・評判
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引用:X
ちなみに昨日の利益は2.3万円。
XMのボーナス込みで100万スタートです 複利で4EAを途中から5EAにしました。さらに複利で6EAに出来たのですが余剰金を残すことを優先し7月は最終5EAで終わりました!ボナ抜きの原資はあと少しで回収でした
引用:X
15万口座スタートのXM
引用:X
4月25日〜の運用で¥251158のプラス
コツコツ複利の力でこれからも育てていくよ
X(旧Twitter)でXMでの自動売買の口コミ・評判を見ていると、ボーナスを元手にしたEA運用に関する評価を多く見受けました。
複利の力を借りながら、XMの口座開設ボーナスだけで自動収入の仕組みを作ることが理想的でしょう。
XMにおける自動売買の評判を調べているとSNS上でEAを販売している方が多くいるので、儲け話に安易に飛び乗らないようにしましょう。
なお、XMに関する詳しい評判については、XMの評判・口コミまとめをご覧ください。
運営会社 | Tradexfin Limited Fintrade Limited |
設立年 | 2017年 |
登録住所 | 【Tradexfin Limited】Unit E, F28, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Island, Seychelles 【Fintrade Limited】7TH FLOOR, TOWER 1, NEXTERACOM, CYBERCITY, EBENE 72201 |
常設ボーナス | ・13,000円分の口座開設ボーナス ・最大10,500ドル分の入金ボーナス 関連記事:XMのボーナス5種類 |
スキャルピングEA | 使用可能 |
ストップレベル | FX:全口座タイプで0 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ゼロカット | あり(追証なし) |
VPS | 28ドル/月 無料条件あり |
サポート対応時間 | Eメール:平日24時間 チャット:平日9:00~21:00 |
ホームページ | https://www.xmtrading.com/jp/ |
第2位 AXIORY:スキャルピングEAの成績を安定化
自動売買でおすすめの海外FX業者ランキング、第2位はAXIORY(アキシオリー)です。
AXIORYの特徴とメリット・デメリットを順番に解説します。
AXIORYの概要
- 可能な限りのコスト削減とユーザーの利益最大化を目指す
- 最大1億通貨の大口対応と安定した低スプレッド環境を提供
- リアルタイムスプレッドや約定データを公開する透明性の高い経営
2011年7月に設立されたAXIORYは事業規模を大幅に広げることなく、ユーザーがトレードで利益を最大化するための取引環境の改善に力を入れている海外FX業者です。
SNSを活用したPRもしない堅実な経営でプロトレーダーから定評があり、悪い噂が一切立たたないことから、初めての方も安心して利用できる海外FX業者としても知られています。
メリット | デメリット |
---|---|
安定した低スプレッドと高い約定力 最大1億通貨&無制限ポジションに対応 スキャルピングEAを使用できる MT4/MT5が無料提供されている 全口座タイプでFXのストップレベルが0 | 常設のボーナスキャンペーンがない VPSが提供されていない 早朝のスプレッドが広い |
AXIORYは低スプレッドで約定力の高い環境を安定して提供する海外FX業者です。常設のボーナスキャンペーンを開催しない分の資金を、取引環境の整備・セキュリティ対策の強化・入出金方法の拡充など、最新の設備投資に充てています。
高速取引のロジックを搭載したEAの自動売買でも、安定したパフォーマンスを発揮しやすい取引環境です。注文一回あたり1億通貨かつ無制限のポジションにも対応できるAXIORYであれば、サーバーに負荷がかかった際のエラーを極力減らせます。
AXIORYよりも狭いスプレッドを提供する業者は複数ありますが、高い約定力を両立できる業者は限られます。安定したハイスペックな環境で海外FXの自動売買をしたい方におすすめです。
\低スプレッドの大口取引に最適!/
※公式サイト:https://www.axiory.com/jp/
AXIORYの口コミ・評判
指標トレードうまく行った。 前回の反省が活かされた。
引用:X
そして #AXIORY は全く滑らない最高の相棒だ #USDJPY
Axioryのリアル口座はTY3データセンター(エクイニクス社の東京サーバー)なので超高速です。
引用:X
デモ口座は日本の回線でないので速くないですけどね。
昨日のEA結果は+10,463円でした↗︎
引用:X
相場が悪く無さそうなので、動かし始めましたー。
AXIORY夏のキャンペーン80ロット達成です☆
axiory に35000円入金して
引用:X
ボーナス35000円の70000円で回してみたけど現状60000円ぐらい利益出てる
AXIORYの口コミ・評判をみると、指標発表時のような不安定な相場でも取引できることに裁量トレーダーからの高い評価が見受けられます。
もちろんEAの自動売買も同様で、これを可能にするのが世界最高峰のデータセンターであるエクイニクス社の東京サーバーを採用していることです。日本の自宅や国内VPSを利用した自動売買を高速かつ安定化する環境が整っています。
また近年、AXIORYでは期間限定ボーナスが充実してきています。キャンペーン参加のタイミングが合えば、自動売買の原資を増やすチャンスになります。
なお、AXIORYに関する詳しい評判については、AXIORYの評判・口コミまとめをご覧ください。
運営会社 | Axiory Global Ltd. |
設立年月 | 2011年7月 |
登録住所 | No. 1 Corner of William Fonseca Street, Marine Parade, Belize City, Belize, C.A. |
最大レバレッジ | 400倍 |
ゼロカット | あり(追証なし) |
常設ボーナス | なし |
スキャルピングEA | 使用可能 |
ストップレベル | FX:全口座タイプで0 |
VPS | なし |
サポート対応時間 | Eメール:平日9:00~24:00 チャット:平日9:30~23:30 |
ホームページ | https://www.axiory.com/jp |
\低スプレッドの大口取引に最適!/
※公式サイト:https://www.axiory.com/jp/
第3位 Exness:両建て可能&無制限レバレッジでEA管理が簡単
自動売買でおすすめの海外FX業者ランキング、第3位はExness(エクスネス)です。
Exnessの特徴とメリット・デメリットを順番に解説します。
Exnessの概要
- 世界最難関FCAラインセンス保有をはじめ法令遵守のグループ経営
- 無制限レバレッジや固定式ゼロスプレッドを可能にする取引環境を重視
- 月間ユーザー70万人超&月間取引量4兆ドル超の大規模プラットフォーム
Exnessは2008年に設立された海外取引所で、XMとともに海外FX業界を牽引する存在です。月間70万人超のユーザーにより4兆ドル以上もの売買が行われる大規模なトレードプラットフォームとなっています。
イギリスFCAやキプロスCySECの金融ラインセンスを保有するグループ各社と知見を共有し、顧客に安全・安心を約束する経営で16年目を迎えました。
メリット | デメリット |
---|---|
業界No.1クラスの狭小スプレッド 無制限レバレッジで自動売買できる 他社口座を含む複数口座間で両建て可能 無料VPSが一定条件を満たして利用できる スキャルピングEAを使用できる MT4/MT5が無料提供されている 全口座タイプでFXのストップレベルが0 | 無料VPSが条件未達成で利用できなくなる 常設のボーナスキャンペーンがない 早朝のスプレッドが広い レバレッジ規制が多い |
Exnessは業界No.1を目指した特徴あるサービスを提供するので、海外FXの自動売買にも多くのメリットがあります。
スプレッドは常に業界No.1を競い合い、ゼロスプレッドに固定される時間帯もあることから、スキャルピングEAのコストを大幅に削減します。
また、複数口座の両建てが可能なため、EAの自動売買でやってしまいがちな禁止の両建てを原因にした口座の一時凍結も起きません。
くわえて、無制限レバレッジで少ない資金でも証拠金維持率を高くできるので、適切なポジション量を守ることでEAの同時運用に余裕が生まれます。
\レバレッジ無制限×超低スプレッド!/
Exnessの口コミ・評判
指標で垂直にぶっ飛ぶ夢を見たよね
引用:X
めちゃくちゃ早い動きだったのに全く滑らないexnessさすが
凄いのはこのロット数でこの勢いでもビタで全く滑らないExness。
引用:X
exness5万円ちゃれりざると +58.5万円です。
引用:X
(中略)
使い始めての感想としては、入金ボーナスとか無いけど、レバ無制限(条件あり)で、ゼロカ維持率0%、約定も某社と違って滑らないから、ストレスを感じないです
EA用に使ってたVPSの性能を比較しているが「CPUの性能差」が一番差があるな。
引用:X
オイラの中だとconoHaが「Xeon Gold 6230」という一番高価なCPUを使ってる。
他の有料VPSはExnessとかの無料VPSと同レベルだったのか…。
Exnessのプロ口座はスリッページが発生しない約定方式となる即時約定を選択できます。また、ストップレベルがゼロのため、スキャルピングEAの自動売買に最適です。
ボーナスキャンペーンはありませんが、無制限レバレッジをロスカット水準0%で使えるので、証拠金に余裕を持たせて複数のEAを同時運用することが簡単になります。
以前は無料VPSの評判に悪いものも目立ちましたが、スペックを改善しているので、1つのMT4で自動売買する分にはストレスを感じることもないでしょう。
なお、Exnessに関する詳しい評判については、Exnessの評判・口コミまとめをご覧ください。
運営会社 | Exness(SC) Ltd |
設立年 | 2008年 |
登録住所 | 9A CT House, 2nd floor, Providence, Mahe, Seychelles |
最大レバレッジ | 無制限 |
ゼロカット | あり(追証なし) |
常設ボーナス | なし |
スキャルピングEA | 使用可能 |
ストップレベル | FX:全口座タイプで0 |
VPS | 無料条件あり 有料での提供なし |
サポート対応時間 | Eメール:24時間365日 チャット:平日08:00~24:00 |
ホームページ | https://www.exness.com/ja/ |
\レバレッジ無制限×超低スプレッド!/
第4位 TitanFX:タイタンFX研究所で優秀なEAを厳選
自動売買でおすすめの海外FX業者ランキング、第4位はTitanFX(タイタンFX)です。
TitanFXの特徴とメリット・デメリットを順番に解説します。
TitanFXの概要
- バヌアツの経済成長に貢献しながらCSRを実現するブローカー
- タイタンFX研究所がEAとMT4/MT5専用インジケーターを厳選
- 独自技術Zero Pointテクノロジーでハイスペックな取引環境を実現
TitanFXはVFSC(バヌアツ金融サービス委員会)の金融ライセンスを保有する海外FX業者です。
CSR(企業の社会的責任)に積極的で、加盟するバヌアツ金融センター協会から監督されながら、太平洋諸島の主要経済の成長ならびに世界的な金融ハブとしてバヌアツが成長することにも貢献しています。
メリット | デメリット |
---|---|
厳選されたEAを無料利用できる 安定した低スプレッド&高い約定力 有効証拠金残高によるレバレッジ制限なし 無料VPSが一定条件を満たして利用できる スキャルピングEAを使用できる MT4/MT5が無料提供されている 全口座タイプでFXのストップレベルが0 | 常設のボーナスキャンペーンがない 早朝のスプレッドが広い |
TitanFXは2023年8月にタイタンFX研究所を開設して、厳選したEAとMT4/MT5用インジケーターの無料提供を開始しました。
EAのフォワードテスト・ロジックの概要・バックテストが公開されているので、TitanFXが選びぬいたEAの中でも優秀で勝ちやすいEAが簡単に分かります。
Exnessの狭小スプレッドには劣るものの、AXIORYのようにスリッページやリクオートが少なくストレスを軽減できます。
また、海外FXでは証拠金が増えるとレバレッジを制限されるのが一般的ですが、TitanFXにはその規制がないので、自動売買で保有ポジションの利益が増加してもロスカット対策のための調整が不要です。
独自開発したZero Pointテクノロジーによる「1秒以内の成行注文の約定率100%・平均約定スピード37ミリ秒・約定率99.99%」の環境下で、海外FXの自動売買のパフォーマンスの最大化を目指していきましょう。
\低スプレッド×高約定で上級者に人気!/
※公式サイト:https://titanfx.com/jp
TitanFXの口コミ・評判
いや、変動スプレッドに対する約定スピードが証券会社やVPS速度によって変わるので利確を微妙に逃すのです。現状、TitanFXとお名前ドットコムは順調です
引用:X
(※)お名前ドットコムは日本のGMOグループが運営しており、VPSを含むインターネットサービスを提供しています。
TitanFXレビュー
引用:X
・スタンダードやマイクロ口座ですら抜群の約定力
・雇用統計発表直後に利確しても滑らない(スタンダード&マイクロ)
TitanFXさんが無料VPSを提供開始したのですが、スペックはそれなりでしたね
引用:X
30通貨ペアのナンピンEAを稼働すると、スペック的にきついかも知れません。
もう一つ上位のプランも用意してくれると、良かったですね。 今後に期待しましょう!
変動スプレッドは海外FXの自動売買の成績にバラツキが生まれやすい原因ですが、TitanFXの強みである「安定」はVPSの環境下でも同じです。
雇用統計などの経済指標でボラティリティが高まりやすい相場であっても、わざわざ自動売買の稼働を停止することなくそのまま様子を見ることができるでしょう。
TitanFXのVPSのスペックは業界標準のため、負荷を大きくするとパフォーマンスが下がります。複数のMT4/MT5の起動や多数のEAの稼働にも耐えるVPSへの改善に期待しましょう。
なお、TitanFXに関する詳しい評判については、TitanFXの評判・口コミまとめをご覧ください。
運営会社 | Titan FX Limited |
設立年 | 2014年 |
登録住所 | 1st Floor Govant Building, 1276 Kumul Highway, Port Vila, Republic of Vanuatu |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ゼロカット | あり(追証なし) |
常設ボーナス | なし |
スキャルピングEA | 使用可能 |
ストップレベル | FX:全口座タイプで0 |
VPS | 3,000円/月 無料条件あり |
サポート対応時間 | Eメール:24時間365日 チャット:24時間365日 |
ホームページ | https://titanfx.com/jp |
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※公式サイト:https://titanfx.com/jp
ThreeTrader:業界No.1の最狭スプレッド
自動売買でおすすめの海外FX業者ランキング、第5位はThreeTrader(スリートレーダー)です。
ThreeTraderの特徴とメリット・デメリットを順番に解説します。
ThreeTraderの概要
- 通貨ペアやゴールドなど人気銘柄を業界最狭スプレッドで提供
- 高額ボーナスキャンペーンを開催しないで取引環境の強化へ投資
- 新興ブローカーながらも巧みな経営戦略で安全性・信用性を向上
ThreeTraderは「スリトレ」の愛称で裁量トレーダーから人気のある海外FX業者です。
FXの通貨ペアやゴールドなどの人気銘柄で最も狭いスプレッドを安定的に提示することから、現役トレーダーが注目してSNSで話題を呼び、着実に日本人ユーザーが増えています。
2021年5月にバヌアツで設立された新興ブローカーではあるものの、国際機関との活動にも積極的なVFSC(バヌアツ金融サービス委員会)の厳格な監査をクリアし、トレーダーの金銭的な損害を補償する組織にも加盟しています。
メリット | デメリット |
---|---|
業界最狭スプレッドで取引できる 取引手数料が往復400円/ロットで最安値 スキャルピングEAを使用できる MT4/MT5が無料提供されている 全口座タイプでFXのストップレベルが0 | 常設のボーナスキャンペーンがない VPSを提供していない 早朝のスプレッドが広い |
海外FXの自動売買でスキャルピングEAを運用する際、ExnessとともにThreeTraderが運用先の候補になります。両者はスプレッドの狭さで業界No.1を競い合っていて、総合するとThreeTraderの方が取引コストを抑えられる傾向にあります。
自動売買の成績を安定させるには、約定力も必要です。ThreeTraderで約定が安定しないときには、AXIORYやTitanFXのパフォーマンスと比較するのが良いでしょう。スプレッドの狭さだけでなく、全ての注文が安定して約定した場合の収益を比較することも大切です。
\業界最安スプレッド&取引コスト!/
ThreeTraderの口コミ・評判
スリトレの朝のスプレッドのスクショです
引用:X
ロールオーバー前、後、1時間後です。
スプレッド狭いスリトレでも結構広がります
朝スキャ派の方参考まで
スリトレはねー、取引ロットで独自のキャッシュバック的なのもあって、あと優良EA無料で使えるから、rawゼロ口座開設して低リスクでEA複数稼働とかでロットと利益積むの向けかも
引用:X
本件、ThreeTraderから連絡があり、サーバ障害の影響がなければ134.038で決済できた可能性がある、との理由で、実際に決済した値段(134.560)との差額分の52.2pips相当を返還いただけるとのことでした。
引用:X
これは神対応!
業際最狭スプレッドを提供するThreeTrader(通称スリトレ)であっても、日本の早朝にはスプレッドが広がります。
これは変動スプレッドを採用する海外FX業者に共通することなので、EAで自動売買をする前に、対象銘柄のスプレッドの広がりを確認してからストップロスの設定や稼働時間帯を計画しましょう。
独自のポイントプログラムでは、取引量に応じて自動的にポイントが貯まります。集めたポイントは、キャッシュバックやiPhoneなどの流行アイテムに交換できます。
また、ThreeTraderは新興ブローカーではありますが、技術的なトラブルが発生した際には個人トレーダーの一人ひとりの問題解決にきっちり対応されているので安心してください。
なお、ThreeTraderに関する詳しい評判については、ThreeTraderの評判・口コミまとめをご覧ください。
運営会社 | ThreeTrader Global Limited |
設立年月 | 2021年5月 |
登録住所 | 1276, Govant Building, Kumul Highway, Port Vila, Republic of Vanuatu |
最大レバレッジ | 500倍 |
ゼロカット | あり(追証なし) |
常設ボーナス | なし |
スキャルピングEA | 使用可能 |
ストップレベル | FX:全口座タイプで0 |
VPS | なし |
サポート対応時間 | Eメール:平日07:00~20:00 チャット:平日07:00~20:00 |
ホームページ | https://www.threetrader.com/jp/ |
\業界最安スプレッド&取引コスト!/
VPSを提供する海外FX業者5選(無料あり)
海外FX業者 | 月額料金 | VPSプランの概要 |
---|---|---|
XMTrading | 無料または月額28ドル | XMTradingのVPS |
Exness | 無料のみ(条件未達で停止) | ExnessのVPS |
TitanFX | 無料または月額3,000円 | TitanFXのVPS |
FXGT | 無料のみ(条件未達で停止) | FXGTのVPS |
IS6FX | 無料または月額28ドル | IS6FXのVPS |
海外FXの自動売買を稼働し続けるために欠かせないVPSを提供する海外FX業者を紹介します。
月額料金や無料にする条件、MT4を稼働できる数などのスペックを確認していきましょう。
XMTradingのVPS
XMTrading(エックスエム)はBeeksFX社と提携してVPSを提供しており、2つの条件をクリアすることで月額28ドルが無料になります。
XMが提供するVPSの概要は以下の通りです。
利用料金 | 月額28ドル |
無料利用の条件 | 以下2つの条件を満たす ・口座残高1,000ドル以上 ・1か月間に5ロット以上の取引完了 |
VPSの提供業者 | BeeksFX |
OS | Windows Server 2019 |
CPU | 1コア |
メモリ | 2GB |
ディスク容量 | 25GB |
MT4推奨個数 | 1個 |
XMのVPSを無料利用するための条件は「口座残高1,000ドル以上」と「1か月間に5ロット(50万通貨)以上の取引完了」の両方を満たす必要があります。
XMが所有するロンドンのデータセンターからわずか1.5kmの場所にVPSが設置されているため、通信距離が遠いことにより生じる不安定な動作の懸念がなくなります。
VPS提供元のBeeksFX社は、機関投資家やヘッジファンドが利用するほど世界的に信頼されているブランドです。
XMで口座開設をすると、取引の証拠金として使える13,000円分のボーナスがもらえるので、自動売買のテスト用として活用してください。
ExnessのVPS
Exness(エクスネス)では、XMよりディスク容量が25GB大きいスペックのVPSが1つの条件をクリアすることで無料になります。
利用料金 | 有料サービスなし |
無料利用の条件 | どちらか一方の条件を満たす ・口座残高1,000ドル以上 ・口座残高500~999ドルの場合、 直近30日間の取引量が合計50万ドル以上 |
VPSの提供業者 | 非公開 |
OS | Windows Server 2019 |
CPU | 1コア |
メモリ | 2GB |
ディスク容量 | 50GB |
MT4推奨個数 | 1個 |
Exnessは有料でVPSを提供していないため、無料利用を継続するためにも以下をご確認ください。
- VPSの利用開始から30日間を経過した時点で、総取引量が50万ドル以上に達していない場合に利用停止
- VPSの停止後は、保存されているすべてのEAやカスタムパスワードなど、VPS内にある全てのユーザーデータが削除される
VPSの停止後について、ユーザーデータは削除されますが、VPS内での取引履歴や損益はリセットされないので安心してください。
Exnessに1,000ドルを入金すればVPSが無料になります。取引量の条件を満たす必要がないことから、誰もが無料で利用しやすくておすすめです。
\ 両建てOK×レバレッジ無制限! /
TitanFXのVPS
TitanFX(タイタンFX)もXMと同じくBeeksFX社と提携して、2023年7月から無料VPSの提供を開始しました。
利用料金 | 月額3,000円 |
無料利用の条件 | 以下2つの条件を満たす ・口座残高60万円以上 ・1か月間に5ロット以上の取引完了 |
VPSの提供業者 | BeeksFX |
OS | Windows Server 2016 |
CPU | 1コア |
メモリ | 2.5GB |
ディスク容量 | 30GB |
MT4推奨個数 | 1個 |
TitanFXのVPSを無料利用するための条件は、毎月「口座残高60万円以上」と「1か月間に5ロット以上の取引完了」の両方を満たす必要があるので、少しハードルが高い条件になっています。
Beeks社が提供する月額約5,000円の「VPS BRONZE PACKAGE」と同じスペックなので、有料であったとしても割安ですし、5ロット(50万通貨)以上の取引条件を満たせれば大幅な節約になります。
\低スプレッド×高約定で上級者に人気!/
※公式サイト:https://titanfx.com/jp
FXGTのVPS
FXGT(エフエックスジーティー)はMT4/MT5の開発元であるMetaQuotes Ltd社のVPSを無料で提供しています。
利用料金 | 有料サービスなし |
無料利用の条件 | 以下の2つの条件を満たす ・口座残高3,000ドル以上 ・1か月間に5GTLots以上の取引完了(*1) |
VPSの提供業者 | MetaQuotes Ltd |
OS | 非公開 |
CPU | MT5:1コア MT4:2コア |
メモリ | MT5:3GB MT4:2GB |
ディスク容量 | MT5:16GB MT4:60GB |
MT4/5推奨個数 | MT5:1個 MT4:1個 |
(*1)「1 GTLot = 100,000 USDの取引量」です。「GTLot」はFXGTの独自単位で、MT5口座で行われた取引量を測定し、共通のベンチマーク(比較基準)をもたせることができます。
FXGTのVPSを無料で利用するための条件は、毎月「口座残高3,000ドル以上」と「1か月間に5GTLots(73万円相当)以上の取引完了」の両方を満たす必要があるので、ややハードルが高くなっています。
FXGTではMT5専用のVPSが提供されています。MT4は段階的に廃止する方針が明らかにされているため、MT5を使用した自動売買を本格的に準備していくのも良いでしょう。
なお、FXGTでは初めて口座開設をするだけで、15,000円分のボーナスがもらえます。
FXGTの口座開設ボーナスはそのまま取引の証拠金として使えるので、1円も入金しないままVPSを利用した海外FXの自動売買をお試しください。
\当サイト限定:20,000円ボーナスを無料配布中!/
公式HP:https://fxgt.com/ja
IS6FXのVPS
IS6FX(アイエスシックスFX)はITテクノロジー専門企業の強みを活かして、自社サーバーでVPSサービスを無料で提供しています。
利用料金 | 月額28ドル |
無料利用の条件 | 口座残高50万円以上 |
VPSの提供業者 | IS6 Technologies Ltd.(自社) |
OS | Windows2012 |
CPU | 1コア |
メモリ | 1GB |
ディスク容量 | 40GB |
備考 | MT4インストール可能数は1個 |
IS6FXのVPSを無料利用するための条件は、毎月「口座残高50万円以上」のみとなり、取引量が含まれていない点でハードルが低くなっています。
VPSのスペックは、1つのMT4でサーバーへの負荷が少ないEAだけが快適に動作する仕様です。VPSの使い方に慣れることと、小ロットで海外FXの自動売買をお試しするのに適しています。
いまなら、IS6FXで口座開設をするだけで23,000円分のボーナスがプレゼントされます。
IS6FXの口座開設ボーナスはそのまま取引の証拠金として使えるので、この機会にVPSを利用した海外FXの自動売買にお役立てください。
\無料の口座開設ボーナス3,000円!/
※公式サイト:https://is6.com/ja
海外FXの自動売買でMT4にEAを設定する方法
海外FXの自動売買でMT4にEAを設定する方法を説明します。
MT5の場合は、設定画面の各項目をクリックした後の表示が異なるのみで、手順はほぼ同じです。
MT4にEAをインストールする
MT4のメニューバーにある「ファイル」から「データフォルダを開く(D)」を選びます。
データフォルダ内の「MQL4」フォルダ内にある「Experts」フォルダを開いた後、事前に用意したEAファイル(拡張子.ex4)をコピー&ペーストします。
Expertsフォルダ内にEAファイルがあることを確認したら、MT4を一旦終了します。
MT4でEAを稼働する
MT4を再起動すると、ナビゲーター内の「エキスパートアドバイザ」に先ほど追加したEAが表示されるので、チャート上にドラッグ&ドロップします。
EAの設定パネルが表示されるので「全般」タブ内にある「自動売買を許可する」と「外部エキスパートの使用を許可する」にチェックを入れます。
EAの説明書やご自身の自動売買の運用方法に合わせて、ロット数などを設定してOKをクリックします。
チャート上部の「自動売買」をON(緑色)にします。チャート右上に表示されている顔のマークがニコちゃんマークに変われば、EAが正常に稼働しています。
MT4でEAを停止する
1つのチャート上で複数のEAを稼働している場合、チャート上部の「自動売買」をOFF(赤色)にすることで稼働中の全てのEAが停止します。
個別にEAを停止するには、チャート上で右クリックした後に「エキスパートアドバイザ」内にある「削除(R)」をクリックします。
スマホから海外FXで自動売買する方法
スマホから海外FXで自動売買する2つの方法を紹介します。
海外FX業者が提供するMT4とMT5にはスマホアプリ(iOS版とAndroid版)が用意されていますが、これらではEAによる自動売買ができないので以下を参考にしてください。
VPSとリモートデスクトップのアプリを利用する
1つ目の方法は、リモートデスクトップのスマホアプリを利用する方法です。
そもそもVPSはパソコンで操作することに適しており、スマホから操作しにくいです。そのため、リモートデスクトップのアプリを使い、スマホからVPSにアクセスして遠隔操作する手順を踏んでいきます。
海外FXの自動売買でよく使用されているスマホアプリと入手方法は以下の通りです。
- iPhone:「iOS 用 Microsoft リモート デスクトップ アプリ」をApp Storeから無料ダウンロード
- Android:「Microsoft Remote Desktop for Android」をGoogle Playから無料ダウンロード
スマホにインストールしたリモートデスクトップを起動した後、VPSを契約したときに通知された「コンピュータ名」「ユーザー名」「パスワード」などを入力して、スマホアプリからのVPS接続の設定が完了します。
もし自動売買に適したVPSをお探しでしたら「VPSを提供する海外FX業者5選(無料あり)」を参考にしてください。
ウェブブラウザからパソコンと同じ操作をする
2つ目の方法は、スマホのウェブブラウザ(Google Chromeなど)からVPSの管理画面にログインして操作する方法です。
パソコン上で使用した全ての機能を使えるメリットはありますが、スマホの小さな画面では見にくくて操作がしにくいことと、スマホのスペック次第で動作に不具合が生じる懸念があります。
リモートデスクトップアプリを使えないときの一時的な利用方法として参考にしてください。
海外FXの自動売買(EA)に関する注意点
海外FXの自動売買(EA)に関する注意点を解説します。
収益に関わることや海外FXで禁止されている内容を含むので、順番に確認していきましょう。
資産曲線が綺麗な右肩上がりにはワケがある
EAのバックテストを確認したときに資産曲線が綺麗な右肩上がりになっていたら、ロスカットをしないでナンピンやマーチンゲールを行っている可能性が高いので注意してください。
ナンピンやマーチンゲールであっても、いつかは負ける手法です。それまでの成功体験が邪魔をしてロット調整を怠り、実際に負けたときに大半の利益を失う方が多いようです。
両手法を採用したEAで自動売買する2つの条件は、チャートの長期的な方向性に確かな予測が立てられることと、ロット調整による資金管理を徹底することです。
ナンピンやマーチンゲールを採用したEAは上級者向けなので、海外FXの自動売買に慣れていない方は運用を控えておきましょう。
EAがMT4またはMT5のどちらに対応しているか
EAの購入や稼働前に、MT4またはMT5のどちらに対応しているかを確認しましょう。MT4専用のEAはMQL4と呼ばれるプログラミング言語で作られ、MT5はMQL5から作られているため互換性がありません。
海外FXの自動売買で不都合が生じるケースは、業者が提供するVPSを利用するときです。FXGTのようにMT5に最適化されたVPSが提供されていれば問題ないですが、多くの業者はMT4対応のVPSのみが提供されています。
まずはMT4とMT5のどちらで海外FXの自動売買をするかを決めた後、EAの仕様を確かめてから購入しましょう。
HFT(高頻度取引)のEAは稼働前に確認する
海外FXでは、一般的にスキャルピングEAの利用は可能ですが、サーバーに大きな負荷を与えるHFT(高頻度取引)は禁止されているので、HFTに近いEAを稼働する前にサポートデスクに確認しましょう。
HFTはレートや出来高などの動きを1000分の1秒単位以下で分析しながら、超高速の自動売買を繰り返す取引です。1分足や5分足によるスキャルピングEAとは全く異なります。
HFTを禁止している海外FX業者でEAを稼働すると、口座が一次凍結されるなどのペナルティが科されるので注意しましょう。
早朝のスプレッド拡大による朝スキャEAのロスカット
日本時間の早朝はほぼ全ての海外FX業者のスプレッドが拡大するため、特に朝スキャEAで自動売買する方は注意してください。
朝スキャEAを購入する際には、バックテストの条件に早朝スプレッドの拡大を含めているかまで確認しましょう。
海外FXのスプレッドを18業者で比較しました。スキャルピングEAの運用先を決める際にご参考ください。
関連記事:海外FX 低スプレッドランキング TOP10
複数口座の両建てを禁止する業者が多い
海外FXでは「同じ業者の複数口座による両建て」と「他の業者の口座を利用した両建て」が、一部の業者を除いて禁止されています。EAの自動売買で勝手に両建てになったとしても、利益が没収されたり口座が一時凍結される可能性があるため注意してください。
悪質な行為ではないことが確認された後で通常通りに利用を再開できるようですが、海外FX業者の利用規約には一様に複数口座の両建てが禁止されているので、そのまま口座凍結になったとしても文句を言えません。
複数のEAで自動売買する場合、EAの取引手法を理解した上で異なる口座で同時に稼働させるかを決定しましょう。両建てになるリスクがあれば、サポートデスクにEAの稼働の可否を確認してください。
レバレッジ制限とロスカット水準を確認する
海外FXの自動売買の資金を十分に確保できない場合には、レバレッジ制限とロスカット水準を必ず確認しましょう。
特にレバレッジ制限には注意が必要で、対象銘柄によって上限が異なったり、証拠金や保有ポジションの金額に応じて制限されるなど、海外FX業者によって規制が異なります。
ロスカット水準を確認し、証拠金維持率を高く保てない状況において自動売買をする場合には、レバレッジ制限に注意してください。
海外FXのレバレッジ取引に関する注意点や制限・規制のルールなどの詳細は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:海外FX最大レバレッジ比較 ※レベル別おすすめ業者や選び方を紹介
指値・逆指値注文ができない場合がある
一部の海外FX業者では、EAによる自動売買で指値・逆指値注文ができない場合があります。
Exness(エクスネス)には「特定の高頻度トレード戦略またはエキスパートアドバイザー(EA)をご利用のトレーダーにはご利用いただけない場合があります。」と注意書きがあります。ご利用になるEAが指値・逆指値注文を使うロジックであれば、事前に制限を受ける対象になるかを確認した方が良いでしょう。
また、指値・逆指値注文に必要なストップレベルは、同じ海外FX業者であっても商品や時期によって変わることがあるため、定期的に確認しましょう。
取引手法と通貨ペアの分散を考える
海外FXの自動売買であっても「卵は一つのカゴに盛るな」の相場格言を守るようにしましょう。
「優れた一つの取引手法を複数の銘柄に使って稼ぐ」「一つの銘柄にいくつかの優れた取引手法を使って稼ぐ」この2つを意識しておくだけで、自然とリスクが分散されます。
有料で優秀なEAだと高額なことが多いので、まずは「優秀で勝てるEAの選び方」を参考にして、一つのEAで異なる値動きをする銘柄に使えないかを考えてみましょう。
金融庁の自動売買ソフトの注意喚起を無視しない
金融庁では「自動売買ソフトを使えば、何もしなくても儲かる」などと言って、投資を一方的に勧めてくる勧誘について注意喚起しています。
海外FX業者自体が詐欺行為をしていることもあれば、人気業者の口座を悪用して個人の詐欺師が勧誘するケースなど様々です。
国民生活センターや金融庁直轄の相談センターには、自動売買の詐欺被害が報告されています。「30万円のFX自動売買システムを購入すれば、何もしなくても儲かる」などといった支払いを求める勧誘には十分に注意しましょう。
海外FXの自動売買(EA)に関するよくある質問
海外FXの自動売買(EA)に関するよくある質問と回答について参考にしてください。
- 海外FXの自動売買のEAとは?
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海外FXの自動売買のEAとは、Expert Advisorの略称でMT4/MT5専用に作られた自動売買プログラムです。
- 海外FXの自動売買でVPSを使うメリットは?
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海外FXの自動売買でVPSを使うメリットは、24時間365日休むことなくEAを稼働させられることです。自宅のパソコンを常時稼働した際の、電力消失・通信回線トラブル・故障などの問題発生を防止できます。
- 海外FXの自動売買(EA)で勝てる本物は?
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海外FXの自動売買(EA)で勝てる本物は、個人が期待する結果によって異なります。該当するEAを一人でも見つけられるように「優秀で勝てるEAの選び方」を参考にしてください。
- 海外FXで自動売買ツールは違法なの?
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海外FXで自動売買ツールを使用することは違法ではありません。また、海外FX業者を利用することも違法ではありません。ただし、海外FX業者が自動売買ツールの利用を禁止している場合があるので、各業者の利用規約を確認しましょう。
- 海外FXの自動売買をスマホでできる?
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MT4/MT5のスマホアプリからは、海外FXの自動売買はできません。リモートデスクトップのスマホアプリを利用することで可能になるので「スマホから海外FXで自動売買する方法」を参考にしてください。
- 海外FXの自動売買でおすすめの海外FX業者は?
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海外FXの自動売買でおすすめの海外FX業者は、XMTrading・AXIORY・Exnessです。EAやスキャルピングに制限がなく、取引コストも抑えられます。特に、XMでは13,000円の口座開設ボーナスがもらえて自動売買の証拠金として使えることから一番におすすめしています。
- 無料VPSを提供するおすすめの海外FX業者は?
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無料VPSを提供するおすすめの海外FX業者は、XMTrading・Exness・TitanFXです。いずれもMT4/MT5を1つ起動してEAを稼働させる分には問題のないスペックです。
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