海外FXには欠かせないゼロカットシステムですが、当然ながらIS6FXでも標準的に適用されています。
追証のないIS6FXでのトレードでリスクを押さえて利益を狙いましょう!
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IS6FXの追証なしのゼロカットシステムとは?
ゼロカットシステムは、外国為替(FX)取引におけるリスク管理の一つで、トレーダーが被った損失が預けている資金を超えて口座残高がマイナスになった場合、そのマイナス分をブローカーが補填し、口座残高をゼロに戻す仕組みのことです。
多くの海外FX業者がこのゼロカットシステムを導入しており、IS6FXも例外ではありません。
IS6FXでは口座残高がマイナスになった後、自動的にマイナス分がリセットされるため、追証が発生しないということがメリットとなっています。
ゼロカットとロスカットの違い
「ゼロカット」と「ロスカット」は両者ともに投資家を守る機能として導入されていますが、仕組みがそれぞれ違います。
ロスカットとは、投資家が取引を行う際に設けられたセーフティネットの一種で、ある取引で発生する可能性のある損失が一定の水準を超えた場合、そのポジションを自動的に決済するというものです。
つまり、ロスカットは含み損が出た時に、自動的に決済が行われ、それ以上の損失が増えることを防いでくれるシステムです。
そしてFX取引では、一定の証拠金維持率(ロスカット水準)を下回ると自動的に全てのポジションが強制的に決済される「強制ロスカット」が実行されます。
これがロスカットシステムの基本的な仕組みです。
IS6FXの場合、ロスカット水準は20%(ただしEX口座のみ0%)と設定されています。
証拠金維持率がこの水準を下回ると、自動的に全てのポジションが強制ロスカットとなります。
国内FXではゼロカットシステムを導入できない
IS6FXが提供するゼロカットシステムは、証拠金以上の損失が生じた場合でも、投資家が追加で損失を補填する必要がないというものです。
しかし、ゼロカットシステムは、日本の国内FX業者では導入できません。
その理由は日本の法律、特に金融商品取引法第39条にあります。
(損失補塡等の禁止)
第三十九条
二 有価証券売買取引等につき、自己又は第三者が当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため当該顧客又は第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該顧客又はその指定した者に対し、申し込み、若しくは約束し、又は第三者に申し込ませ、若しくは約束させる行為
三 有価証券売買取引等につき、当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため、当該顧客又は第三者に対し、財産上の利益を提供し、又は第三者に提供させる行為
引用元:金融商品取引法(e-Gov)
上記からもわかるように、金融商品取引法第39条は「顧客の損失を補填することは禁止」と規定しています。
これが、日本の国内FX業者がゼロカットシステムを導入できない主要な理由であり、海外FX業者との大きな違いの一つとなっているのです。
海外FX業者の多くがゼロカットシステムが採用している理由
海外のFX業者がゼロカットシステムを採用している主要な理由は二つあります。
まず一つ目は、海外FX業者は日本の金融庁に登録していないため、日本の法律に従う必要がないということです。
海外FX業者では、日本以外の国の金融ライセンスのもと運営を行っており、日本の法律で定められている損失補填の禁止というルールに縛られず、投資家の損失をゼロまでカットするシステムを設けることが可能です。
二つ目の理由は、海外FX業者が採用しているビジネスモデル、具体的にはNDD(Non Dealing Desk)方式に関係しています。
NDD方式の業者は取引の裏側でポジションを持つのではなく、トレーダーの取引を直接流動性提供者へ送ることで、スプレッドにより発生する収益を得ています。
そのため、トレーダーが多くの取引を行えば行うほど、業者が得るスプレッド(売値と買値の差)による収益も増えます。
ゼロカットシステムを採用することで、トレーダーは自己の証拠金以上のリスクを負うことなく積極的に取引を行うことができます。
これにより、海外FX業者はトレーダーに安心して多くの取引を行ってもらい、その結果スプレッドによる収益を最大化することができるのです。
この点が、多くの海外FX業者がゼロカットシステムを採用している大きな理由となります。
そもそもゼロカットシステムは本当に必要なの?
海外FXと国内FXとの違いについて考える時には必ずと言っていいほどゼロカットシステムについての言及があります。
しかし、そもそもゼロカットシステムとは本当に必要なものなのでしょうか?
外国為替市場では数年間隔で大暴落が起こっている
外国為替市場における投資は、大きな利益を獲得する機会を提供しますが、それと同時に大きなリスクも伴います。
特に海外FXでは数百倍、数千倍という高いレバレッジをかけられるため、その損失額は時に非常に大きなものになることもあります。
また、外国為替市場では数年間隔で大暴落・高騰が起こっているため、リスク管理のためにゼロカットシステムはあって損はないシステムとなっています。
2008年「リーマン・ショック」
2008年に発生した「リーマン・ショック」は、外国為替市場のリスクの一例です。
この危機では、わずか3日間で1米ドルが135円から110円まで急落しました。
その結果、多くの投資家が大きな損失を被りました。
2010年「ユーロ危機」
リーマン・ショックの2年後の2010年には、「ユーロ危機」が発生しています。
ユーロ危機では、ユーロ圏の国債危機が深刻化し、その結果ユーロの価格は7ヶ月にわたり下落し続けました。
この状況は、特にユーロを保有していた投資家にとって大変厳しいものでした。
2015年「スイスフラン・ショック」
さらに、2015年には「スイスフラン・ショック」が発生しました。
スイス国立銀行がフランとユーロの固定為替レートを放棄したことがきっかけで、一夜にして米ドル/スイスフランでは2,820pips、スイスフラン/日本円では3,947pipsもの価格変動が生じました。
追証が払えないと訴訟提起や強制執行の可能性も
外国為替市場での投資にはリスクが伴います。
その中でも、特にリスクを増大させる要因となるのが「追証」です。
その追証が払えない場合、どのような問題が起こり得るのでしょうか?
追証の特に厳しい問題として挙げられるのが、追証が払えないことが法的な問題に発展する可能性があることです。
最悪の場合、証券会社から訴訟提起や強制執行が行われることもあります。
これは投資家にとって大きな負担とストレスとなります。
このようなリスクから投資家を守るのが、IS6FXのゼロカットシステムです。
ゼロカットシステムがあれば、投資家の損失が証拠金を超えても、その超過分の追証を求めず、損失を証拠金までに制限します。
これにより、上記のような追証の問題を回避することが可能となります。
IS6FXでゼロカットが適用されるまでの流れ
ここまででゼロカットシステムの重要性については十分にご理解いただけたかと思います。
それでは、IS6FXでゼロカットが適用されるまでの具体的な流れを確認していきましょう。
証拠金維持率50%以下でマージンコールの発生
IS6FXでは、証拠金維持率が一定の水準を下回った場合にマージンコールが発生します。
具体的には、証拠金維持率が50%以下になった時点で、マージンコールが発生し、投資家は追加の証拠金を入金するか、建玉を整理することが求められます。
証拠金維持率の計算方法
証拠金維持率は、口座に残っている資金(有効証拠金)が、現在の取引に必要な証拠金(必要証拠金)に対して何%あるかを示す指標で、計算式は次の通りです。
「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100 = 証拠金維持率」
この証拠金維持率は、取引ツールであるMT4(MetaTrader4)のチャート画面の下部に表示されています。
そのため、たとえ計算ができなくても、自身の証拠金維持率を確認して必要に応じて追加の証拠金を入金したり、建玉を整理したりすることが可能です。
証拠金維持率20%以下で強制ロスカット
IS6FXでは、証拠金維持率が20%以下になった場合、強制的にロスカットが発生します。
マージンコールが発生した後もそのままポジションを保有し続け、含み損が膨らんで証拠金維持率が20%以下になると、強制ロスカットが施行されます。
IS6FXの強制ロスカットについては証拠金維持率以外にも大事なルールがあります。
それは、ポジションがロスカットされていく順番です。
複数のポジションを持っている場合、IS6FXではマイナス分が多いポジション(最も損失が大きいポジション)順からロスカットが行われます。
これは、最大限のリスクを最小限に抑えるための戦略です。
こうしたシステムにより、投資家はリスクを管理し、潜在的な大損失を回避することが可能となります。
口座残高がマイナスならゼロカットが執行される
IS6FXでは、強制ロスカットされた後に集計した口座残高がマイナスとなった場合、ゼロカットシステムが適用されます。
IS6FXでは複雑な手続きや申請などをしなくてもゼロカットが自動的に反映されますが、ゼロカットが反映されるまでには若干の時間差が存在することを理解しておくことも重要です。
IS6FXでは2時間以内にマイナス残高がゼロにリセットされますが、24時間経ってもゼロカットが反映されないこともあります。
24時間以上経過してもゼロカットが反映されない場合には、IS6FXのサポートセンターに一度問い合わせて、ゼロカットが適用されていないことを伝えると、すぐに対応してくれます。
IS6FXのゼロカットシステムを他のブローカーと比較
次に、IS6FXのゼロカットシステムの条件を他のブローカーと比較していきましょう。
比較するのは、XM、FXGT、BigBoss、Titan FX、AXIORYの5社です。
比較項目は「マージンコール」「ロスカット水準」「ゼロカット執行のタイミング」としています。
業者名 | マージンコール | ロスカット水準 | ゼロカット 執行タイミング |
---|---|---|---|
IS6FX | 50% | 20% | 2時間以内 |
XM | 50% | 20% | 入金時 |
FXGT | 50% | 20% | 24時間以内 |
BigBoss | 50% | 20% | 24時間以内 |
TitanFX | 90% | 20% | 申請後 |
AXIORY | 50% | 20% | 24時間以内 |
マージンコールやロスカット水準はどのブローカーもほとんど同じ条件です。
ExnessやiFOREXなどのようにロスカット水準が0%となっているところもありますが、海外FXの一般的な数値設定としては20〜50%が多いです。
ロスカット水準は低いほど資金効率よくトレードが可能となりますが、20%でも基本的には不自由なく取引することができるでしょう。
ゼロカット執行タイミングですが、IS6FXはかなり頻繁に行われているようで、2時間おきにゼロカット執行のタイミングが来ると公式サイトに記載があります。
ゼロカットは2時間起きに行われます。(偶数時間0分)
引用元:IS6FX公式サイト「追証について」
ゼロカットがなかなか行われないと不安になったり、次のトレードが行えないなどのストレスが発生しますが、2時間おきにゼロカットが執行されるならそのような問題も軽減されます。
IS6FXのゼロカットシステムのルール
ゼロカットシステムはブローカーごとに詳細が微妙に異なるため、しっかりとルールを確認しておく必要があります。
IS6FXのゼロカットシステムで特に重要となるルールは以下の通りです。
ポジションをすべて決済した後にゼロカットが執行される
IS6FXのゼロカットシステムには特定のルールが存在します。
特に重要な点の一つが、ポジションが全て決済された後にのみゼロカットが執行されるということです。
IS6FXでは、トレーダーがまだ取引を持っている間は、口座残高がマイナスになっていてもゼロカット処理が行われません。
強制ロスカットが導入されているIS6FXでは、口座残高がマイナスになるということはほとんどありませんが、急な市場の変動に巻き込まれた時、口座残高がマイナスになったままポジションを保有するケースが発生することもあります。
保有しているポジションが口座残高をマイナスに引き下げても、そのポジションを終結するまでゼロカットシステムは起動しないので注意しておきましょう。
ゼロカットはボーナスも含めた口座残高がマイナスの場合のみ執行される
IS6FXのゼロカットシステムの適用ルールについては、ボーナスも含めた口座残高がマイナスの場合にのみ執行されるという特性があります。
具体的なケースを使って考えてみましょう。
ゼロカットが執行されるケース
まずゼロカットが執行されるケースを見てみましょう。
例えば、口座残高がマイナス10,000円、そしてボーナスがプラス5,000円の場合を考えます。
ここで重要なのは、ボーナス分も含めて口座残高を考慮するという点です。
ボーナス分を含めた口座残高は、マイナス10,000円とプラス5,000円を合算してマイナス5,000円となります。
したがって、この状況ではゼロカット処理が適用され、マイナス5,000円の口座残高がゼロにリセットされます。
ゼロカットが執行されないケース
一方、ゼロカットが執行されないケースも存在します。
例として、口座残高がマイナス20,000円でボーナスがプラス21,000円の場合を想定してみましょう。
この場合、ボーナス分を含めた口座残高は、マイナス20,000円とプラス21,000円を合算してプラス1,000円となります。
その結果、口座残高がプラスとなるため、ゼロカット処理は行われません。
新たな入金分でマイナス分が補填されることはない
IS6FXのゼロカットシステムでは、新たな入金分でマイナス分が補填されることはありません。
これは、「口座残高がマイナスになった後に新たに入金があった場合、その入金額はマイナス残高の補填には使用されない」というルールに基づいています。
Q.口座残高がマイナスで入金をした場合、0カット処理は適応されないのでしょうか?
A.0を口座残高が下回った場合、自動で0カット処理が行われます。その為に追証が発生しません。入金頂いたタイミングで、残高を0にしてから入金処理を行いますので、入金額を全て口座に反映いたします。
引用元:IS6FX「よくあるご質問(FAQ)」
例えば、口座残高が-10,000円である状態で新たに20,000円の入金が行われた場合、下記のような手順で口座残高が反映されます。
- 30,000円の入金申請を行う
- 口座残高-10,000円がゼロカットにより0円になる
- 入金された30,000円が口座に反映され、口座残高が30,000円になる
上記のケースの場合、-10,000円分の損失を入金分の30,000円から補填し、口座残高が20,000円となることはありません。
-10,000円分はゼロカットによりIS6FX側が損失補填をしてくれるので、最終的な口座残高は入金分の30,000円がそのまま反映されます。
もし、口座残高の数値がおかしいと思ったら一度、IS6FXのカスタマーサポートに問い合わせてみましょう。
IS6FXのゼロカットシステムの注意点
ゼロカットシステムは、入金していた資金以上の損失が出ないため、リスク管理がしやすくなる非常に優れたシステムです。
ただし、利用する時にはいくつかの注意点が存在します。
ゼロカットを悪用すると口座が凍結する
IS6FXのゼロカットシステムは投資家の資金を守るためのものであり、悪用には厳しい対処がされる点を理解しておく必要があります。
一部のトレーダーがゼロカットシステムを悪用しようとするケースがありますが、これはブローカーが許容する行為ではありません。
例えば、極端なレバレッジを利用して大きなポジションを持つなどして、故意に口座残高をマイナスにしようとする行為は禁じられています。
このような行為が発覚した場合、IS6FXはトレーダーの口座を凍結することがあります。
したがって、IS6FXのゼロカットシステムは悪用せず、適切なリスク管理の一環として利用することが重要です。
貴重な投資資金を保護するだけでなく、持続的なトレーディング活動を保証するために、ルールを守ったトレードを心がけましょう。
利用規約に違反するとゼロカットが執行されない可能性がある
IS6FXのゼロカットシステムはトレーダーにとって非常に有益な制度ですが、その適用には一定の条件があります。
その中の一つが「利用規約の遵守」です。
公式サイトでは以下の行為が利用規約違反の例としてあげられています。
引用元:IS6FX公式サイト「ガイドライン」
- 口座名義人以外の者が利用すること
- 複数名で1つの口座を利用すること
- 実在しない利用者として登録すること
- 18歳未満の者が登録すること
- 反社会勢力者、前科者、法令違反者及び当社が適宜禁止とする者が登録すること
- 被保佐人、被補助人のいずれかであり、申込の際に保佐人もしくは補助人の同意を得ずに登録すること
- 申告事項に虚偽の情報を記載・誤記・または意図して記入漏れの状態で登録すること
- 同一名義でトレーダーまたはパートナーのアカウントを2つ以上持つこと(ただし当社が特別に認めた場合を除く)
- 違法または疑わしい活動をすること
- 不当なトレード報酬を得るトレード
- 当社判断で不適切とみなすトレード
- 複数の業者(もしくは複数のトレーダー)の口座で両建て等のヘッジ取引を行うこと
- 当社で複数の口座を持ち、両建て等のヘッジ取引を行うこと
- 第3者同士が同じタイミングで入金やトレードを繰り返し、同じタイミングで出金すること
- 提供サービスやシステムの盲点を狙った悪質とみなすトレード
- 経済指標時、アメリカ雇用統計発表時ならびに政府や中央銀行介入など相場が急激に変動するタイミングのみを狙った悪質とみなすトレード
- 事前連絡なしの大きなロット数でのトレード
- 故意・過失に関わらず、当社の営業を妨害すること
- 当社及び委託先企業の著作権その他の権利を侵害すること
- 当社または第三者を中傷し名誉を傷つけ、不利益をもたらすこと
- 著作権等の知的財産権、肖像権等の人格権、その他法律上の権利ないし保護に値する権利の侵害、あるいは関連する法規に違反すること
- 第三者のプライバシーを侵害すること
- 消費者の判断に誤解を与える行為、または消費者の判断から好ましくないと当社が判断すること
- 反社会行為、法令違反行為及び当社が適宜禁止すること
IS6FXはトレーダーに対して公平な取引環境を提供することを目指しています。
そのため、不正行為や違法行為、あるいはその他の規約違反行為を行ったトレーダーに対しては、ゼロカットシステムの適用を拒否する可能性があります。
よくある不正行為の1つとしては、同一人物が複数の口座を開設して利益を不正に得るといった行為などがあげられます。
同様に、価格操作やマーケットへの悪影響を与えるようなトレード行為も規約違反とされています。
したがって、IS6FXのゼロカットシステムを最大限に活用するためには、規約を理解し、遵守することが必要です。
規約違反を行わなければ、マーケットの動きにより口座残高がマイナスになった場合でも、安心して取引を続けることができるでしょう。
損失が大きすぎると追証を請求される可能性もある
IS6FXのゼロカットシステムは大きな損失からトレーダーを守るための非常に有効なツールですが、その適用には限界があることも重要な注意点です。
具体的には、「損失が大きすぎると追証を請求される可能性もある」という事実を念頭に置く必要があります。
IS6FXではまだ損失が大きいため追証が請求されるという事例はありませんが、過去にFXDDというブローカーでこのような事例が起こったことがあります。
FXDDは、相場の急激な暴落により大きな損失を被り、その補填が困難となった際、トレーダーに対して追証を求める内容の声明を公式サイト上で発表しました。
「損失があまりにも大きいので追証を払ってください」というその声明は、市場の極端な状況下でのゼロカットシステムの限界を示すものでした。
その背景には、損失補填ができないと、ブローカー自体が経済的に破綻し、その結果、トレーダーが取引を続けることができなくなるという事態があるのです。
この事例は、トレーダーがリスク管理を怠った場合に起こり得る事態を示しており、ゼロカットシステムが万能であるという誤解を避けるための重要な教訓と言えます。
ゼロカットがある前提で無茶なトレードをするのではなく、市場の動きを適切に理解して自身のリスク許容度を超えない範囲で取引を行うことが、安全なFX取引における最も重要なルールとなるでしょう。
「ボーナス」も有効証拠金のうちに換算される
IS6FXでは、ユーザーが口座開設や入金時に特定の条件を満たすと、ボーナスが付与されます。
しかし、このボーナスはただの「おまけ」ではなく、取引に際しての有効証拠金として計算に入るため、ゼロカット執行前に消費されます。
「ゼロカットはボーナスも含めた口座残高がマイナスの場合のみ執行される」でも記載したように、ボーナスがある場合は、ボーナスを加味したうえで証拠金計算を行いましょう。
IS6FXのゼロカットシステムについてよくある質問
- IS6FXで導入されているゼロカットシステムとは何ですか?
-
IS6FXで導入されているゼロカットシステムは、FX取引においてトレーダーが大きな損失を被り、口座残高がマイナスになった場合に、そのマイナス分をIS6FXが補填し、口座残高をゼロに戻す仕組みです。
- 強制ロスカットとゼロカットの違いは何ですか?
-
強制ロスカットは自動的にトレードを終了するシステムで、投資家の証拠金(口座の残高)が一定の水準以下に下がった時点で動作し、投資家が保有する全ポジションが自動的に決済することでさらなる損失を防ぎます。
一方、ゼロカットは、投資家が取引で大きな損失を出した結果、口座残高がマイナスになった場合に、そのマイナス分をFX業者が補填し、口座残高を0に戻すシステムです。
したがって、ロスカットはリスクを管理するための「第一の防衛ライン」を、ゼロカットは「最後の防衛ライン」を提供すると考えることができます。
- IS6FXでは「追証なし」となっていますがなぜですか?
-
FX取引では、口座残高がマイナスになった時に、マイナス分を追証として請求されます。
しかし、IS6FXではゼロカットシステムが採用されており、口座残高がマイナスになったとしてもマイナス分が自動的に0にリセットされるため、追証が発生しません。
- IS6FXのマージンコールと強制ロスカットが執行される証拠金維持率は何%ですか?
-
IS6FXでマージンコールが発生するのは証拠金維持率が50%以下になった時です。
強制ロスカットが執行される証拠金維持率(ロスカット水準)は20%となっています。
ただし、EX口座のみロスカット水準が0%と低めに設定されています。
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