FxProで出金拒否はある？出金できない原因と対処法

FxProでは、出金拒否の心配はほとんどありません。これまでに悪質な出金拒否が報告された事例はなく、未解決の出金トラブルも確認されていません。

X（旧Twitter）では、大手業者でも出金拒否に関する投稿が散見されます。一方で、FxProではそうした投稿が見当たらないため、出金面でトラブルが少ないことがわかります。

この記事では、FxProによる意図的な出金拒否がないことを確認するとともに、規約を守っていても出金できない場合の原因と対処法も紹介します。

FxProでは悪質な出金拒否が一切ない

FxPro（エフエックスプロ）は、意図的で悪質な出金拒否の報告がなく、海外FX業界で信頼される模範的な業者です。この信頼性は、以下の2点からも確認できます。

金融ライセンスを継続保有

日本向けにFxProのオンライン取引サービスを提供する「PRIME ASH CAPITAL LIMITED」は、2021年にモーリシャス金融サービス委員会（FSC）の金融ライセンスを取得し、現在も一定の規制の下で維持しています。

不正行為が確認された場合、このライセンスは即座に失効となるため、FxProの信頼性を裏付ける重要な証拠です。

さらに、FxProグループ全体では複数の金融ライセンスを保有しており、世界173カ国で780万以上の口座を管理するグローバル企業として広く知られています。

会社名	規制当局	登録番号
PRIME ASH CAPITAL LIMITED	モーリシャス金融サービス委員会（FSC）	GB21026568
FXPRO UK Limited	英国金融行為規制機構（FCA）	509956
FXPRO Financial Services Ltd	キプロス証券取引委員会（CySEC）	078/07
FXPRO FINANCIAL SERVICES LTD	南アフリカ金融行為規制機構（FSCA）	45052
FxPro Global Markets Ltd.	バハマ証券委員会（SCB）	SIA-F184
Invemonde Trading Ltd*1	セーシェル金融サービス機構（FSA）	SD120*2

（*1）FxPro Global Markets Ltdと業務提携
（*2）カテゴリ「Securities Dealer」で表示

FxProグループが保有するこれらのライセンスには、英国FCAやキプロスCySECなど、世界的に厳格な規制を行う当局のものが含まれています。また、モーリシャス、バハマ、南アフリカ、セーシェルといった地域の多様な金融ルールにも適合し、グローバル市場での信頼性を支えています。

さらに、規制の変更や強化にも柔軟に対応できる体制を整え、透明性と安全性を重視した取引環境を提供しています。

Xで悪質な出金拒否の報告がない

海外FXで悪質な出金拒否が発生すると、X（旧Twitter）上でユーザー同士が情報を共有するため、過去にトラブルがあった業者は簡単に特定できます。

また、正当な理由での出金拒否であっても、逆恨みによる投稿が散見されるのが実情で、大手業者でさえこうした報告を免れないことがあります。

しかし、FxProでは、意図的な出金拒否はもちろん、ユーザーからの嫌がらせ的な投稿も確認されていません（2024年12月時点）。「fxpro 出金拒否」や「fxpro 被害」などのキーワードで検索しても、トラブルに関する投稿が見当たらないことから、高い信頼性を持つ業者と言えるでしょう。

また、〇〇に業者名を入れて「〇〇 出金拒否」などと検索すれば、他業者と比較できます。これにより、FxProの安全性が他の業者と比べても高いことが確認できます。

2021年に発生したFxProの出金拒否について

2021年に発生した「FxPro偽サイト問題」は、いくつかのメディアで取り上げられています。これは、公式サイトを模倣した偽の口座開設フォームを使用し、そこを通じて口座を開設・入金したユーザーが出金できない被害を受けた事件です。

この事件では、SNSを通じた「ロマンス詐欺」が関与していました。投資話を装い、FxProのブランド名を悪用した偽サイトにユーザーを誘導する手口が確認されています。

日本人ユーザー間によるXでの注意喚起や、SNSを通じた対策の迅速な共有により、この事件は大きな広がりを見せることなく沈静化しました。

このような背景もあり、FxProでは「オンラインセキュリティに関する重要な情報」を公開し、ユーザー情報の保護を徹底しています。また、公式サイト上では詐欺サイトの見分け方や注意点についても詳しく案内し、利用者が安全に取引できる環境を整えています。

FxProは、「海外FXで信頼性・安全性が高い業者の選び方」でまとめた条件を満たす業者です。長年の運営実績とグローバル市場での評判の良さから、世界中のトレーダーに信頼されています。

FxProで出金拒否になる不正行為

FxPro（エフエックスプロ）の利用規約には、出金拒否の対象となる5つの不正行為が明記されています。

これらの行為は出金拒否の対象となるだけでなく、アカウントが停止され、今後FxProを二度と利用できなくなる可能性があります。そのため、絶対に行わないよう注意してください。

参照元は、利用規約『Client Agreement』の「9. UNDERSTANDINGS OF BOTH PARTIES」、「11. YOUR MONEY」、および「18. MARKET ABUSE」です。

不正確な情報提供

FxProでは、ユーザーに正確な情報提供を義務付けています。特に、取引口座を開設する際に提出された情報が虚偽や不正確であった場合、それが出金拒否の原因となることがあります。

FxProの規約では、提供された情報が正確であり、法律および規制に準拠していることを確認するため、必要に応じて追加の情報や書類を要求する権利が明記されています。この手続きにより、取引の透明性を確保しています。

企業活動に関連する取引

FxProでは、特定の企業活動に関連する取引が禁止されています。これには、株式の発行や配分、公開買い付け（TOB）、合併や買収（M&A）など、企業の財務活動に関わる取引が含まれます。

これらの取引が特定の企業活動に関与する人物によって行われる場合、市場取引の公正性を損なう恐れがあります。そのため、FxProではこうした取引を排除し、公平な取引環境を維持しています。

インサイダー取引と市場操作

FxProでは、インサイダー取引や市場操作といった市場の公正性を損なう行為を禁止しています。具体的には、未公開の内部情報を利用して利益を得る取引や、意図的に取引量を操作して価格を動かすことです。

この規制は、単一のアカウントだけでなく、複数のアカウント間や異なるユーザー間で行われた際にも適用されます。

不正なプラットフォーム利用

FxProでは、取引プラットフォームの仕組みや特性を悪用して、不当な利益を得る行為を禁止しています。

例えば、サーバーの通信遅延を利用して市場価格のズレを狙うレイテンシーアービトラージや、スワップポイントの差を利用して利益を得るスワップアービトラージが該当します。

こうした規制は、単一のアカウントだけでなく、複数のアカウントや異なるユーザー間で行われた場合にも適用されます。

利用規約には書かれていませんが、他業者のアカウントを利用したアービトラージも行わないでください。詳しくは、「海外FXの両建てはばれない？バレる理由や禁止手法と注意点」をご覧ください。

ゼロカットシステムの悪用

FxProでは、ゼロカットシステムの悪用が禁止されています。ゼロカットシステムとは、ユーザーの口座残高がマイナスにならないよう、業者が不足分を補填する仕組みです。

一般例として、経済指標の発表前後の取引があります。あらかじめポジションを取ることで、指標発表後にレートが逆方向に動いても、最大損失を入金額までに抑えることができます。また、週明けの窓開けを狙った取引もゼロカットの悪用に該当します。

こうした行為は、業者側に一方的な不利益をもたらすため、海外FXでは禁止されています。

FxProで規約違反による出金拒否後の対応

FxPro（エフエックスプロ）で規約違反が原因で出金拒否が発生した場合、状況を完全に解決するのは難しいかもしれません。

しかし、まずは自分の行動や状況を冷静に見直すことが重要です。以下の3つのステップを参考に対応を進めましょう。

1. 利用規約を再確認する

目的

自分の行動がどの規約に違反しているかを正確に把握する

ポイント

• サポートデスクとのやり取りをスムーズに進めるための準備
• 該当する規約を再読し、違反の有無を自分なりに判断する
• 規約違反が明確であれば、罰則を受け入れる姿勢を持つ

まずは、利用規約「Client Agreement」の「9. UNDERSTANDINGS OF BOTH PARTIES」、「11. YOUR MONEY」、および「18. MARKET ABUSE」を確認してください。

2. サポートデスクに連絡する

目的

アカウントの停止を回避し、今後の対応について指示を仰ぐ

ポイント

• 意図せず違反した場合は、原因を正確に説明する
• 要求された書類（本人確認書類など）を迅速に提出する
• 規約違反が曖昧な場合や誤解の可能性がある場合に説明する
• 冷静な態度を保ち、FxProの信頼を得られるよう対応する

3. 今後の取引方針を見直す

目的

同じ規約違反を繰り返さないよう、取引行動を改善する

ポイント

• FxProの利用を継続する場合は、規約を厳守する
• トレード履歴を振り返り、手法や資金管理を改善する
• 他業者の規約や条件を比較し、自分に合った環境を選ぶ（※）

利用規約を事前に確認しておくことで、自分の状況を冷静に把握し、柔軟に対応する準備が整います。サポートデスクへの連絡は、違反内容が曖昧な場合や、意図しない違反が疑われる場合に役立つでしょう。

迅速で適切な対応を取ることが、将来のトラブルを未然に防ぐ鍵となります。取引環境を整える一環として、FxProが提供する期間限定のボーナスを活用するのも良いでしょう。

（※）FxProでアカウントが停止された場合や相性が合わないと感じた場合、当サイトの「海外FXおすすめランキング」を参考に、自分のトレードスタイルに合った環境を見つけてみてください。

FxProで不正行為なしでも出金拒否される事例

FxPro（エフエックスプロ）で、不正行為をしていなくても出金拒否される3つの事例を紹介します。

出金方法が入金方法と異なる

FxProでは、マネーロンダリング対策（AML）のため、入金時と同じ方法で出金することが求められます。このルールは、不正な資金移動を防ぎ、取引の透明性を確保する目的があります。

例えば、クレジットカードで入金した場合、入金額までは同じカードで出金し、それ以上の利益分は銀行送金またはbitwalletを選択できます。この仕組みにより、資金の流れが明確化され、不正行為のリスクを減らせます。

各出金方法の最低額未満を指定している

FxProでは、出金方法ごとに最低出金額が設定されています。最低額を満たしていない出金リクエストは受け付けられません。

出金方法	最低出金額
銀行送金	1,000円
クレジットカード	設定なし
bitwallet	ー
STICPAY	20ドル相当
Google Pay	ー
Binanc Pay	10ドル相当
仮想通貨	5ドル相当

例えば、銀行送金の最低出金額は1,000円です。bitwalletとGoogle Payについては、マイページで最新情報をご確認ください。

なお、この最低額の設定は、処理回数を減らして効率化を図るためのもので、海外FXでは一般的なルールとされています。

金融機関の名義がFxProの登録名義と異なる

FxProでは、出金先の金融機関の名義が登録名義と一致している必要があります。このルールは、不正送金や第三者による悪用を防ぐために設けられています。

登録名義と異なるアカウントへの出金リクエストが拒否されるのは、本人確認（KYC）によって出金者が正規の利用者であることを確認するためです。この仕組みにより、家族名義や他人名義のアカウント使用によるトラブルを防ぎ、ユーザー自身の資金を安全に保護します。

FxProで出金拒否と誤解しないための注意点

FxPro（エフエックスプロ）では、出金に関するルールや仕様により、手続きがスムーズに進まない場合があります。出金拒否と誤解されがちなポイントを事前に確認しておきましょう。

出金方法ごとに着金までの時間が異なる

FxProでは、出金方法によって着金までの時間が異なります。この違いは、選択した方法に関わる金融機関や決済サービスの処理速度によるものです。

例えば、銀行送金では着金までに最大5営業日かかることが一般的です。クレジットカードでの出金は返金処理として扱われ、通常5～10営業日ほどかかります。一方、bitwalletなどのオンラインウォレットを利用した場合、即時または数時間以内に着金することが多いです。

処理時間は、各金融機関や決済サービスの承認プロセスによって異なります。また、休日や祝日には翌営業日以降に持ち越される場合もあります。

クレジットカード出金は返金扱いとなる

FxProでクレジットカードを利用して出金する場合、カード会社が返金として処理します。これは、マネーロンダリング対策（AML）に基づき、入金と同じ経路で出金処理を行うためです。

カード入金は、一般的にショッピング取引として処理され、現金を借りるキャッシングとは異なります。そのため、出金時には、入金額分が返金として扱われます。

また、この返金処理にかかる時間はカード発行会社によって異なります。返金状況や詳細については、カード会社に直接問い合わせる必要があります。

入金ボーナスは出金できない

当サイトがFxProとタイアップして提供する100％入金ボーナスは、トレード資金として利用可能なクレジットとして付与されます。

取引の証拠金として使用できますが、現金として出金することはできません。また、ボーナスが付与された口座から資金を出金すると、その金額に応じてボーナスが消滅するため注意してください。

一方で、ボーナスを利用した取引の利益は制限なく出金できます。また、入金ボーナスを活用すれば、取引資金を実質的に増やし、柔軟なトレードが可能になります。

この機会を活かし、FxProで海外FXの取引をより効率的に進めてみてはいかがでしょうか。

「FxProのボーナス一覧！」では、最新キャンペーンやボーナスに関する注意点をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

FxProの出金拒否に関するよくある質問

FxPro（エフエックスプロ）の出金拒否について、よくある質問にお答えします。

FxProの最低出金額は？

FxProの最低出金額は、国内銀行送金が1,000円で、クレジットカードには設定がありません。その他の出金方法の最低額については、マイページで最新情報をご確認いただけます。

FxProで高額出金は拒否される？

FxProで高額出金が拒否されることは基本的にありません。ただし、マネーロンダリング対策（AML）のため、高額出金では追加の本人確認書類が求められる場合があります。

FxProでは一度の出金に上限はある？

FxProでは、一度の出金に上限は設定されていません。ただし、海外FXでは高額出金の場合、分割処理が行われることがあります。また、3,000万円を超える出金には、外為法に基づく報告が必要です。

FxProから出金できない銀行は？

FxProには、出金に対応していない銀行の制限はありません。ただし、国内銀行の中には、海外FX業者からの出金に対応していない場合があります。詳細は、利用中の銀行の規約をご確認ください。

参考記事：海外FXの入出金方法を比較

FxProで出金拒否となる禁止行為は？

FxProで出金拒否の対象となる禁止行為には、インサイダー取引、市場操作、不正なプラットフォーム利用、ゼロカットシステムの悪用などがあります。これらの行為が確認されると、出金拒否に加え、アカウントが停止される可能性もあります。

＞＞出金拒否になる禁止行為の詳細はこちら

FxProで銀行送金が出金拒否される理由は？

FxProで銀行送金が拒否される理由には、登録名義と銀行口座名義の不一致や、最低出金額に満たないリクエストがあります。また、銀行の処理制限や規制*により、送金が拒否される場合もあります。
（*）国際送金の制限や特定通貨の非対応など。

FxProでクレジットカード出金が拒否される理由は？

FxProでクレジットカード出金が拒否される理由の一つは、入金時にクレジットカードを利用していないことです。FxProでは、入金額までは入金時と同じ方法でのみ出金が可能なため、カードでの入金履歴がない場合、出金が拒否されます。また、入金時と異なるカードの指定、カードの有効期限切れ、不正利用の疑いがある場合も出金が拒否されます。