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FXGTのストップレベルは広い?他社との比較や注意点と対策を解説

FXGTのストップレベル

FXGT(エフエックスジーティー)のECN口座では、通貨ペアをストップレベル0で取引できます。

しかし、スタンダード+口座のストップレベルは、他の海外FX業者よりも広めの設定です。

この記事を読むことで、狭いストップレベルが必要なトレード手法では、ECN口座を利用すれば問題ないことが分かります。

また、ストップレベルが広い口座タイプを利用する際の注意点や対策についても解説します。

FXGTでの口座開設がまだ済んでいない方は「FXGTの口座開設方法と操作手順」のページを参考に、リアル取引口座を作成してみてください。実際の操作画面のキャプチャ画像に沿って、分かりやすくレクチャーしています。

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FXGTの評判・口コミ・評価が気になる方は以下の記事を参考にしてください。実際にFXGTを使ってみた体験談や、トレーダーの生の声からわかる安全性や信頼性、メリット・デメリットをまとめています。
関連記事:FXGTの評判・口コミまとめ

目次

FXGTのストップレベルに関する基本情報

ストップレベルは、FX取引において重要な要素です。ストップレベルの設定によって、損切りや利益確定が思うようにできず、損失の拡大や利益の取りこぼしにつながることがあります。

まずはFXGT(エフエックスジーティー)のストップレベルに関する基本情報を確認しましょう。

そもそもストップレベルとは?

ストップレベルとは、指値や逆指値を用いて注文する際に、現在価格から離さなければならない値幅のことです。

例えば、ドル円の現在価格が145.000円でストップレベルが5.0pips(0.050円)の場合、利益確定の指値注文は145.051円以上に設定する必要があります。ストップレベルより狭い値幅での注文はできません。

また、ストップレベルは海外FX業者によって異なるため、狭い値幅で指値や逆指値をするトレーダーは、業者選びで確認する必要があります。

ストップレベルは狭いほうが有利

ストップレベルが狭い場合、保有するポジションの損切りや利益確定の設定を柔軟に行えるため、トレーダーに有利です。

例えば、ポンド円のようにボラティリティが高い銘柄を大きなロット数で取引すると、わずか数pipsの値動きでも損益が大きく変動します。大きな利益を追求することなく、10pips未満で着実な利益確定を優先する場合、狭い値幅での指値注文が有効です。

特に、ストップレベルが0の口座を利用すれば、指値や逆指値の設定に制限がなくなるため、より快適な取引が可能となります。

スキャルピングで指値と逆指値を使用するトレーダーには、ストップレベルが口座選びの重要な条件となります。

他社よりもストップレベルは広め

FXGTでは4つの口座タイプ(*1)が提供されており、スキャルピングに最適なECN口座を除く3つの口座タイプでは、他の海外FX業者と比較してストップレベルが広く設定されています。

ECN口座以外でスキャルピングを行い、指値や逆指値を使用する場合には注意が必要です。

しかし、スプレッドが他社と比べて広いわけではないため、成行注文であれば問題ありません。

>>FXGTと他社のストップレベルの比較はこちら

(*1)仮想通貨のみが取引可能なCrypto Max口座は比較の対象外です。

FXGTのストップレベル一覧

FXGT(エフエックスジーティー)では、通貨ペアや口座タイプによってストップレベルが異なります。

メジャー通貨ペアとマイナー通貨ペアについて、スタンダード+口座とスキャルピングに適したECN口座のストップレベルを比較します。

なお、海外FXではドル円を除くクロス円は一般的にマイナー通貨ペアとして分類されます。

メジャー通貨ペアのストップレベル

銘柄スタンダード+口座ECN口座
EURUSD4.20
GBPUSD2.60
AUDUSD3.00
NZDUSD5.00
USDCHF4.40
USDCAD4.50
USDJPY1.60
メジャー通貨ペアのストップレベル
(2024年3月8日時点、単位:pips)

メジャー通貨ペアでスキャルピングを行い、指値や逆指値を利用する場合は、ECN口座の利用をおすすめします。

マイナー通貨ペアのストップレベル

銘柄スタンダード+口座ECN口座
EURJPY4.00
GBPJPY6.10
AUDJPY5.60
NZDJPY5.70
CHFJPY5.80
CADJPY5.60
マイナー通貨ペアのストップレベル
(2024年3月8日時点、単位:pips)

マイナー通貨ペアでスキャルピングを行い、指値や逆指値を利用する場合は、ECN口座の利用をおすすめします。

ストップレベルを基準に口座タイプを選ぶ方法

ストップレベルを基準に口座タイプを選ぶ必要があるのは、スキャルピングで指値や逆指値を利用する手法に限られるでしょう。この状況は、主にEA(自動売買)を運用する場合に当てはまります。

結論として、ECN口座を選択することで、スキャルピングにおける指値や逆指値の問題を回避できます。加えて、スプレッドが狭く設定されているため、取引コストを低く抑えられます。

また、FXGTでは経験豊富なトレーダーに向けてプロ口座も提供していますが、そのストップレベルはスタンダード口座と同様の水準です。

スキャルピングをする際は、FXGTのスキャルピング(※デメリットや注意事項あり)を参考にしてください。

FXGTと他社のストップレベルを比較

FXGT(エフエックスジーティー)のストップレベルを他社と比較し、どれほどの差があるかを確認します。対象の口座タイプは、各社のスタンダード口座とスキャルピングに適した口座です。

スタンダード口座のストップレベル

スクロールできます
海外FX業者USDJPYEURUSDGBPUSD
FXGT1.62.64.2
AXIORY000
BigBoss1.01.01.0
Exness000
TitanFX000
XM000
スタンダード口座のストップレベルを比較
(2024年3月8日時点、単位:pips)

海外FXの主要業者では一般的にストップレベルは0に設定されていますが、その中でFXGTのスタンダード+口座のストップレベルは最も広く設定されています。

スキャルピング用口座のストップレベル

スクロールできます
海外FX業者
(口座タイプ)
USDJPYEURUSDGBPUSD
FXGT
(ECN口座)
000
AXIORY
(ナノ口座)
000
BigBoss
(プロスプレッド口座)
1.01.01.0
Exness
(ゼロ口座)
000
TitanFX
(ブレード口座)
000
XM
(ゼロ口座)
000
スキャルピング向き口座のストップレベルを比較
(2024年3月8日時点、単位:pips)

FXGTでは、スキャルピングに適したECN口座において、上記の主要な3通貨ペアだけでなくマイナー通貨ペアも含め、通貨ペアのストップレベルが0に設定されています。

スキャルピングやEA(自動売買)で指値と逆指値を使用する際は、ECN口座を利用しましょう。

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FXGTのストップレベルを確認する方法

FXGT(エフエックスジーティー)のストップレベルは、取引ツールのMT4/MT5で確認できます。PC版とスマホ版で確認する手順を説明します。

PC版MT4/MT5での確認方法

PC版のMT4/MT5でストップレベルを確認する手順は以下の通りです。

STEP
MT4/MT5の起動

まずは、MT4/MT5をPC上で起動します。MT4/MT5をダウンロードしていない方は、FXGTの公式サイトからダウンロードしましょう。

STEP
気配値表示で対象銘柄を右クリック

気配値表示で対象銘柄を右クリックした後に「仕様(p)」を選択します。

STEP
取引条件の画面にてストップレベルを確認

表示された仕様パネル内で「ストップレベル」を確認できます。

ストップレベルはポイント単位で表示されるため、10は1 pipを意味します。pips単位に換算する際は、10で割ってください。

スマホ版MT4/MT5での確認方法

スマホ版のMT4/MT5でストップレベルを確認する手順は以下の通りです。

STEP
MT4/MT5の起動

まずは、MT4/MT5アプリを開きます。スマホアプリをインストールしていない方は、FXGTの公式サイトからインストールしましょう。

STEP
気配値画面から詳細情報を表示

スマホアプリを開いたら、気配値(レートの一覧表示)を開きます。次に、ストップレベルを確認する通貨ペアをタップした後に「詳細」を選択します。

STEP
詳細情報からストップレベルを確認

表示された詳細情報の中で「ストップレベル」を確認できます。

FXGTのようにストップレベルが広い場合の注意点

FXGT(エフエックスジーティー)のスタンダード+口座のように、ストップレベルが広い環境で取引する際の注意点を紹介します。

損切りまでの値幅が広くなる

ストップレベルが広い口座では、損切りの値幅を広く設定する必要があるため、損失が大きくなるリスクがあります。

例えば、ドル円が140円のときにポジションを持つことを考えてみます。

ストップレベル買いの損切り価格売りの損切り価格
0pips140.00円140円
3pips139.97円未満140.03円超え
損切り注文ができる価格

ストップレベルが0pipsの口座では、損切りの注文を140円に設定できます。

一方、ストップレベルが3pipsの口座では、139.97円までの下落を許容する必要があります。

エントリーまでの値幅が広くなる

ストップレベルが広い口座では、逆指値を設定する際の値幅が広がります。その結果、注文が正確に機能しない可能性が高まり、エントリーを逃すことが多くなるでしょう。

例えば、ドル円が140円のときに140.10円で買い指値を入れたとします。ストップレベルが10pipsであれば、価格が140.01円に上昇した時点で、140.10円での逆指値注文は拒否されます。

結果として、トレーダーは140.11円以上で再設定する必要がありますが、その間に重要なエントリーポイントを逃す可能性が出てきます。特にボラティリティが高い相場では、機会損失のリスクが増加します。

ただし、変動が激しい状況で狭い逆指値を使用するのはEA(自動売買)に限られるでしょう。裁量トレードであれば、成行注文によってこの問題を回避できます。

スキャルピング用EAが機能しない

スキャルピング用のEAを使用する際、特にストップレベルが広い口座でトレードすると、バックテストの結果と実際の運用結果が大きく異なる場合があります。

ストップレベルが広い口座でEAを運用すると、EAが試みる注文がストップレベルの制約により成立しないことがあるからです。

例えば、EAが短期間で小さな利益を狙うスキャルピングをする場合、注文価格と市場価格の差がストップレベルより狭いと、注文が拒否されます。

このため、EAはプログラム通りに注文を出せず、利益を逃すか、場合によっては不要な損失を被ることがあります。

ストップレベルを考慮しないバックテストの結果を再現するには、ストップレベルが0に設定された口座タイプを選択する必要があります。

トレーリングストップが設定できない

ストップレベルが広い海外FX業者を利用すると、トレーリングストップが動作しないことがあります。

トレーリングストップとは、市場価格の変動に合わせて自動的に逆指値注文を調整する機能です。トレール幅が業者の設定したストップレベルより狭い場合、適切に設定できません。

EA(自動売買)や裁量トレードでトレーリングストップを利用するトレーダーは注意が必要です。

FXGTの広いストップレベルへの対策

FXGT(エフエックスジーティー)では、ECN口座を除いたスタンダード+・ミニ・プロ口座(*1)のストップレベルが広いため、事前に対策を確認しておきましょう。

(*1)仮想通貨のみが取引可能なCrypto Max口座は比較の対象外です。

ストップレベルが狭い通貨ペアで取引する

ECN口座以外の口座タイプにも比較的ストップレベルが狭い銘柄があるので、そのような銘柄を対象にしてトレードすることも一つの選択肢です。

これにより、トレーリングストップや狭い範囲のストップロスを設定でき、EA(自動売買)やスキャルピングにおいても柔軟な対応が可能になります。

ただし、マイナー通貨ペアを選択する場合には、流動性の低さやボラティリティの高さには注意してください。

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このボーナスを活用して、ストップレベルが自身のトレードにどの程度影響を及ぼすかを確認するのも一つの方法です。

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ECN口座を利用する

ECN口座では、通貨ペアのストップレベルが0に設定されており、貴金属・エネルギー・株価指数・個別株ついても他の口座タイプと比べて狭い範囲に設定されています。

さらに、スプレッドも狭くされているため、EA(自動売買)やスキャルピングで厳密なストップロスやトレーリングストップを設定したい場合に適しています。

​​デイトレードやスイングトレードを行う

デイトレードやスイングトレードでは、ストップレベルよりも他の取引条件が重要です。大きな値幅を狙うトレードスタイルであるため、ストップレベルが0であるメリットが相対的に小さくなるからです。

重要な取引条件には、以下が挙げられます。

  • 高いレバレッジ
  • 狭いスプレッド
  • 高い約定力
  • 高額ボーナス

これらの条件が良好であれば、利益を得る可能性は高まります。ストップレベルが0であることを優先せず、他の取引条件を慎重に評価してください。

口座タイプ選びに迷った際は、総合的にバランスが取れたスタンダード+口座から取引を始めることをおすすめします。

EAやトレーリングストップ利用時は少額で試してみる

EA(自動売買)やトレーリングストップを利用する際、まずは少額で試して成績を確認しましょう。実際の取引でストップレベルの影響を把握し、リスクを最小限にしながらトレードの有効性を評価できます。

ストップレベルによる影響は、理論やデモ取引では完全に理解できません。実際の資金を使った取引で初めて、その影響を正確に評価できます。

特にトレーリングストップを採用したEAを稼働する場合は、最初に少額の資金で成績を検証し、必要に応じて調整しましょう。

FXGTのストップレベルに関するよくある質問

FXGT(エフエックスジーティー)のストップレベルに関するよくある質問をまとめましたので、参考にしてください。

ストップレベルが広いとどんなデメリットがある?

ストップレベルが広い場合のデメリットは、EA(自動売買)が正常に機能しないことがあり、予約注文にも値幅の制限が生じることです。特に、小さな利幅を狙うスキャルピングでは、指値を利用する際に不利な条件になる可能性があります。

FXGTのストップレベルは他の海外FX業者と比べて狭い?

FXGTのECN口座を除く他の口座タイプでは、ストップレベルが他の海外FX業者と比較して広く設定されています。また、ストップレベルをゼロに設定するスタンダード口座を提供する業者も増えています。

FXGTは口座タイプによってストップレベルが変わる?

はい、FXGTでは口座タイプによってストップレベルが異なります。ECN口座ではストップレベルが狭く設定されているため、EA(自動売買)やスキャルピングに適しています。

FXGTのストップレベルはどこで確認できる?

FXGTのストップレベルは、MT4/MT5で確認できます。Web版、PC版、スマホアプリ版を問わず、各端末でほぼ共通しています。気配値から対象銘柄を選び、「仕様」または「詳細」を選択することでストップレベルが表示されます。

ポイントからpipsへの変換方法は?

MT4/MT5で表示されるストップレベルはポイント単位で記載されています。pipsに変換するためには、0.1を掛け算します。例えば、EUR/JPYのストップレベルが「58ポイント」の場合、「58×0.1=5.8pips」となります。

FXGTでスキャルピングするならどの口座がおすすめ?

FXGTでスキャルピングをする場合、通貨ペアのストップレベルがゼロに設定され、スプレッドも狭いECN口座がおすすめです。別の記事「FXGTのスキャルピング(※デメリットや注意事項あり)」もご参考ください。

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