FXGTにストップ狩りはない｜異常レート配信時の対応が話題

FXGTでストップ狩りをされる可能性は極めて低いです。

過去には異常レート配信で多くのトレーダーがロスカットされるトラブルが発生していますが、その後の対応により対象者の損失がもれなく補填されています。

ストップ狩りをするような業者なら、何かしらの言い訳をして損失補填には応じないでしょう。

過去の対応実績や加入している保険、透明性の高い取引方式などを考慮するとFXGTはストップ狩りを行わない信頼できる業者と言えます。

FXGTはストップ狩りを行わない信頼できる業者

海外FX業者でよく問題になっている「ストップ狩り」ですが、FXGTは意図的なストップ狩りを行わない信頼できる業者です。

信頼できる理由を4つ紹介します。

それぞれ順番に解説していきます。

異常レートの発生後に迅速な対応

FXGTでは、2021年8月13日の9時頃にビットコインドル（BTC/USD)で異常レートが発生しました。

上記のようにビットコインドルが一時的に34,400ドルまで下落し10分程で元の水準に戻っています。

この時間帯の他のブローカーでは、46,000ドルまでしか下落していないので、約12,000ドルの乖離が確認されました。

この現象はFXGTで異常なレートが配信されていたとして、公式サイトより以下の声明が発表されました。

その後の対応として、「現金100ドルの付与」と「クレジットボーナス50ドルの付与」・「損失の取り消し」といった内容の対応策を実施しています。

この対応を見て分かるように、FXGTは信頼性と安全性の非常に高いFX業者であるといえます。

透明性の高いDMA方式を採用

FXGTは、透明性の高いDMA方式を採用している信頼性の高い海外FX業者です。

DMA方式（Direct Market Access）とは、金融機関の市場価格を参照して、そのまま注文を約定させる電子的な発注方式になります。

DMA方式は一般的な発注方式と比べてほとんどFX業者がレートに介入しないため、そのまま市場と繋がる意味で透明性と信頼性が高く評価されています。

損害賠償責任保険に加入している

FXGTは、最大100万ユーロ（日本円＝約1億4千万円）を補償するFXブローカー向け損害賠償責任保険に加入しています。

また、トレーダーの資金と運営資金を別で管理する分別管理方式を採用しています。

分別管理は、運営会社が倒産した際に資金を差し押さえられる可能性がありますが、損害賠償責任保険に加入しているので、万が一の際にも安心です。

FSAの金融ライセンスを取得している

FXGTは、FSA（セーシェル共和国）の金融ライセンスを取得しています。

また、FXGTのグループ会社「ISPASS Technologies Ltd」はイギリス「FCA」に並ぶ世界最難関のキプロス「CySEC」の金融ライセンスを取得しているので、安全性・信頼性の高いFX業者といえます。

詳しくは海外FXの金融ライセンス一覧と信頼性の比較ページをご覧ください。

FXのストップ狩りとは？

FXのストップ狩りとは、巨額の資金を扱う投機筋が利用する投資手法の1つです。

ストップ狩りには機関投資家（ヘッジファンド）・FX業者による意図的なものの2種類があります。

ここでは、それぞれのストップ狩りがどういった仕組みで発生しているのかご紹介します。

機関投資家によるストップ狩り

まず、機関投資家（ヘッジファンド）のストップ狩りについて紹介します。

ヘッジファンドなどは多額の資金を持っているので、ある程度レートを動かすことができます。

実際のチャートを例に紹介します。

直近のレジスタンスライン・サポートライン付近で大量の注文を入れることで、ストップ注文を巻き込んでレートが急激に進みます。

直近のレジスタンスライン・サポートライン付近で大量の注文を入れることで、ストップロス注文を巻き込んでレートが急激に進みます。

ストップロス注文を巻き込んだ値動きを利用して利益を得るのが、機関投資家によるストップ狩りです。

FX業者によるストップ狩り

FX業者によるストップ狩りとは、業者がレートを一時的に操作することで、故意にトレーダーに損失を与えることです。

なぜ、FX業者がストップ狩りをするのか、いわゆる「ノミ行為」が原因です。

ノミ行為とは、実際に顧客の注文を約定させないことで、顧客の取引が負けた場合にそのまま損失をFX業者が利益として得る行為になります。

ノミ行為自体は、健全に運営されている国内FX業者・海外FX業者でも起こりうる現象です。

しかし、FX業者の中には顧客への提示レートを意図的に操作してストップ狩りを引き起こす悪質なノミ行為を行っている場合もあります。

実際にGEMFOREXではストップ狩りが発生しているのが確認できました。

NDD方式を採用しているXMTradingと比較していますが、明らかにレートが乖離しています。その後、公式サイトから、異常レートに関するアナウンスはありませんでした。

FX業者を選ぶ際は、国内外問わず、不正のない安定したレート供給のできる口座で取引しましょう。悪質なノミ行為によって利益を得ているFX業者はトラブルや破綻のリスクもあります。

実際に、GEMFOREXでは事実上の倒産によって、本記事執筆時点でも多くのユーザーが資金を引き出せていません。信頼性の高い海外FX業者については「海外FX業者おすすめ比較ランキング！日本人に人気の口座」でご紹介しています。

ストップ狩りに合わない為の対策

ストップ狩りに合わない為の具体的な対策を3つ紹介します。

この方法は初心者でも実践できる方法なので、参考にしてみてください。

それぞれ順番に解説していきます。

損切り幅を広めに設定しておく

ストップ狩りに合わない為の対策として、損切り幅を広めに設定しておく方法があります。

直近の高値・安値よりも10pips程度損切りラインを広く設定することで、ストップ狩りに合う可能性を下げることができます。

ただし、通常よりも損切りラインを広めに設定しているので、いつも通りのロットで取引を行えば損失額が大きくなるので注意してください。

対策としてはロット数を落とし、損失額の調整を行いましょう。

透明性の高いNDD方式の業者を利用する

NDD方式など、透明性の発注方式を採用しているFX業者で取引することもストップ狩り対策として有効です。

NDD方式は、取引システムによって機械的に顧客の注文を管理するため、人為的にレート操作が行われるリスクが非常に低くなります。

また、異常レートが発生した場合でも、システム上のトラブルとしてFXGTのように補填を行う場合がほとんどです。

逆に他社の提示するレートと大きく離れた異常レートを出しているにも関わらず、公式で対応のない業者は利用すべきではありません。

取引量・流動性の低い時間帯を避ける

ニューヨーク市場が閉場してから東京市場が開場するまでの時間帯（早朝6時〜9時）は取引量・マーケット参加者が少ないのでストップ狩りが発生しやすくなります。

流動性が高い市場は、取引量が多いため、機関投資家の資金力でも価格を操作できるほど影響力はありません。

また、流動性が低い市場では、スプレッドが広がりやすく、急変動の起きやすいため取引するリスクが高くなります。

ストップ狩りが起こりやすい条件

ここでは、機関投資家によるストップ狩りが起きやすい条件として以下3つをご紹介します。

予備知識があれば、ストップ狩りに遭遇するリスクを下げられます。

取引量・マーケット参加者が少ない

取引量・マーケット参加者が少ない状況では、取引を控えことでストップ狩りのリスクを下げられます。

なぜなら、取引量・マーケット参加者が少ないと、市場の流動性が低下し、ストップ狩りが起きやすくなるからです。

例えば、10人の人が平均100円で取引している商品に対して、1人が90円の売りを出せば、平均価格は1円下がり99円となります。

しかし、1,000人の人が平均100円で取引している商品に対して、1人が90円の売りを出しても、平均価格は0.01円しか下がりません。

流動性の低い市場では、大口取引が市場の価格に与える影響が大きくなるため、短期間で一気に取引があればストップ狩りを引き起こせてしまいます。

取引量が極端に減る年末年始やクリスマス期間の取引は流動性が低くなりやすいです。流動性の高い銘柄とは、ドル円やユーロドルなどのメジャー通貨ペアが例に挙げられます。

価格が意識されやすいレート付近である

キリ番（130.00円など）や何度も反発しているライン付近のレートは、ストップ狩りの対象になります。

多くのトレーダーが、キリ番やレジサポラインに損切り注文を入れているので、狙われやすくなります。

あらかじめ、損切り幅に余裕を持たせておくことでストップ狩りに合う可能性を下げることができます。

しかし、その分損失額が大きくなるのでロット数の調整は必須です。

流動性の低い銘柄

流動性の低い銘柄（マイナー通貨）はメジャー通貨に比べ、ストップ狩りが起こりやすいです。

マイナー通貨はメジャー通貨に比べ市場に投下されている資金が少ないので、多額の資金が投下されるとレートが一気に動きます。

そのため、メジャー通貨よりもストップ狩りに合う可能性が高くなります。

メジャー通貨と呼ばれるのは以下のような通貨ペアです。

上記以外の通貨ペアは一般的にマイナー通貨となります。

FXGTにおいては、仮想通貨の取り扱いもあります。ビットコインやイーサリアム以外のアルトコインは、流動性が低く、急変動する可能性が高いです。

FXGTのストップ狩りに関するよくある質問

FXGTのストップ狩りに関するよくある質問を紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

FXGTではストップ狩りがありますか？

いいえ、ありません。FXGTで2024年現在までにストップ狩りが行われた形跡は1度も確認されていません。

FXGTでは過去に異常レートが発生しましたか？

はい、発生しています。2021年8月13日の9時頃にビットコインドル（BTC/USD)で異常レートが発生しました。ただし、その後すぐに謝罪文が公表され、対応策が講じられています。

FXGTの取引方式を教えてください。

FXGTでは、すべての口座タイプでNDD方式を採用しています。

FXGTではストップ狩りや出金拒否などを行う悪質な業者ですか？

いいえ、違います。FXGTで今までにストップ狩りや悪質な出金拒否が行われた報告は無いので、安心して利用できるFX業者です。

FXでストップ狩りを狙った手法はありますか？

ストップロスが大量に集中している価格を分析して、機関投資家によるストップ狩りに乗じて稼ぐ手法は理論上は可能です。ただし、ストップ狩りは一瞬の相場展開を狙うため、個人トレーダーでは、FX業者のスプレッドや約定力、そしてチャートを監視できる時間に限界があります。

ストップ狩りは国内FX業者でもありますか？

はい、ストップ狩りは国内・海外のどちらも起きるものです。

ストップ狩りをする大口の動向は予想できますか？

はい、理論上は可能です。例えば、FXGTのようにトレーダーのポジション比率を公開している業者の情報を見たり、チャートで何度もレートが反応している価格から分析できます。ただし、FXの場合は全ての取引が公開されていないため、優れたトレーダーでも完璧に予想することは難しいです。

ストップ狩りは違法ですか？

いいえ、ストップ狩りは違法ではありません。また、全ての取引を特定の機関が把握することができないため、実際にストップ狩りであったか立証が難しいです。ただし、FX業者側がレート操作を行ったストップ狩りは、多くの金融ライセンスではガイドラインに違反すると考えられます。

ストップ狩りとは？

FXのストップ狩りとは、ストップロス注文が集中している価格を狙って、急騰急落を起こすことです。ストップ狩りの発生要因には、機関投資家・FX業者による意図的なものの2種類があります。

NDD方式でストップ狩りがないのは本当ですか？

いいえ、DD方式・NDD方式のどちらでもストップ狩りがある可能性はあります。したがって、DD方式・NDD方式に関わらず、私たちトレーダーは健全な運営と安定したレート提示をしているFX業者を利用すべきです。