Exness(エクスネス)のプロ口座は、スプレッドが狭い3つの口座タイプの中で唯一、取引手数料が無料で注文直後に売買が成立する約定方式です。
この記事では、スキャルピングでおすすめのプロ口座の詳細を解説し、事前に知っておきたいデメリットや注意点まで紹介します。
スリッページが非常に少なく、約定力が高いプロ口座を活用するため、ぜひ参考にしてください。
口座開設がまだ済んでいなければ「Exnessの口座開設方法と手順」に沿って、取引のための口座を開いた上でこの記事に戻ってきてください。画像の手順通りに進めるだけで迷わずExnessで取引が始められます。
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全ての口座タイプの比較については、「Exnessの口座タイプ5種類を比較」の記事をご覧ください。各口座の特徴やおすすめのトレードスタイルを解説しています。
Exnessのプロ口座の取引条件
Exness(エクスネス)のプロ口座の取引条件は以下の通りです。
口座タイプ | プロ口座 |
---|---|
約定方式 | 即時約定 (NDD Instant Execution) |
通常スプレッド | 変動制 (0.1 pip~) |
固定スプレッド | 主要通貨ペア 90%の時間帯 |
取引手数料 | 無料 |
最大レバレッジ | 無制限 |
ゼロカット | あり |
ロスカット | 0% |
スキャルピングの制限 | なし |
EAの制限 | なし |
最小ロット数 | 0.01ロット |
最大ロット数 | 200ロット |
最大ポジション数 | 無制限 |
初回入金額 | 1,000USD相当 |
注文単位 | 1ロット:100,000通貨 |
取扱商品 | FX通貨ペア 仮想通貨CFD 貴金属CFD エネルギーCFD 株式CFD 株価指数CFD |
取引ツール | MT4、MT5、 Exnessトレードアプリ |
他の2つのスプレッドが狭い口座タイプと比較した際、プロ口座を利用する決め手は「即時約定」と「取引コスト」です。
- 即時約定とは:注文直後に売買が成立する約定方式
- 取引コストとは:スプレッド分と取引手数料を合計したコスト
まずは、プロ口座を利用するメリットとデメリットから確認しましょう。
Exnessのプロ口座のメリット
Exness(エクスネス)のプロ口座のメリットを紹介します。
これらは、海外FXのスキャルピングで広く利用される理由となっています。
即時約定で約定力が高い
プロ口座の約定方式は、Exnessで5種類ある口座タイプの中で唯一、注文直後に売買が成立する即時約定(Instant Execution)を採用しています。
トレーダーの注文を、まずはExness内にある反対の注文と相殺するので、大きな注文でなければ速やかに約定されます。
国内FXのDD取引のように、ディーラーが裁量で決めることはないので安心してください。
Exnessの約定方式は完全にシステム化されており、取引量さえ保たれていれば新たな注文を次々に処理してくれます。
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スリッページが発生しにくい
プロ口座では新規注文をまずはExness内で約定させるので、スリッページがほとんど発生しません。
スキャルピングで大量に注文をしても、スプレッド分に余計なコストが足されないので、利益率を高く保てます。
実際には、Exness内で相殺しきれない注文分をカバー先へ流しているので、タイムラグが生じてレートが動いた場合には、カバー先から新たな価格が提示されるリクオートが発生します。
売買が活発なロンドンやニューヨークの時間帯であれば、市場に反対の注文がたくさんあるので、リクオートを減らすことができます。
狭小スプレッドかつ無料の取引手数料
プロ口座はスプレッドが狭いにもかかわらず、取引手数料が無料の珍しい口座タイプです。
海外FXのスキャルピング向けの口座は、通常、スプレッドが狭いかわりに一定の取引手数料がかかります。
海外FX業者 | スプレッド | 取引手数料 |
---|---|---|
Exness プロ口座 | 0.1 pip~ | 無料 |
A社 | 0.0 pip~ | 往復4ドル/ロット |
B社 | 0.0 pip~ | 往復6ドル/ロット |
Exnessのプロ口座は、最低0.1pip~からの狭小スプレッドを提供するとともに、無料の手数料がスキャルピングトレーダーにとって魅力的な選択肢となっています。
取引できる銘柄数が多い
Exnessのプロ口座は、他の2つのプロ仕様の口座よりも多くの銘柄を取引できます。
取引ツールのMT5を使用したときにトレードできる銘柄数は以下の通りです。
商品名 | プロ口座 | ゼロ/ロースプレッド口座 |
---|---|---|
FX通貨ペア | 95 | 72 |
仮想通貨CFD | 34 | 33 |
貴金属CFD | 10 | 8 |
エネルギーCFD | 3 | 3 |
株式CFD | 98 | 98 |
株価指数CFD | 11 | 10 |
合計 | 251 | 224 |
銘柄数に差がある商品はFX通貨ペアです。その中でもプロ口座は、エキゾチック通貨ペアの選択肢が多くなります。
無制限レバレッジで大きな利益を狙える
Exnessは無制限レバレッジが使える数少ない海外FX業者です。
プロ口座ならスリッページが少ないので、発注画面で確認したスプレッドのままハイレバスキャルで売買を回転させられます。
ただし、少ない資金の間しか利用できないので、条件を確認しておきましょう。
証拠金 | 最大レバレッジ |
---|---|
0~999USD | 無制限 |
0~4,999USD | 2,000倍 |
無制限レバレッジを利用するにはいくつか条件を満たす必要はありますが、証拠金4,999ドルまで2,000倍が使えるので、少ない資金でも自由度の高いトレードができます。
無制限レバレッジを使用するための条件やルールは、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:Exnessのレバレッジ規制、制限・ルールの詳細
ゴールドなど90%の時間帯で固定スプレッド
Exnessでは市場のボラティリティが高い時間を除いた90%の時間帯で、ゴールドを含む人気の10銘柄のスプレッドが固定されます。
通常プロ口座は変動スプレッドなので、固定されたタイミングを狙えば、スリッページが発生しないストレスフリーな環境でスキャルピングに集中できます。
いま現在、固定スプレッドの国内FXから海外FXへの移行を検討している方は、ぜひExnessの固定スプレッドでハイレバレッジを活用していきましょう。
Exnessの他の口座タイプや海外FX業者とのスプレッドの比較は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:Exnessのスプレッド一覧
スキャルピングを禁止していない
Exnessは裁量トレードとEA(自動売買)ともにスキャルピングを禁止していません。
海外FXでは、サーバーへの負担を考慮してスキャルピングEAの使用を禁止する業者があるので利用規約の確認が必須です。
一方でプロ口座なら、狭いスプレッドが固定化される時間帯に限定したスキャルピングで、成績アップが狙えます。
プロ口座をはじめ、Exnessをスキャルピングでおすすめする理由は、以下の記事を参考にしてください。ハイレバレッジを活かした手法やスキャルピングにおける注意点もまとめています。
関連記事:【総括】ExnessはスキャルピングOK!
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Exnessのプロ口座のデメリット
続いて、Exness(エクスネス)のプロ口座のデメリットを確認します。
スキャルピングに悪影響を与えるリクオートを防ぐ方法もあわせて解説します。
リクオートが発生しやすい
プロ口座のデメリットは、他の口座タイプと比較してリクオートが発生しやすいことです。
プロ口座の即時約定の方式では、注文直後にレートが動いてしまうと、自動的に注文が一旦拒否されます。
そのため、スリッページはほぼ発生しないですが、リクオートによって連続した売買が成立しない場合があります。
リクオートはボラティリティが高まったときや、流動性が低い時間帯に生じやすいです。反対に流動性が高くて相場が落ち着いていれば、リクオートは発生しにくくなります。
よって、多くのトレーダーが参加するロンドンやニューヨーク市場であれば、スキャルピングの安定性が向上します。
初回最低入金額が1,000USD相当
2つ目のデメリットは、プロ口座でトレードを始めるには1,000USD相当の入金が必要なことです。
特に海外FXが初めての方は、日本円にして15万円相当を海外口座に入金することに抵抗を感じる方も多いでしょう。
少額から海外FXを始めたい方は、10ドル相当の入金で始められるスタンダード口座をご利用ください。
プロ口座よりもスプレッドは広くなりますが、無制限レバレッジを含めてExnessの全てのサービスを体験できます。
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Exnessには5種類の口座タイプがあり、それぞれに異なる特徴があります。トレードスタイル別におすすめの口座タイプをまとめたので参考にしてください。
関連記事:Exnessの口座タイプ5種類を比較
Exnessのプロ口座のスプレッド一覧
Exness(エクスネス)のプロ口座でトレードできる6商品の平均スプレッドを一覧表にしました。
プロ口座のFX通貨ペアのスプレッド一覧
ExnessはFXの通貨ペアを3つに分類しています。
- メジャー通貨ペア:取引量が比較的多い通貨ペア
- マイナー通貨ペア:メジャー通貨ペアよりも取引量が少ない通貨ペア
- エキゾチック通貨ペア:主に新興国が発行する通貨とのクロス
スキャルピングであれば、取引量が多いメジャー通貨ペアがおすすめです。
メジャー通貨ペアのスプレッド一覧
メジャー通貨ペアの全銘柄の平均スプレッドは以下の通りです。
銘柄 | 平均スプレッド(pips) |
---|---|
AUDUSD | 0.9 |
EURUSD | 0.6 |
GBPUSD | 0.7 |
NZDUSD | 1.2 |
USDCAD | 1.3 |
USDCHF | 0.9 |
USDJPY | 0.7 |
上記に加えて、ドルインデックス(DXY)も売買できます。ドルの強弱感を測る指標として活用できます。
マイナー通貨ペアのスプレッド一覧
マイナー通貨ペアのクロス円の平均スプレッドは以下の通りです。
銘柄 | 平均スプレッド(pips) |
---|---|
AUDJPY | 1.3 |
CADJPY | 2.4 |
CHFJPY | 1.7 |
EURJPY | 1.4 |
GBPJPY | 1.6 |
HKDJPY | 1.8 |
NZDJPY | 2.7 |
エキゾチック通貨ペアのスプレッド一覧
エキゾチック通貨ペアのクロス円と、一部の高金利通貨(MXN・ZAR)ペアの平均スプレッドは以下の通りです。
銘柄 | 平均スプレッド(pips) |
---|---|
CADMXN | 833.8 |
DKKJPY | 1.8 |
MXNJPY | 24.5 |
NOKJPY | 10.8 |
PLNJPY | 220.9 |
SEKJPY | 16.5 |
SGDJPY | 3.7 |
USDMXN | 158.2 |
USDZAR | 121.5 |
ZARJPY | 1.4 |
2023年9月現在、Exnessではメキシコペソ(MXN)と南アフリカランド(ZAR)の通貨ペアにプラスのスワップポイントがつきません。また、トルコリラ(TRY)を取り扱っていません。
プロ口座の仮想通貨CFDのスプレッド一覧
仮想通貨CFDのビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のスプレッドは以下の通りです。
銘柄 | 平均スプレッド(pips) |
---|---|
BTCAUD | 20.5 |
BTCCNH | 150.3 |
BTCJPY | 160.1 |
BTCKRW | 3302.75 |
BTCTHB | 180.3 |
BTCUSD | 85.9 |
BTCXAG | 183.9 |
BTCXAU | 57.5 |
BTCZAR | 58.2 |
ETHUSD | 8.4 |
イーサリアム以外のアルトコインを合わせると30銘柄以上をトレードできます。2023年9月現在、ビットコインとイーサリアムのドル建てはスワップフリーです。
スプレッド以外のExnessの仮想通貨FXトレード環境については別ページに詳しくまとめていますので、そちらも参考にしてください。
プロ口座の貴金属CFDのスプレッド一覧
貴金属CFDのゴールド(XAU)とシルバー(XAG)のスプレッドは以下の通りです。
銘柄 | 平均スプレッド(pips) |
---|---|
XAUAUD | 283.8 |
XAUEUR | 205.7 |
XAUGBP | 205 |
XAUUSD | 12.5 |
XAGAUD | 5.4 |
XAGEUR | 3.0 |
XAGGBP | 2.6 |
XAGUSD | 2.4 |
貴金属CFDは景気転換にあわせて大きなトレンドを作るので、長期投資にも利用できます。
なお「海外FXのゴールドの取引環境を比較した結果」において、Exnessで取引するメリットを紹介しています。
プロ口座のエネルギーCFDののスプレッド一覧
エネルギーCFDの全銘柄の平均スプレッドは以下の通りです。
銘柄 | 平均スプレッド(pips) |
---|---|
UKOIL | 7.4 |
USOIL | 2.9 |
XNGUSD | 17.1 |
プロ口座の株式CFDのスプレッド一覧
株式CFDの平均スプレッドは以下の通りです。米国市場に上場する時価総額が大きい銘柄を選びました。
銘柄 | 平均スプレッド(pips) |
---|---|
AAPL | 0.5 |
MSFT | 0.9 |
AMZN | 0.5 |
NVDA | 2.5 |
TSLA | 0.7 |
GOOGL | 0.7 |
META | 1.6 |
LLY | 3.3 |
UNH | 2.1 |
XOM | 0.7 |
Exnessは世界を代表する成長企業の銘柄を取り扱っています。全銘柄がスワップフリーなので、長期保有に適しています。
プロ口座の株価指数CFDのスプレッド一覧
株価指数CFDの全銘柄の平均スプレッドは以下の通りです。
銘柄 | 平均スプレッド(pips) |
---|---|
AUS200 | 39.5 |
DE30 | 3.5 |
FR40 | 21.2 |
HK50 | 15.7 |
JP225 | 8.9 |
STOXX50 | 40 |
UK100 | 39.4 |
US30 | 4.6 |
US500 | 10.3 |
USTEC | 30.9 |
日本の午前にトレードしたい方には、JP225(日経平均株価)がおすすめです。東京証券取引所が開いているので流動性が保たれやすく、ドル円のような感覚でトレードできるでしょう。
なお「Exnessのスプレッド一覧」の記事では、他の口座タイプとスプレッドを比較しているので、口座選びにお役立てください。
Exnessのプロ口座はスキャルピングにおすすめ
Exness(エクスネス)で選べる5つの口座タイプから、プロ口座をスキャルピングにおすすめする理由を解説します。
手数料無料で取引コストを最安にする
プロ口座は取引手数料が無料なので、取引コストを最安にできる場合があります。
取引コストとは、スプレッド(pips)を手数料(円)に換算して取引手数料に加えたもので、実際にExnessへ支払う合計のコストです。
5つの口座タイプの取引手数料とスプレッドを確認しましょう。
口座タイプ | 取引手数料 | スプレッド |
---|---|---|
プロ口座 | 無料 | 0.1 pip~ |
ゼロ口座 | 最小0.4USD (往復1ロット) | 0.0 pip~ |
ロースプレッド口座 | 最大7.0USD (往復1ロット) | 0.0 pip~ |
スタンダード口座 | 無料 | 0.3 pips~ |
スタンダードセント口座 | 無料 | 0.3 pips~ |
最初に、スタンダード/セント口座は、プロ/ゼロ/ロースプレッド口座よりも取引コストが高くなることを押さえてください。
取引手数料が無料のため、ゼロ/ロースプレッド口座よりも安くなりそうです。しかし、取引システムがスタンダード/セント口座のスプレッドを広げるので、取引コストが高くなります。
プロ/ゼロ/ロースプレッド口座については、取引コストが一番安くなる口座タイプは明確に決まっておらず、取引する銘柄や時間帯によって変わることがあります。
そのためExnessで取引コストを最安にするには、取引をする直前に3つの口座タイプで比較しなければなりません。
実際には、主要通貨ペアであれば取引コストに大きな金額差は生じません。ここでは、小口取引の場合、プロ口座の取引コストが最安になる可能性が高いことを押さえておきましょう。
スリッページが少なくストレスが減る
プロ口座は5つある口座タイプの中で唯一、注文直後に約定する方式のため、スリッページが非常に少なく快適にスキャルピングできるでしょう。
口座タイプ | 約定方式 | スリッページの頻度 |
---|---|---|
プロ口座 | 即時約定 (Instant Execution) | 非常に少ない |
ゼロ/ロースプレッド口座 スタンダード/セント口座 | 成行約定 (Market Execution) | 起こりやすい |
即時約定では、トレーダーが注文した際にはまずはExnessが反対の注文と相殺するので、瞬間的に売買が成立していきます。
仮にトレーダーが希望した価格で約定できないときには、スリッページさせずにリクオートされるので、勝手に余計なコストを支払わずに済みます。
小口取引は高い約定力で連続売買できる
プロ口座で高い約定力を保つには、できるだけ小口注文で取引しましょう。スキャルピングで連続して売買を回転させるとき、100万通貨以上を繰り返し処理することはシステム的に難しくなります。
約定力は、市場の活況度やExnessユーザーの注文状況の影響を受けるので、高い約定力を保てるロット数は相場次第というのが実状です。
プロ口座でリクオートが連続したら、ロット数を少し減らしてみてください。また、ロンドンやニューヨーク市場が開いている時間帯は約定力を保ちやすくなります。
スキャルピングで稼ぐため、プロ口座の即時約定の特徴を上手に活用していきましょう。
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Exnessのプロ口座の口座開設手順
Exness(エクスネス)でプロ口座を開設する手順を説明します。
- 新規会員登録の申請
- 本取引口座を選択
- 取引プラットフォームの選択
- 口座開設完了
Exnessでプロ口座を開設すると、下図のように後から他の口座タイプを追加できるようになります。
Exnessでは1アカウントにつき200口座まで開設できるので、取引の目的に合わせて別々の口座に資金を振り分けて管理できます。
なお、口座開設しただけの状態では、利益の出金や入金方法と入金額が制限されていますが、有効化の手続きを完了することで利用制限が解除されます。
手続きの詳細は「Exnessの口座開設方法と手順」の記事に画像付きで説明したのでお役立てください。
Exnessのプロ口座の約定拒否に関する評判・口コミ
Exness(エクスネス)のプロ口座の約定拒否に関する評判・口コミを調べました。
結論から言うと、プロ口座は約定拒否されるという悪い評価も目立ちます。
ただし、改善がみられることと、約定拒否が起きやすい時間帯にトレードをしている方がプロ口座の評価を下げていることも事実です。
プロ口座の約定拒否の実態を正しく理解するために、ぜひ参考にしてください。
プロ口座に約定拒否はないとする良い評価
まずは、プロ口座で約定拒否されていないことが分かる評判・口コミを確認しましょう。
(前略)
引用:X
使い始めての感想としては、入金ボーナスとか無いけど、レバ無制限(条件あり)で、ゼロカ維持率0%、約定も某社と違って滑らないから、ストレスを感じないです
(後略)
(前略)
引用:X
指標で垂直にぶっ飛ぶ夢を見たよね
めちゃくちゃ早い動きだったのに全く滑らないexnessさすが
(前略)
引用:X
Exnessのプロ口座は成行注文はリクオートで弾かれが多少あるのがネックだけど、指値注文はほぼ滑りなしだから結果こちらの方が優位か
Xでは、プロ口座でリクオートが発生する報告を見受けます。スリッページを減らす即時約定(Instant Execution)の性能であることを押さえておきましょう。
(前略)
引用:X
今のところ注文も滑らないし、十分使えそうな感じがしてきた
レバレッジ制限の時間とは上手く付き合わないといけないけど
(後略)
Exnessだから注文通らないだろと思いつつポチったらあっさり約定してびびってる。
引用:X
なんか変わったの?
2023年9月以降も、プロ口座で約定拒否されることなく取引できている方もいます。先に悪い評価を確認し、その後に約定拒否を防ぐ方法を紹介します。
プロ口座は約定拒否される悪い評価
続いて、プロ口座で約定拒否されたトレーダーからの悪い評判・口コミを紹介します。
海外FX業者のエクスネスの約定拒否について。
引用:Yahoo!知恵袋
プロ口座を使っています。
エクスネスが指標時にレバレッジが変動するのは理解しておりますが、 指標でもなんでもない時でも約定拒否がたまに起きるのですがこれは普通なのでしょうか?
最近のエクスネスの約定拒否は目を見張るものがある。40回クリックしても約定しない事も。0.1lotとかでこれは話にならんかも、、、でもトータル計算、検証したらストレスあってもプロ口座なんよなぁ、、、ストレスとるかスプレッドとるか
引用:X
エクスネスの、プロ口座は大きいlotでトレードするとすべったり約定されなかったりする様になってますね。
引用:X
約定拒否が起こるのは、基本的に注文ロット数が大きいときです。
プロ口座だけど、やっぱ約定拒否される時あるときついわ。、特にゴールド触る時。スタンダードにもどすか
引用:X
【緊急報告】EXNESSのEAはゼロ口座で!プロ口座ではInstant Executionという取引方式を採用、注文・決済が瞬時に処理されスリッページは発生しにくいが、市場乱高下、流動性が低いときに、約定拒否(リクオート)が起こる可能性があります。このリクオートが厄介でEA運用には向いていません。ZERO一択!
引用:X
実際には、スリッページが少ないプロ口座から離れて、約定拒否が少ない他の口座タイプを選ぶトレーダーもいます。
プロ口座で約定拒否を防ぐ方法
Exnessのプロ口座で約定拒否が起こる3つの主な原因を解説します。
- 取引できない時間帯に注文
- 証拠金が不足
- 流動性が低い
最初の2つの原因は解決策が明らかなので「流動性が低い」について確認しましょう。
流動性が低いときの例として、ドル円の注文状況を見てみましょう。
注文の種類 | 注文価格 | 注文数量 |
---|---|---|
売り | 150.100円 | 100,000通貨 |
売り | 150.050円 | 40,000通貨 |
売り | 150.010円 | 30,000通貨 |
現在値 | 150.000円 | ー |
仮にトレーダーが現在値150円で3万通貨を成行注文すると、150円で売りたい人がいないので、売買を成立させるとスリッページが起きてしまいます。
一方でプロ口座であれば、スリッページを起こさずに約定拒否されるか、150.010円で買うことを新たに提案(リクオート)されるでしょう。
つまり、上記のような注文状況となる流動性が低い時間帯(*1)を避けることで、プロ口座の約定拒否を減らせます。
(*1)スプレッドが広がる時間帯をご参考ください。
もし約定拒否が続き、トレードに支障をきたす場合は、成行約定(Market Execution)を採用する他の口座タイプへの切り替えを検討しましょう。
口座タイプ | 約定方式 | 特徴 |
---|---|---|
プロ口座 | 即時約定 (Instant Execution) | ・約定拒否が起きる ・リクオートが発生する ・スリッページが発生しない |
ゼロ/ロースプレッド口座 スタンダード/セント口座 | 成行約定 (Market Execution) | ・約定拒否が起きない ・リクオートが発生しない ・スリッページが発生する |
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Exnessの評判・口コミが気になる方は以下の記事を参考にしてください。実際にExnessを使ってみた体験談や、トレーダーの生の声をまとめています。
関連記事:Exnessの評判・口コミまとめ
Exnessのプロ口座の注意点
Exness(エクスネス)のプロ口座の注意点を解説します。
仮想通貨CFDは成行約定
プロ口座の注意点は、仮想通貨CFDのみ成行約定になることです。即時約定とは異なり、スリッページが発生しやすくなります。
そもそも仮想通貨CFDはFX通貨ペアのように流動性が高くないので、スプレッドが広がりやすいです。
Exnessの仮想通貨CFDは全銘柄のストップレベルが0なので、指値注文でスリッページを防ぎましょう。
無制限レバレッジは999ドルまで
2つ目の注意点は、無制限レバレッジが使えるのは有効証拠金999ドルまでの上限があることです。
プロ口座の狭小スプレッドと無制限レバレッジでスキャルピングを計画している方は忘れないようにしましょう。
無制限レバレッジを使用するための条件やルールは、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:Exnessのレバレッジ規制、制限・ルールの詳細
スプレッドが広がる時間帯がある
海外FXにはスプレッドが広がる時間帯があります。プロ口座でスキャルピングするときは、以下の時間帯を避けましょう。
- 日本時間の早朝(午前4~8時ごろ)
- クリスマス・年末年始
- 経済指標の発表前後
事前に分かっている3つの時間帯は市場で売買が控えられます。その他、以下のイベント直後もスプレッドが広がりやすくなります。
- 政府や中銀の要人発言
- 地政学リスクの高まり
- 経済に影響を与えるニュース
突発的なイベントの後は、スプレッドが狭くなるまで様子を見ましょう。
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Exnessのプロ口座に関するよくある質問
Exnessのプロ口座に関するよくある質問と回答をまとめたので参考にしてください。
- Exnessのプロ口座とスタンダード口座の違いは?
-
Exnessのプロ口座とスタンダード口座の違いは、スプレッド、約定方式、初回最低入金額です。
- Exnessのプロ口座とロースプレッド口座の違いは?
-
Exnessのプロ口座とロースプレッド口座の違いは、スプレッド、取引手数料、約定方式です。
- Exnessのプロ口座の初回入金(最低入金額)はいくら?
-
Exnessのプロ口座の初回入金(最低入金額)は、1,000USD相当(15万円相当)です。
- Exnessのプロ口座のデメリットは?
-
Exnessのプロ口座のデメリットは、リクオートが発生しやすいことと、初回最低入金額が1,000USD相当必要なことです。
- Exnessのプロ口座に約定拒否はある?
-
はい、Exnessのプロ口座に約定拒否はあります。対策は「約定拒否を防ぐ方法」を参考にしてください。
- Exnessのプロ口座はリクオートされる?
-
はい、Exnessのプロ口座はリクオートされます。対策は「約定拒否を防ぐ方法」を参考にしてください。リクオートと約定拒否に共通する原因は、主に低い流動性です。
- Exnessのプロ口座のゴールドのスプレッドは?
-
Exnessのプロ口座のゴールドのスプレッドは、ドル建てのXAUUSDで平均12.5pipsです。また、市場のボラティリティが高い時間を除く90%の時間帯で、XAUUSDは固定スプレッドとなります。
- Exnessのプロ口座の取引手数料はいくら?
-
Exnessのプロ口座の取引手数料は無料です。
- Exnessのプロ口座はEAで自動売買できる?
-
はい、Exnessのプロ口座はEAで自動売買できます。また、スキャルピング用EAの使用が禁止されていません。
- Exnessのプロ口座から資金移動できる?
-
はい、Exnessのプロ口座から資金移動できます。Exnessではポジション保有の有無を問わず、24時間年中無休で即時資金移動に対応しています。
- Exnessのプロ口座の入金方法は?
-
Exnessのプロ口座の入金方法は、銀行送金、クレジットカード、オンラインウォレット、仮想通貨に対応しています。
関連記事:Exnessの入金方法(※TigerPayが追加されて13種類になりました) - Exnessのプロ口座を利用する条件は?
-
Exnessのプロ口座を利用する条件は、取引を始めるための初回最低入金額として1,000ドル相当が必要なことです。18歳以上の日本の居住者であれば、口座開設に特別な制限はありません。
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