Axi(アキシ)は、日本語対応となってから日の浅い海外FX業者です。
2007年からAxi自体は運営されているものの、海外FXでサービス提供エリアの拡大には送金手段の整備ができていないと出金トラブルが起きやすくなります。
そこで本記事では、Axiで出金拒否はあるのか、また悪質な出金拒否が起きるリスクはあるのか詳しく解説をまとめました。
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公式HP:https://axi.com/jp
Axiの出金拒否は不正ユーザーが対象
Axi(アキシ)では、利用規約に違反した不正ユーザーを対象に出金拒否を行う可能性があります。
ここでは、Axiでペナルティとして実施される出金拒否の原因と関連する取引について確認しましょう。
規約違反が出金拒否の原因
Axiでは、利用規約への違反が出金拒否の原因となります。
実際に海外FXタイムズ編集部員がAxiの担当部署へ出金拒否はあるのか問い合わせた所、以下の回答が得られました。
いわゆる悪質な出金拒否となるような「Axiでは通常、弊社都合による出金の拒否は行っておりません。」とAxi公式より回答が得られました。
また、出金先の銀行情報に誤りがあれば、送金自体ができないとの注意喚起があったため、出金時にはしっかり出金先の銀行情報を確認しましょう。
禁止されている取引は少ない
一般的に出金拒否のペナルティを受けるのは禁止されている取引を行った場合です。
具体的にどういった取引がAxiでは禁止されているのか実際に問い合わせました。
Axiでは、スキャルピングやEA(自動売買)といった正当なトレーディングスタイルの全てを認めているとのことです。
ただし、いわゆる秒スキャなど瞬間的な取引を行うレイテンシーアービトラージを禁止しているため注意しましょう。
また「正当なトレーディングスタイル」の定義については、公式のヘルプセンターも含めて詳細な情報が得られなかったため「Axiで出金拒否になる5つのパターン」で、一般的に他社だと出金拒否の対象となる取引方法も解説していきます。
Axiで出金拒否になる5つのパターン
ここでは、Axi(アキシ)で出金拒否になる取引と出金拒否になる可能性がある以下5つのパターンをご紹介します。
Axiは正当な取引方法の全てを認めている自由度の高い海外FX業者です。
一方で、具体的に正当な取引の定義は分からないため、一般的にどの海外FX業者でも禁止されている取引方法や利用方法を把握しておきましょう。
レイテンシーアービトラージ(遅延を狙った裁定取引)
Axiでは、レイテンシーアービトラージ(遅延を狙った裁定取引)を禁止しています。
レイテンシーアービトラージとは、FX業者間の価格差を高速な取引システムなどを使って利益として狙う取引方法です。
瞬間的に大量の取引を行うことは、FX業者のサーバーに過剰な負荷をかけるため、Axiでは禁止されています。
複数口座間の両建てを行った
一般的に複数口座間の両建ては多くの海外FX業者で禁止されています。
複数口座間の両建てとは、他社を含めて異なる口座で買い、売りをそれぞれ保有する形で行う両建てのことです。
先にご紹介したレイテンシーアービトラージを含めて、複数口座間の両建てに関連する取引のほとんどは禁止されています。
したがって、まずは複数口座間の両建てを行わないことが海外FXで出金拒否を避けるために重要です。
ボーナスを出金申請しようとしている
Axiでは、不定期で入金ボーナスを実施しています。
海外FXのボーナスを始めて利用する方に多いのが、ボーナス自体が出金できるという誤解です。
ボーナスは一般的に、トレード資金として活用できるクッション機能付きのクレジットとして取引口座へ付与されます。
クレジットは、トレード資金として活用でき、利益の出金ができるものの、クレジット自体は現金ではありません。
したがってボーナス自体の出金はできないことに注意しましょう。
高頻度売買(HFT)を行った
Axiでは、レイテンシーアービトラージを禁止しています。
高頻度売買(HFT)は、レイテンシーアービトラージが禁止されている理由と同じく、ごく短期間で大量の取引を行うものです。
一般的に個人向けのFX業者では、サーバーに過剰な負荷が掛かるため高頻度売買は禁止されています。
第三者名義でアカウントを開設した
第三者名義でアカウントを開設を開設した場合、そのアカウントで行われた取引がキャンセルする形で出金拒否となるリスクがあります。
なぜなら、Axiの口座開設では本人確認があるからです。複数のアカウントを開設する場合は、第三者の個人情報を使って不正にアカウントを開設することになります。
第三者名義でアカウントを開設すると規約違反者として口座凍結となる可能性もあるため絶対に行ってはいけません。
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Axiで出金拒否になった場合の対処法
ここでは、Axi(アキシ)で出金拒否になった場合の対処法として以下の3つをご紹介します。
Axiでは、悪質な出金拒否が行われている事実はなく、基本的には正当な取引と出金手続きによってスピーディーに1営業日程度で着金します。
出金手続きに不備がないか確認する
Axiで出金拒否されたと思ったら、まずは出金手続きに不備がないかを確認しましょう。
海外FXタイムズ編集部員が事前に行ったAxiへの問い合わせでは「出金申請の際に、ご利用の銀行情報と登録された銀行情報が一致しない場合、ご出金の申請を進めることができかねてしまいますことをご了承下さい。」との案内もありました。
出金先の銀行情報を間違えてしまうと、出金申請が受理されないため必ず確認しておきましょう。
不正取引を行ってしまい警告が届いていないか確認
Axiでは、正当な取引方法であれば、いかなるトレードスタイルも認められています。
しかし、レイテンシーアービトラージなど自社のインフラに悪影響をもたらすような取引方法は禁止されています。
「Axiで出金拒否になる5つのパターン」でご紹介したような取引を行っていないか、Axiからの警告を含めて確認しておきましょう。
紛争解決機関へ異議申し立て
Axiは紛争解決機関(The Financial Commission)に加盟しています。
金融委員会の紛争解決委員会の意思決定プロセスおよび運営は、当社から独立しており、その決定は当社に対して拘束力を持ちます。また、金融委員会は、当社の顧客に対して、顧客一人当たり最高2万ユーロまでの判決をカバーする補償基金へのアクセスを提供しています。金融委員会についての詳細は、同委員会のウェブサイト(https://financialcommission.org/)から入手できます。
引用:Axi 異議申し立て
もしAxiから不当な出金拒否を行われた場合には、紛争解決機関へ異議を申し立てることで、14日間の猶予期間内にAxiは出金拒否の理由などを開示する必要があります。’
最終的にAxiが紛争解決機関の判決に従わなかった場合には、最大2万ユーロ相当まで補償を受けることも可能です。
Axiの出金に関する口コミをチェック
ここでは、X(旧Twitter)に投稿されていたAxiの出金に関する口コミをいくつかご紹介します。
Axiの出金に関する口コミでは「着金が早い」といった内容が多く投稿されていました。
こちらの投稿では、複数回Axiで出金を行ったが、当日中の出金が2回、遅くても翌日に出金されるという海外FX業者としては極めて速い出金スピードが確認できます。
全体的にAxiの出金については、当日もしくは翌日の着金が早く、国内銀行送金に対応していない海外FX業者が最大5日前後ということを考えると出金スピードが早いことが分かりました。
Axiの出金拒否に関するよくある質問
- Axiで出金拒否はありますか?
-
はい、Axiではレイテンシーアービトラージなど利用規約に違反した場合にペナルティとして出金拒否を行う可能性があります。
- Axiで出金拒否になった場合の対処法は?
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Axiで出金拒否となった場合は以下の順に対処しましょう。
- 出金手続きに不備がないか確認する
- 不正取引を行ってしまい警告が届いていないか確認
- 紛争解決機関へ異議申し立て
基本的には正しい手順で出金申請を行えば、1営業日前後で着金します。
- Axiの出金スピードは?
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Axiの出金スピードは海外FX業者の中でも早いです。銀行送金による出金は1営業日前後で着金します。
- Axiが対応している出金方法を知りたいです。
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Axiでは国内銀行送金・Bitwallet・仮想通貨による出金に対応しています。
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公式HP:https://axi.com/jp
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