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海外FXのスプレッド比較!狭い最狭口座なら最低スプレッド0もある

海外FXスプレッド比較!狭いおすすめ業者10選と失敗しない選び方を解説

海外FXでは時間帯によってスプレッドが変化する「変動スプレッド」を採用する業者が多く、口座タイプの違いによってもスプレッドの広さが異なります

比較すべき要素が多く、どの口座を使えば勝ちやすいのか分析するのは骨の折れる作業ですよね。

そこでこの記事では、海外FX業者18社のスタンダード口座と、スキャルピング向きでスプレッドが狭い口座のスプレッドを比較してランキングにしました。

世界的に取引量の多いドル円やユーロドルはもちろん、ボラティリティが魅力のポンド円とゴールドに加えて、ビットコインのスプレッドが狭い海外FX業者まで分かります。

特に海外FXのスキャルピングをする方は、以下のおすすめ業者を利用することで大幅に取引コストを削減できますよ!

スクロールできます
最狭口座ランクドル円
取引コスト
ゴールド
取引コスト
スプレッドの特徴
Exness
プロ口座
0.7pips1.25pips業界最狭クラスのスプレッドかつ即時約定方式でスリッページほぼゼロ
ThreeTrader
Rawゼロ口座
0.47pips
(0.07+$4)
1.4pips
(1.0+$4)
人気銘柄は最狭水準のスプレッドを固定表示する時間帯がある
TitanFX
Zeroブレード口座
1.03pips
(0.33+$7)
2.81pips
(2.11+$7)
全商品・全銘柄で安定した低スプレッドを実現
海外FXの最狭スプレッド3社の特徴

スプレッドなどの取引コストを含め、総合的におすすめな業者は「海外FXのおすすめ人気業者ランキング」で紹介しているので、約定力や信頼性なども比較したい方は活用してください。

更新情報
目次

海外FXで人気の通貨ペアのスプレッド比較一覧 ※リアルタイム

海外FXのスプレッドを把握するため、海外FX業者18社のスタンダード口座とスプレッドが狭いスキャルピング向き口座における人気銘柄を比較します。

人気5銘柄の比較により、スプレッドの狭さで業界No.1を競い合う海外FX業者2社が決定しました。

マイナー銘柄で比較しても最狭スプレッドを提示するため、この2社に加えてサブ口座として厳選した1社を先に紹介します。

取引コスト最安!海外FXの最狭スプレッド3社から選ぶ

海外FXで取引コストを最安にできるのはExness(エクスネス)とThreeTrader(スリートレーダー)で、両者はスプレッドの狭さNo.1を競い合っています。

取引コストとは:スプレッド分のコストに取引手数料を加えた合計のコストです。取引手数料をスプレッドに換算した場合、実質スプレッドとも呼ばれます。

TitanFX(タイタンFX)は両社より取引コストが高くなるものの、安定した高い約定力が上級トレーダーから高く評価されているため、サブ口座として開設しておくだけで安心できます。

海外FX業者口座タイプスプレッドの特徴
Exnessプロ口座業界最狭クラスのスプレッドかつ即時約定方式でスリッページが限りなくゼロになる
ThreeTraderRawゼロ口座人気銘柄は最狭水準のスプレッドを固定表示する時間帯がある
TitanFXZeroブレード口座全商品・全銘柄で安定した低スプレッドを実現
海外FXの最狭スプレッド3社の特徴

Exnessのプロ口座とThreeTraderのRawゼロ口座のどちらかで迷ったときは、純粋にスプレッドの狭さのみを比較して選ぶことをおすすめします。

約定拒否やリクオートがなく(※)スリッページも限りなくゼロにできるため、スプレッド以外の要素を比較する手間が省けます。
(※)流動性が低い時間帯を除く

取引コストを最も安くする手段は、両社の口座からトレード対象銘柄のリアルタイムスプレッドを比較して、スプレッドが狭い口座から注文する方法です。

慣れるまで大変ですが、取引コスト削減の積み重ねが月末の集計でハッキリと表れるので、ぜひお試しください。

スクロールできます
銘柄Exness
(プロ口座)
ThreeTrader
(Rawゼロ口座)
TitanFX
(Zeroブレード口座)
USDJPY
(ドル円)
0.7pips0.47pips
(0.07+$4)
1.03pips
(0.33+$7)
EURJPY
(ユーロ円)
1.4pips0.9pips
(0.5+$4)
1.44pips
(0.74+$7)
GBPJPY
(ポンド円)
1.6pips0.9pips
(0.5+$4)
2.15pips
(1.45+$7)
EURUSD
(ユーロドル)
0.6pips0.47pips
(0.07+$4)
0.9pips
(0.2+$7)
GBPUSD
(ポンドドル)
0.7pips0.9pips
(0.5+$4)
1.27pips
(0.57+$7)
XAUUSD
(ゴールド)
1.25pips1.4pips
(1.0+$4)
2.81pips
(2.11+$7)
海外FXの最狭スプレッド3社

TitanFXのZeroブレード口座はスプレッドの狭さで2社に負けるものの、全商品・全銘柄で低スプレッドな上に安定して約定します。

2014年の創業以来、取引環境を重視したサービスの提供でブランドへの厚い信頼が築かれていることもポイントです。ExnessとThreeTraderのサブ口座として持っておくだけでリスク分散もできて安心です。
(※)TitanFXは口座維持手数料が無料です。

なお3社いずれもボーナスがもらえないため、海外FX初心者の方は手数料無料でボーナス付きのSTP口座を参考にして、損失リスクをゼロにしたトレードからスタートしましょう。

続いては海外FX業者18社において、主要通貨ペアのドル円とユーロドル、ボラティリティが魅力のポンド円とゴールドに加えて、ビットコインのスプレッドの違いを比較していきます。

ドル円のスプレッド比較

海外FX業者のスタンダード口座とスプレッドが狭いスキャルピング向き口座で、ドル円(USDJPY)のスプレッドを比較します。

スプレッドが狭いスキャルピング向き口座には取引手数料がかかる業者もあるので、取引手数料をスプレッドに換算して加えた実質スプレッドと、純粋なスプレッド(丸カッコ内の数値)を併記しています。

実質スプレッド(pips) = 純粋なスプレッド + スプレッド換算した取引手数料

海外FX業者名
(アルファベット順)
スタンダード口座スキャルピング向き口座
Axi1.2pips1.7pips
(1.0+$7)
AXIORY1.7pips1.1pips
(0.5+$6)
BigBoss1.8pips1.8pips
(0.9+$9)
Exness1.1pips0.7pips
easyMarkets2.0pips1.0pips
FBS1.1pips0.7pips
FXGT1.9pips1.2pips
GeneTrade1.8pips
HF Markets1.9pips0.9pips
(0.3+$6)
IS6FX1.6pips1.0pips
LAND-FX1.2pips1.0pips
(0.4+$6)
Milton Markets1.88pips1.2pips
ThreeTrader0.5pips0.4pips
(0+$4)
TitanFX1.33pips1.03pips
(0.33+$7)
TradersTrust1.7pips1.0pips
(0.7+$3)
Tradeview2.1pips0.85pips
(0.35+$5)
WINDSORBROKERS1.9pips1.2pips
(0.4+$8)
XMTrading1.7pips0.6pips
海外FXのドル円のスプレッド比較

(※)スキャルピング向き口座は初回入金額が30万円未満で個人トレーダー向けを採用
(※)平均スプレッドが公開されていない業者は流動性が高い時間帯におけるリアルタイムスプレッドを採用

ドル円のスプレッドが狭い海外FX業者の口座タイプは、ThreeTraderのRawゼロ口座の0.4pipsに続いてXMTradingのKIWAMI極口座の0.7pipsとなりました。

リアルタイムスプレッドの変動は両社拮抗しているため、業界No.1の取引コストの安さでスキャルピングができると言えます。

スタンダード口座では、ThreeTraderのリアルタイムスプレッドが0.5pipsで安定していたことから、ドル円の取引量が多い日本向けにカスタマイズされているようです。

ThreeTraderの詳細
XMTradingの詳細

ポンド円のスプレッド比較

海外FX業者のスタンダード口座とスプレッドが狭いスキャルピング向き口座で、ポンド円(GBPJPY)のスプレッドを比較します。

海外FX業者名
(アルファベット順)
スタンダード口座スキャルピング向き口座
Axi2.0pips1.7pips
(1.0+$7)
AXIORY2.7pips1.9pips
(1.3+$6)
BigBoss2.5pips2.0pips
(1.1+$9)
Exness2.5pips1.6pips
easyMarkets4.0pips2.5pips
FBS1.9pips1.2pips
FXGT3.4pips1.6pips
GeneTrade3.7pips
HF Markets3.9pips1.9pips
(1.3+$6)
IS6FX2.9pips2.1pips
LAND-FX1.8pips1.6pips
(1.0+$6)
Milton Markets2.93pips2.0pips
ThreeTrader1.1pips0.9pips
(0.5+$4)
TitanFX2.45 pips2.15pips
(1.45+$7)
TradersTrust2.7pips1.62pips
(1.32+$3)
Tradeview2.75pips1.5pips
(1.0+$5)
WINDSORBROKERS2.6pips2.2pips
(1.4+$8)
XMTrading3.2pips1.5pips
海外FXのポンド円のスプレッド比較

(※)スキャルピング向き口座は初回入金額が30万円未満で個人トレーダー向けを採用
(※)平均スプレッドが公開されていない業者は流動性が高い時間帯におけるリアルタイムスプレッドを採用
(※)スキャルピング向き口座の丸カッコ内の数値は取引手数料を除いた純粋なスプレッドを表記

ポンド円のスプレッドが狭い海外FX業者の口座タイプは、ThreeTraderのRawゼロ口座の0.9pipsです。

ドル円と同じく海外FXにおける狭いスプレッドNo.1を競い合っています。続いて1.4pipsを提示したFBSは、日本向けプロモーションを強化している注目の業者です。

ポンド円のスタンダード口座では、ThreeTraderがExnessを引き離しました。Exnessは銘柄ごとのスプレッドの開きに特徴を持たせています。

ThreeTraderのスタンダード口座(※)は、スキャルピング向き口座とスプレッドに大差がありません。最低入金額が1万円で始められることから、海外FXの初心者の方におすすめです。
(※)ThreeTraderではPureスプレッド口座と呼びます。

ThreeTraderの詳細

ユーロドルのスプレッド比較

海外FX業者のスタンダード口座とスプレッドが狭いスキャルピング向き口座で、ユーロドル(EURUSD)のスプレッドを比較します。

海外FX業者名
(アルファベット順)
スタンダード口座スキャルピング向き口座
Axi1.1pips0.7pips
(0+$7)
AXIORY1.2pips0.8pips
(0.2+$6)
BigBoss1.9pips1.4pips
(0.5+$9)
Exness1.0pips0.6pips
easyMarkets1.7pips0.7pips
FBS0.7pips0.6pips
FXGT2.0pips1.1pips
GeneTrade1.4pips
HF Markets1.6pips0.8pips
(0.2+$6)
IS6FX1.6pips1.1pips
LAND-FX1.0pips0.7pips
(0.1+$6)
Milton Markets1.76pips1.1pips
ThreeTrader0.5pips0.4pips
(0+$4)
TitanFX1.2 pips1.9pips
(1.2+$7)
TradersTrust1.2pips0.51pips
(0.21+$3)
Tradeview1.84pips0.7pips
(0.2+$5)
WINDSORBROKERS1.5pips1.0pips
(0.2+$8)
XMTrading1.6pips0.7pips
海外FXのユーロドルのスプレッド比較

(※)スキャルピング向き口座は初回入金額が30万円未満で個人トレーダー向けを採用
(※)平均スプレッドが公開されていない業者は流動性が高い時間帯におけるリアルタイムスプレッドを採用
(※)スキャルピング向き口座の丸カッコ内の数値は取引手数料を除いた純粋なスプレッドを表記

ユーロドルのスプレッドが狭い海外FX業者の口座タイプは、ThreeTraderのRawゼロ口座です。東京・欧州・ロンドン市場の流動性が高い時間帯では、スプレッド0を提示し続けました。

一方でポンドドルではExnessのプロ口座が0.7pips、Rawゼロ口座は0.7pipsを基準に変動していたことから、ThreeTraderはトレーダーの取引量(人気度合い)に応じてスプレッドを狭くする銘柄を決めているかもしれません。

スタンダード口座でもThreeTraderが一番狭いスプレッドを示し、ExnessとFBSが続いています。FBSは地域に合わせて金融ライセンスを取得し、世界150カ国以上にサービスを提供する国際的なFXブローカーです。

ThreeTraderの詳細

ゴールドのスプレッド比較

海外FX業者のスタンダード口座とスプレッドが狭いスキャルピング向きの口座で、ゴールドドル(XAUUSD )のスプレッドを比較します。
(※)一般的なシンボルは「XAUUSD」ですがGOLDなどもあります。

海外FX業者
(アルファベット順)
スタンダード口座スキャルピング向け口座
Axi2.2pips2.2pips
(1.5+$7)
AXIORY2.9pips1.8pips
(1.2+$6)
BigBoss2.4pips
Exness2.0pips1.25pips
easyMarkets4.5pips3.5pips
FBS2.7pips2.7pips
FXGT2.4pips2.1pips
GeneTrade3.7pips
HF Markets3.0pips0.7pips
(0+$7)
IS6FX3.4pips2.7pips
LAND-FX3.5pips2.8pips
(2.2+$6)
Milton Markets3.84pips3.1pips
ThreeTrader1.5pips1.4pips
(1.0+$4)
TitanFX2.23 pips2.81pips
(2.11+$7)
TradersTrust2.7pips1.93pips
(1.63+$3)
Tradeview4.2pips1.7pips
(1.2+$5)
WINDSORBROKERS2.8pips2.1pips
(1.3+$8)
XMTrading2.5pips1.3pips
海外FXのゴールドドルのスプレッド比較

(※)スキャルピング向き口座は初回入金額が30万円未満で個人トレーダー向けを採用
(※)平均スプレッドが公開されていない業者は流動性が高い時間帯におけるリアルタイムスプレッドを採用
(※)スキャルピング向き口座の丸カッコ内の数値は取引手数料を除いた純粋なスプレッドを表記

ゴールドドルのスプレッドが狭い海外FX業者の口座タイプは、HF Marketsのゼロ口座です。

ドル円とユーロドルのスプレッドも一時的に固定されていたことから、トレーダーを有利にするため、人気銘柄には固定スプレッドを提示するようです。

HF Marketsに続いて、Exnessのプロ口座が1.25pips、XMTradingが1.3pipsとなりました。

スタンダード口座はThreeTraderが一番狭いスプレッドを示し、ExnessとTitanFXが続いています。

ゴールドで短期の爆益を狙いたい方には海外FXゴールドの取引環境ランキングでもご紹介している通り、レバレッジ無制限かつ低スプレッドのExnessプロ口座をおすすめします。

ThreeTraderの詳細
Exnessの詳細

ビットコインのスプレッド比較

海外FX業者のスタンダード口座とスプレッドが狭いスキャルピング向きの口座で、ビットコインドル(BTCUSD)のスプレッドを比較します。

スプレッド単位は米ドル(USD)表記です。海外FX業者によって最小値幅を表す単位が異なる場合があるためです。

スクロールできます
海外FX業者スタンダード口座
(単位:USD)
スキャルピング向き口座
(単位:USD)
Axi25.00
AXIORY
BigBoss18.90 USDT(※1)USD建てなし
easyMarkets35.00
Exness29.9817.52
FBS
FXGT33.9114.51
GeneTrade
HF Markets56.0
(55.9+$1)
56.0
(55.9+$1)
IS6FX
LAND-FX
Milton Markets26.3126.24
ThreeTrader2222
TitanFX(※1)21.0020.00
TradersTrust16.516.5
Tradeview8.1
(3.1+$5)
WINDSORBROKERS36.1736.17
XMTrading30.2618.80
海外FXのビットコインドルのスプレッド比較

(※1)USDT(テザー)とは米ドル(USD)に価値が連動するステーブルコイン(ペッグ仮想通貨)
(※)スプレッドが狭い口座は初回入金額が30万円未満で個人トレーダー向けを採用
(※)平均スプレッドが公開されていない業者は流動性が高い時間帯におけるリアルタイムスプレッドを採用
(※)スキャルピング向き口座の丸カッコ内の数値は取引手数料を除いた純粋なスプレッドを表記

ビットコインのスプレッドが狭い海外FX業者の口座タイプは、Tradeview(トレードビュー)のILC口座です。日本では知名度が低い業者ですが、主要通貨ペアでTitanFXやAXIORYと同水準のスプレッドを提示し、取引プラットフォームにcTraderを用意するなど、トレーダーのニーズを満たす環境が整っています。

スプレッド比率で考えると大差がないことに留意してください。1BTC=26,000ドルの場合、Tradeviewで0.031%、最大値のHF Marketsで0.21%です。

ビットコインドル以外で仮想通貨FXのポートフォリオを考える際には、異なる特性の商品と銘柄数が豊富でユーザビリティの高いFXGTのプロ口座がおすすめです。

>>>FXGTの詳細

海外FXのスプレッドとは

そもそもスプレッドとは買値と売値の価格差のことで、海外FXのスプレッドは時間経過とともに広くなったり狭くなったり変化します。

海外FXのスプレッド

国内FXのドル円などはスプレッドが変化しない原則固定となっていますが、海外FXでは業者によってスプレッドの大小に差があります。

まずは海外FXのスプレッドの基本を押さえ、国内FXとの違いを比較しながらメリットやデメリットを解説します。

海外FX業者は変動スプレッドを採用

海外FXで時間経過とともに変化するスプレッドを変動スプレッドと呼びます。時間帯や相場状況に応じて狭くなったり広くなったりと、刻々と上下動を繰り返します。

変動スプレッドのメリットは、取引量が多い時間帯(東京・ロンドン・NY市場の日中)にはスプレッドが狭くなることです。逆に取引量が少ない時間帯にスプレッドが広がりやすい点がデメリットです。

スプレッドの広がりによるコストの増加が気になるでしょうが、後ほど「スプレッドが広がる時間帯」を説明するので、該当する時間帯にエントリーをしなければ問題ありません。

ここでは、変動スプレッドは取引量が多い時間帯に狭くなることを押さえてください。

海外FXのスプレッドの種類

海外FXのスプレッドは時間経過とともに刻々と変化しているため、現時点を「リアルタイムスプレッド」と呼び、それ以外は「過去スプレッド」とも言います。

また、時間の要素を排除して価格差を表現したスプレッドが3種類あります。

種類内容
最小スプレッド一定期間における最も狭いスプレッド
最大スプレッド一定期間における最も広いスプレッド
平均スプレッド一定期間における平均のスプレッド
価格差別のスプレッド

海外FX業者のスプレッドを参考にする場合、各社が公開している平均スプレッドを採用してください。

ただし変動スプレッドは取引する時間帯や相場状況で変わるため、リアルタイムスプレッドの確認を怠らないようにしましょう。

海外FXのスプレッドの計算式

海外FXで発生したスプレッド分のコストについて、日本円で支払う計算式をクロス円の取引を例にして解説します。

支払コスト = 取引数量(通貨)× スプレッド(pips)× 1pipの金額 

クロス円の1pipの金額は0.01円となります。また海外FXの取引単位は、通常1ロット=100,000通貨です。

支払コストの一例として、取引数量が0.5ロット、スプレッドが0.5pipsを上式に当てはめます。

支払コスト = 100,000通貨 × 0.5ロット × 0.005円 = 250円

続いて、スプレッド(pips)の違いによる1ロット当たりの支払コストを計算します。

  • スプレッド5pipsの取引:100,000 × 5 × 0.01円 = 5,000円
  • スプレッド0.5pipsの取引:100,000 × 0.5 × 0.01円 = 500円
  • スプレッド0.05pipsの取引:100,000 × 0.05 × 0.01円 = 50円

以上の通り、スプレッドを換えるだけで支払いコストを算出できます。

海外FXでクロス円のスプレッドから日本円の支払コストに換算するとき、上記の計算式を利用してください。

海外FXと国内FXのスプレッドの違い

海外FXと国内FXのスプレッドの違いについて解説します。

3つの基礎知識を順番に確認しましょう。

スプレッドの単位の違い(pipsと銭)

海外FXのスプレッドの単位は「pips(ピップス)」で統一されていますが、国内FXのクロス円に関しては「銭(せん)」が多く用いられています。

円表記とスプレッド海外FX国内FX
1円100 pips100銭
0.1円10 pips10銭
0.01円1 pip1銭
クロス円のスプレッド表記

FXでは単位の異なる世界の通貨を取引するため、どの通貨でも共通に使えるスプレッド単位を用いることで、世界中のトレーダーが共通の認識を持つことができます。

国内FXのスプレッドを銭で表記する理由は、昭和時代の名残のようです。1円未満の通貨単位として用いられていた銭ですが、インフレによって現金の支払い単位として意味をなさなくなるにつれて使われなくなりました。

そのため、銭は日本のFX業者のみが使用するスプレッド単位であり、ドル円(USD/JPY)やユーロ円(EUR/JPY)などの円(JPY)が分母にくる通貨ペア(クロス円)のみで使用されています。

スプレッド1pipの通貨ペア別の価値については以下を参考にしてください。

通貨ペア1pipの価値
ドル円
(USD/JPY)
0.01円
ポンド円
(GBP/JPY)
0.01円
ユーロドル
(EUR/USD)
0.0001ドル
ポンドドル
(GBP/USD)
0.0001ドル
通貨ペアごとの1pipの価値

ユーロドル(EUR/USD)やポンドドル(GBP/USD)などの米ドル(USD)が分母にくる通貨ペアをドルストレートと呼びます。

クロス円は1pip=0.01円」と「ドルストレートは1pip=0.0001ドル」を覚えてしまいましょう。

変動スプレッドと固定スプレッドの違い

海外FXでは時間経過で変化する変動スプレッドが主に採用され、国内FXではスプレッドが変動しない固定スプレッドが主に採用されています。

スプレッドの違い海外FX国内FX
メリット流動性が高いときにスプレッドが狭くなる時間帯と流動性に関係なく同じスプレッド
デメリット流動性が低いときにスプレッドが広がりやすくなる流動性が低いときにリクオートと約定拒否が起こる可能性が高い
変動スプレッドと固定スプレッドの違い

重要なことは、スプレッドと流動性をセットで考えることです。流動性とは、取引がどれくらい行われているかを表す尺度で、売買が成立しやすいかを示します。

流動性が高いと言った場合、市場に買い注文と売り注文がたくさんあるため、狭い価格差(スプレッド)で大量の売買が成立します。

広いスプレッドで注文して損することを避けるには、流動性が低い時間帯を知っておく必要があるため、後ほど「海外FXのスプレッドが広がる時間帯」で紹介します。

なお、国内FXの固定スプレッドは原則固定であることに留意してください。流動性が低下した場合には提示スプレッドより広がる傾向にあります。
(※)直近4週間のスプレッド提示率で95%以上に保たれていることが原則固定の判断基準です。

口座タイプによるスプレッドの狭さ・広さの違い

国内FX業者で口座を開設する際に、複数の口座の種類(口座タイプ)から選ぶことはありません。1つのアカウントで1つの口座が割り当てられます。

一方で海外FX業者は複数の口座タイプを用意しており、その違いによってスプレッドも変わります。特に取引方式(※)の違いがスプレッドに大きな影響を与えます。
(※)注文方式や発注方式とも呼ばれます。

口座タイプスタンダード口座スプレッドが狭い口座
取引方式STP方式ECN方式
スプレッド基準値スタンダード口座より狭い
口座タイプとスプレッドの違い

取引方式のSTP方式とECN方式はNDD方式に含まれることを覚えてしまいましょう。後ほど「NDD方式とDD方式の違い」の中で解説します。

海外FXでは一般的にスタンダード口座とスプレッドが狭い口座が用意されており、慣習としてスタンダード口座を「STP口座」、スプレッドが狭い口座を「ECN口座」と呼ぶことが多いです。

海外FX業者のECN口座の比較ランキングもまとめているので、スプレッドが狭く約定力が高い口座を利用したい方はそちらの記事も参考にしてください。

海外FXは国内FXよりスプレッドが広い

海外FXは国内FXよりスプレッドが広い理由について、取引方式の違いから解説します。

まずはトレーダーとFX業者、そしてその先にあるインターバンク市場の関係性について確認しましょう。

トレーダー ⇄ FX業者 ⇄ リクイディティプロバイダー ⇄ インターバンク市場
(※)⇄:注文と約定

インターバンク市場とは、FXの中心的な役割を果たす金融機関同士が取引する場所であり、FXの流動性の源です。巨額の取引の中から価格が提供され、最終的にトレーダーの注文価格とマッチングされます。

リクイディティプロバイダーとは、FX業者に価格を提示する(=流動性を供給する)金融機関のことです。

FXに登場する4つの登場人物・組織を知っておくことで、DD方式とNDD方式の違いが分かり、国内FXにはない海外FXのメリットが分かります。

DD方式とNDD方式の違い

DD(Dealing Desk)方式は多くの国内FX業者に採用され、NDD(No Dealing Desk)方式は大半の海外FX業者が採用しています。

DD方式とは、トレーダーからの注文をインターバンク市場へ直接流さず、FX業者の店頭カウンター越しで取引する方法です。
(※)英語で「カウンター:Counter」と「越し:Over」と表記することから、OTC(Over The Counter)方式とも呼ばれます。

一方、NDD方式とは、ディーリングデスクを介さずにトレーダーの注文を直接インターバンク市場で処理する方法です。

FX取引におけるDD方式とNDD方式について、この記事では以下3つのことだけを押さえておきましょう。

  • DD方式は為替ディーラーが存在するディーリングデスクで注文処理されるため利益相反の関係にある
  • NDD・STP方式はインターバンク市場の価格にスプレッドが機械的に上乗せされた価格で売買する
  • NDD・ECN方式はスプレッドがないインターバンク市場の価格で売買できるため手数料を徴収される

多くの海外FX情報サイトや海外FX業者自身であっても、STP方式とECN方式の使い分けが曖昧なのが実状ですが、海外FXの慣習として捉えておく位が丁度良いでしょう。

さらに詳しく海外FXのNDD方式とDD方式の違いを知りたい方は別ページに詳しくまとめていますので、参考にしてください。

スプレッド以外の取引手数料の有無

海外FXのNDD方式では、一般的にECN口座を含むスプレッドが狭い口座で取引手数料が発生します。

「ECN方式なら、業者が利益を得るために取引手数料をとられることに納得できる。」
「STP方式は既にスプレッドを上乗せしているのに、追加で取引手数料を徴収する理由は?」

海外FXを始める多くの方から寄せられる疑問です。結論は、国内FXでは利用できないハイレバレッジ、ゼロカット、ボーナスなどのサービスの資金を確保するためです。

100倍を超えるハイレバレッジが当たり前の海外FXでは、ユーザーが追加証拠金を支払わないで済むゼロカットシステム(追証なし)が搭載されています。

ゼロカットシステムとは、ユーザーが保有しているポジションが口座残高を割り込んでマイナスになった場合、マイナス金額分を業者が全額補填する仕組みです。

またハイレバレッジの取引を確実に約定させる取引環境にもコストがかかりますし、ユーザーが得た莫大な利益の支払いにも充てられます。

そして海外FXの豪華ボーナスも国内FXには許されていません。口座開設や入金をするだけでトレードに使えるボーナスを付与することが、業者には多大なコストになっています。

ここではボーナスが豪華な海外FX業者ほどスプレッドや取引手数料が高いことを押さえてください。徴収した手数料に見合った魅力的なキャンペーンでユーザーに還元するサイクルを生み出しています。

一方でボーナスキャンペーンは少ないものの、取引環境への投資に力を入れている海外FX業者があります。その中でもスプレッドが狭い上に取引手数料も安い業者を利用したい場合、ExnessThreeTraderAXIORYがおすすめです。

特にExnessのプロ口座常時スプレッドが狭い上に取引手数料まで無料であることから、初心者からプロトレーダーまで人気の口座タイプとなっています。

海外FX口座の取引方式の違いによるスプレッド比較

NDD・STP方式(STP口座)とNDD・ECN方式(ECN口座)の違いによる、海外FX口座のスプレッドを比較します。

まずは、STP口座とECN口座のサービス内容の傾向に共通する特徴を確認しましょう。

取引方式の違いと特徴STP口座ECN口座
スプレッド基準値STP口座より狭い
取引手数料無料有料が多い
最大レバレッジ大きいSTP口座より小さいことが多い
初回最低入金額安い高いことが多い
ボーナスあり基本なし
取引方式STP方式ECN方式
STP口座とECN口座のサービス内容の傾向

海外FX業者の取引方式はブラックボックスになっていることが多いですが、STP口座(スタンダード口座)とECN口座(スプレッドが狭い口座)には、上記のサービス内容が当てはまるので参考にしてください。

こちらでは海外FXの慣習にならい、スタンダードタイプの口座をSTP口座、STP口座よりスプレッドを狭く設計された口座をECN口座と表記しています。

ここからは海外FX業者18社のSTP口座とECN口座におけるスプレッドの違いを比較します

取引方式の違いに焦点を当てるため、対象商品をFXに絞ってスプレッドを比較します。

STP口座のスプレッド比較一覧

STP口座でスプレッドが狭い海外FX口座は、ThreeTraderのPureスプレッド口座が他業者に大差をつけています。

AXIORY、Exness、easyMarketsが続くものの、ThreeTraderが圧倒的な狭いスプレッドを提示していることが分かります。

スクロールできます
海外FX業者ドル円
USD/JPY
ユーロ円
EUR/JPY
ポンド円
GBP/JPY
ゴールド
XAU/USD
AXIORY1.7pips1.3pips2.7pips2.9pips
BigBoss1.8pips1.9pips2.5pips2.4pips
Exness1.1pips2.2pips2.5pips2.0pips
easyMarkets2.0pips2.8pips4.0pips4.5pips
FBS1.1pips1.8pips1.9pips2.7pips
FXGT1.9pips2.8pips3.4pips2.4pips
GeneTrade1.8pips2.4pips3.7pips3.7pips
HF Markets1.9pips2.4pips3.9pips3.0pips
IS6FX1.6pips2.7pips2.9pips3.4pips
LAND-FX1.2pips1.6pips1.8pips3.5pips
Milton Markets1.88pips2.28pips2.93pips3.84pips
ThreeTrader0.5pips0.7pips1.1pips1.5pips
TitanFX1.33pips1.74 pips2.45 pips2.23 pips
TradersTrust1.7pips2.6pips2.7pips2.7pips
Tradeview2.1pips2.18pips2.75pips4.2pips
WINDSORBROKERS1.9pips1.9pips2.6pips2.8pips
XMTrading1.7pips2.1pips3.2pips2.5pips
海外FXのSTP口座のスプレッド比較

(※)平均スプレッドが公開されていない業者は流動性が高い時間帯におけるリアルタイムスプレッドを採用

海外FX業者は、通常STP口座とECN口座のスプレッドにある程度の差を作るのですが、ThreeTraderはほぼ同じようなスプレッドを示す特徴があります。

ただし、STP口座はスキャルピングに不向きなため、取引コストを厳しく比較する必要はありません。ボーナスメリットを優先した口座タイプ選びも考えていきましょう。

海外FXの入金ボーナス比較も別ページにまとめています。

ECN口座の実質スプレッド比較一覧

ECN口座は取引手数料が発生する業者が多いため、丸カッコ内に純粋なスプレッドを示して実質スプレッドと区別しています。

ThreeTraderのRawゼロ口座はExnessのプロ口座を半歩リードして、ドルストレートもクロス円も業界No.1の狭いスプレッドを提示します。

取引量が世界最大のユーロドルのスプレッドを優遇する業者は多いですが、銘柄を問わずに低スプレッドを提示する業者はThreeTraderとExnessであることを押さえてください。

スクロールできます
海外FX業者ドル円
USD/JPY
ユーロ円
EUR/JPY
ポンド円
GBP/JPY
ゴールド
XAU/USD
AXIORY1.1pips
(0.5+$6)
1.0pips
(0.4+$6)
1.9pips
(1.3+$6)
1.8pips
(1.2+$6)
BigBoss1.8pips
(0.9+$9)
1.7pips
(0.8+$9)
2.0pips
(1.1+$9)
Exness0.7pips1.4pips1.6pips1.25pips
easyMarkets1.0pips1.5pips2.5pips3.5pips
FBS0.7pips1.0pips1.2pips2.7pips
FXGT1.2pips1.8pips1.6pips2.1pips
GeneTrade
HF Markets0.9pips
(0.3+$6)
1.5pips
(0.9+$6)
1.9pips
(1.3+$6)
0.7pips
(0+$7)
IS6FX1.0pips1.4pips2.1pips2.7pips
LAND-FX1.0pips
(0.4+$6)
1.4pips
(0.8+$6)
1.6pips
(1.0+$6)
2.8pips
(2.2+$6)
Milton Markets1.2pips1.7pips2.0pips3.1pips
ThreeTrader0.4pips
(0+$4)
0.9pips
(0.5+$4)
0.9pips
(0.5+$4)
1.4pips
(1.0+$4)
TitanFX1.03pips
(0.33+$7)
1.44pips
(0.74+$7)
2.15pips
(1.45+$7)
2.81pips
(2.11+$7)
TradersTrust1.0pips
(0.7+$3)
1.41pips
(1.11+$3)
1.62pips
(1.32+$3)
1.93pips
(1.63+$3)
Tradeview0.85pips
(0.35+$5)
0.9pips
(0.4+$5)
1.5pips
(1.0+$5)
1.7pips
(1.2+$5)
WINDSORBROKERS1.2pips
(0.4+$8)
1.5pips
(0.7+$8)
2.2pips
(1.4+$8)
2.1pips
(1.3+$8)
XMTrading0.6pips1.0pips1.5pips1.3pips
海外FXのECN口座の実質スプレッド比較

(※)初回入金額が30万円未満で個人トレーダー向けを採用
(※)平均スプレッドが公開されていない業者は流動性が高い時間帯におけるリアルタイムスプレッドを採用

初心者はこれ!手数料無料でボーナス付きのSTP口座

海外FX初心者の方は、取引に使える期間限定ではない常設ボーナス付きのSTP口座がおすすめです。

今回はそのまま取引に使える口座開設ボーナスがもらえる上に、入金ボーナスまで付いているSTP口座を人気銘柄でスプレッド比較をした業者の中から厳選しました。

ボーナス付きSTP口座口座開設ボーナス入金ボーナス
FXGT
(スタンダード+口座)
取引に使える15,000円のボーナス入金額に応じて最大120万円のボーナス
XMTrading
(スタンダード口座)
取引に使える13,000円のボーナス入金額に応じて最大10,500ドル(約130万円)のボーナス
手数料無料で口座開設&入金ボーナス付きのSTP口座

FXGTでは、STP口座のスタンダード+口座を開設するだけで、XMより2,000円分高い口座開設ボーナスがもらえます。

FXGTとXMは他社の追従を許さないボーナスキャンペーンが人気で、海外FXをこれから始める方におすすめです。

上記「STP口座のスプレッド比較」より業界2位、3位のスプレッド水準ではあるものの、STP口座はスキャルピングに適さないので気にする必要はないでしょう。

それよりも、トレードで安定して勝てるようになるまではボーナスキャンペーンをフル活用して、最小ロットで損失リスクをゼロにしたお試しトレードが安心です。

少し面倒ですが、FXGTとXMのSTP口座を2つとも開設してボーナス両取りがお得です。

XMは最大500ドル、FXGTは最大7万円の入金までは入金額と同額の入金ボーナスが付くので、資金を2倍にして効率よくトレードできます。

ボーナスで資金を2倍にできる100%入金ボーナスは業界全体を見てもXMとFXGTぐらいでしか提供されていないため、海外FXトレーダーには外せない2業者です。

\初心者でも安心!業界No.1業者/

公式HP:https://www.xmtrading.com/jp/

>>XMの口座開設方法はこちら

\当サイト限定:20,000円ボーナスを無料配布中!/

公式HP:https://fxgt.com/ja

どちらの口座からスタートするか迷っている方は「XMとFXGTを徹底比較」の記事も参考にしてください。

海外FX業者をスプレッドで選ぶときに比較すべきこと

海外FX業者をスプレッドの狭さで選ぶときに比較すべき内容を解説します。

スプレッドの狭さ以外に重要なポイントを確認しましょう。

通貨ペアなど取引する銘柄ごとに比較する

特定の通貨ペアのスプレッドが狭いからと言って、全ての通貨ペアのスプレッドが狭いとは限りません

ある業者のドル円のスプレッドが業界No.1の狭さだとしても、ユーロ円やユーロドルなど他の通貨ペアのスプレッドが広くなっている可能性があります。

海外FXでも流動性が高い人気の通貨ペアのスプレッドを狭くして、新規ユーザーの獲得を競い合っています。

ドル円やユーロドルはもちろん、ゴールドやビットコインのスプレッドが狭い業者は注目されます。スワップポイントが高い高金利通貨ペアのスプレッドが狭い業者も魅力的です。

スプレッドを狭くする通貨ペアは海外FX業者自身で決められますし、時期や相場状況、経営方針によって異なるため、取引する銘柄ごとにできるだけ多くの海外FX業者のスプレッドを比較しましょう。

スプレッドが狭い口座タイプは実質スプレッドで比較する

海外FX業者のスプレッドが狭い口座タイプには取引手数料が発生するため、その分をスプレッドに換算して合計した実質スプレッド(※)を比較します。
(※)実質スプレッドは取引コストと呼ばれることも多いです。

実質スプレッド = スプレッド + スプレッド換算した取引手数料

取引をするたびに実質スプレッド分のコストを支払うので、この数値で海外FX業者を比較しましょう。

取引手数料をスプレッドに換算する方法は業者によって異なることがあります。この記事では全銘柄において、各業者の米ドルの取引手数料を採用し、米ドル(USD)が分母にくるドルストレートに取引手数料をpips換算する方法で実質スプレッドを算出しています。
(例)スプレッドが1pipで取引手数料が5ドルのとき、実質スプレッドは1.5pips (※)5ドル = 0.5pipsに換算

銘柄ごとの平均スプレッドを比較する

海外FX業者が銘柄ごとの過去スプレッドを掲載している場合、平均スプレッドのみで比較しましょう。

計測期間が示されていたら1週間~1ヶ月を目安にしてください。1週間未満では大きな変動が平準化されていませんし、1ヶ月を超えると直近の相場から乖離する可能性が高くなります。

一部の海外FX業者が公開している最小スプレッドは、一時的に示される数値であり実用的ではありません

リアルタイムスプレッドの比較が重要なことは言うまでもありませんが、過去の比較では必ず平均スプレッドを用いましょう。

約定力(約定率と約定スピード)を比較する

海外FX業者が公開する約定力(約定率と約定スピード)も目安にしてください。

各社の測定条件が異なるため単純比較はできないものの、数値を公表していること自体がデータを計測していることの証明となります。

例えばAXIORY(アキシオリー)では、毎月の取引実績を数値化して約定スピードとスリッページ率をグラフ化しているため、以下のデータを算出できます。

  • スリッページ幅:-0.1 ~ 0.2pips内で73%弱が約定
  • 約定スピード:140ms以上 ~ 179ms以下で98.4%が約定 ※1ms = 1,000分の1秒

また、XMTradingでは公式サイトにて以下の記載があります。

  • 全注文の99.35%が1秒以下で執行
  • リクオートは一切なし-Virtual Dealer Pluginなし
  • 執行率100%・注文拒否なし

AXIORYやXMTradingのようにデータが得られなくても、海外FX業者が公表する約定力を参考にすると良いでしょう。

海外FXのスプレッドが狭いおすすめ業者比較ランキングTOP7

スプレッドが狭いおすすめの海外FX業者と口座タイプをランキングで紹介します。

ExnessとThreeTrader、そしてTitanFXの3社に続く他の業者の特徴や強みも参考にしてください。

1位:Exness(プロ口座)

銘柄/シンボル実質スプレッド
ドル円
USD/JPY
0.7pips
ユーロ円
EUR/JPY
1.4pips
ポンド円
GBP/JPY
1.6pips
ユーロドル
EUR/USD
0.6pips
ポンドドル
GBP/USD
0.7pips
ゴールド
XAU/USD
1.25pips
ビットコイン
BTC/USD
17.52ドル
Exnessのプロ口座の実質スプレッド

>>Exnessのスプレッド一覧はこちら

Exnessのプロ口座の特徴
  • 月間アクティブユーザー数49万人超、月間取引量3.88兆ドルのメガプラットフォーム
  • 即時約定方式でスリッページなくトレーダーの希望価格で約定できる
  • ゴールドと仮想通貨CFDはスワップフリーで取引コストがかからない
  • 最大レバレッジ無制限かつロスカット水準0%で資金効率を最大化する

スプレッドが狭いおすすめの海外FX業者1位はExness(エクスネス)です。

2008年に創業した世界的なFXブランドで、キプロス証券取引委員会(CySEC)や金融行動監視機構(FCA)からもライセンスを取得して、Exnessグループでグローバルに事業展開しています。

プロ口座の全銘柄のスプレッドは業界最狭クラスを実現し、流動性の高いゴールドやビットコインのスプレッドも狭いため、スキャルピングのチャンスを増やせます。

月間取引量3.88兆ドルのメガプラットフォームだからこそ、即時約定方式でスリッページのない約定が可能です。

リクイディティプロバイダーへ流す時間を排除し、Exness内の潤沢な流動性の中でトレーダーの希望通りの価格で売買できます。

自動売買はスキャルピングEAを含めて制限がないので、大量の取引をするシステムトレーダーにもおすすめです。

業界最安クラスの取引コストで海外FXを始めるなら、世界的なExnessブランドのプロ口座を利用しましょう。

\レバレッジ無制限×超低スプレッド!/

公式HP:https://www.exness.com/ja/

条件内容
スプレッドの種類変動制
(スタンダード口座より狭い)
FXの取引手数料無料
FXの最大レバレッジ無制限
取引方式NDD・STP方式
(インスタントエクスキューション)
スキャルピングの可否可能
EA(自動売買)の制限なし
(スキャルピングEAも可能)
初回入金額1,000ドル
常設ボーナスなし
取扱商品FX
貴金属CFD
仮想通貨CFD
エネルギーCFD
株式CFD
株価指数CFD
取引プラットフォームMT4
MT5
Exnessのプロ口座の取引条件

\レバレッジ無制限×超低スプレッド!/

公式HP:https://www.exness.com/ja/

2位:ThreeTrader(Rawゼロ口座)

銘柄/シンボル実質スプレッド
ドル円
USD/JPY
0.4pips
(0+$4)
ユーロ円
EUR/JPY
0.9pips
(0.5+$4)
ポンド円
GBP/JPY
0.9pips
(0.5+$4)
ユーロドル
EUR/USD
0.4pips
(0+$4)
ポンドドル
GBP/USD
0.9pips
(0.5+$4)
ゴールド
XAU/USD
1.4pips
(1.0+$4)
ビットコイン
BTC/USD
21ドル
ThreeTraderのRawゼロ口座の実質スプレッド

>>ThreeTraderのスプレッド一覧はこちら

ThreeTraderのRawゼロ口座の特徴
  • 流動性が高い時間帯にドルストレートのスプレッド「ゼロ」も珍しくない
  • 取引手数料が往復4ドル/ロット(0.4pips相当)で業界最安クラス
  • 新興ブローカーながらも狭いスプレッドと高い約定力でユーザーの信頼を勝ち取る

スプレッドが狭いおすすめの海外FX業者2位はThreeTrader(スリートレーダー)です。

2021年設立の新興ブローカーながらも、極めて狭いスプレッドと高い約定力で信頼を勝ち取り、日本ではSNSを通じてトレーダーに広く知られました。

Rawゼロ口座の実質スプレッドは、取引手数料(往復4ドル/ロット)を含めてもExnessのプロ口座と同等で、両者ともに業界最安クラスを競い合っています。

ゴールドはExness水準の1.30pip未満をキープする最狭スプレッドを提示。ポンド並みのボラティリティが魅力なだけに、ゴールドをメインにスキャルピングする方はThreeTraderは一押しです。

両建てによるリスクヘッジやEA(自動売買)に制限がないため、トレード手法に柔軟に対応する取引環境も好評です。

ThreeTraderでゴールド取引に集中してExnessをFXに特化させるなど、取引コストを大幅に節約するために、銘柄ごとのスプレッドを比較しながら口座タイプを使い分けてみてください。

\業界最安スプレッド&取引コスト!/

※公式サイト:https://www.threetrader.com/jp/

条件内容
スプレッドの種類変動制
(Pureスプレッド口座より狭い)
FXの取引手数料往復4ドル/ロット
FXの最大レバレッジ500倍
取引方式NDD方式
スキャルピングの可否可能
EA(自動売買)の制限なし
(スキャルピングEAも可能)
初回入金額100,000円
常設ボーナスなし
取扱商品FX
貴金属CFD
仮想通貨CFD
エネルギーCFD
株価指数CFD
取引プラットフォームMT4
MT5
ThreeTraderのRawゼロ口座の取引条件

\業界最安スプレッド&取引コスト!/

※公式サイト:https://www.threetrader.com/jp/

3位:TitanFX(ブレード口座)

銘柄/シンボル実質スプレッド
ドル円
USD/JPY
1.03pips
(0.33+$7)
ユーロ円
EUR/JPY
1.44pips
(0.74+$7)
ポンド円
GBP/JPY
2.15pips
(1.45+$7)
ユーロドル
EUR/USD
1.9pips
(1.2+$7)
ポンドドル
GBP/USD
2.27pips
(1.57+$7)
ゴールド
XAU/USD
2.81pips
(2.11+$7)
ビットコイン
BTC/USD
20.00ドル
TitanFXのブレード口座の実質スプレッド

>>TitanFXのスプレッド一覧はこちら

TitanFXのブレード口座の特徴
  • 独自の最先端技術Zero Pointテクノロジーで常時低スプレッドと安定した約定環境を実現
  • JPMorgan、GoldmanSachsなど世界有数の大手投資銀行がリクイディティプロバイダーに名を連ねる
  • 完全なNDD・ECN方式を明言して絶対的な取引の透明性を保証する希少な口座

スプレッドが狭いおすすめの海外FX業者3位はTitanFX(タイタンFX)です。

豪華キャンペーンを開催せずに取引環境への投資に余念がなく、ウォール街に隣接するデータセンターを拠点に完全なNDD・ECN方式の取引環境を構築しました。
(※)独自の最先端技術「Zero Pointテクノロジー」が採用されています。

全商品・全銘柄において、安定した狭いスプレッド推移と高い約定力を実現することから、玄人トレーダーに好まれる海外FX業者の1つです。

ExnessやThreeTraderの極めて狭いスプレッドには劣るものの、スリッページやリクオートの少なさでストレスのないトレードが可能です。

口座開設をするだけで、金融市場のリサーチと投資分析の世界的リーダーであるトレーディングセントラルが利用でき、投資効率の最大化を図れます

ExnessとThreeTraderのサブ口座としてもおすすめなのがTitanFXのブレード口座です。

\低スプレッド×高約定で上級者に人気!/

※公式サイト:https://titanfx.com/jp

条件内容
スプレッドの種類変動制
(スタンダード口座より狭い)
FXの取引手数料往復7ドル/ロット
FXの最大レバレッジ500倍
取引方式NDD・ECN方式
(Zero Pointテクノロジー)
スキャルピングの可否可能
EA(自動売買)の制限なし
(スキャルピングEAも可能)
初回入金額200ドル相当
常設ボーナス友達紹介
取扱商品FX
貴金属CFD
仮想通貨CFD
エネルギーCFD
米国株式CFD
株価指数CFD
取引プラットフォームMT4
MT5
Titan FX Social
TitanFXのブレード口座の取引条件

\低スプレッド×高約定で上級者に人気!/

※公式サイト:https://titanfx.com/jp

4位: AXIORY(ナノスプレッド口座)

銘柄/シンボル実質スプレッド
ドル円
USD/JPY
1.1pips
(0.5+$6)
ユーロ円
EUR/JPY
1.0pips
(0.4+$6)
ポンド円
GBP/JPY
1.9pips
(1.3+$6)
ユーロドル
EUR/USD
0.8pips
(0.2+$6)
ポンドドル
GBP/USD
1.0pips
(0.5+$6)
ゴールド
XAU/USD
1.8pips
(1.2+$6)
ビットコイン
BTC/USD
取扱なし
AXIORYのナノスプレッド口座の実質スプレッド

>>AXIORYのスプレッド一覧はこちら

AXIORYのナノスプレッド口座の特徴
  • 約定率99.99%と約定スピード1,000分の1秒単位の実績を公式サイトでデータ公開
  • 最大取引数量は1億通貨(1,000ロット)/回で最大保有ポジションの数量に制限なし
  • MT4、MT5、cTraderで裁量とEA(自動売買)の大口取引ができる

スプレッドが狭いおすすめの海外FX業者4位はAXIORY(アキシオリー)です。

豪華キャンペーンを開催しない分を堅牢な取引環境の構築へ投資し、大手投資銀行が集中するウォール街直結のデータセンターを拠点に価格配信システムを完備しています。

140ms以上~179ms以下で98.4%を約定させるスピードに加えて、流動性が高い時間帯には最大1億通貨を受け入れる約定力により、スキャルピングで大口注文をする上級トレーダーに選ばれています。
(※)1ms = 1,000分の1秒

特筆すべきはナノスプレッド口座におけるユーロ円のスプレッドの狭さです。概ねドル円より狭いスプレッドを提示するため、ユーロ円のスキャルピングがメインの方におすすめです。

TitanFXと取引スペックが似ていることから、ユーロ円以外の銘柄のスプレッドを比較しながら口座タイプを使い分けるのが良いでしょう。

ExnessやThreeTraderの最狭スプレッドには劣るものの、スキャルピングの大口取引をストレスフリーで実行したい方はAXIORYのナノスプレッド口座をご利用ください。

\低スプレッドの大口取引に最適!/

※公式サイト:https://www.axiory.com/jp/

条件内容
スプレッドの種類変動制
(スタンダード口座より狭い)
FXの取引手数料往復6ドル/ロット
FXの最大レバレッジ400倍
取引方式NDD方式
スキャルピングの可否可能
EA(自動売買)の制限なし
(スキャルピングEAも可能)
初回入金額1,100円
常設ボーナスなし
取扱商品FX
貴金属CFD
仮想通貨CFD
エネルギーCFD
株式CFD
株価指数CFD
現物株式
ETF
取引プラットフォームMT4
MT5
cTrader
AXIORYのナノスプレッド口座の取引条件

5位:XMTrading(KIWAMI極口座)

銘柄/シンボル実質スプレッド
ドル円
USD/JPY
0.6pips
ユーロ円
EUR/JPY
1.0pips
ポンド円
GBP/JPY
1.5pips
ユーロドル
EUR/USD
0.7pips
ポンドドル
GBP/USD
0.6pips
ゴールド
XAU/USD
1.3pips
ビットコイン
BTC/USD
18.80ドル
XMTradingのKIWAMI極口座の実質スプレッド

>>XMのスプレッド一覧はこちら

XMのKIWAMI極口座の特徴
  • 日本人のユーザー数No.1で圧倒的人気を誇る海外FX業者
  • 「スプレッドが広い」悪評をKIWAMI極口座で完全払拭に成功
  • 新規の口座開設ボーナスだけでゼロリスクのトレードができる

スプレッドが狭いおすすめの海外FX業者5位はXMTrading(エックスエム)です。

スタンダード口座では、常時10,000円を超える口座開設ボーナスや入金額100%分のボーナスを付けることに加えて、取引ポイントや友達紹介にまでボーナスプレゼントがあることから、少ない資金で海外FXを始める方に大人気です。

そんなXMはスプレッドの広さと取引手数料の高さが上級トレーダーからの評価を押し下げ、スキャルピングでは絶対におすすめできない口座タイプばかりでした。

ところが2022年10月にリリースされたKIWAMI極口座により、XMはスキャルピングに使えない業者という悪評を払拭。主要通貨ペアをはじめ低水準のスプレッドを実現し、取引手数料は無料となっています。

KIWAMI極口座でもトレードにそのまま使える口座開設ボーナスがもらえるので、ゼロリスクで低スプレッドの海外FXを体験するためにご利用ください。

\初心者でも安心!業界No.1業者/

公式HP:https://www.xmtrading.com/jp/

>>XMの口座開設方法はこちら

条件内容
スプレッドの種類変動制
(スタンダード口座より狭い)
FXの取引手数料無料
FXの最大レバレッジ1,000倍
取引方式NDD方式
(次世代NDDシステム)
スキャルピングの可否可能
EA(自動売買)の制限なし
(スキャルピングEAも可能)
初回入金額5ドル
常設ボーナス口座開設
入金ボーナス
友達紹介
取扱商品FX
貴金属CFD
仮想通貨CFD
エネルギーCFD
コモディティCFD
株価指数CFD
取引プラットフォームMT4
MT5
XMのKIWAMI極口座の取引条件

6位:FXGT(プロ口座)

銘柄/シンボル実質スプレッド
ドル円
USD/JPY
1.2pips
ユーロ円
EUR/JPY
1.8pips
ポンド円
GBP/JPY
1.6pips
ユーロドル
EUR/USD
1.1pips
ポンドドル
GBP/USD
0.9pips
ゴールド
XAU/USD
2.1pips
ビットコイン
BTC/USD
14.51ドル
FXGTのプロ口座の実質スプレッド

>>FXGTのスプレッド一覧はこちら

FXGTのプロ口座の特徴
  • ビットコインFXを業界No.1クラスの低スプレッドで取引できる
  • FXとゴールドは業界No.2クラスのスプレッドで取引できる
  • FXとスワップフリーの仮想通貨CFDを1つのプラットフォームで完結できる

スプレッドが狭いおすすめの海外FX業者7位はFXGT(エフエックスジーティー)です。

プロ口座のビットコインFXはExnessとスプレッドの狭さNO.1を競い合い、イーサリアムやリップルなどの主要アルトコインも最狭クラスのスプレッドでトレードできます。

仮想通貨(暗号資産)FXに力を入れているため、将来性の高いDeFiとNFT銘柄を組み入れたラインナップや米国株式とクロスさせた合成仮想通貨ペア(※)、さらには主要通貨を12銘柄厳選して指数化したGTi12インデックスが仮想通貨FXのバリュエーションを高めます。
(例)BTC/APL.(ビットコイン/アップル)、BTC/AMZ.(ビットコイン/アマゾン)、BTCSPX.(ビットコイン/S&P500)など

海外FXに慣れている方には、早速プロ口座のご利用をおすすめします。初心者の方には、損失リスクを限りなくゼロにする以下の手順を案内しています。

FXGTの強みである豪華キャンペーンを利用してスタンダード+口座を開設し、トレードに使える口座開設ボーナスで最小ロットの取引を試してみてから、プロ口座の追加を検討するのが良いでしょう。

期間限定ボーナス増額中!

FXGTでは新規口座開設をするだけで取引に使える15,000円分のボーナスを配布しています!さらに、当サイト経由で口座開設すると20,000円に増額されるタイアップキャンペーンを実施中!

FXGTの口座開設ボーナス20,000円

ボーナス自体の出金はできませんが、ボーナスを使って稼いだ利益は無制限に出金可能です。

さらに!入金額に応じて最大120万円のボーナスがもらえる入金ボーナスキャンペーンも。※対象はスタンダード+口座、ミニ口座、Crypto Max口座のみ

豪華ボーナスを活用してFXトレードを有利に進めましょう!

\20,000円分を無料プレゼント!/

※公式サイト:https://fxgt.com/ja

>>>FXGTのボーナス最新情報はこちら

条件内容
スプレッドの種類変動制
(スタンダード+口座より狭い)
FXの取引手数料無料
FXの最大レバレッジ1,000倍
取引方式NDD方式
スキャルピングの可否可能
EA(自動売買)の制限なし
(スキャルピングEAも可能)
初回入金額5ドル
常設ボーナスあり
(プロ口座は対象外)
取扱商品FX
貴金属CFD
仮想通貨CFD
エネルギーCFD
株式CFD
株価指数CFD
DeFi
NFT
GTi12指数
取引プラットフォームMT5
FXGTのプロ口座の取引条件

7位:Land-FX(ECN口座)

銘柄/シンボル実質スプレッド
ドル円
USD/JPY
1.0pips
(0.4+$6)
ユーロ円
EUR/JPY
1.4pips
(0.8+$6)
ポンド円
GBP/JPY
1.6pips
(1.0+$6)
ユーロドル
EUR/USD
0.7pips
(0.1+$6)
ポンドドル
GBP/USD
1.4pips
(0.8+$6)
ゴールド
XAU/USD
2.8pips
(2.2+$6)
ビットコイン
BTC/USD
Land-FXのECN口座の実質スプレッド
Land-FXのECN口座の特徴
  • 業界No.2クラスの狭いスプレッドを安定供給する海外FX業者
  • データ開示に積極的な透明性の高い経営姿勢で安心・安全
  • TitanFXやAXIORYと同じく取引環境への投資に余念がない

スプレッドが狭いおすすめの海外FX業者7位はLand-FX(ランドエフエックス)です。

FXとゴールドCFDで提示される安定した狭いスプレッドに加えて、高い約定力に定評があります。使用するサーバーやリクイディティプロバイダーを公開する情報開示の姿勢に特徴があります。

  • サーバー:EQUNIX、ADENASOFT、amazon、PrimeXM
  • リクイディティプロバイダー:JPMorgan、Bank of America、MorganStanley、Deutsche Bank、citi、UBS、COMMERZBANK、BNP PARIBAS

世界最高峰のサーバーと世界最大級の取引量を提供する大手投資銀行との提携により、業界トップクラスのスプレッドを実現しています。

ボーナスキャンペーンの提供を終了し、最先端テクノロジーへの投資に余念がないところがTitanFXやAXIORYと共通しています。

Land-FXのECN口座は上級トレーダー好みの口座タイプです。TitanFXのブレード口座やAXIORYのナノスプレッド口座と比較しながら、スプレッドが狭い銘柄を探してみてください。

条件内容
スプレッドの種類変動制
(スタンダード口座より狭い)
FXの取引手数料往復6ドル/ロット
FXの最大レバレッジ1,000倍
取引方式NDD・ECN方式
スキャルピングの可否可能
EA(自動売買)の制限なし
(スキャルピングEAも可能)
初回入金額100,000円
常設ボーナスなし
取扱商品FX
貴金属CFD
エネルギーCFD
株価指数CFD
取引プラットフォームMT4
MT5
Land-FXのECN口座の取引条件

1万円以下の少額トレーダーにおすすめの低スプレッド海外FX業者

ここからは低スプレッドな上に初回入金額が1万円以下で気軽に口座開設できる海外FX業者を紹介します。

トレードにそのまま使える口座開設ボーナスや入金ボーナスがもらえる業者もあるので、ぜひ参考にしてください。

1位:FXGT:プロ口座

銘柄/シンボル実質スプレッド
ドル円
USD/JPY
1.2pips
ユーロ円
EUR/JPY
1.8pips
ポンド円
GBP/JPY
1.6pips
ユーロドル
EUR/USD
1.1pips
ポンドドル
GBP/USD
0.9pips
ゴールド
XAU/USD
2.1pips
ビットコイン
BTC/USD
14.51ドル
FXGTのプロ口座の実質スプレッド
FXGTのプロ口座の特徴
  • 初回入金額が5ドルで海外FXをスタートできる
  • 取引手数料が無料でシンプルにコスト管理できる
  • 最大レバレッジ1,000倍で資金効率を高くできる
  • スタンダード口座から始めた際のボーナスメリットが大きい

FXGTのプロ口座は、1万円以下の少額トレーダーに1番目におすすめできる海外FX業者です。初回入金額が5ドル(約650円)から利用できる数少ない低スプレッドの口座タイプとなります。

FXと仮想通貨の他、CFDで貴金属・エネルギー・株式・株価指数を取引できるので、FXGTのプロ口座だけで様々なアセットを効率よくトレードできます。

プロ口座ではビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)をはじめ、30種類以上の仮想通貨をスワップフリーで取引コストを安くできます。
(※)日をまたいでもマイナススワップが発生しません。

海外FXが初めての方は、スタンダード+口座から始めましょう。15,000円の口座開設ボーナスに加えて、入金額に応じて最大130万円の入金ボーナスまでもらえます

FXGT(エフエックスジーティー)では、スタンダード+口座からプロ口座への移行で1万円以下の資金を効率よく増やしていきましょう。

期間限定ボーナス増額中!

FXGTでは新規口座開設をするだけで取引に使える15,000円分のボーナスを配布しています!さらに、当サイト経由で口座開設すると20,000円に増額されるタイアップキャンペーンを実施中!

FXGTの口座開設ボーナス20,000円

ボーナス自体の出金はできませんが、ボーナスを使って稼いだ利益は無制限に出金可能です。

さらに!入金額に応じて最大120万円のボーナスがもらえる入金ボーナスキャンペーンも。※対象はスタンダード+口座、ミニ口座、Crypto Max口座のみ

豪華ボーナスを活用してFXトレードを有利に進めましょう!

\20,000円分を無料プレゼント!/

※公式サイト:https://fxgt.com/ja

>>>FXGTのボーナス最新情報はこちら

2位:XMTrading:KIWAMI極口座

銘柄/シンボル実質スプレッド
ドル円
USD/JPY
0.6pips
ユーロ円
EUR/JPY
1.0pips
ポンド円
GBP/JPY
1.5pips
ユーロドル
EUR/USD
0.7pips
ポンドドル
GBP/USD
0.6pips
ゴールド
XAU/USD
1.3pips
ビットコイン
BTC/USD
18.80ドル
XMTradingのKIWAMI極口座の実質スプレッド
XMのKIWAMI極口座の特徴
  • 業界No.2クラスの狭いスプレッドの口座タイプで口座開設ボーナスが貰える
  • 初回入金額が5ドルで海外FXをスタートできる
  • 取引手数料が無料でシンプルにコスト管理できる
  • 最大レバレッジ1,000倍で資金効率を高くできる

XMTradingのKIWAMI極口座は、1万円以下の少額トレーダーにおすすめしている海外FX業者です。まずは13,000円の口座開設ボーナスがもらえることを押さえてください。

スプレッドが狭い口座タイプではほぼ全ての業者がボーナスを付けていませんし、新規にアカウント登録しただけで貰える口座開設ボーナスはなおさらです。

しかもXM(エックスエム)のKIWAMI極口座のスプレッドは、ExneeとThreeTraderに続く業界No.2クラスの狭いスプレッドのため、高い取引コストでボーナス分が回収されるわけでもありません。

最低入金額5ドル(約650円)だけなので、FXGTといっしょに口座開設してスプレッドやツールの使い心地などを比較しながら、口座タイプを使い分けていきましょう。

\初心者でも安心!業界No.1業者/

公式HP:https://www.xmtrading.com/jp/

>>XMの口座開設方法はこちら

3位:Exness:スタンダード口座

銘柄/シンボル実質スプレッド
ドル円
USD/JPY
1.1pips
ユーロ円
EUR/JPY
2.2pips
ポンド円
GBP/JPY
2.5pips
ユーロドル
EUR/USD
1.0pips
ポンドドル
GBP/USD
1.2pips
ゴールド
XAU/USD
2.0pips
ビットコイン
BTC/USD
29.98ドル
Exnessのスタンダード口座のスプレッド
Exnessのスタンダード口座の特徴
  • 初回入金額が1ドルの口座(プロ口座は1,000ドル)
  • 最大レバレッジ無制限により数億円単位の取引が可能
  • 業界最狭スプレッドのプロ口座と大差がないスプレッド
  • 1,000ドル(約13万円)未満で取引したい方に一押し
  • 取引手数料が無料でシンプルにコスト管理できる

1万円以下の少額トレーダーにおすすめする、低スプレッド海外FX業者3位はExness(エクスネス)です。

スタンダード口座であっても業界最狭クラスのスプレッドを提示するため、大半の海外FX業者よりも取引コストを安くできます。

FXGTやXMより初心者の方におすすめできない点は、ボーナスが無いことに尽きます。スプレッドが狭いとは言っても、安定して勝てるトレードができない限りExnessの強みを活かせません。

ただし、プロ口座と大差がないスプレッド(※)を1ドル(約130円)から気軽に体験できるのがスタンダード口座のメリットです。
(※)AXIORYとTitanFXのスキャルピング向き口座タイプと同等のスプレッドを提示

スタンダード口座で海外FXに慣れてきたら、プロ口座にグレードアップして取引量を増やしていくのが良いでしょう。

\レバレッジ無制限×超低スプレッド!/

公式HP:https://www.exness.com/ja/

4位:ThreeTrader:Pureスプレッド口座

銘柄/シンボル実質スプレッド
ドル円
USD/JPY
0.5pips
ユーロ円
EUR/JPY
0.7pips
ポンド円
GBP/JPY
1.1pips
ユーロドル
EUR/USD
0.5pips
ポンドドル
GBP/USD
0.8pips
ゴールド
XAU/USD
1.5pips
ビットコイン
BTC/USD
22ドル
ThreeTraderのPureスプレッド口座のスプレッド
ThreeTraderのPureスプレッド口座の特徴
  • 初回入金額が10,000円の口座(Rawゼロ口座は10万円)
  • 最大レバレッジ500倍により1万円で500万円分の取引が可能
  • 業界最狭スプレッドのRawゼロ口座と大差がないスプレッド
  • 取引手数料が無料でシンプルにコスト管理できる

1万円以下の少額トレーダーにおすすめする、低スプレッド海外FX業者4位はThreeTrader(スリートレーダー)です。

極狭スプレッドのRawゼロ口座をおすすめしたいのですが、10万円の初回入金にハードルの高さを感じる方もいるでしょう。Pureスプレッド口座(※)であれば、1万円の資金から業界最狭クラスのスプレッドで海外FXを始めることができます。
(※)一般的にスタンダード口座と呼ばれる口座タイプです。

Pureスプレッド口座であっても、スキャルピングでスプレッド負けすることもなく、大半の海外FX業者よりも取引コストを安くできます。

Exnessのスタンダード口座とスプレッドや約定力が同等なため、初回入金額が高いことから4位の位置づけです。ただしゴールド以外の大半の通貨ペアのスプレッドはExnessのスタンダード口座より狭いため、長期的に利用した際にはスプレッド分のコストを安く抑えられます。

複数の業者での口座開設はリスク分散になるため、Exnessのスタンダード口座とThreeTraderのPureスプレッド口座を開設し、スプレッドの狭さなどを徹底的に比較しながら銘柄ごとに使い分けていくことをおすすめします。

\業界最安スプレッド&取引コスト!/

※公式サイト:https://www.threetrader.com/jp/

5位:BigBoss:プロスプレッド口座

銘柄/シンボル実質スプレッド
ドル円
USD/JPY
1.8pips
(0.9+$9)
ユーロ円
EUR/JPY
1.7pips
(0.8+$9)
ポンド円
GBP/JPY
2.0pips
(1.1+$9)
ユーロドル
EUR/USD
1.4pips
(0.5+$9)
ポンドドル
GBP/USD
1.8pips
(0.9+$9)
ゴールド
XAU/USD
取扱なし
ビットコイン
BTC/USD
取扱なし
BigBossのプロスプレッド口座の実質スプレッド
BigBossのプロスプレッド口座の特徴
  • 初回最低入金額の設定なし(0円)口座開設だけでもOK
  • 新規ユーザーの方は最大6,000ドルボーナスを入金するだけでもらえる
  • 取引するほどトレードに使えるBBP(BigBossポイント)が貯まる
  • 最大レバレッジ1,111倍より1万円以下の資金で1,000万円超の取引可能

1万円以下の少額トレーダーにおすすめする、低スプレッド海外FX業者5位はBigBoss(ビッグボス)です。

プロスプレッド口座は初回入金が必要ない希少な口座タイプです。さらにBigBossでは新規ユーザーがもらえる入金ボーナスが豪華なため、1万円以下の少額で海外FXを始めたい方におすすめです。
(※)最大6,000ドルまで100%入金ボーナス(5月12日まで)

さらには、取引をすればするほどBBP(BigBossポイント)が貯まり、実質キャッシュバックを受け取れます。

100BBPで最大5,000ドルのクレジットボーナスが当たるガチャに参加できるなど、ユーザーにサプライズを与えてくれるイベントが魅力的な海外FX業者です。

口座開設ボーナス5,000円プレゼント!/

※公式サイト:https://www.bigboss-financial.com/

海外FXのリアルタイムスプレッドの表示方法(見方)

取引プラットフォームのMT4/MT5を用いたリアルタイムスプレッドの表示方法(見方)を説明します。海外FX業者の公式サイトに掲載されていない場合にご利用ください。

STEP
MT4/MT5で気配値を表示する
MT4/MT5で気配値を表示

MT4/MT5を起動した後、メニューバーの「表示」より「気配値表示」を選びます。

STEP
気配値にスプレッドを表示する

MT4の場合、気配値パネル上で右クリックをした後「スプレッド」を選びます。

MT4の気配値にスプレッドを表示

MT5の場合、気配値パネル上で右クリックをした後「表示列」にカーソルを当ててから「スプレッド」を選びます。

MT5の気配値にスプレッドを表示
STEP
気配値に表示されたスプレッドの見方
気配値に表示されたスプレッドの見方

銘柄ごとにリアルタイムスプレッドがポイント表示されます。MT4/MT5の気配値では、一般的に10倍の数値で示されますが、各社の仕様に合わせて実際のスプレッドを確かめましょう。

海外FXのスプレッドが広がる時間帯

変動スプレッドを採用する海外FXでは、決まった時間帯にスプレッドが広くなります

3つの時間帯におけるエントリーを控えるだけで、広がったスプレッド分の含み損を回避できます。

日本時間の早朝(5~7時台)

海外FXの変動スプレッドは、日本時間の早朝(5~7時台)に大きく上下します。欧米が夏時間のときは5時台後半から7時台、冬時間のときは6時台後半から7時台です。

実際に、欧米が夏時間の時期に日本時間の4時から11時におけるユーロドル・1分足のスプレッドをリアルタイムで計測しました。

朝6時直後に平均スプレッドが0.5pips未満から2pips弱にまで拡大し、最大スプレッドは3.15pips近辺にまで上昇しました。

スプレッドが拡大した波形は、変動スプレッドを採用する全ての海外FX業者の全商品・全銘柄に該当します。米国市場が閉場に近づくにつれて、流動性が低下することが原因です。

外国為替市場では、インターバンク市場の取引が減少するにつれてリクイディティプロバイダーから海外FX業者への価格供給も低下します。

再び流動性が回復するのは、東京市場が開場する日本時間9時以降のため、夏時間と冬時間合わせて5~7時台はスプレッドが広がりやすくなります

朝スキャEAのストップ刈りの誤解:日本時間の早朝に取引する早朝スキャルピングEA(朝スキャEA)で損切りになるケースが多発しています。Twitterではストップ刈りに遭ったとの報告を見受けますが、業者が意図的に行うストップ狩りではなく、主に変動スプレッドが原因です。

重要経済指標の発表時間の前後

重要な経済指標が発表される前から市場での売買が控えられるため、流動性が低下してスプレッドが拡大しやすくなります。

重要指標は取引する通貨ペアによって異なります。該当する国によって注目される経済指標が変わるためです。

ドル円などの先進国から構成される主要通貨ペアについては、金融政策・景気・物価・雇用に関する経済指標が重視されます。特に基軸通貨の米ドルを発行するアメリカ合衆国の経済指標が最重視され、欧州と中国が続きます。

その他にもFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事録やECB(欧州中央銀行)理事会終了後に行われるECB総裁の記者会見、はたまた日本銀行の政策決定会合後の結果発表でスプレッドが急拡大することもあります。

スプレッドが広がる原因となる重要な経済指標を時期によって変わるため、口座開設した海外FX業者のレポートを参考にして柔軟に対応していきましょう。

突発的なイベント発生時

海外FXでは、突発的なイベントが発生した直後もスプレッドが広がります。一方的に動いた価格の方向に新規注文が偏り、流動性が失われることが原因です。

突発的なイベントとは市場関係者が予想していない出来事を指し、インパクトの大きさがスプレッドの大小に表れます。

突発的なイベントの例:震災、テロ、クーデター、軍事侵略、ミサイル発射、要人発言

いずれも各国の政治と経済に悪影響を及ぼす点で共通しており、地政学的リスクも含まれます。突発的なイベントが発生した場合、市場が材料を消化するまでは海外FXのスプレッドが大きく変動します。

海外FXでスプレッドが広がる原因

海外FXでスプレッドが広がる主な原因を解説します。

スプレッド拡大による無駄なコストを支払わないために確認していきましょう。

市場の流動性が低下する

スプレッドが広がる1つ目の原因は、市場の流動性が低下することです。流動性とは取引がどれくらい行われているかを表す度合いで、売買が成立しやすいかを表します。

売買が成立しやすいとは、買値と売値の価格が詰まっている密度のことです。ドル円を例にして、流動性が高い状態を見てみましょう。

注文の種類注文価格注文数量
売り 130.003円9,999,999通貨
売り 130.002円10,000,000通貨
売り130.001円9,899,000通貨
現在値
買い129.999円9,999,999通貨
買い129.998円10,000,000通貨
買い129.997円9,899,999通貨
ドル円の注文状況(流動性が高い状態)

現在値から0.001円単位で100ロット級の注文がみっちりと入っています。一括で大口注文が入らない限り0.001円刻みで売買が成立するため、スプレッドが広がることはありません。

極端な例ですが、流動性が高い時間帯には狭い値幅で注文が成立し、狭いスプレッドで取引できます。特に流動性が高い時間はロンドン市場とニューヨーク市場の日中で、続いて東京市場とオセアニア市場が該当します。

市場サイクル

・・・ → オセアニア市場 → 東京市場 → ロンドン市場 → ニューヨーク市場 → ・・・

日本時間早朝のオセアニア市場では取引する参加者が少ないため、流動性が低下してスプレッドが広がりやすくなります。

9時に東京市場が開場してから参加者が増えるに伴い注文数が増加して流動性が確保されていき、ロンドン市場からニューヨーク市場へと取引量がさらに増加していきます。

海外FXのスプレッドの大小は流動性が原因であり、市場の違いによって変化する参加者・注文数が影響していることを押さえてください。

価格が急激に変動する

スプレッドが広がる2つ目の原因は、価格が急激に変動することです。重要な経済指標や突発的なイベントが発生した際、価格が動いた方向に新規注文が大量に入って反対注文とのバランスが崩れるためです。

例えばポンド円が上昇する材料が出た場合、追従型アルゴリズムが発動して価格上昇を促進し、順張りの新規注文が追加されて市場の売り注文が急速に消化されます。

買い注文が殺到して売り注文が消える価格帯に突入すると、買値と売値の差(スプレッド)が急激に拡大します。

また、価格が急激に変動した後には市場の様子見姿勢が強まって流動性の低下が始まり、スプレッドが広がりやすくなります。

海外FXでスプレッドが広がるリスクの対処法

海外FXでスプレッドが広がるリスクの対処法を解説します。

トレードの勝率や収益率を高めるために確認しましょう。

スプレッドが広がる時間帯にエントリーしない

先に紹介したスプレッドが広がる2つの時間帯におけるエントリーを避けるだけで、広がったスプレッド分の含み損を抱えるリスクをゼロにできます。

  • 日本時間の早朝(5~7時台)
  • 重要経済指標の発表時間の前後

ポジションを保有した状態でこれらの時間帯を迎える場合、トレード手法によって対処法が異なるため以下を参考にしてください。

  • スキャルピング:全ポジションの決済が基本
  • デイトレード:一部ポジションを決済、残りは逆指値
  • スイングトレード:重要経済指標については一部ポジションの決済を検討

重要経済指標の結果によっては長期トレンドが変わる可能性があるため、スイングトレードで大きな利益を出せていても安心はできません。

なお、突発的なイベント発生時のスプレッド急拡大の対処法は以下の通りです。

損切り価格を決めて損失を拡大させない

基本的に全てのトレードスタイル、トレード手法においてエントリーとセットで損切り価格を設定(逆指値)して、スプレッドの広がりによる損失の拡大を防ぎます。

スプレッドで損失になるトレードでは、往々にして一旦はポジションを切らされた方向に価格が進むものです。新規注文の数量が少なく流動性が低下しているため、スプレッドも拡大して価格が推進されやすくなります。

特に突発的なイベントではスプレッドの広がりとともに急速に価格が一方向に進むため、含み損が急増するリスクが高まります。

2%ルールを参考にして、損失額がトレード資金の2%に収まるように逆指値を設定しましょう。

海外FX業者ごとにスプレッドが広がる特徴を知る

海外FX業者ごとのスプレッドの特徴を知るため、3つの項目を事前に調べます。

  • 口座タイプごとのスプレッドの違い
  • 商品ごとのスプレッドの違い
  • 銘柄ごとのスプレッドの違い

スキャルピングをする方は、スプレッドが狭くなるECN口座を利用して取引コストを安くします。ECN方式ではなくても、海外FX業者は同様の口座タイプを用意しています。

商品については、FXではスプレッドが狭いものの、一部のCFD商品でスプレッドが広い場合があります。FXで体験した狭いスプレッドの感覚でCFDをしていると、知らぬ間に余計な取引コストを支払っている可能性があります。

銘柄についても同様で、ドル円のスプレッドが狭いからと言って他のクロス円やドルストレードのスプレッドまで狭いとは限りません。各業者が公表している平均スプレッドや、上記「リアルタイムスプレッドの見方」を参考にして確認するようにしましょう。

海外FXのスプレッドに関する注意点

海外FXのスプレッドに関する注意点を説明します。

スプレッドコストを減らすため、1つずつ確認しましょう。

口座タイプごとにスプレッドを比較する

海外FXではスタンダード口座と、スキャルピングに最適なスプレッドが狭い口座が用意されています。

口座開設をする際には「狭いスプレッドを優先するか?」「広いスプレッドでもボーナスがもらえるスタンダード口座にするか?」など、目的に合った口座タイプを選びましょう。

また、異なる業者間でスプレッドを比較する際には、同等スペックの口座タイプで比較しましょう。

通貨ペアなどの銘柄別でもスプレッドを比較する

海外FX業者により狭いスプレッドを提示する銘柄が異なることがあります

一般的にドル円とユーロドル、その他の主要なドルストレートに低スプレッドが設定されていますが、業者によってはドル円よりもユーロ円のスプレッドが狭くなっていたり、CFDの中でも人気のゴールドをのみ低いスプレッドに設定するなど、業者の特徴が表れています。

特定の銘柄に集中してトレードをする方は、対象銘柄ごとに海外FX業者のスプレッドを比較することで取引コストを大幅に削減できます。

スプレッドが狭い口座は取引手数料を確認する

海外FXのスプレッドが狭い口座は、一般的に取引手数料(往復4~10ドル/ロット)が設定されています。

1回取引するたびに、手数料分のコストと取引手数料を合算した取引コストが発生することに注意してください。

ただし、スタンダード口座は取引手数料が無料ではあるものの、スプレッドが狭い口座の取引コストと比較した際、通常スタンダード口座のスプレッド分のコストが高くなることに留意してください。

スプレッドが狭い口座は初回入金額が高い場合がある

海外FXのスプレッドが狭い口座は、初回入金額が高い場合があります。easyMarketのVIP口座では10,000USDの入金が必要なため、少ない資金で低スプレッドの口座を開けません。

一方でスプレッドが狭いおすすめランキング上位5社の中でも、XMのKIWAMI極口座は5ドルの入金で低スプレッドの取引が可能です。

海外FX業者(口座タイプ)初回入金額
Exness
(プロ口座)
10万円
ThreeTrader
(Rawスプレッド口座)
10万円
TitanFX
(ブレード口座)
200ドル相当
AXIORY
(ナノ/テラ口座)
1,100円
XMTrading
(KIWAMI極口座)
5ドル(約650円)
スプレッドが狭い口座タイプの初回入金額

最初に十分な資金を準備できないときは、若干のスプレッドの広さを許容しながら予算に合わせた口座タイプ選びを検討してみましょう。

トレード前にリアルタイムスプレッドを確認する

海外FX業者が提示する平均スプレッドを信じ込まないように注意してください。取引する時間帯や相場状況によってリアルタイムスプレッドは随分と変わります。

MT4/MT5や各社が提供する独自アプリなど、実際の売買に使用する取引ツールの中で対象銘柄のリアルタイムスプレッドを確認してからトレードしましょう。

スリッページが頻発する可能性がある

最後の注意点は、リアルタイムスプレッド通りに約定しない可能性です。注文価格と約定価格の差をスリッページと呼び、約定力が低い業者で発生します。

特に数pipsからの利幅を狙うスキャルピングでは、スリッページが発生する業者では利益が残らないため、繰り返し注文が滑るようなら口座タイプや業者自体を変える必要があります。

海外FXではランキングでも紹介したExness・ThreeTrader・TitanFXの約定力は高く評価されています。またAXIORYは約定率とスリッページ率を公開しており、透明性の高い経営方針が支持されています。

一方で、全ての海外FX業者において100%約定させることは不可能なため、約定させることを優先してある程度のスリッページを許容することも実際のトレードでは考えなければいけません。

その際に許容スリッページを設定できることが重要です。このシステムを搭載しているのがExnessです。MT4/MT5の新規注文パネル内にスリッページを設定する項目があります。

また、AXIORYで利用できる取引ツールのcTraderにも、許容スリッページを設定する機能が標準搭載されています。

海外FXのスプレッドに関するよくある質問

海外FXのスプレッドに関するよくある質問と回答をまとめましたので、参考にしてください。

海外FXでスプレッド0の業者は?

海外FXでスプレッド0の業者はExnessとThreeTraderです。ゼロスプレッドを提示する口座タイプは次の通りです。

海外FX業者口座タイプ
Exnessプロ口座
ThreeTraderRawゼロ口座
スプレッド0を提示する海外FX業者と口座タイプ

スプレッド0を提示する可能性が高くなるのは流動性が確保される時間帯となり、ロンドン市場またはニューヨーク市場の日中が該当します。

海外FXで固定スプレッドの業者は?

海外FXで固定スプレッドの業者は、easyMarkets、FBS、IronFXです。固定スプレッドが狭い口座タイプは次の通りです。

海外FX業者口座タイプ
easyMarketsプレミアム口座
VIP口座
FBSゼロスプレッド口座
IronFXプレミアム口座
VIP口座
海外FXで固定スプレッドの業者とスプレッドが狭い口座タイプ

注意点は、easyMarketsでMT5を使用すると変動スプレッドが適用されることです。

また最低入金額が、easyMarketsのVIP口座は10,000USD、IronFXのVIP口座は20,000USDであることに留意してください。

海外FXでスプレッド以外に手数料はかかる?

はい、海外FXではスプレッド以外にも取引に関して以下の手数料またはコストがかかります。

手数料またはコスト内容
取引手数料トレードする度に支払う手数料
マイナススワップ日をまたいでポジションを保有した場合に支払うコスト
スリッページ注文価格と約定価格の差額分のコスト
海外FXのスプレッド以外の手数料

いずれも手数料と呼んだりコストと表記したり定義はありませんが、いずれもユーザーが支払う金額です。

海外FXのスプレッドの一問一答

スプレッドが狭い海外FX業者は?

スプレッドが狭い海外FX業者は、Exness、ThreeTrader、TitanFX、AXIORYです。またXMについてはKIWAMI極口座で狭いスプレッドを提示します。

海外FXでスプレッドが広がる時間帯は?

海外FXでスプレッドが広がる時間帯は、欧米が夏時間のときは5時台後半から7時台、冬時間のときは6時台後半から7時台です。米国市場の閉場直前から東京市場開場の1時間前までが目安です。

海外FXで日本時間早朝のスプレッドはどのくらい広がる?

日本時間早朝に海外FXのスプレッドが広がる目安は4倍ほどになります。ある業者の複数銘柄をスプレッドレコーダー「spread_recorder.mq4」で記録したところ、取引量が多いユーロドルであっても、平均スプレッドが0.5pips未満から2pips弱(約4倍)拡大したデータが得られています。

ゴールドのスプレッドが狭い海外FX業者は?

ゴールドのスプレッドが狭い海外FX業者はThreeTraderのRawゼロ口座です。

ポンド円のスプレッドが狭い海外FX業者は?

ポンド円のスプレッドが狭い海外FX業者は、Exnessのプロ口座、ThreeTraderのRawスプレッド口座、GEMFOREXのロースプレッド口座です。

海外FXのスプレッドは経費になる?

いいえ、海外FXのスプレッドは経費になりません。一方で取引手数料は、確定申告の際に経費計上して節税できます。

Q:スプレッドが狭くてボーナスがもらえる海外FX業者は?

スプレッドが狭くてボーナスが貰える海外FX業者は、XMのKIWAMI極口座です。新規口座開設ボーナスのみ対象となります。

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