香港はFXトレーダーにとって魅力的な居住国です。
地理的に日本からも近く、食文化も似ていることから生活が馴染みやすいのは多くの人が知る香港の魅力と言えます。
さらに、FXトレーダーや投資家にとっては、金融取引によって得た利益は非課税であることも大きなメリットです。
投資による利益が非課税となることで、人によっては手取りの利益が国内の2倍近くまで残せる場合もあります。
そこで、本記事では香港でFXをするメリットやFXを始める方法をまとめました。
- 香港は投資による税金が非課税だから手残りが多く、節税できる
- ただし、日本の国内FX会社は利用できない
- 香港で利用できるおすすめのFX会社は初心者でも使いやすく、高額なボーナスを提供している「XMGlobal」一択!
移住や駐在によって海外在住の方がFXをやるメリットやデメリットについては、別ページで詳しく解説しているのでそちらも合わせて参考にしてください。
香港でFXをするなら知っておきたいこと
ここでは、香港でFXをするなら知っておきたい基本の知識として以下3つをご紹介します。
香港からFXをする際は、日本国内と規制面や税金面の違いをしっかり確認して、トラブルなく香港でトレードを始められるようにしましょう。
香港から日本のFX業者は利用できない
最初に確認しておきたいのは、香港から日本のFX業者は利用できないことです。
日本のFX業者は、原則として日本居住者を対象としています。
したがって、香港から日本のFX業者は利用できないため、海外FX業者や日本のFX業者が進出している香港居住者向けのFX業者を利用しなければなりません。
香港居住者のFX収益は非課税
香港居住者は、FXの収益に対して非課税となります。
香港では、FXに限らず、投資全般による収益(キャピタルゲイン)が非課税です。
例えば、香港ならFXで稼いで、日本では所得税として納めていた金額分を株式投資へ回して資産運用を効率化するといったこともできます。
また、海外FXを日本で利用していた方は、最大40%超の所得税という海外FXのデメリットもなくなるため、純粋に優れた取引条件の恩恵だけを受けられることも魅力的です。
香港は節税のメリットが大きい
香港は、FXを始めとするキャピタルゲインに対する非課税だけでなく、日本と比べて多くの税金が発生しません。
例えば、香港で直接個人・法人から徴収する税金は以下の3種類のみです。
- 事業所得税
- 給与所得税
- 不動産税
言うまでもなく、日本に関してはサラリーマンで給与を得ている方でも所得税・住民税に加えて、現在は復興特別所得税が発生します。
香港のサラリーマンは、不動産所得や副業を行っていない限り、基本的には給与所得税を支払った残りが手取りの給料となります。
香港の企業と住民は、世界屈指の納税者に優しい税制を享受しています。直接税は3種類しかなく、その上、課税額を減額できる寛容大な控除制度もあります。
3つの税は以下の通り:
事業所得税(Profits tax)最大16.5%
給与所得税(Salaries tax)標準税率15%
不動産税(Property tax)15%
香港では以下の税金はかかりません:消費税または付加価値税
引用:中華人民共和国香港特別行政区政府 InvestHK投資推進局
源泉徴収税
キャピタル・ゲイン税
配当税
相続税
さらに、香港では配当税や相続税、消費税とその他付加価値税もないため、ほぼ税金とは縁のない生活です。
香港から使えるおすすめFX業者
香港では、今まで使っていた国内FX業者が使えません。
そこで以下の香港から利用できる海外FX業者4社をご紹介します。
それぞれ異なる取引条件のFX業者各社を詳しく見てみましょう。
XM Global
XM Global(エックスエム)は、少額から取引を始められて、一通りの取引が試せるバランスの良いトレード環境を求めている方におすすめのFX業者です。
最大1,000倍レバレッジを提供しているXM Globalは、1万円の資金でも1,000万円規模まで対応できるため、少額資金から取引を始められます。
また、1ロットが1,000通貨のマイクロ口座や低スプレッドに特化したゼロ口座まで、幅広い口座タイプによる使い勝手の良さも魅力です。
口座タイプ | Ultra Low Micro Account | Ultra Low Standard Account |
---|---|---|
発注方式 | NDD方式 | NDD方式 |
レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 |
取り扱い銘柄 | 通貨ペア 貴金属CFD 株価指数CFD 商品CFD エネルギーCFD 株式CFD 仮想通貨CFD | 通貨ペア 貴金属CFD 株価指数CFD 商品CFD エネルギーCFD 株式CFD 仮想通貨CFD |
取引手数料 | 無料 | 無料 |
最低入金額 | 5ドル相当 | 5ドル相当 |
法人口座 | 不可 | 不可 |
XM Globalはライセンス面でも信頼性・安全性が高いことも特徴です。
世界的にも規制が厳しく、取得が難しいFCA(英国金融行動監視機構)による金融ライセンスをXM Globalは取得しています。
その他、各国の金融当局による認可の元、顧客資産の分別管理や倒産時の補償基金への加入も行っているため、香港から利用できる安全なFX業者を探している方に最適です。
Exness
Exness(エクスネス)は、非課税の香港で少額資金から大きく稼ぎたいといった方に最適なFX業者と言えます。
なぜなら、初心者から上級者まで5種類の口座タイプを提供するExnessでは、どれを選んでも無制限レバレッジ(実質21億倍)が使えるからです。
口座タイプ | スタンダード口座 | スタンダードセント口座 |
---|---|---|
発注方式 | 成行約定 | 成行約定 |
レバレッジ | 無制限2,000倍 | 無制限2,000倍 |
取り扱い銘柄 | 通貨ペア 貴金属CFD 株価指数CFD エネルギーCFD 仮想通貨CFD 株式CFD | 通貨ペア 貴金属CFD |
取引手数料 | 無料 | 無料 |
最低入金額 | 10ドル相当 | 10ドル相当 |
その他 | スワップフリー | スワップフリー |
法人口座 | 可能 | 可能 |
Exnessの無制限レバレッジは「10回以上・5ロット以上の取引実績」があれば、1,000ドル相当未満の口座残高で利用できます。
無制限レバレッジでは、1ロットのポジションでも1円の証拠金でエントリーできるため、スプレッド分と損切りまでの含み益に耐えられれば、最小限の資金で最大限の利益を得ることが可能です。
\レバレッジ無制限×超低スプレッド!/
ThreeTrader
ThreeTrader(スリートレーダー)は、スプレッドの狭さを重視してFX業者を選びたい方に最適です。
スプレッドの狭さと取引手数料の安さに定評のあるThreeTraderは、スキャルピングやデイトレードといったトレードスタイルとの相性に優れています。
香港から利用できる海外のFX業者としては、非常に狭いドル円平均0.3pipsという低スプレッドを取引手数料込みで実現しているRawゼロ口座が特に人気です。
口座タイプ | Pureスプレッド口座 | Rawゼロ口座 |
---|---|---|
発注方式 | NDD STP方式 | NDD ECN方式 |
レバレッジ | 500倍 | 500倍 |
取り扱い銘柄 | 通貨ペア 貴金属CFD 株価指数CFD エネルギーCFD 仮想通貨CFD | 通貨ペア 貴金属CFD 株価指数CFD エネルギーCFD 仮想通貨CFD |
取引手数料 | 無料 | 往復4ドル/ロット |
最低入金額 | 10,000円 | 100,000円相当 |
法人口座 | 可能 | 可能 |
ThreeTraderのRawゼロ口座は、金融機関の注文と直接マッチングするNDD ECN方式の採用しています。
NDD ECN方式は、FX業者によるスプレッドの上乗せがないため、取引手数料の支払いが必要になりますが、ThreeTraderは往復1ロット4ドル相当と低価格設定が特徴です。
一般的にNDD ECN方式の取引手数料は6ドル以上となる場合が多く、ThreeTraderのRawゼロ口座は相場より2ドルも安くなっています。
\業界最安スプレッド&取引コスト!/
TitanFX
TitanFX(タイタンエフエックス)は、約定力やスプレッドにこだわりたい上級者トレーダーに最適なFX業者です。
バヌアツ共和国に拠点を置くTitanFXですが、アジア圏にも複数のサーバーが設置されているため、香港からも低遅延で安定した約定力を提供しています。
口座タイプ | マイクロ口座 | スタンダード口座 |
---|---|---|
発注方式 | NDD STP方式 | NDD STP方式 |
レバレッジ | 1,000倍 | 500倍 |
取り扱い銘柄 | 通貨ペア 貴金属CFD 仮想通貨CFD | 通貨ペア 貴金属CFD 株価指数CFD 商品CFD エネルギーCFD 株式CFD 仮想通貨CFD |
取引手数料 | 無料 | 無料 |
最低入金額 | – | – |
法人口座 | 可能 | 可能 |
TitanFXで人気の口座タイプは「ブレード口座」です。
TitanFXのブレード口座は、NDD ECN方式を採用しており、1ロット往復7ドルの取引手数料で為替から株価指数に至るまで、全てが金融機関のレートと直接マッチングします。
TitanFXのNDD ECN方式は、独自の技術を用いて、深い流動性と低遅延を実現しているため、大口取引や高頻度売買も快適です。
\低スプレッド×高約定で上級者に人気!/
※公式サイト:https://titanfx.com/jp
香港でFXを始める手順
ここでは、香港でFXを始める手順をご紹介します。
香港でFX口座を開設する場合も本人確認(KYC)の手続きがあります。
多くのFX業者は、以下の身分証明書と現住所確認書類を各1点ずつ画像で提出するため、あらかじめスマートフォンで画像を撮影しておきましょう。
- パスポート
- マイナンバーカードもしくはIDカード
- パスポート
- 在留カード
- 公共料金の領収書
- クレジットカードのご利用明細書
- 銀行の取引明細
- 納税証明書
続いてFX業者の公式サイトからアカウントを登録しましょう。
FX業者によっては、Googleアカウント等と連携するだけで利用できる場合もあります。
アカウント登録では、居住国や投資経験などに回答する必要があります。
基本的には、顧客情報として記録されるのみで、投資予定額や資産については特に審査の意図がない場合が多いです。
海外FX業者では、1つのアカウントでそれぞれ取引条件の異なる口座タイプを選んで複数の取引口座を開設できます。
初回の口座開設では、標準的な「スタンダード口座」を選びましょう。
アカウント登録後、認証メールが登録したアドレス宛に送信されます。
メールを確認して、本文内になるリンクからFX業者の会員ページにログインしましょう。
初回ログイン時には、本人確認(KYC)の手続きが必要になります。
最初に準備した身分証明書と現住所確認書類の画像を提出しましょう。
提出した本人確認書類が受理されると口座が有効化されます。
有効化が完了すると入出金や取引が行えるようになるため、トレード資金を入金して取引を始めましょう。
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