マレーシアは、FXの利益に税金が発生しないタックスヘイブンとして知られる国です。
本記事は、税金面での優遇を受けられるマレーシア在住の強みを生かして、FXで稼ごうと考える方へ向けて内容でお届けします。
取引口座の開設から、現地在住トレーダーの具体的なメリットとおすすめFX業者を詳しくみてみましょう。
- マレーシアは投資による税金が非課税だから手残りが多く、節税できる
- ただし、日本の国内FX会社は利用できない
- マレーシアで利用できるおすすめのFX会社は初心者でも使いやすく、高額なボーナスを提供している「XMGlobal」一択!
移住や駐在によって海外在住の方がFXをやるメリットやデメリットについては、別ページで詳しく解説しているのでそちらも合わせて参考にしてください。
マレーシアでFXを始める手順
ここでは、マレーシアでFXを始める具体的な手順をご紹介します。
FX口座の開設には、KYC(本人確認)の手続きがどのFX業者でも必要になります。
実際の手続きでは、以下の身分証明書・現住所確認書類を各1点ずつ、本人確認書類として画像で提出が必要です。
- パスポート
- マイナンバーカード(公的機関が発行するIDカード)
- パスポート
- 在留カード
- 公共料金の請求書
- クレジットカードのご利用明細書
- 銀行の取引明細書
- 現地の納税証明書
それぞれ四隅が画角におさまり、内容が確認できる鮮明な画像をスマートフォン等で撮影して準備しておきましょう。
本人確認書類の画像を準備できましたら、次は使いたいFX業者の口座開設ページを開きましょう。
本記事では、おすすめFX業者として紹介している「XM Global」を例に口座開設の流れをご紹介します。
居住国はMalaysia(マレーシア)を選び、メールアドレス・パスワードを設定して、XM Globalのアカウントを作成しましょう。
口座開設の申請(アカウントの作成)が完了すると、登録したメールアドレス宛てにメール認証が送信されます。
メール本文のリンクから、XM Globalのアカウントにログインしましょう。
XM Globalの場合は最初に開設する口座タイプを選びます。
FX業者によっては、口座タイプのラインナップがない場合もあるため、各社の案内にそって手続きを進めます。
XM Globalが提供している各口座タイプの特徴は以下の通りです。
- Ultra Low Micro Account:1ロットが1,000通貨のミニマム取引ができる口座タイプ
- Ultra Low Standard Account:1ロットが10万通貨で標準的な口座タイプ
- XM Zero Accounts:低スプレッドに特化した上級者向けの口座タイプ
初心者の方は「Ultra Low Standard Account」上級者の方には「XM Zero Accounts」がおすすめです。
口座タイプの選択後は、個人情報と投資家情報を登録します。
各項目は選択式の質問が用意されているので回答しておきましょう。
最初に準備した本人確認書類を提出するKYC(本人確認)の手続きを進めましょう。
本人確認書類の画像を提出すると、XM Globalの場合は1営業日以内に認証が完了し、口座の有効化が完了します。
口座の有効化が完了すると、入金や取引といった全てのサービスが利用可能です。
口座の有効化が完了したらトレード資金を入金して取引を始めましょう。
FX業者では、複数の入金方法が用意されていますが、ほとんどは銀行送金が使いやすいです。
マレーシアでFXするなら知っておきたいこと
ここでは、マレーシアでFXするなら知っておきたいこと以下3つをご紹介します。
FXで税金面の恩恵をマレーシアで受ける方法や国内FXの利用可否についてしっかり確認しておきましょう。
国内FXが利用できなくなる
既に日本で国内FX業者を利用している場合は、どこを居住国としているかが重要です。
マレーシアで長期滞在ビザもしくは永住権を取得しており、居住国がマレーシアの場合は日本の国内FXは利用できなくなります。
したがって、マレーシアが居住国でFXをするなら、XM Globalなど、世界的な規制に遵守しているFX業者を選ぶ必要があります。
海外FXは変わらず利用できる場合が多い
マレーシアでFXをする場合は、マレーシア国外に拠点を置く海外FX業者の人気があります。
なぜなら、マレーシアの金融当局であるマレーシア証券委員会は、先進国のFX業者に対する規制と比べて、未発達の部分も多いからです。
例えば、XM Globalは、世界的に規制の厳しいFCA(英国金融行動監視機構)などの厳格なライセンスの下で運営されています。
永住権の申請には最低5年の滞在が必要
法的にマレーシアを居住国としている場合は、FXの利益に税金が掛からないといったメリットを受けられます。
現在、マレーシアに身を据えて生活しているなら、最終的には永住権の取得も視野に入れる方が現実的でしょう。
マレーシアの永住権の申請には、最低5年の滞在期間が必要です。
マレーシア在住でFXをするメリット
ここでは、居住国がマレーシアの方がFXをするメリットについて具体的に以下3つをご紹介します。
マレーシアの投資・投機に対する税制と、マレーシアという国でFXをする強みを含めて詳しくみてみましょう。
FXの利益は非課税
マレーシアでFXをするメリットは何といっても、FXの利益が非課税ということです。
マレーシアを居住国とする場合、マレーシアで発生したFXの利益は非課税となります。
日本居住者の場合は、日本が納税国となるため、FXで得た利益は国内FX業者で20%程度、海外FX業者の利用は所得に応じて最大45%程度の所得税の支払いが必要です。
しかし、マレーシア居住者は、これらの所得税がFXで得た利益に対しては発生しません。
キャピタルゲインに税金がない
マレーシアでは、FXによる利益以外にもキャピタルゲインに税金が発生しないこともメリットです。
キャピタルゲインとは、金融商品の取引によって生じた収益の全てを指します。
したがって、FXの利益は非課税となった分、その利益へ株式へ投資するといった複利運用が効率よく行えるといったことがマレーシアでは行いやすいです。
一方で、公立の病院がないなど、社会保障制度は日本と劣るため、逆に言えば投資・投機を行って自ら必要な費用を稼いでいかなければならないと言えます。
日本と比べて物価が安い
日本でトレード資金を準備することが難しいといった方でも、マレーシアなら投資・投機へお金を回しやすいというメリットがあります。
なぜなら、マレーシアの物価は日本と比べて安いからです。
マレーシアの物価は、おおむね日本の半分程度、また家賃や光熱費を日本よりかなり安く、日本と同じ生活水準でも、生活費を抑えて暮らしていけます。
浮いたお金は、浪費するのではなく、FXの利益が非課税の税制を生かして、マレーシアで投資を始めるのは賢い選択と言えるでしょう。
マレーシアでおすすめのFX業者はXM Global
マレーシアで利用できるFX業者で初心者の方には大手の海外FX業者が最適です。
母体の大きい大手の海外FX業者を利用することで、信頼できる取引環境でFXを始められます。
定番は、総クライアント数1,000万超のXMグループが運営する「XM Global」です。
- 金融ライセンスの取得:FCA(英国金融行動監視機構)・Cysec(キプロス証券取引委員会)
- 最大1,000倍レバレッジ:100ドルの資金でも100,000ドル相当の取引が可能
- ゼロカット:損失が口座残高を超えても追証が請求されない
XM Globalは、身分証明書と現住所確認書類によるKYC(本人確認)ができればマレーシア居住者も利用できる世界的なFX業者です。
マレーシアでFXに関するよくある質問
- マレーシアでFXに税金はかかりますか?
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いいえ、マレーシアでは個人のFXで得た収益は非課税です。ただし、居住国がマレーシアでない場合は、マレーシアで取引を行っていても、居住国で納税が必要になります。
- 海外FXの1ロットは何通貨?
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海外FXの1ロットは10万通貨が基準です。
- FXは海外で何と言いますか?
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海外では、外国為替証拠金取引(foreign exchange margin trading)を略して「Forex(フォレックス)」と言います。
- マレーシアでレバレッジ規制はありますか?
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マレーシア証券委員会に登録しているFX業者に関しては、銘柄に応じて50倍~100倍のレバレッジ規制があります。ただし、マレーシア居住者が利用できるマレーシア国外のFX業者に関してはレバレッジ規制が適用されません。
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