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海外FXの取引時間!各市場・時間帯の特徴まとめ ※サマータイムに注意

海外FXの取引時間|各市場・時間帯の特徴まとめ ※サマータイムに注意

海外FXは国内のFX業社と同様に平日24時間が取引時間です。とは言え、実際の取引時間には各FX業者で違いがあります

そこで本記事では、海外FXの取引時間について、国内FXとは異なる取り扱い銘柄の取引時間も含めて基礎知識をまとめました。

さらに、プロのトレーダーなら誰もが意識する取引時間の市場別の特徴まで詳しくご紹介します。

基本的にはどこの業者でも取引時間は同じですので、海外FXを使いたい場合は信頼性を基準に口座を選びましょう。海外FXのおすすめ業社ランキングも合わせてご確認ください。

目次

海外FXの取引時間に関する基礎知識

ここでは、海外FXの取引時間に関する基礎知識として以下4つをご紹介します。

基本となる通貨ペアの取引時間や、海外に拠点がある海外FXならではの共通要素を詳しくみてみましょう。

通貨ペアは平日24時間が取引時間

海外FXで取引する外国為替市場は、平日24時間が基本の取引時間になります。

なぜなら、世界の異なる地域が開いている時間帯が重なるため、日本時間で見ても常にどこかの市場が活動しているからです。

例えば、アジア市場が閉じる頃、ヨーロッパ市場が開き、その後に北米市場が開くというサイクルが続きます。

この切り替わる市場の連続性により、トレーダーは自分のライフスタイルに合わせて取引時間を選べる柔軟性がFXの魅力の1つです。

仮想通貨CFDなら土日も取引できる

外国為替市場の取引時間だと土日は休場で取引ができません。

しかし、仮想通貨市場に関しては休場の概念がないため、土日も通常どおり取引が行えます。

海外FX業者では仮想通貨と連動する仮想通貨CFDの取り扱いが広まっており、現物と同様に土日も取引できる場合が多いです。

平日は忙しいことを理由に取引をあきらめていた方でも、仮想通貨CFDなら週末に取引の時間を確保できます。

日本時間との時差がある

海外FXの取引時間は、日本時間との時差に影響されます。

世界各地で取引が行われるため、特にニューヨーク市場やロンドン市場など、主要市場の開閉時間は日本との時差の意識も重要です。

さらに、海外FX業者は拠点を置く国の標準時間を用いて、取引時間の設定などを行うため、取引プラットフォームの時間表示やスワップポイントの付与タイミングなども日本時間との時差を考慮する必要があります。

例えば、ニューヨーク市場が最も活発になる夕方は日本では深夜または早朝になります。

海外FXはGMTを使う

海外FX業者では、一般的にGMT(グリニッジ標準時)を用います。グリニッジ標準時間は、世界の基準となる時間として考えられており、各海外FX業者ではGMT+3、GMT+2などグリニッジ標準時間との時差を基準に取引時間を設定することが一般的です。

年末年始・クリスマスは取引できない時間がある

年末年始やクリスマス期間は、世界の主要な金融市場が休場となるため、海外FXでも取引ができない時間があります。

また取引時間内であっても年末年始やクリスマス期間は、市場参加者も少なくなり、流動性が著しく低下するため、急激な価格変動が起こりやすい事に注意が必要です。

特に、年末年始にかけては多くの個人トレーダー、機関投資家が休暇を取るため、予期しない市場の動きに対応できないリスクが高まります。

デモ口座の取引時間も同じ

海外FX業者で提供されているデモ口座のほとんどは実際の取引時間が適用されます。

なぜなら、海外FX業者が提供するデモ口座は、一般的に仮想の資金を使うこと以外は全てリアル口座と同じ仕様だからです。

したがって、先ほどご紹介した年末年始を含めて、実際の市場が休みの場合は、デモ口座に関しても取引できないため注意しましょう。

海外FXで取引時間外だとできないこと

ここでは、具体的に取引時間外だと海外FXで何ができなくなるのか以下2つについてご紹介します。

取引時間外なので、取引ができないといった意味が分かっていても意外と見落としやすい要素もあるのでしっかり確認しておきましょう。

新規注文

海外FXで取引時間外だと新規注文が受付できません。

通常、新規注文を行うと、FX業者のディーリングシステムを通じて、市場もしくは自社の顧客と注文がマッチングします。

しかし、取引時間外では市場が閉まっており、ディーリングシステムへのアクセスもできないため新しく注文を受け付けられません。

取引プラットフォーム上では、取引時間外に新規注文を行おうとすると、エラー音と共に約定拒否となります。

予約注文

取引時間外では、予約注文についても受付できません。

具体的には、指値・逆指値注文を設定したり、また既存のポジションに設定しているストップロス注文やテイクプロフィット注文が取引時間外になると変更できなくなります。

週末にポジションを決済しておきたい時や、週明けの早朝から相場が動いた際に損切りを行いたい場合は、取引時間内に発注しておきましょう。

海外FXの取引時間外でもできること

ここでは、海外FXで取引時間外でもできること以下4つをご紹介します。

取引時間外でも可能なトレードに関することを知っておき、休場の時間を次のトレードのために有効活用しましょう。

取引口座・取引プラットフォームへのログイン

取引時間外であっても、海外FXでは取引口座と取引プラットフォームへのログインが可能です。

そのため、既存のポジションの損益状況や予約注文の設定内容を確認できます。

また、チャートの更新はレートの供給がないためできませんが、新しく別の銘柄でチャートを表示することは可能です。

会員ページへのログイン

会員ページへログインして、海外FX業者のサービスを利用することは取引時間外であっても可能です。

例えば、口座の入出金や資金移動、追加口座の開設は取引時間外にも通常通りに行えます。

ただし、海外FX業者によっては新規の口座開設で本人確認の手続きが土日だと進められない場合もあるため注意しましょう。

テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析

取引時間外であっても、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析は可能です。

むしろ、取引時間外である週末に、来週以降の取引戦略を考える上でテクニカル分析・ファンダメンタルズ分析は欠かせないといって良いでしょう。

週末は、新しいチャートの更新は止まるものの、相場の変動なく冷静にテクニカル分析が行いやすいです。

ファンダメンタルズ分析に関しても、主要な経済指標が発表されないため直近のデータを確認したり、土日にサプライズ的なニュースが出回らないかを欠かさず確認しましょう。

会員向けの無料コンテンツ

大手の海外FX業者では、個人トレーダーの育成や宣伝もかねて無料の学習コンテンツなどを配信している場合があります。

海外FX業者が提供する学習コンテンツや各種分析ツール自体は、取引時間とは関係がないため土日も利用可能です。

初心者トレーダーの方は、週末に今週の取引の振り返りや、取引を通じて気になった知識について学ぶ時間を作ると良いでしょう。

海外FXで土日も取引したい場合は?

海外FXで土日も取引したい場合には、2つの方法が考えられます。

  • 土曜日の早朝に取引を行う
  • 仮想通貨CFDを取引する

先にご紹介した通り、仮想通貨CFDではれば、ほとんどの海外FX業者が土日の取引にも対応しています。

また、通貨ペア等の取引についても厳密には、時差があるため土曜日の早朝までは取引が可能です。

したがって、平日の空き時間や日曜日に取引計画を立てておき、土曜日の早朝に、損切りと決済まで全ての注文を済ませておけば取引は十分に行えます。

海外FXの取引時間に関する注意点

ここでは、海外FXの取引時間に関する注意点として以下の4つをご紹介します。

国内FXとの違いなどから取引時間を間違ってしまい、損切り注文が設定できずに損失が大きくなったなどのトラブルを避ける意味でも注意点を把握しておきましょう。

日本時間ではない

海外FXでは、取引時間が日本時間ではないことを理解しておく必要があります。

これは、海外の金融市場が開いている時間は、主にその国や地域の時間に基づいているためです。

例えば、ニューヨークやロンドンなどの主要な金融市場は、日本と比べて時差があるため、これらの市場での取引時間は日本の夜間から早朝にかけてとなります。

特に重要な経済指標の発表や市場の開閉時間に注意して、取引の計画を立てることが重要です。

各銘柄で取引時間に違いがある

海外FXでは、取り扱っている銘柄が通貨ペアに限らず、株式、指数、商品などのCFD(差金決済取引)も含まれるため、銘柄によって取引時間が異なります。

なぜなら、各銘柄は異なる市場で取引され、それぞれの市場が独自の取引時間を持っているためです。

例えば、ニューヨーク証券取引所で取引される株式CFDは、米国の市場時間に準じますが、ロンドン証券取引所で取引される株式CFDは、英国の市場時間に取引時間が基づいています。

サマータイムが導入されている

海外FXを含めて、金融市場では「サマータイム(夏時間)」が広く導入されています。

サマータイムは日の出の時刻が早くなる3月から11月に、時計を1時間早く進めて、日中の時間を有効活用する目的で採用されている制度です。

海外FXでは、サマータイムとサマータイム以外の期間があるため、日本時間との時差にも変更があります。

通常、どの海外FX業者でもサマータイムの切り替えは公式でメールやSNS等でアナウンスがあるため、時期がきたら取引時間が変更されることを覚えておきましょう。

業者間で取引時間に違いがある

海外FX業者によっても、取引時間に違いがあります。

また、取引時間内でいくつかの制限を設けている場合もあるため、各社の取引時間とルールは取引前に確認することが大切です。

例えば、流動性の低い時間帯は、最大レバレッジを制限している場合もあります。

新規ポジションを発注する際の証拠金所要額は、金曜日の18:00 GMT(外国為替市場が閉まる3時間前)から日曜日の22:00 GMT(外国為替市場が開いてから1時間後)まで最大レバレッジ1:200に基づいて計算されます。

市場開始後1時間のポジションは、増額された証拠金所要額が適用されたままとなります。

証拠金所要額が増額される時間帯に発注されたポジションの必要証拠金は、市場開始後1時間は口座残高とお客様が設定したレバレッジに基づいて再計算されます。

引用:Exness 外国為替CFD

実際に海外FXのExnessでは、流動性が低くくなり値動きも不安定になりやすい市場の開場・閉場のタイミングではレバレッジ制限を実施しています。

各社の取引時間や取引時間を基準とした制限はしっかり確認しておきましょう。

人気海外FX業者の取引時間

ここでは、人気の海外FX業者で主要な取り扱い銘柄の取引時間を以下の順にご紹介します。

各社の取引時間を確認して、注文を変更しようと思ったら取引時間外だったといったトラブルがないようにしましょう。

XMの取引時間

XMTradin(エックスエム)の主要取扱銘柄の取引時間は以下の通りです。

銘柄夏時間
(サマータイム)
冬時間
通貨ペア【月曜日】6:05~
【土曜日】翌 5:50
【月曜日】7:05~
【土曜日】翌 6:50
GOLD
ゴールド/米ドル
【月曜日から木曜日】
7:05~翌 5:55
【金曜日のみ】
7:05~翌 5:50
【月曜日から木曜日】
8:05~翌 6:55
【金曜日のみ】
8:05~翌 6:50
JP225
日経平均株価
【月曜日から木曜日】
7:05~翌 5:15
翌 5:30~翌 5:55
【金曜日のみ】
7:05~翌 5:10
【月曜日から木曜日】
8:05~翌 6:15
翌 6:30~翌 6:55
【金曜日】
8:05~翌 6:10
OILWTI
原油
【月曜日から木曜日】
7:05~翌 5:55
【金曜日のみ】
7:05~翌 5:10
【月曜日から木曜日】
8:05~翌 6:55
【金曜日のみ】
8:05~翌 6:10
XMTradingの取引時間
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Exnessの取引時間

Exness(エクスネス)の主要取扱銘柄の取引時間は以下の通りです。

銘柄夏時間
(サマータイム)
冬時間
通貨ペア【月曜日】6:05~
【土曜日】翌 5:59
【月曜日7:05~
【土曜日】翌 6:59
XAUUSD
ゴールド/米ドル
【月曜日】7:05~
【金曜日】翌 5:59
(休止時間5:59~7:01)
【月曜日】8:05~
【金曜日】翌 6:59
(休止時間6:59~8:01)
JP225
日経平均株価
【月曜日】8:00~
【土曜日】5:00
(休止時間5:00~8:00)
【月曜日】9:00~
【土曜日】6:00
(休止時間6:00~9:00)
US Oil
WTI原油
【月曜日】7:10~
【土曜日】5:45
(休止時間5:45~7:10)
【月曜日】8:10~
【土曜日】6:45
(休止時間6:45~8:10)
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FXGTの取引時間

FXGT(エフエックスジーティー)の主要取扱銘柄の取引時間は以下の通りです。

銘柄夏時間
(サマータイム)
冬時間
通貨ペア【月曜日】6:05~
【土曜日】翌 5:55
【月曜日】7:05~
【土曜日】翌 6:55
XAUUSD
ゴールド/米ドル
【月曜日】7:05~
【金曜日】翌 5:55
【月曜日】8:05~
【金曜日】翌 6:55
JP225
日経平均株価
【月曜日】7:05~
【金曜日】翌 4:59
【月曜日】8:05~
【金曜日】翌 5:59
USOIL
WTI原油
【月曜日】7:05~
【金曜日】翌 5:55
【月曜日】8:05~
【金曜日】翌 6:55
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世界三大市場の時間帯別で動きやすい通貨ペアと特徴

海外FXで主に取引する外国為替市場は、世界中で取引があるため時間帯によって主要な市場が存在しています。

ここでは、代表格の世界三大市場について以下3つを詳しく見てみましょう。

世界三大市場では、活発に動きやすい通貨ペアやボラティリティに特徴があるので初心者トレーダーの方はしっかりポイントを押さえておきましょう。

東京市場

東京市場はアジアで最も活動的な市場で、日本時間の朝9時から夕方15時まで取引されます。

東京市場の時間帯では、特に日本経済に関連する指標やニュースは、日本円の動きに影響しやすいため、外国為替市場ではクロス円通貨ペアが活発に動きやすいです。

代表的なクロス円の通貨ペアには、USD/JPYやEUR/JPYなどがあります。

ロンドン市場

ロンドン市場は世界的にも取引量が多い市場で、日本時間の16時から深夜0時までがロンドン市場の時間帯となります。

ロンドン市場では、ヨーロッパ関連の経済指標が注目され、特にユーロ圏の指標発表はユーロに大きな影響を及ぼします。

ロンドン市場で注目すべき通貨ペアはEUR/USDやGBP/USDなどで、これらの欧州系の通貨ペアはロンドン市場の時間帯に大きな値動きを見せやすいです。

また、ロンドン時間はニューヨーク市場の開場時間と重なるため、この時間帯には特に高いボラティリティと取引量が期待できます。

ニューヨーク市場

ニューヨーク市場は、日本時間の21時から翌朝6時まで開かれており、USD/JPYやEUR/USDなどのメジャー通貨ペアの取引が盛んです​​。

ニューヨーク市場の特徴は、アメリカ経済に関連する経済指標の発表が多いことです。

特に、雇用統計やFOMCの発表は市場に大きな影響を与えるため、トレーダーはこれらのイベントに注意を払う必要があります​​。

海外FX業者によっては、経済指標の発表タイミングでレバレッジ制限を設けている場合もあるため注意しましょう。

FX初心者が避けるべき取引が難しい時間帯は?

ここでは、FX初心者が避けるべき取引が難しい時間帯について以下の3つをご紹介します。

実は外国為替市場では、上級者も基本的には取引を控える取引が難しい時間帯があります。

初心者の方は、あえて難しいタイミングで取引を行わないように意識しましょう。

早朝で流動性が低い時間帯

日本時間で早朝は初心者にとって取引が難しい時間帯になります。

なぜなら、日本時間の早朝は、市場全体の流動性が低く、突発的な急変動やスプレッドの拡大が起きやすいからです。

日本時間の早朝は、米国市場が終了する時間帯にもなるため、当日のポジションの決済やスワップポイントの付与などが行われる時間帯でもあります。

流動性の低い時間帯に大口の決済注文が入れば、やはり急騰・急落の要因ともなりやすいです。

米国の経済指標が発表される時間帯

米国の主要な経済指標が発表される時間帯は、急騰・急落が起きやすいため要注意です。

金融市場において、基軸通貨としても機能している米ドルは、やはり米国の経済指標が強く影響します。

また、経済指標の発表前後の短期的な相場の展開は、予測しづらい事も初心者に取引が難しい理由です。

経済指標の発表前には、急変動に備えてポジションを決済しておきたい、さらに発表後には急変動に乗じて取引したいなど様々な市場参加者の思惑が重なります。

三大市場の何れかが祝日の取引時間

三大市場のいずれかが祝日である時は、取引が難しい時間帯と考えられます。

祝日にはその市場が閉じており、取引量が減少するため、市場の流動性が低下するからです。流動性の低下は、通貨ペアのスプレッドが拡大しやすくなり、取引コストが上昇する原因にもなります。

例えば、米国の祝日にはニューヨーク市場が閉じるため、米ドル関連の通貨ペアの取引に影響が出やすいです。

市場が通常どおり機能している日を選んで取引することを、リスクを避ける意味では初心者の方におすすめします。

海外FXの取引時間に関するよくある質問

海外FXの取引時間は?

海外FXの取引時間は、国内FXと同じく通貨ペアは平日24時間が取引時間になります。具体的な取引時間は、その取り扱い銘柄と各社の取引条件によって異なるため、事前に各社の取引時間を公式ページで確認しておきましょう。

世界のFXの取引時間は?

世界三大市場の取引時間は日本時間で以下の通りとなります。

  • 東京時間:9時から18時
  • ロンドン時間:16時から24時
  • ニューヨーク時間:21時から翌6時
アメリカのFXの取引時間は?

ニューヨーク市場の取引は、日本時間で21時から翌6時までが目安です。ただし、地域による時差と外国為替市場は24時間開いているため厳密に取引時間の決まりはありません。

FXで勝てる時間帯は?

FXで確実に勝てる時間帯は存在しません。ただし、各時間帯に相場の環境によってみられやすい値動きの傾向や、その時間帯に動きやすい通貨ペアなどがあります。例えば、日本で日中の時間帯は、アジア圏で取引が多いためクロス円の通貨ペアが動きやすいです。

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