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Exnessのソーシャルトレーディングとは?評判やおすすめ戦略の選び方

Exnessのソーシャルトレーディング

Exnessのソーシャルトレーディングは、現在日本からの新規インベスター登録はできません。ただし、新規で戦略プロバイダー(取引戦略をシェアする人)になることや、これまで利用していたインベスターが引き続き利用することはできます。
※プロトレーダーの取引をコピーしたい方は「海外FXのコピートレードおすすめ業者」を参考にしてください。

Exnessのソーシャルトレーディングとは、現在の相場で稼いでいるトレーダーの取引をコピーすることで、同じ成績を残せるサービスです。

EAの自動売買とは異なり、ユーザーによる管理はほとんど必要ありません。支払う手数料は、利益にのみ適用され、トレーダーが設定した一定の割合に基づくシンプルな料金体系です。

この記事では、Exnessのソーシャルトレーディングの始め方や、戦略のおすすめの選び方、さらには特有のメリットや注意点について紹介します。

また、ソーシャルトレーディングを始めるために専用口座は必要ありませんが、戦略プロバイダーもインベスターも通常の取引で使用する5種類の口座タイプのいずれかを開設しておく必要があります。

口座開設がまだ済んでいなければ「Exnessの口座開設方法と手順」に沿って、取引のための口座を開いた上でこの記事に戻ってきてください。画像の手順通りに進めるだけで迷わずExnessで取引が始められます。

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公式HP:https://www.exness.com/ja/

Exnessって実際どうなの?という方は「Exness(エクスネス)の評判・口コミまとめ」の記事を参考にしてください。実際にExnessを使ってみた体験談や、トレーダーの生の声からわかる安全性や信頼性、メリット・デメリットをまとめています。

目次

Exnessのソーシャルトレーディングとは?

Exness(エクスネス)のソーシャルトレーディングとは、一般ユーザーが成績優秀なトレーダーの取引をリアルタイムで完全にコピーし、その利益を自分の口座で同じように反映できるサービスです。

exnessのソーシャルトレーディングの仕組み

ソーシャルトレーディングのユーザーは、トレーダーが勝利したときだけ、その利益の一部をトレーダーに支払います。Exnessでは追加の手数料は発生せず、料金体系はシンプルで分かりやすいです。

海外FXでは、ソーシャルトレーディングを一般的にコピートレードと呼びます。コピートレードで用いる取引方法は、通常シグナルやストラテジーと言いますが、Exnessではこれらを「戦略」と呼び、戦略を提供するトレーダーを「戦略プロバイダー(SP)」としています。

ソーシャルトレーディングでは、ユーザーが数千はある登録済みの戦略の中から、自動売買や裁量取引、スイングからスキャルピングまで、好みにあったトレード手法の戦略をコピーできます。

>>戦略のおすすめの選び方はこちら

Exnessのソーシャルトレーディング戦略おすすめの選び方

Exness(エクスネス)のソーシャルトレーディングの多くの戦略は自動売買なので、EA(自動売買)の選び方が参考になります。

戦略を選ぶ際は、以下のように長期にわたって右肩上がりの資産曲線を描いているかどうかに注目することが大切です。これにより、長期的に安定して収益が得られる戦略を見つけやすくなります。

ソーシャルトレーディングの資産曲線
戦略のリターンの推移

戦略を選ぶ際には、ドローダウンの低さ、利益の割合や一貫性、取引頻度など、自分にとって重要な指標を決めていくことをおすすめします。

重視する条件をはっきりさせた上で設定した基準に沿って他の戦略と比較し、相対的に評価することで自分に最適な戦略が厳選されていくはずです。

戦略を選ぶときに調べる情報について、スマホアプリから確認できる以下4つのカテゴリを確認していきましょう。

ソーシャルトレーディングの戦略の情報
戦略情報のカテゴリ

戦略の概略

戦略の「概略」では、以下7つの項目を確認します。リターンの高さだけでなく、一度の取引でほとんどの資産を失うリスクも、この概略で中で確認していきます。

  • リターン
  • リスクスコア
  • 最大下落率
  • 手数料率
  • 投資家数
  • トレーダーについて
  • トレーディングの信頼性レベル

リターン

リターンは、戦略が開始されてから現在までの全期間において、有効証拠金に対する損益の割合をパーセンテージで表しています。戦略プロバイダーの入出金がリターンの計算に影響を与えないため、意図的な操作は不可能です。

リターンに関して特定の基準はありませんが、高いリターンのみを見て優秀な戦略だと判断しないようにしましょう。例えば、運用期間が短いほど、その間に得た利益がリターンを高く見せやすくなります。その結果、実績が少ない戦略であっても10,000%を超えるリターンを示すことがあります。

そのため、運用実績が長い戦略ほど、リターンが一定の水準に落ち着く傾向があることを前提にして見ていく必要があります。

リスクスコア

リスクスコアは、戦略プロバイダーが取っているリスクのレベルを表しています。スコアが高ければ高いほど、短期間に大きな利益を上げる、または損失を出す可能性が高くなります。

リスクスコア内容
1~5短期間に全資産を失うリスクは低い
6~8十分な警戒が必要
9~10特別な警戒が必要
戦略のリスクスコア

ソーシャルトレーディングの戦略は、EAの自動売買よりもリスクが高い傾向にあります。リスクスコア1でも、有効証拠金の最大下落率が20%を超える戦略があることに留意してください。

最大下落率

最大下落率とは、戦略が開始されてから発生した有効証拠金のピークからボトムまでの価格差の割合のことです。EAの最大ドローダウンに該当します。

EAでは20%以下が目安とされてますが、ソーシャルトレーディングの戦略はリスクを取って高いリターンを狙っているものが多いため、運用期間が6ヵ月以上になると、多くの戦略は最大下落率が20%を超えています。

また、リスクスコアが低いからといって最大下落率が必ずしも低いわけではない点に注意してください。実際には、リスクスコア2以下であっても最大下落率が50%以上の戦略が複数あります。

最大下落率を許容できるかどうかを十分に検討し、運用実績が十分にあり、複利運用を続けることで利益を取り戻せる見込みがある戦略を選ぶことが無難な判断と言えるでしょう。

手数料率

手数料率とは、ユーザーが戦略から得た利益に対して、戦略プロバイダーに支払う手数料の割合です。戦略プロバイダーが0~50%の範囲で設定しています。

初心者の方には、まずは手数料率が5%の戦略に限定し、多くのユーザーがコピーしている戦略を選ぶことをおすすめします。これにより、余計なコストをかけずに安定した収益を得る可能性が高い戦略を選べるでしょう。

手数料率の範囲を15%以下に広げると、より高いリターンを提供している戦略の選択肢が増えます。上限の50%に近い手数料率の戦略もありますが、手数料が高いからといって収益が得にくいわけではないので、誤解しないようにしましょう。

リターンとリスクの両方を考慮してコピーするかどうかを決定し、ソーシャルトレーディングの運用に慣れてきたら、手数料率が高い戦略も運用対象に加えてみるのが良いでしょう。

投資家数

投資家数とは、戦略をコピーしている投資家(一般ユーザー)の総数です。基本的に総合評価でランキングが上位にある戦略ほど投資家数が多くなります。

しかし、各戦略の有効証拠金の総額には20万ドルの上限があります。そのため、一人あたりの投資額が大きい場合に投資家数は少なくなるので、この人数が少ないからといって該当する戦略に何らかの問題があるといった決めつけをしないようにしてください。

トレーダーについて

トレーダーとは、戦略プロバイダーのことです。この項目では、Exnessでの本人確認が完了していること、Exnessの利用開始年、在住国、そして戦略プロバイダー自身による自己紹介が表示されます。

自己紹介の中では、戦略プロダイバーのトレード手法や相場に対する考え方が書かれていたり、保有するホームページなどの各種リンクが紹介されていることもあります。

トレーディングの信頼性レベル

トレーディングの信頼性レベルとは、3種類のスコアとトレード日数を基にしてExnessが独自に算出しています。算出方法は開示されていないため、他の戦略プロバイダーとの相対評価として参考にします。

スコア内容
安全性スコア戦略の有効証拠金がゼロ以下になった場合など、戦略の資本を失うリスクをどの程度上手に回避できるかを示すスコア
VaRスコア下落率をどの程度上手に管理したかを示すスコア
経験値スコア口座のレバレッジ、注文の保有期間、および総取引量を考慮したスコア
トレード日数トレードを行なった日数
戦略の信頼性レベルを測るスコア

トレーディングの信頼性レベルの履歴は、運用開始時からグラフでも確認できます。

ソーシャルトレーディングの戦略の信頼性グラフ
戦略の信頼性のグラフ

このグラフの使い方として、コピーを検討している戦略を見つけた際、信頼性レベルが急落している場合はその原因を調べることをおすすめします。原因が不明な場合は、コピーを避けることでリスク管理に役立てることができます。

戦略の統計データ

戦略の統計データとは、運用開始からのリターンと有効証拠金の推移のことです。リターンについては、戦略プロバイダーの入出金がリターンの割合に影響を与えないため、グラフをそのまま評価して問題ありません。

有効証拠金の推移は、戦略プロバイダーが出金しない限り、リターンの推移に似たグラフを描きます。ユーザーがコピーできる各戦略の最大投資額は「戦略の有効証拠金 × 許容指数」という計算式になります。有効証拠金(上限20万ドル)が大きいほど、ユーザーが戦略をコピーできる可能性が高くなります。

戦略のニュースフィード

戦略のニュースフィードとは、新着情報や更新情報のことです。戦略の概要や同じ戦略プロバイダーが提供する他の戦略が案内されていることがあります。

また、一部の戦略プロバイダーはユーザーに向けて、ソーシャルトレーディングに直接関連しないメッセージや、SNSのグループチャットへの案内を行うこともあります。

戦略の注文数

戦略の注文数では、現在保有中のポジションと決済が完了した取引履歴を確認できます。発注や決済の価格と時間が分かるので、コピーするユーザーは戦略プロバイダーの取引手法を推測して、自身のトレードに応用することもできるでしょう。

さらに、統計データで違和感がある場合、注文数を参照して原因を特定することをおすすめします。例えば、リターンのグラフ推移に利益の減少が見られない場合、有効証拠金の推移を確認することで入金履歴を含む全体像が明らかになります。

さらに注文数まで照合することで、戦略プロバイダーがリターンを意図的に良く見せるナンピンのような行為をしていないかを確認できます。

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Exnessのソーシャルトレーディングのメリット

日本で広く知られている複数の海外FX業者がコピートレードを提供している中で、Exness(エクスネス)のソーシャルトレーディングを選ぶ際の5つのメリットを紹介します。

選べる戦略(シグナル)は新戦略で1,150個超

ソーシャルトレーディングでコピーできる戦略は、運用期間が2ヶ月以下の新戦略だけでも、2024年1月23日時点で1,150個を超えています。

登録数が多いほどリスクの高い戦略を選ぶ可能性が高まりそうですが、Exnessのスマホアプリのフィルター機能により、ユーザーの目的にあった戦略を選別できるので問題ありません。

大きなプラットフォームには成績優秀なトレーダーが集まることが一般的です。2023年9月以降、Exnessのアクティブユーザー数は65万人以上で推移しています。

アクティブユーザーが多いほど、戦略プロバイダーは稼ぐチャンスが増えるので、2024年以降も高いリターンを期待できる新戦略の増加が予想されます。

戦略プロバイダーが審査に合格済み

戦略プロバイダーとして登録している場合、Exnessがその身元を以下の書類で確認した後に認証しています。

  • 本人確認書類
  • 住所確認書類
  • 経済状況プロフィール

経済状況プロフィールとは、戦略プロバイダーの職業/業種、雇用状況、年収や財産総額などです。海外在住の戦略プロバイダーに資金を託す際、Exnessが身元を押さえているという事実は信頼性を高める要因となります。

さらに、先に紹介したリスクスコアとトレーディングの信頼レベルが指標になることから、Exnessのソーシャルトレーディングは、他業者のコピートレードよりも比較的高い安全性を提供していると言えるでしょう。

リスクが高い戦略が非表示になる

ユーザーに表示される戦略は、Exnessが戦略プロバイダーに課している6つの要件をクリアしているため、一定の安全性が保証された状態です。

要件内容
初回入金口座タイプ別の最低入金額を入金済みである
本人認証手続き個人が完全認証済みのExness口座を保有している
最終のアクティビティ週末を含む直近7日以内に取引や入出金などを行なっている
最低トレード数決済が完了した取引が10件以上ある
戦略の存続期間初回注文が30日以上前に発注されている
ストップアウトなしストップアウト(ロスカット)を1回も発生していない
戦略プロバイダーに課されている6つの要件

上記に加えて、ユーザーは「戦略の概略」で紹介したリターン、リスクスコア、投資家数でフィルタリングできるため、リスクが高い戦略を非表示にし、効率よく優れた戦略を探すことができます。

戦略の情報量が他業者より豊富である

戦略のおすすめの選び方」において紹介した概略・統計・ニュースフィード・注文数を検討するだけでも、リスクが非常に高い戦略を排除し、長期的に稼げる可能性の高い戦略を選別するのに十分な情報が得られるでしょう。

さらに詳細な情報が必要なユーザーのために、Exnessは専用のソーシャルトレーディングヘルプセンターを提供しています。ここでは、さらに深くデータを掘り下げたり、計算方法などを確認できます。

>>ソーシャルトレーディングヘルプセンター(外部リンク)

例えば、各戦略に対するユーザー全員の投資可能な総額は、「戦略の有効証拠金 × 許容指数」で算出されます。有効証拠金の上限や許容指数をスコア化する計算方法などの詳細は、ヘルプセンターで確認できます。

最低10ドルから手軽に始められる

ソーシャルトレーディングを始める際に専用の口座を開設する必要はありません。通常のトレードで利用するスタンダード口座やスタンダードセント口座に最低入金額10ドルを入金するだけで、手軽に始められるのもメリットです。

さらに、戦略リストがカテゴリ別に整理されており、検索しやすくなっています。

ソーシャルトレーディングの戦略のカテゴリ
ソーシャルトレーディングの戦略カテゴリの一部

その他のカテゴリは「最もコピーされたもの」「中程度のリスクでの利益率」「低手数料」「新戦略」に分類されています。数千はあるだろう戦略の中から、好みの戦略を選ぶ楽しさや可能性が広がっています。

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Exnessのソーシャルトレーディングのデメリット

他の海外FX業者が提供するコピートレードと比較した際、Exness(エクスネス)のソーシャルトレーディングならではのデメリットが見当たらないため、コピートレードをする際に知っておくべき内容を紹介します。

通常の取引手数料よりも高い

Exnessにおける通常のトレードのメリットは、業界内で最低水準の取引コストです。しかし、ソーシャルトレーディングを利用する際には、利益から差し引かれる手数料と、自分自身で行う類似の取引にかかる取引手数料を比較すると、その差額が顕著になることがあります。

特にランキング上位の戦略では、手数料が20%以上になることが多く、大きな負担に感じることがあるでしょう。

ただし、ソーシャルトレーディングはEAの自動売買よりも完全な不労所得を目指せます。その対価として、利益の何割までなら手数料として許容できるかを十分に検討することが重要です。

成績優秀かつ手数料10%未満に絞る
戦略の中には、2019年以降のリターンが2020年は0.82%(*1)ではあったものの、2023年は32.55%で、その他全ての年で50%を超えるものがあり、その手数料は2024年1月現在5%です。高いリターンかつ低い手数料の戦略に絞り込み、既にコピーの参加枠が埋まっていれば、コピーを開始できるときまで待つことも重要です。
(*1)コロナショックが発生した年です。

裁量と自動売買のトレード技術が身につかない

ソーシャルトレーディングだけを行っていると、裁量取引や自動売買に関するトレード技術が一切身につかない可能性があります。ユーザーがテクニカル分析やファンダメンタルズ分析をする機会が限られるからです。

しかし、積立投資のような不労所得の手段と捉え、テクニカル分析などを行わないと割り切ることができる投資家にとっては、ソーシャルトレーディングのメリットは非常に大きいです。

相場に関する中途半端な知識で取引するよりも、新NISAを用いて投資信託を選ぶような感覚でソーシャルトレーディングの戦略を選択することは、資産運用の観点から効果的なアプローチとなり得ます。

リスク管理を徹底できない

ソーシャルトレーディングでは、取引の管理を完全に戦略プロバイダーに任せるため、リスク管理が徹底できないというデメリットがあります。

例えば、戦略プロバイダーが突然ロット数を大幅に増やした場合、市場の変動によるリスクが増大します。また、損切りが適切に行われないと、不必要に大きな損失を被る可能性があります。

これらの行動は、コピーするユーザーの資金管理やリスク許容度とは必ずしも一致しないため、ソーシャルトレーディングを行う際にはこれらのリスクを十分に考慮する必要があります。

そのため、戦略プロバイダーの過去の実績(統計データ)や戦略を慎重に評価し、自身のリスク許容度に合わせて適切な戦略を選ぶことが重要です。また、市場の状況に応じてコピーする戦略を変更する柔軟性も必要ですが、これには相場感が必要になることに留意してください

Exnessでは、海外FX業界で最も低い水準の取引コストで自動売買ができます。ソーシャルトレーディングのデメリットをどうしても避けたい場合、「Exnessの自動売買(EA)設定とやり方」を参考にしてみてください。

Exnessのソーシャルトレーディングがおすすめな人

Exness(エクスネス)のソーシャルトレーディングがおすすめな人を、6つの一般的な傾向に分けてみました。これらの特徴に多く該当する人ほど、ソーシャルトレーディングに向いています。

ソーシャルトレーディングがおすすめな人
  • 裁量トレードが苦手な人
  • テクニカル分析をしたくない人
  • ほぼ完全な自動収入を得たい人
  • トレードの時間を確保できない人
  • 最大下落率20%以上に耐えられる人
  • ハイリスク・ハイリターンを求める人

ソーシャルトレーディングは、EAの自動売買よりもさらに自動化されたサービスです。トレードは戦略プロバイダーが担当するため、EAのように検証や設定の変更は不要です。必要なのは相場に適した戦略の選択のみで、条件フィルターを使って希望しない戦略を効率的に除外できます。

リスクとリターンについても押さえておきましょう。最大下落率はEAの最大ドローダウンに相当し、人気の戦略であっても20%を超えるものが多数あることに留意してください。

また、相場との相性が悪くなった場合に資産が元に戻らない戦略もあります。しかし、その中には非常に高いリターンを出している戦略も含まれています。

相場分析が得意で自主的にコピーする戦略を切り替えられる人は、ハイリスクな戦略を利用し、短期間で大きな利益を目指すことも可能です。

ソーシャルトレーディングを始めるには、通常の取引で使用する5種類の口座の中からいずれかを開設する必要があります。まだ口座開設が済んでいなければ「Exnessの口座開設方法と手順」に沿って手続きを進め、いつでもコピーを開始できる状態にしておきましょう。

ソーシャルトレーディングをおすすめしない人

自主性が強く、自分の力で稼ぐことを目指す人には、ソーシャルトレーディングをおすすめしません。

「他人の損失を受け入れたくない」「根拠が明確でないものに頼りたくない」といった考えが強い場合、ソーシャルトレーディングを利用するとストレスが強くなるはずです。

Exnessでは、裁量トレードや自動売買に適した5種類の口座タイプを提供しており、個人のトレードスタイルに合わせた選択肢があります。

自分の力で稼いでいきたいと考える場合は、「Exnessの口座タイプ比較」を参考にし、最適な取引条件の口座を海外FXで活用していきましょう。

Exnessのソーシャルトレーディングの評判

Exness(エクスネス)のソーシャルトレーディングの評判について、日本と海外における現役ユーザーの口コミを簡単に紹介します。

一部のユーザーが指摘する問題点や改善すべき点も取り上げたので、ソーシャルトレーディングの全体像をバランスよく知るための参考にしてください。

良い評判・口コミ

Exnessのソーシャルトレーディングの評判

【翻訳】(前略)Exnessのソーシャルトレーディングアプリを6ヶ月以上使っていますが、素晴らしい経験をしています。このアプリは、自動収入を得るのに本当に役立っています。

出典:Trustpilot「Vinod Agawane」による評価

【翻訳】(前略)私自身、他の人の取引をコピーするためにアプリを使用しており、最も便利でストレスフリーな方法で収入を得る手段となっています。Exnessのアプリ「ソーシャルトレーディング」に本当に感謝しています。このアプリはGogle Playストアから利用できます。

出典:Trustpilot「Skt Shards」による評価

スマホアプリでソーシャルトレーディングを利用するユーザーからの2つの口コミです。2022年から2024年にかけて、ソーシャルトレーディングのユーザーの満足度が高いことが想像できる評価です。

上記のユーザーのように、優秀な戦略で運用を続けることができたら、安定した不労所得が期待できます。

ソーシャルトレーディングの戦略は、EAの自動売買と比較して、高い利益率を期待できるものが多くそろっています。上記では15日間で利益率+26%を達成しています。

株式投資において年率5%を目指すことを考えると、ソーシャルトレーディングは非常に魅力的な成績を出す可能性に溢れています。

悪い評判・口コミ

FX初心者の方は、ソーシャルトレーディングの戦略をどのように評価すればよいか迷うかもしれません。リターンだけで選んでしまうと、資産を大きく減らすリスクが付いて回るので、上記の「戦略のおすすめの選び方」を一つずつ理解することをおすすめします。

戦略を選ぶときに、EA(自動売買)におけるEAの選び方は非常に役立ちます。「海外FX自動売買ランキング」にまとめたので、参考にしてみてください。

ソーシャルトレーディングで多くの戦略が自動売買を採用しているため、相場の急激な変動に対応しきれず、有効証拠金の最大下落率が更新されることまで想定しておく必要があります。

EAの自動売買とは異なり、全てを戦略プロバイダーに任せるため、経済指標の発表前後に取引を停止するような調整をするかどうかが分かりません。運用面で不安を感じる場合、その戦略を選ばないことも重要です。

一部ユーザーは、戦略をコピーできないことに言及しています。ソーシャルトレーディングへの投資には、有効証拠金の総額で20万ドルまでの上限があります。人気の戦略にはユーザーが集まるので、その投資枠が埋まってしまうのです。

参加枠が空いた場合の通知設定は提供されていないため、資金を確保しておき、気になる戦略を定期的に確認する必要があります。

Exnessのソーシャルトレーディングの注意点

Exness(エクスネス)のソーシャルトレーディングについて、損失を大きくする可能性のある注意点を含めて紹介します。

投資額の上限に達した戦略はコピーできない

ソーシャルトレーディングでは、リターンが高い戦略ほど投資家数が増えて投資額上限に達してしまうことがあり、その場合はコピーできません。

戦略に集まる投資額は有効証拠金総額と呼ばれ、戦略プロバイダーの口座残高や含み損益などを基に算出されています。

有効証拠金総額が20万ドルに達した戦略をコピーしようとすると、以下のメッセージが表示されて受け付けられません。

戦略の有効証拠金総額が上限に達したときのメッセージ
有効証拠金総額上限の通知

いつから戦略に参加できるかを知る方法がないため、特にコピーしたい戦略がある場合には、資金を用意して随時チェックする必要があります。

コピー開始のタイミングの違いで成績が変わる

戦略のコピーを開始するタイミングには十分に注意してください。特にスイングトレードのロジックを採用した自動売買の戦略では、長期トレンドの終了直前にエントリーすると、損失が大きくなるリスクがあります。

戦略プロバイダーが運用を停止して対処すると考えられますが、戦略のロジックをある程度理解し、現在の相場状況に合った戦略を選んでいるか判断できるようにすることが望ましいです。

コピー開始時に即時約定される場合がある

戦略プロバイダーが既にポジションを保有している状態でユーザーがコピーを開始すると、注文は即時に約定されます。相場の高値でのロングや安値でのショートといったリスクがある点に注意が必要です。

例えば、スイングトレードのロジックを採用した戦略をコピーする際にトレンドが終了する直前だとします。ポジションを保有するタイミングが相場の天底にあたると、損失だけが増えていく期間に入ります。

この事態を避ける方法は、戦略がポジションを保有していないときにコピーを開始することです。戦略の「注文数」の欄から現在のポジション状況を確認するようにしましょう。

戦略が保有するポジションの確認方法
戦略の注文数

戦略プロバイダーと連絡が取れない

ソーシャルトレーディングでは、戦略プロバイダーと直接連絡を取る手段は用意されていません。自動売買の運用ロジックや今後の運用方針はニュースフィードで確認できますが、多くの戦略プロバイダーはタイムリーな情報を発信していないことがあります。

しかし、人気の戦略には数千人の投資家が集まるため、Exnessが一般ユーザーからの連絡手段を提供することは、戦略プロバイダーに過度な負担をかけるため現実的ではないでしょう。

一方で、小規模なコピートレードサービスを提供する他の業者が、同じシグナルをコピーするトレーダー同士の交流を促進するためにグループチャットなどのSNSを強化する動きも見られます。ソーシャルトレーディングのさらなる発展のため、SNS機能の充実にも期待が高まります。

Exnessのソーシャルトレーディングで戦略プロバイダーになる方法

Exness(エクスネス)のソーシャルトレーディングを利用する一般ユーザーは、一定の条件を満たすことで戦略プロバイダーになることができます。

戦略プロバイダーは、Exnessに手数料を支払う必要がなく、ユーザーと同じく登録料も発生しません。そのため、トレードからの収益にユーザーからの手数料が加わることで、稼ぎを大きくする可能性を高くできます。

ここでは、戦略プロバイダーになる条件と成果報酬(ユーザーから受け取る手数料)を紹介するので、機会があれば挑戦してみてください。

戦略プロバイダー専用の口座タイプ

戦略プロバイダーになるためには、2種類ある専用の口座タイプのうち一つを開設する必要があります。これらの主要な取引条件を確認しましょう。

口座タイプソーシャルスタンダードソーシャルプロ
最低有効証拠金額500ドル相当2,000ドル相当
スプレッドスタンダード口座に基づくプロ口座に基づく
約定方式成行約定成行約定、即時約定
手数料0~50%の範囲で戦略プロバイダーが設定
最大レバレッジ200倍
取扱商品通貨ペア(FX)、貴金属、仮想通貨
戦略プロバイダー専用の口座タイプ

ソーシャルプロはソーシャルスタンダードよりも最低有効証拠金額が大きいですが、スプレッドは一般ユーザー向けのプロ口座に基づくため、基本的にスプレッド分のコストが低くなります。

有効証拠金とは、口座の残高に含み益や含み損を加えた金額のことです。

どちらの口座タイプも、最低有効証拠金を満たしていないと戦略が有効にならず、ユーザーには表示されません。

また、約定方式にも違いがあります。ソーシャルプロでは成行約定と即時約定がミックスされているのに対し、ソーシャルスタンダードは成行約定のみです。

即時約定とは、Exnessと相対取引するような形式で、スリッページが発生しないメリットがあります。ソーシャルプロには即時約定が適用されるため、スリッページ率が低くなり、収益性が高くなると考えられます。

ソーシャルプロの取引条件の基になっている口座タイプの詳細は「プロ口座の利用条件まとめ」で紹介していますので、参考にしてください。

戦略プロバイダーの成果報酬(ユーザーの手数料)

戦略プロバイダーは、自身のトレードでの総利益が総損失を上回っている場合にのみ、成果報酬を受け取れます。上記の2種類の口座タイプに金額差はありません。ユーザーにとっても、稼げない戦略に手数料を支払う必要がないクリアな手数料体系です。

成果報酬 =(有効証拠金+支払済手数料合計-投資の開始残高)× 手数料率 – 支払済手数料合計

戦略プロバイダーの成果報酬の受け取り時期や、ユーザーが途中で戦略を解約した場合、自身が利益を出金した場合などの詳細は、戦略プロバイダー向けの説明を公式サイトでご確認ください。

戦略が損失を生じた場合、その損失を上回る利益が出るまでは、戦略をコピーするユーザーは手数料を支払う必要がありません。

Exnessのソーシャルトレーディングに関するよくある質問

Exness(エクスネス)のソーシャルトレーディングに関するよくある質問をまとめました。

Exnessのソーシャルトレーディングの最低入金額はいくら?

ソーシャルトレーディングの最低入金額は10ドルです。ユーザーはソーシャルトレーディング専用の口座開設や専用の入金方法を利用する必要はありません。「Exnessの入金方法12種」で紹介しているいずれかの方法で10ドルを入金した後、コピーする戦略を選択できます

Exnessのソーシャルトレーディングの入金方法は?

ソーシャルトレーディングの入金方法は、銀行送金・クレジットカード・オンラインウォレット・仮想通貨(暗号資産)を利用できます。ソーシャルトレーディング専用に別口座へ入金する必要はありません。入金する手順の詳細は「Exnessの入金方法12種」を参考にしてください。

Exnessのソーシャルトレーディングにおける利益の出金方法は?

ソーシャルトレーディングにおける利益の出金方法は、銀行送金・クレジットカード・オンラインウォレット・仮想通貨(暗号資産)を利用できます。ソーシャルトレーディング専用に別口座から出金する必要はありません。出金する手順の詳細は「Exnessの出金方法と出金ルール」を参考にしてください。

Exnessのソーシャルトレーディングの手数料はいくら?

ソーシャルトレーディングの手数料は、利益の0~50%となります。戦略プロバイダーが手数料の割合を決めています。

Exnessのソーシャルトレーディングにおいて戦略のコピーを中止できる?

はい、ソーシャルトレーディングではユーザー自身が戦略のコピーを中止できます。スマホアプリにログインした後、該当する戦略のページ上部に「コピーを中止する」のオプションが表示されます。

Exnessのソーシャルトレーディングにおいてコピーした戦略の部分決済はできる?

いいえ、ソーシャルトレーディングではユーザーが自分がコピーした戦略を部分決済することはできません。しかし、戦略全体のコピーを中止することで、全ての注文を決済することは可能です。

Exnessのソーシャルトレーディングにおける確定申告のやり方は?

ソーシャルトレーディングにおける確定申告のやり方は、通常の取引と同じように総合課税の雑所得として申告する必要があります。海外FXにおける一般的な手続きと変わらないので、概要は「海外FXの税金はいくら?節税・計算・確定申告など基本解説」を参考にしてください。

Exnessのソーシャルトレーディングとコピートレードの違いは?

ソーシャルトレーディングとは、Exnessが独自に提供しているコピートレードのサービスです。ユーザーがコピーするシグナルやストラテジーを「戦略」と呼び、トレーダーを「戦略プロバイダー」と呼びます。成績優秀なトレーダーの取引を完全にコピーできることに違いはありません。

Exnessのソーシャルトレーディングにログインする方法は?

ソーシャルトレーディングにログインする方法は、スマホアプリを起動した際に表示されるログインパネルから「メールアドレス」と「パスワード」を入力して完了します。パソコンでは公式サイトからログインした後、マイページのメニューバーから「ソーシャルトレーディング」を選択します。

Exnessのソーシャルトレーディングをおすすめする理由は?

ソーシャルトレーディングをおすすめする理由は、豊富な戦略数と情報量、そして利益率50%を超える高いリターンを比較的低リスクで提供する戦略が、手数料5%で利用できることです。ただし、リスクについては各戦略のスコアなどを参考にし、自身の許容範囲を十分に検討することが大切です。

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