海外FXとスキャルピングは非常に相性の良い組み合わせです。
ごく短期間でリスクを抑えつつも、少額資金から大きく利益を狙うことができます。
しかし、海外FXでスキャルピングをする際は、業者選びの段階で勝敗が変わる可能性が高いです。
本記事では、海外FXでスキャルピングをするメリットから、有利な口座選びまで分かりやすく解説します。
- スキャルピング口座No.1はExnessプロ口座
- 約定力にこだわりたい方はExnessゼロ口座がおすすめ
- Exnessは低コストかつレバレッジ無制限のハイレバスキャルピング環境が唯一無二
- レバレッジが低くてもコスト重視の方はThreeTraderのRawゼロ口座がベスト

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海外FXでスキャルピングにおすすめの口座一覧
スキャルピングにおすすめの海外FX口座を一覧表にまとめました。
海外FX業者 口座タイプ | ドル円の平均スプレッド (平均スプレッド+片道取引手数料) | 最大レバレッジ | 最大ロット | 初回最低入金額 |
---|---|---|---|---|
Exness プロ口座 詳しくみる | 0.75pips (0.4+0.35) | 無制限 | 200ロット (2,000万通貨) | 1,000ドル相当 |
ThreeTrader Rawゼロ口座 詳しくみる | (0.4+0.2) | 0.6pips1,000倍 | 80ロット (800万通貨) | 1,000ドル相当 |
AXIORY ナノスプレッド口座 (テラ口座) 詳しくみる | (0.4+0.3) | 0.7pips1,000倍 | (1億通貨) | 1,000ロット200ドル相当 |
TitanFX ブレード口座 詳しくみる | 0.95pips (0.6+0.35) | 500倍 | 100ロット (1,000万通貨) | なし |
XMTrading KIWAMI極口座 詳しくみる | 1.6pips | 1,000倍 | 50ロット (500万通貨) | 5ドル相当 |
FXGT ECN口座 詳しくみる | 0.8pips (0.5+0.3) | 1,000倍 | 200ロット (2,000万通貨) | 5ドル相当 |
Axi エリート口座 詳しくみる | 1.0pips (0.3+0.7) | 1,000倍 | 500ロット (5,000万通貨) | 累計25,000ドル相当 |
海外FXを使ったスキャルピングは、ハイレバレッジとNDD方式による安定した約定力といった強みがあります。
一方で、スプレッドに関しては国内FXより広い場合が多いです。そのため、低スプレッドの海外FX口座を選ぶ必要があります。
低スプレッドの口座タイプは、初回最低入金額が通常口座と比べて高く、取引手数料も発生するため、敷居の高さと取引手数料込みの実質スプレッドをチェックしましょう。
海外FXでスキャルピングをするメリット
スキャルピングを海外FX口座で行うメリットは下記の4つがあります。
資金効率やリスク管理といった面で、海外FXにはスキャルピングをする大きなメリットがあります。
ここでは、海外FXとスキャルピングを組み合わせる具体的なメリットを詳しくみてみましょう。
スキャルピングに制限がない
海外FXでは、基本的にスキャルピング制限がありません。
国内FX業者だと、スキャルピングを制限している場合もあり、口座凍結やシステム上でスキャルピングが検出されると取引に制限が加わる場合があります。
一方で、海外FX業者では「スキャルピング公認」の場合がほとんどなので、取引の制限を気にすることなくスキャルピングが可能です。
ハイレバレッジでスキャルピングが可能
スキャルピングとハイレバレッジは相性が良い組み合わせになります。なぜなら、ハイレバレッジはロット数の増加に合わせてリスクも高まりますが、スキャルピングだと損失を小さくコントロールしやすいからです。分かりやすく極端な例を挙げると、ドル円を1ロットでスキャルピングする場合、利食いは10pipsで、損切り幅を1pipsと狭く設定すれば、1万円の利益に対して1,000円の損失のリスクリワードで取引できます。
スキャルピングでは、損切り幅の狭くすることでリスクを抑えつつ、ハイレバレッジで資金効率を上げられることが魅力です。
損失で借金のリスクがない
海外FXのスキャルピングは、損失が発生しても借金のリスクがないこともメリットです。
実は、FXの取引自体が原因で借金が発生するのは国内FXを使った場合になります。
なぜなら、国内FXでは、損失が口座残高を上回ると追証として顧客にマイナス分を請求するからです。
一方で、海外FX業者では口座残高を超える損失は、業者側が補填します。そのため、海外FXでスキャルピングをすれば、追証による借金のリスクがありません。
ボーナスでスキャルピングの資金調達ができる
スキャルピングをするための資金がなくても、海外FXを使えば資金調達ができます。
なぜなら、海外FXではトレード資金が手に入るボーナスキャンペーンを実施しているからです。
例えば、海外FX業者XMTradingでは下記のボーナスキャンペーンを実施しています。
ボーナスの種類 | 内容 |
---|---|
新規口座開設ボーナス | 13,000円相当のボーナス・新規口座開設+本人確認で受け取り |
100%入金ボーナス | 最大500ドル相当のボーナス・初回入金額に対して100%相当を受け取り |
20%入金ボーナス | 最大10,000ドル相当のボーナス・2回目以降の入金額に対して20%相当を受け取り |
これらのボーナスキャンペーンでは、トレード資金として使える「クッション機能付きクレジット」が貰えます。
クレジットはトレード資金として、実際の取引で利用できる上に、取引で発生した利益は全額出金できるのが魅力です。
海外FXでスキャルピングにおすすめの口座7選
ここでは、海外FXでスキャルピングにおすすめの口座を7つに厳選してご紹介します。
低スプレッド・ハイレバレッジ・高約定力を提供しているスキャルピングに最適の海外FX口座をそれぞれ詳しく見てみましょう。
Exness:プロ口座

- 無制限レバレッジで少額スキャルピングが有利
- 強制ロスカット水準が0%
- 取引コストが安い(最小0.1pips~の低スプレッド)
Exness(エクスネス)のプロ口座は、あらゆる取引コストを押さえてスキャルピングをしたい方に最適の海外FX口座です。
Exnessのプロ口座の取引条件
項目 | 内容 |
---|---|
発注方式 | 即時約定・成行約定 ※口座開設時に選択可 |
スプレッド | 最小0.1pips |
取引手数料 | 無料 |
最大レバレッジ | 無制限 |
レバレッジ制限 | 口座残高 経済指標の発表前後 週明け・週末 |
最小ロット数 | 0.01ロット (1,000通貨) |
最大ロット数 | 200ロット (2,000万通貨) |
初回最低入金額 | 1,000ドル相当 |
マージンコール | 証拠金維持率30% |
強制ロスカット水準 | 証拠金維持率0% |
Exnessのプロ口座は、取引手数料が無料のままに採用0.1pipsの低スプレッドを実現しています。
そして、Exnessの代名詞とも言える「無制限レバレッジ」を提供していることが特徴です。
無制限レバレッジでは、ポジションの必要証拠金が1ロットでも10円未満となります。
\レバレッジ無制限×超低スプレッド!/
ThreeTrader:Rawゼロ口座

- 海外FX業者でトップクラスに狭い実質スプレッド
- 最大1,000倍レバレッジで少額資金も対応
- 貴金属CFDのゴールドは取引手数料が無料
ThreeTraderのRawゼロ口座は、海外FXでトップクラスの低スプレッドでスキャルピングをしたい方に最適な海外FX口座です。
ThreeTraderのRawゼロ口座の取引条件
項目 | 内容 |
---|---|
発注方式 | NDD ECN方式 |
スプレッド | 最小0pips |
取引手数料 | 1ロット片道2ドル相当 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
レバレッジ制限 | 口座残高 週明け・週末 |
最小ロット数 | 0.01ロット (1,000通貨) |
最大ロット数 | 80ロット (800万通貨) |
初回最低入金額 | 1,000ドル相当 |
マージンコール | 証拠金維持率80% |
強制ロスカット水準 | 証拠金維持率20% |
ThreeTraderのRawゼロ口座は、スキャルピングが有利に行える低スプレッドが最大の特徴です。
発注方式に金融機関のレートで直接取引できるNDD ECN方式を採用しているRawゼロ口座は、最小0pipsの低スプレッドで取引できます。
また、NDD ECN方式のデメリットである取引手数料は、業界でも最安値の1ロット片道2ドルと格安です。
\業界最安スプレッド&取引コスト!/
AXIORY:ナノスプレッド口座(テラ口座)

- 初回最低入金額200ドルから使える低スプレッド口座
- 低遅延の取引プラットフォームcTrader対応
- 最大1,000ロットの発注が可能
AXIORY(アキシオリー)のナノスプレッド口座は、約定力と低遅延にこだわりたいスキャルピングトレーダーにおすすめの海外FX口座です。
AXIORYのナノスプレッド口座の取引条件
項目 | 内容 |
---|---|
発注方式 | NDD ECN方式 |
スプレッド | 最小0pips |
取引手数料 | 1ロット片道3ドル相当 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
レバレッジ制限 | 口座残高 |
最小ロット数 | 0.01ロット (1,000通貨) |
最大ロット数 | 1,000ロット (1億通貨) |
初回最低入金額 | 200ドル相当 |
マージンコール | 証拠金維持率50% |
強制ロスカット水準 | 証拠金維持率20% |
AXIORYのナノスプレッド口座は、金融機関直結のNDD ECN方式を採用する低スプレッド特化の口座です。
ナノスプレッド口座は、ECN方式に最適化されている取引プラットフォームcTraderに対応しており、秒単位でも取引の早さにこだわりたい生粋のスキャルピングトレーダーに最適です。
\低スプレッドの大口取引に最適!/
※公式サイト:https://www.axiory.com/jp/
TitanFX:ブレード口座

- 安定した低スプレッドと約定力
- レバレッジ制限がない
- 自動売買(EA)を無料で提供している
TitanFX(タイタンエフエックス)のブレード口座は、安定した約定力・低スプレッドでスキャルピングをしたいトレーダーにおすすめの海外FX口座です。
TitanFXのブレード口座の取引条件
項目 | 内容 |
---|---|
発注方式 | NDD ECN方式 |
スプレッド | 最小0pips |
取引手数料 | 1ロット片道3.5ドル相当 |
最大レバレッジ | 500倍 |
レバレッジ制限 | なし |
最小ロット数 | 0.01ロット (1,000通貨) |
最大ロット数 | 100ロット (1,000万通貨) |
初回最低入金額 | なし |
マージンコール | 証拠金維持率90% |
強制ロスカット水準 | 証拠金維持率20% |
TitanFXのブレード口座は、大手金融機関との提携による深い流動性が特徴のNDD ECN方式を採用しています。
通貨ペアだけでなく、各種CFD銘柄も金融機関の提示する直接レートで取引が可能です。
また、独自技術によって整備されている通信インフラによって、安定した約定力でスキャルピングが行いやすくなっています。
\低スプレッド×高約定で上級者に人気!/
※公式サイト:https://titanfx.com/jp
XMTrading:KIWAMI口座

- 執行率100%の約定力で取引できる
- 最小0.6pipsの低スプレッド
- 取引手数料が無料
XMTrading(エックスエム)のKIWAMI極口座は、スキャルピングに限定しないトレードスタイルでも不利なスプレッドで取引したくない方に最適の海外FX口座です。
XMTradingのKIWAMI極口座の取引条件
項目 | 内容 |
---|---|
発注方式 | NDD方式 |
スプレッド | 最小0.6pips |
取引手数料 | 無料 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
レバレッジ制限 | 口座残高 |
最小ロット数 | 0.01ロット (1,000通貨) |
最大ロット数 | 50ロット (500万通貨) |
初回最低入金額 | 5ドル相当 |
マージンコール | 証拠金維持率50% |
強制ロスカット水準 | 証拠金維持率20% |
XMTradingのKIWAMI極口座は、取引手数料が無料のまま最小0.6pipsまでスプレッドを抑えた、低取引コストの口座です。
ボラティリティの大きい時間帯であれば、十分に有利なスプレッドでスキャルピングが行えます。
また、約定拒否のない執行率100%のXMTradingの口座なので、急変動相場で約定拒否に悩まされることもありません。
Axi:エリート口座

- 1.75ドルの低価格設定の取引手数料
- 最小0pipsの低スプレッド
- 口座残高によるレバレッジ制限なし
Axi(アクシ)のエリート口座は、資金力が潤沢な上級者トレーダーがスキャルピングをするのに最適な海外FX口座です。
Axiのエリート口座の取引条件
項目 | 内容 |
---|---|
発注方式 | NDD ECN方式 |
スプレッド | 最小0pips |
取引手数料 | 1ロット片道1.75ドル相当 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
レバレッジ制限 | 取引量 |
最小ロット数 | 0.01ロット (1,000通貨) |
最大ロット数 | 500ロット (5,000万通貨) |
初回最低入金額 | 累計25,000ドル相当 |
マージンコール | 証拠金維持率100% |
強制ロスカット水準 | 証拠金維持率20% |
Axiのエリート口座は、スキャルピングに最適な海外FX口座の中でも、スプレッド・約定力・レバレッジの全てが好条件です。
ただし、エリート口座の利用条件として、Axiのリアル口座で累計25,000ドル相当(約370万円)の入金が必要となります。
累計入金額の条件さえ満たせるなら、海外FXで随一の低スプレッドと約定力を持つAxiのエリート口座で快適にスキャルピングが可能です。
\低スプレッド×高約定力!/
公式HP:https://axi.com/jp
FXGT:ECN口座

- 仮想通貨CFDを最大1,000倍レバレッジで取引
- 最大200ロットまで同時発注が可能
- 口座残高以外のレバレッジ制限がない
FXGT(エフエックスジーティー)のECN口座は、仮想通貨CFDを対象にスキャルピングをする方に最適な海外FX口座です。
FXGTのECN口座の取引条件
項目 | 内容 |
---|---|
発注方式 | NDD方式 |
スプレッド | 最小0pips |
取引手数料 | 1ロット片道3ドル相当 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
レバレッジ制限 | 口座残高 |
最小ロット数 | 0.01ロット(1,000通貨) |
最大ロット数 | 200ロット(2,000万通貨) |
初回最低入金額 | 5ドル相当 |
マージンコール | 証拠金維持率70% |
強制ロスカット水準 | 証拠金維持率40% |
FXGTのECN口座は、仮想通貨CFDの取り扱いに長けているFXGTが提供している低スプレッド特化の口座タイプです。
ビットコインやイーサリアムといった主要な仮想通貨CFDは1,000倍レバレッジで取引できます。
さらにECN口座は他の口座タイプより低スプレッドとなるため、仮想通貨CFDを有利なスプレッド・レバレッジでスキャルピングが可能です。
\当サイト限定:20,000円ボーナスを無料配布中!/
公式HP:https://fxgt.com/ja
海外FXでスキャルピングに最適な口座の選び方
ここでは海外FXでスキャルピングに最適な口座を選ぶ際のポイントを8つ解説します。
現役の海外FXトレーダーでもある海外FXタイムズ編集部員が、実際にスキャルピングをする際の目線で分かりやすく解説していきます。
スキャルピングの頻度・ロットに制限がない
最初に海外FXで確認したいのは「スキャルピングに制限がないか」です。
公式サイト上でスキャルピング公認の記載が確認できる海外FX業者を選びましょう。
また、明確にスキャルピングを制限していなくても、一定期間内でポジションを決済することや、1回に発注できるロット数など、スキャルピングの間接的な制限がないかも要チェックです。
低スプレッド・低取引手数料
海外FXで有利にスキャルピングをするには「低スプレッド・低取引手数料」の口座を選びましょう。
なぜなら、スキャルピングは低スプレッド環境ほど稼ぎやすいからです。
なお、海外FXで低スプレッド口座は取引手数料があります。
そのため「取引手数料+スプレッド」による実質スプレッドを重視しましょう。

約定力の高いNDD ECN方式を採用している
スキャルピングは約定力の高さが求められます。
約定力とは、顧客からの注文を迅速かつ正確に約定させるFX業者の能力のことです。
約定力の高い海外FX業者を見分けるには、採用している発注方式を確認しましょう。
例えば「NDD ECN方式」を採用していると約定力が高くスキャルピングに適しています。
NDD ECN方式は、FX業者が提携する金融機関の注文と直接マッチングする形の発注方式です。FX業者は完全な仲介役となるため、上乗せのスプレッドがなく、約定力も優れていることが特徴になります。
スリッページ・約定拒否が起きづらいこと
約定力の高い海外FX業者を選べば、スリッページや約定拒否といった問題が起きづらくなります。
- スリッページ:注文価格と約定価格の差のこと
- 約定拒否(リクオート):その価格で取引が成立せず、約定が拒否されること
約定力が低い業者では、これらの問題が起きやすくスキャルピングに悪影響があります。
例えば、スリッページが発生すると意図しない価格でポジションを持つことになり、スキャルピングで狙いたい値幅も狙えません。
最大レバレッジが高いこと
せっかく海外FXでスキャルピングをするなら、最大レバレッジが高い口座を選ぶべきです。
ハイレバレッジとスキャルピングの相性は良く、1,000倍を超えるようなハイレバレッジが使えるのは海外FXのみです。
最大レバレッジの高い口座を選んで、スキャルピングで効率よく稼げる環境を使いましょう。
レバレッジ制限の影響が少ないこと
ハイレバレッジを取り扱う海外FX業者では、各社でレバレッジ制限が設けられています。
具体的なレバレッジ制限の種類を下記の表にまとめました。
種類 | レバレッジ制限の内容 |
---|---|
口座残高(有効証拠金)によるレバレッジ制限 | 口座残高が多いほど最大レバレッジが低く制限される |
取引金額(ロット数)によるレバレッジ制限 | 取引金額が大きいほど最大レバレッジが低く制限される |
銘柄別のレバレッジ制限 | 流動性の大きい銘柄は高く、流動性の小さい銘柄は低くレバレッジが制限される |
経済指標の発表前後のレバレッジ制限 | 経済指標の発表前後は最大レバレッジが低く制限される |
閉場・開場前後のレバレッジ制限 | 取引時間の開始・終了の前後で最大レバレッジが低く制限される |
海外FXのレバレッジ制限は、各社とその口座タイプによってそれぞれ異なります。
自分のスキャルピングで有利なレバレッジ制限ルールとなるか、取引時間や資金、ロット数を基準に確認するのがおすすめです。

強制ロスカット水準が20%以下
少額資金からスキャルピングを行う場合は「強制ロスカット水準の低さ」も重要になります。
なぜなら、強制ロスカット水準が低いほど、最大で許容できる含み損が大きくなるからです。
そのため、少額資金でハイレバレッジ取引をする際に、限界までポジションを持ちやすい、ポジションを長く維持しやすいといったメリットがあります。
ストップレベルゼロを提供している
海外FXでスキャルピングをする際は「ストップレベルゼロ」の業者を選びましょう。
ストップレベルとは、注文する際に市場価格と最小限はなれている必要がある値幅のことです。
スキャルピングで細かい値幅を取引する際に、ストップレベルがあると、そもそも発注できない価格で取引が成立しない可能性があります。
したがって、海外FXでスキャルピングをする際はストップレベルゼロを提供している海外FX業者が理想です。
- Exness
- ThreeTrader
- AXIORY
- TitanFX
- XMTrading
- FXGT
- Axi
海外FXのスキャルピングは禁止取引に注意
海外FXでスキャルピングをする際には、下記の禁止取引に注意しましょう。
禁止取引に該当する行為が確認されると、ペナルティとして口座凍結・強制退会・出金拒否(取引のキャンセル)が行われる可能性があります。
禁止取引の概要をしっかりと確認しておきましょう。
複数口座間の両建て
海外FX業者では、一般的に複数口座間の両建てが禁止されています。
複数口座間の両建てとは、下記のような取引です。
- 追加口座間で両建て
- 複数アカウント間で両建て
- 他社口座間で両建て
これらの両建てが複数口座間の両建てに該当します。
特に、同じ銘柄を対象に、複数口座で取引している場合は、意図せず両建てになる可能性があるため「同じ銘柄は複数の口座で取引しない」といった対策が重要です。
裁定取引(アービトラージ)
裁定取引(アービトラージ)は行わないようにしましょう。
裁定取引とは、業者間のレートのズレなどを利用して、価格差益や金利以外で利益を得るような取引を指します。
瞬間的な価格のズレを狙う性質の裁定取引ではスキャルピングを用いる機会も多いので注意が必要です。
窓開けだけを狙ったスキャルピング
一般的に窓開けだけを狙ったスキャルピングは海外FX業者で禁止されています。
窓とは、市場価格が急激に変動することでチャート上に空間ができる現象のことです。
意図的に窓を狙ったり、窓のある価格帯に回帰する動き(窓埋め)だけを狙ってスキャルピングをするのは避けましょう。
経済指標の発表前後だけを狙ったスキャルピング
経済指標の発表前後だけを狙ったスキャルピングは避けましょう。
多くの海外FX業者では、経済指標の発表前後だけを取引する行為を禁止しています。
経済指標が発表されるタイミングでは、価格の急変動やスプレッドの急拡大が起きやすく、そもそも取引するリスクが高いです。
そのため、海外FX業者では経済指標の発表前後だけで取引を繰り返す行為が禁止されています。
一部の海外FX業者では、経済指標の発表前後を対象にレバレッジ制限がある場合もあります。あらかじめ、レバレッジ制限の基準と経済指標の発表スケジュールは確認しておきましょう。
高頻度売買(HFT)
スキャルピングの中でも高頻度売買(HFT)は行わないようにしましょう。
自動売買を用いて、短時間で大量の取引を行う高頻度売買は、FX業者のサーバーに過剰な負荷を掛けます。
そのため、個人向けの海外FX業者では高頻度売買が禁止されている場合が多いです。
ボーナスやゼロカットを悪用した取引
ボーナスやゼロカットを悪用した取引を行うと、口座凍結や出金拒否といったペナルティの対象となります。
なぜなら、ボーナスやゼロカットを悪用した取引では、海外FX業者側が一方的に損をする形で、トレーダーが利益を得ることになるからです。
例えば、ボーナスを複数の口座で両建てを行い、いずれかの口座がゼロカットとなるとトレーダーは利益が残るものの、損失補填をする業者側は損失を抱えます。
海外FXでおすすめのシンプルなスキャルピング手法
ここでは、初心者トレーダー向けに「海外FXでおすすめのシンプルなスキャルピング手法」を2つご紹介します。
何れも売買判断が分かりやすく、今から実践できるスキャルピング手法です。
平行チャネルを使ったスキャルピング
平行チャネルを使ったスキャルピングは、一定の値幅で売買を行うシンプルなスキャルピング手法です。
具体的な取引の流れを解説していきます。

- 高値と高値もしくは安値と安値を結んで平行チャネルを引く
- チャネルの下限で買われる動きがあれば買い・チャネルの上限では逆に売る
- 下限で買った場合は上限で利食い・上限で売った場合は下限で利食い
- ポジションとは逆方向にチャネルを抜けたら損切り
平行チャネルを使ったスキャルピング手法は、このようにチャネルラインを基準に売買を行うといったシンプルな戦略です。
ただし、チャネルラインが機能しない場面も多々あるため、1時間足や4時間足と同じトレンド方向でのみ取引するなど、勝率を高めるために実際の取引で磨きをかけていきましょう。
RSIを使った5分足スキャルピング
RSIを使った5分足スキャルピングは、買われ過ぎ・売られ過ぎを示すRSIをヒントに、相場の偏りを利益に変えるスキャルピング手法です。
具体的な取引の流れを解説していきます。

- 5分足チャートにRSIを表示する
- RSI30%以下で買われる動きで買い・RSI70%以上で売られる動きで売る
- RSI50%で利食い・高値もしくは安値を更新すれば損切り
RSIの30%と70%が示す、買われ過ぎ・売られ過ぎのシグナルが発生したら、実際の相場の動きを見てエントリーを検討します。
買いと売りの過熱が発生した時にポジションを持ち、再び均衡を取り戻して、RSI50%となるまでの動きを狙う戦略です。
取引の精度を上げるなら、5分足のRSI30%・70%が発生したら、1分足でチャートパターンを軸にエントリーするなど取引のルールを設けると良いでしょう。
海外FXのスキャルピングに関する注意点
海外FXのスキャルピングに関する注意点は下記の通りです。
スキャルピングの特性や海外FXの仕様上の注意点をしっかり確認しておきましょう。
スキャルピング禁止や制限がある場合もある
一部の海外FX業者ではスキャルピングが禁止されている場合もあります。
また、エントリーから一定時間内の決済を禁止するなど、間接的なスキャルピングの制限にも注意が必要です。
例えば、海外FX業者のiFOREXでは、利用規約で明確にスキャルピングを禁止しています。
国内FXよりスプレッドが広い傾向がある
海外FXは国内FXと比べて、全体的にスプレッドが広い傾向があります。
そのため、国内FXでスキャルピングをしていた方は、極端に狭い値幅でスキャルピング手法だと海外FX業者によっては難しいです。
マイナー銘柄はスプレッドが広がりやすい
マイナー銘柄をスキャルピングする際は、スプレッドが広がりやすいことに注意しましょう。
高金利通貨ペアや商品先物CFDなど、取引量が少なく・流動性が低い銘柄は、どうしてもスプレッドが広くなります。
そのため、基本的にスキャルピングはメジャー通貨ペアなどの流動性が高く、スプレッドの狭い銘柄がおすすめです。
自動売買(EA)によるスキャルピングも可能
海外FXでは自動売買(EA)を使ったスキャルピングがほとんどの業者で可能です。
特にレンジ相場では、人の判断でスキャルピングをするより、自動売買で機械的にスキャルピングをする方が稼ぎやすくなります。
自動売買初心者の方は、TitanFXなど自社で自動売買を無料配信しているサービスを利用するのがおすすめです。
海外FXのスキャルピングに関するよくある質問
- 海外FXでスキャルピングにおすすめの口座は?
-
海外FXのスキャルピングにおすすめの口座は以下の通りです。
- ThreeTrader Rawゼロ口座:1ロット往復4ドルの格安手数料
- Exness プロ口座:無制限(実質21億倍)のレバレッジ
- AXIORY ナノスプレッド口座:最大1,000ロットの大口取引が可能
- TitanFX ブレード口座:CFD銘柄もNDD ECN方式を採用
- XMTrading KIWAMI極口座:スキャルピング以外も兼用しやすい
- Axiエリート口座:低スプレッド×高約定力
- FXGT ECN口座:仮想通貨CFDのスキャルピングが快適
それぞれ、自身のスキャルピングのトレードスタイルに合った口座を選びましょう。
- 海外FXでスキャルピング禁止・制限はありますか?
-
はい、海外FX業者でもスキャルピングを禁止・制限している場合があります。例えば、海外FX業者iFOREX(アイフォレックス)では、スキャルピングが禁止です。
- 海外FXで禁止されているスキャルピングを行うと?
-
スキャルピングが禁止の業者でスキャルピングを行うと、口座凍結や出金拒否といった罰則の対象となります。
- 海外FXでは自動売買(EA)によるスキャルピングは可能ですか?
-
はい、多くの海外FX業者では自動売買(EA)によるスキャルピングが可能です。
- スキャルピングを禁止している海外FX業者はありますか?
-
海外FX業者のiFOREX(アイフォレックス)では、スキャルピングが禁止されています。
- スキャルピングに不向きな時間帯はありますか?
-
スキャルピングは、ボラティリティの少ない日本時間の早朝のシドニー市場や、日中の日本時間は不向きとされています。
- なぜスキャルピングが禁止されるのですか?
-
一般的に海外FX業者ではスキャルピングが禁止されていません。また、国内FXにおいても近年では比較的スキャルピングに対応している業者も少なくありません。ただし、各社の約定力や提供している取引条件の性質上、スキャルピングを制限している場合があります。
- スキャルピングは何pipsの利益が目安になりますか?
-
スキャルピングで利益の目安は存在しません。その場の市場の価格変動幅(ボラティリティ)によって異なります。ただし、基本的には想定される損失(リスク)に対して、期待できる利益(リワード)が大きいリスクリワードの良い取引が望ましいです。
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