XMはスキャルピング禁止？向かない・難しいと言われる理由とは

XMはスキャルピングを禁止しておらずEAを使用した自動売買を含め制限なしで短期トレードを繰り返せます。

これまではスタンダード口座のスプレッドの広さから「XMのスキャルピングで勝つのは難しい」と言われていましたが、数年ぶりに追加された新しい口座タイプ「KIWAMI極口座」の登場によりトレーダーたちの見方が一転。

従来のXMの良いところはそのままに、スプレッドを大幅に下げたKIWAMI極口座なら、海外FXのスキャルピング口座ランキングでも上位に位置するハイスペックな取引環境です。

そんなXMのスキャルピング環境を他の海外FX業者と比較するとともに、XMのスキャルピングでおすすめの口座タイプやスキャルピング手法・通貨ペアをまとめているので早速見ていきましょう！

XMはスキャルピングを禁止していない

XMTrading（エックスエム）では、スキャルピングが禁止されていません。

ここでは、スキャルピングの具体的な定義やどの範囲までスキャルピングとしてXMTradingが認めているのか下記のポイントを解説していきます。

一言で「スキャルピング」と言っても、業者によってはポジションの保有期間などに制限を設けている場合もあります。

スキャルピングの定義とは？

スキャルピングとは「数秒～数分単位でポジションを保有し、数pipsの利益を狙って何度も取引を繰り返す手法」のことです。

具体的な取引回数や期間といった定義はスキャルピングはありません。

ただし、デイトレードが一日の流れで取引することを考えると、1時間の流れの中で取引が完結する場合の大半はスキャルピングと考えてよいでしょう。

XMはスキャルピング公認

XMTradingでは、スキャルピング公認の海外FX業者です。

公式サイト内のヘルプセンターにも、スキャルピングを全口座タイプで行えることが記載されています。

スキャルピングを認めていますか？

はい、いずれの口座タイプでもスキャルピングを行っていただけます。

引用元：XMTrading ヘルプセンター

そのため、一般的にスキャルピングと分類される数秒～数分単位の取引なら、気にせず繰り返し行って問題ないでしょう。

自動売買（EA）によるスキャルピングも可能

自動売買（EA）を用いた取引もXMTradingでは認められています。

取引プラットフォームではエキスパートアドバイザー（EA）や取引ロボットを使用できますか？

はい、MT4とMT5の両方のプラットフォームで、EAや取引ロボットを使用して取引することができます。引用：XMTrading ヘルプセンター

自動売買とスキャルピングの両方が許可されているため、レンジ相場など一定の値幅で取引を機械的に繰り返すような運用方法にも対応しています。

XMでスキャルピングする際の禁止事項

XMTrading（エックスエム）は、スキャルピングが公認されているものの、下記の取引方法については禁止しています。

いずれも実際の取引では、スキャルピングと共に行われる可能性が高いです。

意図せず行わないように、具体例も交えてしっかり確認しておきましょう。

複数口座間での両建て

XMTradingでは、複数口座間の両建てを禁止しています。

複数口座間の両建ては、後述するアービトラージや接続遅延を狙った取引でスキャルピングと併用されることが多いです。

具体的には、下記のような形でスキャルピングを行ってはなりません。

このように、同一銘柄を対象に異なる口座間で両建てを行うことが禁止されています。

なお、複数口座は他社口座や別のアカウントも含むため注意しましょう。

アービトラージ（裁定取引）

アービトラージとは、業者間や口座間で発生する細かいレートの差などを狙って行う取引方法です。

XMTradingでは、このアービトラージ（裁定取引）を全面的に禁止しています。

アービトラージで狙うレートの差は、瞬間的に発生する場合が多く、おのずとスキャルピングと共に行う機会が多いです。

アービトラージの機会が訪れても、XMTradingでは行わないようにしましょう。

接続遅延・レートエラー狙いの取引

接続遅延・レートエラー狙いの取引とは、業者間・口座間で発生するレート提示の遅延を狙って行う取引方法のことです。

具体的には、下記のような取引方法が該当します。

このような状況で、割安の口座でドルを持っておき、他社のレートに合わさった瞬間に決済するといった取引方法が接続遅延・レートエラー狙いの取引です。

窓開け・窓埋めトレードのみを狙った取引

窓開け・窓埋めのみを狙って取引する行為をXMTradingでは禁止しています。

窓とは、レートが瞬間的に大きく動き、チャート上に空間ができる現象を指します。

この窓ができる状況は相場の急変動が起きているハイリスクな状況となるため、XMTradingでは窓に限定した取引が禁止です。

XMはスキャルピングが難しい・向かないと言われる理由

SNSなどでは「XMはスキャルピングが難しい・向かない」と言われることが多いです。

ここでは、XMTradingがスキャルピングに不向きとされる下記の理由について解説します。

XMTradingではスキャルピングが不利とされる理由を詳しく見てみましょう。

スキャルピングは低スプレッドが良い

大前提として、スキャルピングはスプレッドの影響を受けやすいことを知る必要があります。

なぜなら、スキャルピングで狙う値幅は狭く、スプレッドが広いと勝ちづらくなるからです。

そのため、海外FX業者でスキャルピングをする際はスプレッドの狭い口座を選ぶことが重要となります。

全体的なスプレッドが広い

XMTradingは、スプレッドが全体的に広いです。

このスプレッドの広さが「XMはスキャルピングが難しい」と言われる原因になります。

実際にXMTradingのスタンダード口座と低スプレッドに定評がある海外FX業者で比較してみましょう。

海外FX業者	ドル円 USD/JPY	ポンド円 GBP/JPY	ゴールド XAU/USD
XMTrading	1.7pips	3.2pips	2.5pips
AXIORY	1.7pips	2.7pips	2.9pips
Exness	1.1pips	2.5pips	2.0pips
ThreeTrader	0.5pips	1.1pips	1.5pips
TitanFX	1.33pips	2.45 pips	2.23 pips

スプレッドが広い各社のスタンダード口座と比べても、XMTradingのスタンダード口座は全体的にスプレッドが広く、スキャルピングが不利です。

スプレッドが狭い海外FX業者は「海外FXのスプレッド比較！狭い最狭口座なら最低スプレッド0もある」でご紹介しています。

ゼロ口座の取引手数料が高い

XMTradingでは、低スプレッドに特化した口座タイプとして「ゼロ口座」が用意されています。

しかし、XMTradingのゼロ口座は取引手数料が高いことが弱点です。

海外FX業者	1ロットあたりの片道手数料	実質スプレッドに換算
XMTrading	5ドル相当	0.5pips
AXIORY	3ドル相当	0.3pips
Exness	3.5ドル相当	0.35pips
ThreeTrader	2ドル相当	0.2pips
TitanFX	3.5ドル相当	0.35pips

海外FXでは、上級者向けの口座タイプだと取引手数料が発生しますが、他社と比べてもXMTradingのゼロ口座は2倍近くの価格設定となっています。

XMでスキャルピングをするなら、取引手数料がなく、スプレッドも狭い口座タイプの「KIWAMI極口座」がおすすめです。

＼海外FXで人気No.1！／

※公式サイト：https://www.xmtrading.com/jp

XMでスキャルピングするメリット

XMTrading（エックスエム）はスキャルピングに不向きといった意見もある一方で、実際にはメリットも多いです。

これらのメリットを生かすことで、XMTradingのスキャルピングを有利に行えます。

それぞれ詳しく見てみましょう。

執行率100％で約定拒否がない

スキャルピングで欠かせない取引条件の1つとして「約定力の高さ」が挙げられます。

約定力とは、注文を迅速かつ正確に通す、FX業者に求められる能力の1つです。

XMTradingでは、注文拒否のない執行率100％を提供しており、大口取引でもスキャルピングが対応できる環境が整っています。

レバレッジが最大1,000倍

XMTradingでは、最大1,000倍レバレッジで取引できることもメリットです。

海外FXトレーダーがこぞってスキャルピングで利益を狙う理由として「レバレッジの高さ」があります。

最大レバレッジが高いほど少額資金から持てるポジションの幅が広くなることがメリットです。

また、スキャルピングでは損切り幅を小さくしやすいため、ハイレバレッジ取引もリスク押さえて行いやすくなります。

取引コストの安い口座タイプがある

取引コストを抑えたKIWAMI極口座が使えることもXMTradingのメリットです。

KIWAMI極口座では、取引手数料を無料に据え置き、スタンダード口座より狭いスプレッドが提供されています。

さらに最大1,000倍レバレッジもそのままなので、少額資金からスキャルピングを始めたい方に最適です。

ボーナスでトレード資金が調達できる

スプレッドの他にスキャルピングで欠かせないコストが「トレード資金」です。

XMTradingでは、ボーナスキャンペーンを利用して、トレード資金を100万円相当以上も追加で調達できます。

例えば、XMTradingが常時開催している入金ボーナスでは、総額10,500ドル相当のボーナスを受け取ることができ、そのまま同額のトレード資金として利用可能です。

もちろん、ボーナスを使った取引でも利益は全額出金できます。

詳しくはXMの最新ボーナスキャンペーン一覧をまとめたページをご覧ください。

ストップレベルゼロ

XMTradingはストップレベルゼロを提供しています。

ストップレベルとは、注文を行う際に市場価格と最低限はなれている必要がある値幅のことです。

このストップレベルが広いと「スキャルピングでポジションを決済したくてもできない」といった問題が起こります。

しかし、XMTradingはストップレベルゼロなので、ポジション保有期間に関わらず、自由にポジションの決済が可能です。

幅広い取り扱い銘柄を自由にトレードできる

幅広い銘柄を自由にスキャルピングで取引できることはXMTradingの強みです。

どんな銘柄でも、大きな値幅が動く日と小幅な値動きの日があります。

そのため、スキャルピングで効率よく稼ぐなら、大きな値幅が動きやすい時を狙うべきです。

XMTradingでは、通貨ペアだけでなく、株式や仮想通貨といったCFDを取り扱っているため、その日で特に大きく動きそうな銘柄を探すことができます。

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※公式サイト：https://www.xmtrading.com/jp

XMのスキャルピングにおすすめの口座タイプはKIWAMI極口座

XMTrading（エックスエム）でスキャルピングをするなら、口座タイプは「KIWAMI極口座」がおすすめです。

KIWAMI極口座は、ゼロ口座のように取引手数料を支払うことなく、スタンダード口座より狭いスプレッドでスキャルピングが行えます。

また、最大レバレッジに関しても、1,000倍までが選択できるため、ロット数を上げてスキャルピングで利益を大きく狙うことも可能です。

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詳しい取引条件は「XMのKIWAMI極口座のメリット・デメリット、スプレッドなど特徴まとめ」のページをご覧ください。

XMのスキャルピングにおすすめのトレード手法

ここでは、XMTrading（エックスエム）で実践できるスキャルピング手法を3つご紹介します。

これらの手法は、現役海外FXトレーダーの海外FXタイムズ編集部員も取り入れているシンプルな戦略です。

水平線などラインを使ったシンプルな手法やトレードスタイルごとにおすすめの手法タイプ診断は「XMのスキャルピング手法解説」のページをご覧ください。

RSIを使った逆張り手法

RSIを使った逆張り手法では、直近のトレンド方向に対する値動きから「売られすぎ・買われすぎ」を狙ってスキャルピングを行います。

具体的には、下記のRSIの数値を基準にエントリーを仕掛けて、相場の均衡状態が戻るまでの値動きを狙います。

実際にドル円1分足チャートで、RSIを使った逆張り手法のスキャルピングを表すと下記の通りです。

RSIが30％～20％を割り込んだら、即時にロング（新規買い）をエントリーします。

買いでエントリーする場合は、直近の安値を基準に損切り（ストップロス注文）を設定しましょう。利益確定のポイントは、RSIが50％となり、買い手と売り手の均衡が戻った状態で考えます。

売り戦略は、逆にRSI70％～80％で売り、同じく均衡が戻ったRSI50％で利食いを検討します。

RSIを使った手法では、上位足のトレンド方向に合わせて買い・売りのどちらかに一貫するなどで勝率を挙げられます。その他にも、売買の判断にチャートパターンを追加するなど、実際の取引を通じて最適化するのがおすすめです。

ボリンジャーバンドを使った順張り手法

ボリンジャーバンドを使った順張り手法では、軸となる単純移動平均線を用いてエントリーを行い、ボリンジャーバンドのサインを使って利益を伸ばすスキャルピングを行います。

具体的には、ボリンジャーバンドを用いて下記の戦略で立ち回ります。

このようにボリンジャーバンドを使った順張り手法ではスキャルピングを考えます。

実際にドル円1分足チャートにボリンジャーバンドを表示して、取引チャンスを確認してみましょう。

ボリンジャーバンドの中心線に対して、価格が下からタッチした後に陰線へ転じて価格が下がれば、ショート（新規売り）をエントリーします。

その後、価格がバンドの下限に沿う形（バンドウォーク）を発生し、バンド幅が拡大（エクスパンション）する限りは利益を伸ばしていきます。

利益確定は、中心線を上回った場合でトレンドの切り替わりを考えて決済します。逆に、直近の高値を抜けるなら損切り、損失の決済を考えましょう。

ボリンジャーバンドを使ったスキャルピングでは、設定値を追加すると取引機会が増える反面、負けやすいという弱点があります。ボリンジャーバンドの開発者であるジョン・ボリンジャー氏の考え方に従って、20期間・1σの基本設定だけで使うのがおすすめです。

自動売買（EA）を使ったレンジ売買手法

XMTradingでは、自動売買（EA）を使ったスキャルピングが認められています。

そのため、相場が明らかなレンジ相場の場合には、自動売買（EA）を用いて、機械的に細かい取引を積み上げるのも有効です。

自動売買とレンジ相場の相性はよく、各ロジックに沿ってレンジ内でスキャルピングを淡々と繰り返します。

ただし、力強いトレンド相場に切り替わると大きく負けやすいため、裁量と取引と上手く組み合わせることが重要です。

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※公式サイト：https://www.xmtrading.com/jp

XMのスキャルピングに関する注意点

XMTrading（エックスエム）でスキャルピングをする際の注意点は下記の4つです。

注意点を把握して、不利な条件でスキャルピングをしないように対策しておきましょう。

XMポイント対象外のスキャルピングがある

XMTradingでお得に取引するには「XMP（XMポイント）」の利用は必須です。

XMポイントは、取引毎に貯まり、キャッシュバックやクレジットとの交換ができます。

しかし、下記の取引については、XMポイントが付与されません。

したがって、XMポイントを使ってスキャルピングをする際は「スタンダード口座・マイクロ口座でポジション保有期間が10分超」の取引を行う必要があります。

スプレッドが広がりやすい時間帯がある

外国為替市場では、どのFX業者でも共通して「スプレッドが広がりやすい時間帯」があります。

これらのタイミングでは、短時間で多くの注文が集中しやすいため、共通してスプレッドが広がりやすい時間帯となります。

スプレッドが広がるとスキャルピングで立ち回るのは難しくなるため、あらかじめ経済指標のスケジュールなどは確認しておきましょう。

経済指標・要人発言のスケジュールを確認

スプレッドが広がりやすい時間帯を確認するためにも、経済指標や要人発言のスケジュールチェックは欠かせません。

XMTradingでは、経済指標の発表時刻や当日の注目度の高いニュースを無料で紹介するコンテンツが配信されています。

XMTradingの情報ツールを活用して、スプレッドが広がりやすいタイミングを避け、有利にスキャルピングに挑戦しましょう。

ゼロ口座は最大500倍レバレッジが上限

ハイレバレッジでスキャルピングをしたい場合は、ゼロ口座の最大レバレッジに注意しましょう。

なぜなら、ゼロ口座の最大レバレッジは500倍が上限だからです。

ゼロ口座以外の口座タイプは最大1,000倍レバレッジとなるため、ゼロ口座は他の口座タイプよりも2倍の証拠金が必要になります。

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※公式サイト：https://www.xmtrading.com/jp

XMのスキャルピングに関するよくある質問

XMはスキャルピング取引を禁止していますか？

いいえ、XMではスキャルピングを禁止していません。

XMの禁止事項については別ページに全てまとめていますので、不安があればあらかじめ確認しておきましょうお。

XMではどの口座タイプがスキャルピングに最も適していますか？

XMでは「KIWAMI極口座」がスキャルピングをするのにおすすめの口座タイプです。

取引コストも安く、レバレッジも最大1,000倍までかけて取引できます。

XMでは、EA（自動売買システム）でスキャルピング取引をしても大丈夫ですか？

はい、XMではEA（自動売買システム）でのスキャルピング取引問題なく行えます。

XMではゴールドでもスキャルピングができますか？

はい、XMではゴールドもスキャルピングで取引することが可能です。